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国際シンポジウム『アジア太平洋アクティブエイジング会議2010』が開催されます [2010年10月12日(Tue)]
『アジア太平洋アクティブエイジング会議2010』
いくつになっても元気ったい!ときめくまちをつくる法

 Active Aging Consortium Asia Pacific (ACAP)は、平成16年度に福岡で生まれた、日本、韓国、中国、米国、カナダ、インドネシア、マレーシア、シンガポール、モンゴルのメンバーからなる国際的な研究組織です。

 目的は、韓国・中国など、これから急速に高齢化を迎えるアジア太平洋諸国間で、高齢者がいつまでも元気で生き生きと暮らせる社会(生涯現役社会)を実現するための種々の方策を、「高齢化先進国」日本の経験を先行事例として学びながら、情報交換及び調査研究をすすめようというものです。研究者、介護福祉事業者・企業・民間団体・行政・市民等、多様なメンバーが参加していることが特色です。

 平成20年9月の第4回上海会議では、20以上の国と地域が参加し、WHOや各国政府の注目を集めるようになりました。当初の開催国が一巡したこと、及び今後のより一層の発展を期して、第5回目を発祥の地である福岡市で開催することとなりました。

 本シンポジウムは、笹川平和財団助成事業「アジア型エイジング対応支援」の一環として開催されます。

【日  程】 平成22年10月29日(金)−10月31日()


【主会場】 福岡大学キャンパス

【主  催】 福岡ACAP 2010実行委員会
       構成:NPO法人アジアン・エイジング・ビジネスセンター、他

【共  催】 福岡市、福岡大学、ハワイ大学保健学部、
       カピオラニ・コミュニティカレッジ(ハワイ)、高神大学(韓国)、
       日本老年社会学会、日本認知症ケア学会、他

【後  援】 福岡県、北九州市、笹川平和財団

【参加者数】 海外100名、国内200名 計300名 (市民公開プログラム参加者は除く。)

プログラム
 10月29日(金) 会場:ソラリア西鉄ホテル
    16:00 参加受付
    17:00 歓迎会  彩雲の間  
 10月30日(土) 会場:福岡大学キャンパス831教室
    9:00 参加受付 (8号館エントランスブース)
   10:00 開会、祝辞、歓迎アトラクション
   11:00 基調講演
   12:00 ランチタイム (第一食堂・第二食堂)
   13:00 シンポジウム1 「いくつになっても健やかなまち」
          13:00 シンポジウム3 「いくつになっても住みよいまち」
   14:45 シンポジウム2 「大学の地域貢献と健康都市づくりをめぐって」
           14:45 シンポジウム4 「いくつになっても安らかなまち」
   16:30 終了    
 10月31日) 会場:福岡大学キャンパス文系センター棟会議室
   9:00 ワークショップ @ 新しい百寿者研究
                A 高齢者とICT
                B 介護の支援
                C 地域のアクティブエイジング
                D 国境を越えての高齢者ケアのシェアリング
  11:30 閉会式
  12:00 終了

〜期間中、へリオスホールでポスターセッションを開催します。〜

参加申込】 参加費用:プログラムの内容によって参加費用が異なります。
申し込み締め切り 10月25日(月)
 氏名・住所・連絡先記入の上、メールかファックスで福岡ACAP事務局までお送りください。
(様式自由)
  メール : acap2010@aabc.jp
  ファックス : 092-517-5004      
   (応募者多数の場合は入場をお断りする場合があります。あらかじめご了承ください。)
アジアン・エイジング・ビジネスセンター(AABC) [2009年04月28日(Tue)]
 07年7月、アジア地域のエイジング(高齢化)に対応する知識・経験を、アジアの玄関口である福岡市に集積しようという構想に基づき、産・学・公の連携で、AABC準備室が設立されました。現在は、(特活)アジアン・エイジング・ビジネスセンターとして、アジア、特に韓国からの福祉施設への視察受け入れコーディネートや、在日フィリピン人向けにヘルパー養成講座を実施するなどの人材育成事業を行っています。

 人口の高齢化は既に東アジアに共通した課題となっています。韓国では08年7月、日本の介護保険制度にあたる「老人長期療養保険制度」が施行され、日本の介護分野の制度や環境に関心が高まっています。また、今後は、急速に高齢化に進む中国からの視察者の増加が見込まれています。一足早く、高齢化社会を迎えた日本には、今までに他の国にはない知識・経験の蓄積があり、これらを伝えて活かすことができれば、アジア共通の課題の解決に寄与できます。

 AABCでは、日本の経験知をアジアの他の地域に応用可能かどうかの検討や、日本国内のエイジング対応の事例集の作成をおこなう「アジア型エイジング対応支援」事業に08年10月から着手していて、この事業に笹川平和財団は助成しています。

 日本ではEPA(経済連携協定)に基づくインドネシア・フィリピンからの看護師・介護士候補者の受け入れが動き出しています。人口変動の視点からみると、アジアでは既に外国人看護・介護人材の獲得競争がはじまっているといえます。看護・介護人材の確保の課題には、労働環境の改善や資格制度の諸問題もありますが、国境を越える共通の対話のプラットホームづくりも必要ではないでしょうか。
(事務局)

*アジアン・エイジング・ビジネスセンター(AABC) ウェブサイト http://www.aabc.jp


アジアン・エイジング・ビジネスセンター



在日フィリピン人向け2級ヘルパー養成講座の風景