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シンポジウムの開催 [2011年02月17日(Thu)]
笹川平和財団主催 人口変動の新潮流への対処事業 2010年度シンポジウム
人口減少社会と日本の選択─外国人労働者問題に関する提言

 日本の労働力人口は、今後20年間に1000万人減り、一方65歳以上の高齢者は、約1000万人増加すると推測されています。地球規模の高齢化が進展し、高齢化先進国日本のゆくえに世界が注目している一方、日本社会における危機感共有の不十分さも危ぶまれています。
 「人口減少社会」にどのように対処していくのか。女性や高齢者の労働環境の改善、生産性の向上、外国人材の活用などの多様な策のなかで、笹川平和財団では、特に外国人労働者の受け入れに関する議論に焦点をあて、2008年より研究プロジェクトを実施しています。
 外国人労働者を積極的に受け入れることは本当に有効なのか。そうであれば、どのように受け入れるべきなのか。地域社会はどうするのか。
 今般、3つの研究グループ(日本の労働力市場と外国人労働者/移民政策の国際比較/社会統合政策)で行ってきた調査研究の結果をもとに「外国人労働者問題に関する提言」を作成いたしました。
 提言の内容を皆様と共有し、議論を広めるためのシンポジウムを開催いたします。

 多くの皆様のご参加をお待ちしております。

 日時 : 2011年3月8日(火) 10:00〜12:30 (9:30受付開始 )
 会場 : 日本財団ビル 2階会議室
(東京都港区赤坂1-2-2)

  言 語 : 日本語
  参加費 : 無料

  主催 : 笹川平和財団
 
  申込方法:@Web申込 → Web:http://www.spf.org/event/article_6653.html
         AFAX申込 → FAX番号:03-6229-5473
         BE-mail申込→ 氏名(ふりがな)・所属・E-mailアドレス・電話番号と懇親会への参加の
                有無を記入し、件名を 「シンポジウム参加申込」としてください。
 
  問い合わせ: 笹川平和財団 「人口変動の新潮流への対処」事業 事務局
             TEL:03-6229-5434 E-mail:jinkou@spf.or.jp

【プログラム】(予定)


20110308_1.pdf

  10:00〜10:05 開会挨拶

  10:05〜11:20 調査結果報告と提言

            問題提起  石 弘之(東京農業大学教授)

            外国人労働者と日本経済―笹川モデルによるシミュレーション分析
               後藤純一(慶應義塾大学教授)

            外国人労働者政策の国際比較から何が示唆されるか
               安里和晃(京都大学准教授)

            多文化共生社会をはぐくむための『社会統合政策』の実現に向けて
               田村太郎(ダイバーシティ研究所代表理事)

            問題論点  明石純一(筑波大学助教)


  11:20〜11:55 コメント
            中川正春(衆議院議員・前文部科学副大臣)
            柴崎敏男(三井物産株式会社シニア・フィランソロピー・スペシャリスト)
            佐藤 剛(奥州市国際交流協会会長・株式会社水沢農薬代表)
             
  11:55〜12:30 質疑応答・総括
            モデレーター 小川全夫(熊本学園大学教授)
  
  12:30〜13:30 懇親会 軽食を用意します。
国際シンポジウム「人口減少社会と移民政策」 [2010年11月12日(Fri)]
笹川平和財団主催 人口変動の新潮流への対処事業 2010年度国際シンポジウム
人口減少社会と移民政策 ― ヨーロッパの成功と失敗に学ぶ

 少子・高齢化の進行による急速な人口構成の変化を緩和するため、ヨーロッパ、北米をはじめ多くの地域で移民の受入れが行われています。果たして、その成果は?その影響は?そして日本はどうするのでしょうか?
 今般、人口学・家族人類学の著名な研究者であるエマニュエル・トッド氏を迎え、ヨーロッパの移民政策や社会統合政策の教訓を学び、また、笹川平和財団が2008年から実施している外国人労働者問題に関する調査研究の結果を皆さんと共有し、トッド氏を交えて議論します。

 多くの皆様のご参加をお待ちしております。

 日時 : 2010年12月3日(金) 14:00〜17:30
 会場 : 日本財団ビル 2階大会議室
(東京都港区赤坂1-2-2)

  言 語 : 日・仏同時通訳付
  参加費 : 無料

  主催 : 笹川平和財団、 後援 : 藤原書店、 協力 : 笹川日仏財団
 
  申込方法:@Web申込 →Web:http://www.spf.org/event/article_6440.html
         AFAX申込 → FAX番号:03-6229-5473
         BE-mail申込→ 氏名(ふりがな)・所属・E-mailアドレス・電話番号を記入し、
                    メールタイトルを 「国際シンポジウム参加申込」としてください。
 
  問い合わせ: 笹川平和財団 「人口変動の新潮流への対処」事業 事務局
             TEL:03-6229-5434 E-mail:jinkou@spf.or.jp

【プログラム】(予定)

チラシ.pdf

14:00〜14:10 開会挨拶

14:10〜15:50 第1部 日本と移民―ヨーロッパの成功と失敗から得られる
              いくつかの教訓

              講演者: エマニュエル・トッド (Emmanuel Todd)

15:50〜17:30 第2部 人口減少社会と移民政策 ― 政策提言に向けて

            はじめに ― 政策提言に向けて(石弘之/東京農業大学教授)

            人口構成の変化と外国人労働者 ― シミュレーション分析を中心として
                       (後藤純一/慶應義塾大学教授&三菱総合研究所)
 
            移民政策の国際比較 ― 東アジアを中心に(安里和晃/京都大学准教授) 

            日本の多文化共生・社会統合 ― 現状と課題
                       (田村太郎/ダイバーシティ研究所代表理事)

              〔コメンテーター〕エマニュエル・トッド
              〔モデレーター〕明石 純一/筑波大学助教 

17:30 閉会