• もっと見る

2015年10月22日

ねんりんピック山口2015県健康フェスタにて啓発ブース出店

2015年10月17日)よく冷えた早朝から飛び起きて・・・
毎年の恒例である山口県健康フェスタが、今年はイベント第28回全国健康福祉祭やまぐち大会(ねんりんピックおいでませ!山口2015)が山口県で開催されるので、それに併せて10月17日18日19日の3日間で阿知須きらら浜ドームの会場の中に当会も啓発ブースを出店することになりました。
ねんりんピックというのは60歳以上の方々が中心となって交流を深めることが出来るスポーツと文化、健康と福祉の祭典です。今年は山口県内19市町の会場で開催されました。全国から選手、役員約1万人と観客を含めて延べ何十万人という人々が参加をした大きなイベントです。
当会も第1日目は出店の準備があるので初日は早朝から荷物を運んで、開始時刻の10時までにCKDや臓器移植の関係資料やブースへ来ていただいた方にお渡しするグッズ等の陳列やパネルへの貼り付け、腎友会の看板、会旗の設置等の作業を済ませました。また今回の3日間はとても強力な助っ人を日本慢性腎臓病対策協議会よりお借りしてブースへの呼び込みに大きな力を発揮してくれました。  その名は”そらまめくん”(腎臓の形がそらまめに似ているので)です。
このぬいぐるみキャラクターの中にはボランティアをお願いしました山口県立大学生の3名(男性1名、女性2名)が汗びっしょりになりながら奮闘してくれました。小さな子供だけでなくお年寄りにも大人気で写真攻めにあったりしていました。中には怖くて泣いたりする子供さんもいましたが・・・
の2日間は休日とあって地元の方もたくさんの人が来場されて広いドームの中のステージのアトラクションや健康福祉機器展、各市の名産品の販売店、健康フェスタへの出店団体のブース、またドーム外でのいろいろな催しなどを見て回りながら休日を楽しんでおられた様です。
当会のブースではCKD対策と腎移植の普及に関する周知・啓発の取組を目的に健康のバロメーターである血圧測定と医療の相談などを行いました。血圧測定と相談には地元の阿知須協立病院のスタッフの方3名に対応をお願いしました。ブースの来場者は時間によっては待機用の椅子がいっぱいになったりして、折角ブースへ来られれた方もあきらめて他のブースへ行くことも多々ありました。
3日間はしんどかったですが、反省点もあり、次回開催に役立つ点など非常に意義のある啓発事業ができたと思います。このたびのブース出店に関しては多くの企業や団体そしてボランティアの皆様方にご協力をいただきましたことを厚くお礼を申し上げます。

IMG_5398.JPGIMG_5393.JPGIMG_5414.JPGIMG_5413.JPGIMG_5428.JPGIMG_5405.JPGIMG_5406.JPG
IMG_5449.JPGIMG_5492.JPGIMG_5494 - コピー.JPGIMG_5433.JPG


posted by 山口県腎友会 at 08:38 | Comment(0) | (カテゴリなし)

2015年10月08日

県立大学栄養学部看護科授業協力の開催

平成27年10月8日(木)の午後1時00分から毎年行っていますイベント山口県立大学の看護科授業の協力を今年も行いました。今年の参加協力者は病院済生会山口病院腎友会2名男性)、病院光山医院山口腎友会1名男性)、病院赤十字山口病院腎友会 3名女性)の方々にご協力をしていただきました。
この授業目的は将来の医療現場で看護職などに従事する目的の学生さんたちが学校の机上の授業での知識だけでなく、現実に慢性疾患治療を受けている私たち患者と病院スタッフとの日常の生活の中での意見や要望など、看護される側の生の声を聞き、社会に出て職域で少しでも役に立てるように勉強したいという目的とした看護授業についての協力をする取組みです。今年で6年目になりましたが、私たちもいつものメンバーではなく、新しい患者さんにも協力をと、今年は3名が違う病院の患者会にお願いをしてご協力をいただきました。
授業内容も開始初め頃は学生さんも緊張気味でしたが、時間が経つに従い笑いも出たり、真剣に頷いてペンを走らせる姿も見えたりの大変有意義な授業を経験したように思います。
学生さんたちも今後、看護の専門分野に移っていくにのに対してしっかりとした意識が持てたように感じ取れました。参加協力を頂いた患者さんには、お忙しい中をボランティア協力をしていただき誠に有難うございました。

KIMG0342.JPGKIMG0344.JPGKIMG0340.JPGKIMG0343.JPGKIMG0341.JPG
posted by 山口県腎友会 at 10:44 | Comment(0) | (カテゴリなし)

2015年10月05日

臓器移植キャンペーン活動始まる

平成27年10月4日(日)第一日曜日です。
毎年10月1日〜10月末日の期間は、厚労省が定めたイベント「全国臓器移植普及推進月間」です。
全腎協(一般社団法人全国腎臓病協議会)では、この10月の期間に傘下の都道府県患者団体が腎移植の普及推進の周知・啓発の活動のキャンペーンを毎年この時期に開催をしています。
山口県腎友会も県内の10市(下関市、宇部市、防府市、長門市、萩市、山口市、周南市、下松市、
光市、岩国市)におきましてイベント腎移植街頭キャンペーン活動を開催いたします。
10月4日の第1日曜日には山口市腎臓友の会(小郡第一病院、済生会山口病院、光山医院山口、山口赤十字病院)も午前9時30分に山口市の米屋町商店街・井筒屋百貨店付近とゆめタウン山口店入口にて会員、家族、県職員の方々が集合し、10時開始のキャンペーンの準備作業(市民の方々に配布します臓器移植の啓発リーフレットやグッズのマスクやホワイトボードの袋詰め、それに子供たちに配る風船を膨らませてスティックに取り付ける)を行い、予定時刻の10時になると個人々が各持ち場について臓器移植の周知/啓発協力の取組を行いました。良い天気の中を会員の皆さんの協力のもとスムーズに捗りました。
1997年「臓器移植法」施行以降、献腎移植(1)については、心停止及び脳死からの手術が可能になるなど、移植の普及に大きな成果を上げてきました。しかし、献腎移植数については2012年が174例だったのに対し2013年は130例へ25%低下しました。これは脳死下からの臓器提供が進んでないことに加え、心停止後の臓器提供が急激に減少していることが要因といえます。
また日本は文化・風習などの違いによって海外のように臓器提供の理解がまだ低い現状があり臓器提供に対しての理解が少なく臓器移植の取組が進まないために海外に頼っていました。
しかし、イスタンブール宣言(3)によって「自国人の臓器提供は自国内で」という他国からの海外渡航移植に頼っていた日本も自国で救う努力をせよと国際移植学会で宣言が出されたのである。
したがって、私たちは当事者団体としてもまだまだこれからも社会の人々に臓器移植の理解の周知とドナー(2)の登録の協力のお願いのキャンペーン活動を続けていかなければなりません。
会員そして関係団体の皆様のご支援、ご協力を今後ともよろしくお願い致します。


(1)献腎移植:亡くなられた方からの腎臓の提供していただく移植のことです。
        この移植には心臓死からの移植と脳死からの移植があります。
        献腎移植を希望される場合には臓器移植ネットワークにあらかじめ登録する必  
        要があります。

(2)ドナー:臓器移植における角膜腎臓などの提供者、骨髄移植における骨髄の提供者
       の意味。

(3)イスタンブール宣言:2008年に国際移植学会が中心となってイスタンブールで開催された
             国際会議で採択された宣言。臓器売買・移植ツーリズムの禁止、自
             国での臓器移植の推進、生体ドナーの保護を提言した宣言。
             これを受けて、日本では臓器移植法の改正議論が高まり、2009年に
             15歳未満の臓器提供を認める改正法が成立、2010年7月に施行され
             ました。

             移植ツーリズム ⇒ 移植のための渡航のうち、臓器を不正な手段  
                                        で入手したり、商品として売買するなどの行為が行われている場
                                        合をいう



4IMG_2876.JPGキャンペーン.JPG
      ゆめタウン山口入口前で撮影

SANY0032.JPG
               中市商店街キシダ時計店前

FullSizeRender.jpg
                 下関市シーモール付近

長門市腎友会.jpg
                     長門市市営駐車場付近
posted by 山口県腎友会 at 07:52 | Comment(0) | (カテゴリなし)

2014年12月25日

第20回山口県障害者芸術文化祭に参加して

毎年、障害者が中心となった総合的な芸術文化祭の開催によって、社会参加を図り、障害のある人とない人の一層の交流を深めながら、芸術の向上を目的として開催するイベントイベント第20回障害者芸術文化祭が今年も開催をされました。
 今年はできるだけ多くの方々に観ていただけるようにと作品展示が山口県県庁内の1階視聴覚室12月1日(月)から12月5日(金)までの間で絵画、写真、手芸、工芸、文芸、俳句、短歌、書道の各作品の展示が行われました。
また、12月7日(日)には山口県教育会館ホールにて展示作品の中での優秀作品の表彰式が行われ
県知事賞、市長賞、その他の各賞の受賞者が表彰されました。さらにステージ部門ではステージ上での楽器演奏、ダンスなどを9団体が活動発表し、ファイナルステージでは山口県立大学手話サークルの『世界に一つだけの花』の曲に合わせ会場の皆さんでペンライトを持って全員で”一つの花”になっていたように感じました。今年は会場がいつもと違ったため開催準備が非常にたいへんであったようです。主催者、関係者の方々には本当にご苦労様でした。
最後になりますが、今年度も腎友会の会員の方が素晴らしい作品を出品されていました。
趣味や目的を持って毎日をポジティブな気持ちで暮らすことが透析人生を長く楽しく暮らしていくコツだと思います。皆さんも何か一つ始めてはどうでしょうか?      (T.Y)

DSCF0884.JPG
DSCF0886.JPG
DSC_0011.JPG
DSC_0231.JPG

posted by 山口県腎友会 at 14:22 | Comment(0) | (カテゴリなし)

2013年12月16日

第19回身体障碍者芸術文化祭の開催

平成25年の12月14日(土)と15日(日)の2日間に県健康づくりセンター(山口県総合保健会館)で第19回山口県障碍者芸術文化祭が開催されました。第1日目の土曜日は多目的ホールでステージ(多目的ホール)部門の楽器演奏オカリナハーモニカハンドベルマリンバ和太鼓)や舞踊ハワイアンダンスよさこい踊り)・朗読演劇など11組の個人・チームの方々が1年間の練習の成果を発表されました。また第1研修室では2日間作品展示絵画書道写真手芸工芸文芸俳句短歌)が行われました。その他ではマルチメディアデイジー図書体験コーナーや障碍者施設の授産品販売コーナーなども設置していました。今年も県内各地域から様々な障害を持った方、そのご家族、そして一般市民の方々もたくさん観に来られていました。ステージでの発表では1年間練習をしてきた成果がどのチームもすごく感じられ大きな拍手に包まれていました。
 作品展示は13日(金)の日に著名な審査委員の方々に専門ごとの優秀な受賞作品の審査が行われ山口県知事賞(7種目)、山口市長賞(7種目)、社会福祉協議会長賞(7種目)、特別賞
(3種目)、奨励賞(3種目)、努力賞(3種目)が選ばれました。
年々、参加者の皆さんのレベルが上がってきているのを実感した今回の芸術・文化際でした。
マリンバ奏者__.JPGダンスポップ2.JPG2ハワイアン.JPGポップ__ダンス.JPGハワイアン__.JPG3ハワイアン.JPG表紙文化祭.JPG
写真__文化祭.JPG写真文化祭.JPG手芸__文化祭.JPG書道文化祭.JPG入口文化祭.JPGオカリナ奏者__.JPGハーモニカ__.JPG
DSCF0712.JPGDSCF0730.JPGDSCF0740.JPGDSCF0747.JPG
href="/jinyamamate/img/DSCF0739.JPG" target="_blank">DSCF0739.JPG
posted by 山口県腎友会 at 10:45 | Comment(0) | (カテゴリなし)

2013年11月18日

レシピ料理講習会

.JPG" />11月17日(日)午前10時に宇部市総合福祉会館3階調理室において山口県腎友会(株)バイエル薬品の共催で透析患者のレシピセミナーとレシピの調理実習が行われました。会場には宇部市内の各施設からたくさんの参加者で満員御礼となりました。伊藤事務長が開始の挨拶をしたあと、初めに腎友会の吉村理事長の挨拶があり、続いて南園クリニックの南園宗子先生「透析患者の栄養管理について」のタイトルで講演がありました。その後南園クリニックの管理栄養士の岸田千恵子先生ご本人が選んだ地産池消の食材を使って透析食料理を参加者と作っていただき、それを皆さんで食べながら交流の場として楽しんで大変に有意義な時間を過ごすことが出来ました。南園先生は透析患者は日常の食生活で、タンパク質塩分リンカリウムといった栄養素や水分管理をすることで合併症予防にもなり、延いては長生きにも繋がりますのでしっかりと学んで自己管理をしてくださいと説いておられました。
__レシピ15.JPGtarget="_blank">__レシピ14.JPG3__レシピ.JPG5__レシピ.JPG4__レシピ.JPG__レシピI.JPG__レシピ20.JPG__レシピ19.JPG__レシピ16.JPG__レシピ12.JPG__レシピ6.JPG__レシピ7.JPG__レシピ11.JPG__レシピ13.JPG
れしぴ60.JPGPICT0011.JPGPICT0013.JPG
posted by 山口県腎友会 at 09:05 | Comment(0) | (カテゴリなし)

2013年11月14日

山口県の政策に対しての要望活動

平成25年11月12日(火)午前10時15分に山口県庁1階ロビーに県腎友会事務局の伊藤事務局長、西職員、吉村理事長の3名と副理事長の有熊氏、磯部氏の計5名が集合しました。10時30分から11階会議室で行う県政に対する要望書の提出・意見交換の為です。定刻5分前に会議室へ入りました。そして10時30分定刻に地域医療推進室の河村氏が会議の司会進行を務める説明をして、県側代表の地域医療推進室の宮村室次長が挨拶をされた。そしてまず初めに吉村理事長が要望書を宮村宏室次長に手渡しました。その後、各部窓口の担当者が要望についての意見、回答を順番に述べました。提出した要望事項の内容は次の通りです。
【要望事項】
@制度関係について(医療費の助成) A透析専門医の拡充について B院内感染・医療事故の防止について C臓器移植の推進について D要介護透析患者対策について E通院対策について F在宅治療について G災害対策について H就学支援・就労支援について Iその他

【県の回答内容】
@従前の障害者福祉医療費助成制度を県と市町の5:5の負担を元の形に戻す要望は県としては 苦しい財政難の為考えていない。(厚生課:榊田智章氏)
A医師確保対策に取組んで確保に努める。また第6次県保健医療計画に基づいて関係団体、医療 機関等と連携しながら透析専門医の拡充についても努めたい。(地域医療推進:河村孝範氏)
B今後とも院内感染や医療事故の安全確保に充分努めたい。(医務保険課:松永昌治氏)
C臓器提供の意思表示が重要であるため運転免許証、保険証、意思表示カードの配布と周知啓発 に努めたいと考えている。資金援助については厳しい財政の中、人的な支援を考えている。(地域医療推進室:河村氏)学校教育現場では公私立高校卒業生に臓器移植についての周知啓発 のパンフレット渡して移植医療に関する知識が深まるよう努めている。(学校安全課:山根 由紀氏)
D高齢者の福祉施設の整備については第4次山口県高齢者プランに沿って着実に進めている。
 透析患者専用の施設整備は今のところ考えてはいない。現時点で県主導の福祉介護施設の設置 は考えていない。最近では民間の施設の開設が進んでいます。(長寿社会課:小林秀樹氏)
E通院対策については在宅要介護者については訪問介護サービスにおける通院等乗降解除の利用 で介護費用を1割負担で通院送迎サービスが可能。介護保険施設の入居者または人工透析患者 の通院される場合は人件費の費用は介護サービスの介護報酬に含まれる。(障害支援課:廣中 誠司氏)福祉有償運送については移動制約を受けている方々が地域で安心して暮らせる為に国、市町と連携しながら取り組んでいきたい。(厚生課:門田大氏)
F在宅透析治療ついては医療安全対策を国において検討されるべき共通課題ですので、各県の全 国衛生部長会などを通じて情報収集等を国に働きかけを行っていく考えである。(地域医療  推進室:河村氏)
G災害対策については(透析患者の避難対策・透析医療の確保)要援護者の避難対策は市町の責 務と定められているので、市町ごとに災害時の避難を迅速に行うためのマニュアル策定、避難 所の設置、県としては市町の取組みの中で県としての役割の中で取り組みたい。
 災害時の人工透析治療の確保については県の地域防災計画の中に災害時は日本透析医会が被災 地の人工透析患者の需要状況、稼働状況を把握し県に連絡するとともに救急医療関係機関の稼 働状況を県、市町、消防本部にも提供する。これらの情報をもとに県、市町においては報道機 関を通じて透析患者、患者団体に適格な情報連絡をすることになっている。医療機関の被災情 状況、透析可能な透析施設情報の提供の為に県の広域災害救急医療情報システムの整備、高齢 者にも利用しやすい携帯電話からの利用も可能である。(地域医療推進室:河村氏)
 病院の避難訓練の火災訓練については消防法により年2回以上の実施が義務が決まっている(医療保険課)
H県職の採用試験については年齢等の受験資格を満たしていれば誰でも受験可能で、また警察事 務、小中学校事務の各職種については身体障碍者手帳1級〜4級までの方を対象に高校卒業程 度の内容の選考試験を実施している。なお受験にあたっては特別の配慮を必要とする理由があ る場合には事前に人事委員会に相談をいただければ勘案案件    としている。
 県内企業への障害者の雇用については県独自の取組みとして山口障害者雇用推進企業認定制度 による障碍者雇用の紹介、雇用優秀企業の知事表彰など行い障害者雇用の普及促進を図ってい る。また、山口労働局と連携をし県内企業訪問により雇用確保の要請を行っている。(労働政 策課:蔵本正敏氏)
 
【意見交換】
 制度について→カク福制度は前知事の代に県と市町の負担比率5:5が現在では県の負担分
 までを市町が肩代わりしている格好であるが、理不尽ではないでしょうか。市町ではこの県の 負担分がなくなれば、子供たちや高齢者の福祉予算に回すことが出来ると言っています。
 前知事も山本知事も公約に掲げた日本一の福祉とは全く違う政策をとっています。もっと子供 たちや弱者に対する福祉の配慮をお願いしたい。
 次に臓器移植の推進についてですが、当会は毎年10月の全国臓器移植推進月間に行います移 植のキャンペーンですが平成23年までは予算がついていましたが、昨年度からまったく予算がない状態です。移植活動のキャンペーン実施も会員の動員や市民に配布するグッズ等の購入で約20万円位(マスク12000枚.・動員交通費)かかっています。キャンペーンのグッズ を購入するくらいの予算はつけて頂きたい。26年度予算に計上されなければ来年以降の移植キャンペーンは申し訳ないが中止せざる負えない。要介護対策の中での透析患者専用の介護施設の設置についてですが、着実に進んでいるということでしたが、防府市と周南市に2施設の
 透析患者の可能な施設が出来た程度です。やはり県内の各市に幾らかの施設がないと意味がな いのではないでしょうか。早急に県内の各市に透析患者専用の介護施設(低所得者でも入所で きるもの)を設置を周知・啓発をお願いしたい。また、通院対策についてですが、現在透析患者は介護保険での通院が100%使えません、自宅からベッドまでの通院介護が可能になるように知っていただきたい。次に在宅治療についてですが、国は膨大な医療費の削減の1ツールとして「在宅血液透析」を考えて2年前の診療報酬で施設側の管理費を保険適用にしました。それ以降全国に在宅透析が増えてきましたが、山口県では受け入れている施設はまだありません。受容と供給のバランスもありますが、やはり公的な支援が不可欠であると思います。
 他県では在宅治療を行う患者に対して治療費の一部負担を実施している市も出てきています。
是非ご検討願います。次に災害対策の中で山口県防災システムのお話がありましたが、神戸の大地震で透析患者がライフライン被災による通院困難、施設の非稼働などによる透析治療が満 足にできなくて体調を悪くした患者が多く出た経験により、当会では災害配信メールシステム の構築をしましたが、当初からお願いしている県防災情報と繋げて頂くことはできないのでしょうか。ご検討をお願いします。次に透析患者の就労についてですが、透析患者は週の1日おきに4時間〜5時間の治療をしなければなりません。時間の制約があるという理由で中々採用してもらえないのが現状です。どうかノーマライゼーションの理念からして、透析患者の時間 の制約を充分考慮して雇用して頂くよう民間企業の方へ県の方から周知を強くお願いします。 最後に、毎年定期的にCKD啓発や臓器移植の周知・啓発事業を行っていますが、当団体は患者 団体であり、事業の運営費は会員の会費が殆どです。医療や福祉の周知・啓発の活動を行うにしてもやはりコストがかかります。近年は患者も高齢化してきて動員も難しくなっており、や はり幾らかの予算を行政から助成をして頂かないと実施も難しい状況です。毎年民間の福祉助 成金の申請募集を行いますが、毎回採用されるわけではありません。平成22年度から厚生省 が出している都道府県においてのCKD対策を推進するための予算(平成26年度2,1億円) についてのお願いをしたい。この予算は全国の半数以上の都道府県で既に利用されています。 山口県はもう4年になりますが協力的でない、財政難との理由で片づけられているが何として も来年度は予算づけを強くお願いします。県民の周知・啓発をすることが将来的に医療費の削減に繋がるのではないでしょうか。ご検討お願いする。最後になりますが、当会も高齢化により会員数も減ってきており患者会活動や啓発事業運営が今まで述べた要望にもあったように
 難しくなってきています。少しでも寄付行為が受け易くなるように認定NPOを取得したいと
 国税庁にも申請してましたが、当時はPSTが厳しく話になりませんでした。2012年から所轄 庁が移り都道府県になり改正もありましたが、私たち患者団体には未だに条件の厳しいものが あります。何とかPSTの条件の緩和措置をして頂けないでしょうか。どうかよろしくお願い申し 上げます。


CIMG1869 - コピー.JPGCIMG1873.JPGCIMG1872 - コピー.JPGCIMG1867 - コピー.JPG
 
posted by 山口県腎友会 at 08:01 | Comment(0) | (カテゴリなし)

2013年11月11日

第9回長期透析研究会in長崎

かなり久しぶりのブログになります。事務局のPCをWindows8に変えてから何だか?操作が今までと違ってよく解らなくなり、またFBの方が手っ取り早く、楽しくコミニュケーション出来ることで遠ざかっていましたことお詫びします。今週土曜日(16日)にブログ講習があるので少しは思い出しておかないと講師の先生に叱られそうですので、早速、記事を掲載します。
 11月9日・10日の2日間で長崎市に趣味と仕事を兼ねてのプチ旅行に行ってきました。
真の目的は”第9回長期透析研究会”の出席が目的でしたが、久しぶりの異国の街、長崎市の写真撮影も出来るのも楽しみでした。土曜日の朝9時の新幹線さくら号で新鳥栖駅まで行き、特級かもめ号に乗り換えて長崎に入りました。当日は雨予報雨でしたが、何とか雨も降らずに市内定期観光バスバスに乗って写真が撮ることができしました。夕方は長崎JALCITYホテルで懇親会があり出席をしましたが、なんと今回は全国から予想以上の参加者で会場の飛天の間がいっぱいで身動きがとれない位の大盛況で、私は傍にあったカレーライスのみしか食べれなかった。(泣)しかし、研究会は非常に色々なことが学べましたし、美味しいちゃんぽん福砂屋のカステラのお土産品を買って帰ることが出来ました。
さて、透析患者は人工腎臓で一日おき週3回の4〜5時間治療のみで、健常者のように寝ている間も常に腎臓が働いている訳ではないので、やはり大きなハンディがあるわけです。
20年以上前は透析患者は生きても5年と言われた時代でしたが、現在では日本の透析医療も機器も薬品も世界トップのレベルに達しています。しかしこれには理由があります。海外では透析治療は移植するまでの暫定的な処置であるようです。あくまでも治療ですので、完治ではないのです。つまり透析医療よりも移植の方が優先するということです。
 一方、日本の移植技術レベルは高いのですが、献腎移植の回数は世界でも後進国です。宗教や文化・生活環境などもあってか、まだまだ臓器移植に関しては国民の理解は少ないのが現状です。移植希望患者は沢山いますが、臓器の提供者が殆どありません。以前では何千万円も支払って海外で移植をする患者がおられましたが、これも2008年WHO(世界保健機構)がイスタンブール宣言を採択し、臓器売買、自国での臓器移植推進等が決定されました。日本は臓器提供が少ないので外国に頼っていましたが、今後は自国のものは自国で補うようになったのです。そこで平成22年1月から法改正により本人が意思表示をしていなくても家族の承諾で移植提供ができるようになりました。また、15歳以下の子供も移植が可能にもなりました。しかし、まだまだ我国のドナー(臓器提供者)は少なく、腎臓移植を希望しているレシピエント(移植希望の患者)は全国で約13,000人います。山口県での献腎移植は年に数件しか行われていないのが現状です。これでは全ての希望者が移植が叶うのは何年後になるのか?分かりません。結局寿命がくるまで希望が叶わない患者も沢山いるわけです。
今回の研究会は、移植が難しい分、透析患者が少しでも質の高いQOL(生活の質)で長生きできるようにするにはどの様な治療法が最良なのか、切磋琢磨し研究されている先生方の研究の発表の場です。全国から多くの医師や看護師、臨床工学士、患者達が集まる研修の場です。このような先生方やスタッフのお蔭で我々が生きていけるのだなと、改めて感謝の気持ちでいっぱいになりこれからも更に患者会活動や社会貢献の活動に取り組んでいこうと改めて思いました。
どうか皆様の免許証や保健証または意思表示カードに自分の意思を記入してください。
PICT0005.JPGPICT0011.JPG
PICT0014.JPGPICT0013.JPGPICT0015.JPGPICT0012.JPGPICT0010.JPGPICT0009.JPGPICT0007.JPGPICT0002.JPGPICT0003.JPGPICT0008.JPGPICT0001.JPGPICT0004.JPG__長崎30.JPG20長崎.JPG
posted by 山口県腎友会 at 00:00 | Comment(0) | (カテゴリなし)

2012年12月04日

平成24年度第2回理事会の開催

12月2日(日)午前11時より山口市のしらさぎ会館4階研修室で山口県腎友会理事会が開催されました。この日の理事会は当初11月11日に開催する予定でしたが、周南市の役員の方が亡くなってこの日に延期となりました。出席者は役員(理事・監事)15名中11名の出席です。議事録署名人は磯部理事と竹縄理事の2名が指名されました。
事務局の伊藤事務長の司会で始まり定款第6章第35条により議長は吉村理事長が進行を努めました。第1号議案:NPO法改正による定款の変更について ⇒ 理事会資料1頁~3ページまでの変更内容を読みながら説明を行いました。最後に質問や意見がないかを確認したが無いようなので、承認を諮りました。全員が承認をしました。
第2号議案:会員(災害)手帳の作成について ⇒ 理事会資料の16ページの説明をしたのちに役員の皆に現在まで作成している手帳の見本を見ながら検討を行いました。検討内容は手帳ケースの大きさ、文字の大きさ、表紙の色、タイトル文字、ロゴのデザインなど、そのほかに中身の内容の要否の確認を行いました。表紙の色はだいだい色、ロゴについては山口県のゆるキャラの”ちょるる”にしたらどうかという意見があり。県に確認して問題がなければ使用するということに決まりました。
 ※有熊理事より各支部の新規会員の入会する人の為に手帳を余分に作成して欲しいという要望があったので、議長からそれは見込んで製作をしますと答えた。以上で2号議案について質問・意見がないかを確認したが無いので承認を求めた。全員一致で承認されました。
 第3号議案:ジングルねっと配信メールシステムの継続について ⇒ 理事会資料17頁のこれまでの経歴を説明して継続の賛否を諮りました。その結果 継続7名(委任2名)で廃止4名でした。よって第1回理事会での緊急提議議案はこれからも続けていくことを確認しました。
※確認事項としてランニングコストが賄われなくなった時は廃止とする。
 第4号議案:山口県腎友会活動計算書報告(前期分)
 定款の変更でも説明をしたが、会計もNPO改正により変わりましたので、報告書も変更になったことを西事務局員が説明をしたのちに、活動計算書(一般、特別)、貸借対照表の説明をし
前期(4月から~9月まで)の監査報告を行いました。
最後にその他事項で議長から来年度に障害者雇用率が1.8%から2.0%に増えるので当団体の方へも雇用の案内が来ることが考えられる。その時の為に各支部の方へ就職希望者のリストを作成したいので協力をお願いした。
以上で24年度第2回理事会の議案審議全てが終了したので議長は離席しました。
次回の第3回理事会は平成25年2月24日(日)に開催予定です。
posted by 山口県腎友会 at 15:15 | Comment(0) | (カテゴリなし)

第18回山口県身体障害者 芸術文化祭

12月2日・3日に山口市吉敷の県総合保健会館第18回目の山口県障害者芸術文化祭が行われました。1日目は大ホールの方ではステージ部門の実演発表会があり、中ホールの方では作品の展示(絵画・写真・書道・手芸・工芸・文芸・俳句・短歌)がされました。作品の方では11月30日に著名な審査委員の方々6名により優秀な作品を決定しました。
毎年観てきましたが、皆さん本当にレベルが上がってきているように思います。
 ステージ部門では音楽では高木智弘さんのマリンバのソロ演奏、歌では木村勲二さんの演歌オカリナ演奏オカリナサークルしらさぎが、マリンバ演奏のソロを重田光俊さん、ハーモニカ演奏NPOふれあい岩国福祉会の3人、太鼓演奏同朋太鼓のメンバーの方が迫力の演奏を発表されました。 また舞踊の方ではハワイアンフラ就労継続支援みのり苑が、ダンスではスウィートポップコーンの可愛い子供たちそして、よさこい踊りを大藤園よさこい隊が披露しました。
後もう一つ寸劇で『時代劇遠山の金さん』を防府市の大平園の皆さんが吉本新喜劇にも負けず劣らぬ面白い時代劇を披露してくれました。また来年のこの芸術文化祭が楽しみです。
あっそれと皆さんに報告です。今年度は私たちの団体の方が3人も受賞されていました。
写真と書道と俳句の3つです。また次回の会報じんゆうだよりに掲載するので楽しみに・・・
皆さんも何か一つ挑戦してみたら如何ですか?趣味を持つこと、やり甲斐を持つことは人生を楽しく謳歌する手段ですから。

ダンス__車いす.JPG
演奏__太鼓.JPGだんす3__.JPGハーモニカ__.JPG
__.JPG__ピクチャー.JPG2__ダンス.JPG


俳句の部門〜 「病みの窓開けて熊蝉恋の男建」 松永政臓  山口県社会福祉協議会長賞
書道の部門 〜「風の中からかぁかぁ鴉」    荒尾千恵子 奨励賞
写真の部門 〜「とまり木」          吉村 隆  特別賞

※今年度当団体の方で受賞された作品です。(会場の照明が入り写りが不鮮明です。)
__芸術あ.JPG__芸術か.JPGさ__芸術.JPG

posted by 山口県腎友会 at 08:42 | Comment(0) | (カテゴリなし)