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5881 3月23日『二つの戦争と戦う国々トルコイランシリア』 [2020年03月22日(Sun)]
いま世界には二つの戦争を、同時に進行している国が、幾つかある。その国の国民は言うまでも無く、まさに塗炭の苦しみのなかに、アルカ地獄の穴に落ちる、一歩手前にあるのではないか。

その二つの戦争とは、一つがまさに戦争であり、もう一つはコロナとの戦争だ。いまこの二つの戦争に、立ち向かっている国はトルコであり、イランであり、シリアであろう。もちろんこれ以外にも、リビアやサウジアラビアも候補に、上げることができるが、国民には実感が無かろう。

あるいは、コロナとの戦争の方が、犠牲者は多いのではないか。イランは毎日数十人が死亡し、トルコでもだんだん罹病者の数が増え、今後死者が増えていくことであろう。トルコと同じように、シリアも実数を伏せているが、相当な犠牲者が出ているものと、思われる。

トルコもシリアも犠牲者を多数生んでいる、イランと交流が盛んな国だ。トルコは外交やビジネスの関係で、イランとの行き来が激しいし、シリアは革命防衛隊が、支援に駆けつけているためだ。

トルコの場合はこれに加え、ヨーロッパからの観光客が、多数押しかけてもいた。いまではヨーロッパはコロナの死者、罹病者数が、ダントツに多いのだから、トルコがその影響を、受けないわけは無かろう。

トルコはその現実に気がつき、あわてて47
カ国からの、飛行機乗り入れを止め、自国からも行かないことを決めた。これまではトルコの、最大産業である観光を、犠牲にしたくなかったのであろう。

シリアの場合はロシア軍と並び、イランの革命防衛隊は、シリアのアサド体制を守る上で、欠くことのできない支援勢力に、なっている。このため、簡単にはイランの革命防衛隊に撤収してくれ、来ないでくれとは、言え無いだろう。その事は、今後もシリアではコロナの危険が、高まっていくということだ。

述べるまでも無くトルコもシリアも、戦争による経済的ダメージは大きかろう。そうでなくとも足りない就職の機会は、コロナが追い討ちをかけている。トルコでは
24.5パーセントの若者が、失業状態にあるということだ。

これからは春が盛りになっていき、何処の国の人達も、心がうきうきしてくるであろう。その事は外出をしたがり、友達と集まりたくなろう、だが、そのいずれもがコロナには、拡大するチャンスを与えることになるのだ。

日本では桜が満開でも、花見に出かける人達の数は、例年に比べ大分少ないようだ。それは日本人が我慢の民族だから、出来ることなのかもしれない。中東の人達の我慢は、それほど強くはなかろう。
Posted by 佐々木 良昭 at 10:07 | この記事のURL
5880 3月22日『コロナの裏で何が今進んでいるのか』 [2020年03月21日(Sat)]
コロナによる災禍が、世界中で広がっている。イタリアやスペインなどでも、相当なもので、それにフランスやドイツが続いている。東ヨーロッパの諸国も同じであろうが、コロナ検査すら進んでないため、これらの国々での被害がどの程度か、明らかになっていないだけだろう。


イランではイスラム教シーア派の祭りというよりも、それ以前から続いている、ノールーズの祭りが、相当下火になるようだ。それは仕方の無いことであろう、多数が集まってお祭りをやれば、それがまたイランのコロナ患者を、増やすことになるのだから。イランでは受刑者の釈放
85000人に加え、ハメネイ師の意向で、それに加え、10000人が釈放されることになった。各家庭は出来るだけ外出を抑えるように、政府の指示が出てもいる。

そうした措置は、他の国々でも広がっている。イタリアではある街から隣の街に行くことすら、制限されているのだ。それほど厳しくしなければ、何処までもコロナ禍が、拡大するということであろう。

さてこのコロナ禍が拡大し、世界中でパニックをこしている裏で、何かが進んでいる気がしてなら無い。中国が多数のタンカーを、ペルシャ湾に送り、安価な石油を買いあさっていることなどは、罪の無いことであろう。

トルコの場合は観光立国であることから、コロナ禍の数字をごまかしているのではないか、と思えてならない。イランやイラクからのビジネスマンや政府関係者、そしてヨーロッパからの多数の観光客が、押し寄せているトルコで、コロナに罹っている人の数が、異常に少なすぎるのだ。

それは新たなコロナの拡大を即すことになろう。またその結果、ヨーロッパなどではトルコ人排斥の動きが、活発化していくのではないか。既にその兆候は、ドイツなどでは顕著に、顕れ始めているのだ。

アメリカはイランに対して、このコロナが拡大しているイランに対し、薬の輸出を自国だけではなく、他の国々に対しても、禁止しているのだ。それはイラン人に、出来るだけ多くのコロナによる死者を、出したいということなのであろうか。もちろん、イラン政府はこのアメリカの措置に対し、人道の問題であり、犯罪だと非難している。

アメリカによるこうしたコロナの締め付けは、他の国々に対しても行われているのであろう。また、コロナの拡大で経済が低迷している国々に対して、アメリカはドルの貸し出しを始めている。韓国は
600億ドルのスワップがアメリカとの間で交わされたと歓喜しているが、実はこれは9
月に返済が行われる貸付であり、その段階で韓国の多くの企業が、アメリカの企業によって、支配されることを考慮しておかなければ、ならないということであろう。コロナの拡大は一定の国の人口を減らし、経済に大きなダメージを与えるものだ、ということを忘れてはなるまい。
Posted by 佐々木 良昭 at 10:27 | この記事のURL
5879 3月21日『コロナで世界中が混乱、信仰ビジネスなどに影響』 [2020年03月20日(Fri)]
コロナの世界的な拡大で何処から届くニュースも、コロナがらみが圧倒的に多い昨今だ。そのため、他のニュースの影が薄くなり、コロナ以外にはあたかも、何の問題も起こっていないような気さえする。

トルコではエルドアン大統領が、中小企業に対する支援を、打ち出しているし、大型ショッピング・モールには行くな、とも言い出している。ヨーロッパ居住のトルコ人が、多数帰国していることも、目立つニュースであろう。

トルコではキリスト教会や、ユダヤ教のシナゴーグでの礼拝を、止めることになったし、イスラム教のモスクでの礼拝も、大分控えているようだ。これでは同じ宗教徒が励ましあうことも、支援しあうこともなくなっている、ということだ。

この傾向はイスラム教の中心地である、サウジアラビアも同じであり、メッカへの巡礼を禁止し、モスクでの礼拝も禁止されている。巡礼によって得られる、ハッジ税の収入は、これで入らなくなったということだ。

信じられないのだが、バチカン市国では10万人以上が、死亡したということだ。バチカンの人口は400
万人程度だったと思うので、これは一概には信用出来無いのだが。つまり、ビジネスだけではなく、人間にとって最も根本的な、宗教ですらコロナの強い影響を受けている、ということだ。

ただ、いいことだと言うのには、少し抵抗があるが、イランでは85000人の囚人が釈放され、追加で1
万人も釈放されそうだ。同様の判断はトルコでも出始めており、多数の囚人が釈放される日は近いだろう。

こうしたニュースのなかで、アメリカがイランに対し、この期に及んでなお、イランへの薬の輸出を自国にも他国にも、規制していることだ。これは人道の問題であり、政治の問題ではあるまい。

だが、イギリス政府はアメリカに対して、イランへのコロナに効果のある薬品の、輸出を認めるべきだ、と言い出している。最もな話であろう。あらゆることで、敵国を追い込む、アメリカの若い判断は、極めて乱暴であり、危険なことだと言えよう。

一般人の死亡も問題だが、危険なことに狩出される軍人の犠牲も、多くなっているのではないか。トルコ政府は必死で罹病者数を、ごまかしているようだが、もう限界に来ているのではないだろうか。

唯一、コロナで良いニュースが出てきたのは、リビアからだ。いままでの段階ではコロナの罹病者が出ていないということだ。しかし、シリアからやイランからの傭兵が、続々リビアに入国しており、コロナ罹病が爆発的に増え出すのは、時間の問題であろう。世界の主要国はリビアに対して、戦争している場合ではないだろう、と停戦を呼びかけている。
Posted by 佐々木 良昭 at 12:21 | この記事のURL
1617 [2020年03月19日(Thu)]
5876 3月17A日『イラクの米軍基地タジ攻撃は自作自演とイラク』

イラクのバグダッドの北部タジにある、アメリカ軍の基地が攻撃されたとして、アメリカ軍はその後報復攻撃をした。このことがイラク国民と、政府高官を怒らせている。

イラク政府はアメリカ側に対して、イラクから軍を撤退させろ、と要求した。もし、このイラク側の要求に、アメリカ応えなければ、百万のイラク国民が、対アメリカ反対デモを行うだろう、と警告している。

マアルーフ通信社が伝えるところによれば、PMU
の代表カアーウイ氏が、アメリカを激しく非難し、アメリカ軍がイラクの基地や、民間人の地域を空爆した。これはアメリカの敵対行動以外の、なにものでもないと語っている。

イラク人の認識では、タジのアメリカ軍基地攻撃は、アメリカの自作自演だということだ。それは、この基地がイラク軍に、守られていることや、いずれの組織も、犯行声明をしていないこと、などを根拠としての主張だ。

この攻撃はアメリカが、イラクの主権を無視したものだ、ということだ。その後に起こったタジ基地への攻撃はカチューシャ・ロケット33
発が用いられ、これはイラク側によるものだ、イラク政府高官が認めている。

イラクでの政府も国民も、反アメリカ感情が高まっている、ということだ。今後イラクのミリシア・グループや、政府軍がアメリカの基地に対する、攻撃を行うことが、懸念されよう。そうなると、イランが語っているように、アメリカ軍は中東で、居場所を失うことに、なるかもしれない。

NO5874 3月16日『コロナがイスラムの諸行事中止に追い込む』

コロナの影響でイスラム世界は、大混乱のようだ。まず、コロナがイスラム世界のほとんどで、蔓延しているために、対応策が取られていることだ。イランなどでは罹病者が多く、しかも死者が多数出ていることから、遂には対応の費用不足が問題になり、

IMFから資金を借り入れる、申し込みをした、



加えて、イラン政府はコロナに関する、扇動的な報道を、するなとも言い出している。金曜のモスクでの礼拝も禁止され、各種のイベントも中止になっている。これでは社会そのものが、病気という感じであり、活況は期待出来無い。



加えて、エジプトなどでは、イスラーワミーラージュの祭りを、取り止めることを決めた。この祭りは預言者ムハンマドが、アッラーに呼ばれ天界を訪問した、という宗教上極めて、重要な催しなのだが。



加えて金曜礼拝に関わらず、モスクでの礼拝を禁止した国は多い、多数が集まれば、それはコロナが他者にうつることを、警戒しての措置だ。モスクは神聖な場所であり、そこでの礼拝は重要なのだが、そんなことは言っていられない、という判断からであろう。なにやら科学的判断が、宗教的敬虔さに勝ったという感じだ。



このコロナが大流行したために、庶民は大慌てであり、不安を抱き迷信のようなことに、庶民は走っている。イランではアルコールが、コロナに罹ることを防ぐというので、密造のアルコールを多数が飲み、
40人以上もの人が死亡している。

トルコではレモン・コロンが、コロナ予防に効果がある、という噂が広がり、レモ・コロンが飛ぶように売れ、品薄状態になったといわれている。確かに、レモン・コロンはすがすがしい気分にさせてくれるのだが、その事とコロナへの効果は、関係ないのではないか、と思われるのだが。

コロナの影響が、経済に与えている影響は少なくない。第一には、人の往来が削減されたために、ビジネスが縮小しているのだ、それは国レベルでは貿易に、悪影響を及ぼし、国内レベルではレストランを始め、商店の売り上げが、大幅に減少したことだ。

トルコなどはそうでなくとも、悪い経済状態がコロナによって、ますます悪化し、回復の希望は持てなくなっている。コロナのために仕事が出来なくなったり、事務所を閉める会社が続出しているし、学校は登校を禁止してもいる。

コロナ禍のもうひとつの問題は、何処の国が他の国に、コロナをうつしたかということだ。つまり犯人探しが国際的規模で広がり、各国間の関係を悪化させているのだ。しかし、観光立国の国では出来るだけコロナの発生を、隠していたために対策が遅れ、他の国に広げていることは事実だ。

こうしたた情況では、正直であることが、一番大事なのであろう。
Posted by 佐々木 良昭 at 18:56 | この記事のURL
5878 3月20日『アメリカ・イスラエルがイラクに武器押し売り』 [2020年03月19日(Thu)]
アメリカとイスラエルの政府が、イラクに対して武器は両国から買い、他の国々からは買うな、と締め付けているということが、バドル・アルバヤデイ議員によって明かされた。

これはバドル・アルバヤデイ氏が、イラクのアルマアローフテレビとの、インタビューのなかで、水曜日に明かしたものだ。

イラクがイスラエルやアメリカの武器を、買いたくないのは両国が、中古の武器、あるいは使用不能な武器を、押し売りしてくるから、ということだ。ひどい話だと思うのだが、現実はそのようだ。

そのため、イラクは代表団をロシア、中国・ウクライナに送り、武器の交渉をした。条件は武器代金を、イラク側は石油で支払う、というものだった。当然これは、相手諸国に受け入れられ、武器の搬出が始まるところまで行ったのだが、そこでアメリカとイスラエルが、阻止に入ったということだ。

アメリカとイスラエルは、武器の国際市場を支配しており、いろいろな難問を持ち出してくることになり、イラクの希望は打ち砕かれるかもしれない。イラクはロシアから、
S400、S300などを買いたい、と思っている。

加えて、イラクはロシア、中国、ウクライナなどから、国境警備用の、センサーを購入することを、希望している。この導入によって、テロリストの侵入を阻止することが、出来るからだ。

問題は現在新首相に就任した、アドナン・ズフィ氏はアメリカの国籍を有する、二重国籍者なのだ。つまり、彼はアメリカのエージェントとして教育され、最終的に首相の座に付けられた、人物だと思われる。

この人物を首相に指名したイラクの大統領も、しかりであろうから、現在イラク政府は、アメリカのコントロール下にある、ということであろう。アメリカによるイラク侵攻以来、イラクはアメリカの支配下に、置かれたままになっている、ということだ。

これでは、イラクがどれだけ石油を持っていても、それはアメリカの利益以外の、何物でもあるまい。国民は相変わらずの貧困生活を、続けなければ、ということだ。
Posted by 佐々木 良昭 at 11:30 | この記事のURL
5877 3月19日『トルコがシリア・ミリシアに給与未払い』 [2020年03月18日(Wed)]
トルコがシリアのスンニー派が構成する、FSA
の戦闘員を各所で活用していることは、よく知られている。その典型はリビアへの派兵であろうか。しかし、リビアに派兵された者のなかには、リビアでの戦闘に加わるのではなく、ヨーロッパ行きを始めから、目的としていた連中もいる。

シリアの国内で戦闘を継続する、FSAメンバーも当然いるのだが、これまでFSA
の戦闘員はトルコ軍の補助役として、立派にその役割を、果たしてきていた。この、シリアのFSA
の戦闘員に対しては、トルコ政府は武器を供与し、給料も支払ってきていたのだ。

ところが給料の支払いで、問題が起き始めたようだ。遅配なのか未払なのか分からないが、FSA
の戦闘員たちはトルコ政府が、給料を支払ってくれていない、と騒ぎ始めたのだ。

3月の5日にはトルコが支配する、カフィフィ地域でFSAのメンバーが騒ぎ始め、他のグループと給料の支払いを巡り、戦闘というか銃撃にまで、至ったようだ。

これを阻止すべく、トルコ軍が割って入ったが、根本の問題である、給与の支払い問題が、解決していないのであろうから、今後もトラブルは続く、ということであろう。

数日前にトルコの支援する、シリアのミリシアがM-4
高速道路を封鎖したのは、ロシア軍の補給を阻止するためであり、それはトルコ軍の裏からの指示であったろうといった内容の、ブログを書いたが、これは完全に勘違いだったということだ。

抗議行動をしている、FSA
の戦闘員たちは、高速道路でタイヤを燃やしたりしている、ということだ。これは当分続くものと思われる。しかし、トルコ政府も形無しではないか。

トルコの経済状態が悪い、という報告は、何度も書いてきたが、最近はその程度が、相当きついということであろう。もし、給与の支払いがまだ遅れるのであれば、トルコは
FSAの戦闘員をシリアでも、リビアでも使えなくなる、ということだ。

金の切れ目が縁の切れ目、とはよく言ったものだ。どうせ給料は、高額ではなかろうから、シリアの戦闘員たちは、給料が支払われなければ、たちまちにして生活苦に陥ろう。彼らには家族がいるのだから。
Posted by 佐々木 良昭 at 11:27 | この記事のURL
5876 3月18日『シリアのハイウエー争奪戦トルコ、ロシア、シリア』 [2020年03月17日(Tue)]
トルコが支援する、シリアのミリシア部隊が、攻勢に出ている。その場所はシリアのラタキアとアレッポを繋ぐ、ハイウエーだ。この作戦はいったい何を意味しているのか。

簡単に言ってしまえば、シリアの港町であるラタキアは、タルトース港と並ぶ、ロシアの海軍基地でもある。そのラタキアとアレッポを繋ぐのが、M-4ハイウエーだ。

このハイウエーをトルコが支援する、ミリシア部隊が抑えるということは、述べるまでもなく、ロシア軍の動きを、抑える効果があろう。前線には軍事物資の輸送が重要であり、食料も必要であろう。

それらのものを、ラタキア港から前線に運ぶ上で、M-4
ハイウエーは重要だった、ということだ。つまりこの作戦は、トルコを支援する、ミリシア部隊の作戦というが、実はトルコ軍の命令による、作戦であったろう。

ロシア軍は合同パトロール上、ミリシアが民間人を、人の盾として使っており、迂回の必要もあると言っている。少なくとも、これでロシア軍はトルコの意向を、無視した形での進軍は、やり難くなった、ということではないのか。

その程度のことは、ロシア側も分かており、今回のミリシア部隊を使った作戦は、トルコのロシア離れを、鮮明にしたのではないか。そうなると、今後ロシアはトルコに対し、敵対的になり、一矢報いる機会を狙うのではないか、と思われる。

アメリカに援軍を申し出ているトルコは、NATOのメンバー国ということもあり、NATO
に対しても援軍を要請している。しかし、アメリカもヨーロッパ諸国も、いままでの段階では、トルコを支援する意向は、無いようだ。

トルコ軍はシリアで思いのほか、苦戦を強いられているのかもしれない。コロナの経済的ダメージの大きさ、そのことによる、トルコの観光産業の、受けたダメージなど、トルコにとっては極めて厳しい、時期なのかもしれない。そういえばリビアからも、朗報は届いていない。
Posted by 佐々木 良昭 at 11:30 | この記事のURL
5876 3月17A日『イラクの米軍基地タジ攻撃は自作自演とイラク』 [2020年03月16日(Mon)]
イラクのバグダッドの北部タジにある、アメリカ軍の基地が攻撃されたとして、アメリカ軍はその後報復攻撃をした。このことがイラク国民と、政府高官を怒らせている。

イラク政府はアメリカ側に対して、イラクから軍を撤退させろ、と要求した。もし、このイラク側の要求に、アメリカ応えなければ、百万のイラク国民が、対アメリカ反対デモを行うだろう、と警告している。

マアルーフ通信社が伝えるところによれば、PMU
の代表カアーウイ氏が、アメリカを激しく非難し、アメリカ軍がイラクの基地や、民間人の地域を空爆した。これはアメリカの敵対行動以外の、なにものでもないと語っている。

イラク人の認識では、タジのアメリカ軍基地攻撃は、アメリカの自作自演だということだ。それは、この基地がイラク軍に、守られていることや、いずれの組織も、犯行声明をしていないこと、などを根拠としての主張だ。

この攻撃はアメリカが、イラクの主権を無視したものだ、ということだ。その後に起こったタジ基地への攻撃はカチューシャ・ロケット33
発が用いられ、これはイラク側によるものだ、イラク政府高官が認めている。

イラクでの政府も国民も、反アメリカ感情が高まっている、ということだ。今後イラクのミリシア・グループや、政府軍がアメリカの基地に対する、攻撃を行うことが、懸念されよう。そうなると、イランが語っているように、アメリカ軍は中東で、居場所を失うことに、なるかもしれない。
Posted by 佐々木 良昭 at 12:10 | この記事のURL
5875 3月17日『落ち続けるトルコ・リラ』 [2020年03月16日(Mon)]
トルコ・リラの下げが止まらない状態に、なっているようだ。そのため、トルコ中央銀行は市場に、46・1
億ドルを投入することにした。なんとかリラの価値を、持ちこたえよう・・という意向のようだ。

トルコの金利は、11・34
パーセントとなっていたが、政府の介入で10.75パーセント、ということになった。こうしたなかで、トルコ・リラは6・45リラから6・51リラに下がっている。

3月13日の段階では、トルコ・リラのレートは、6・31リラだった。それが年度末には、6・51〜6・66リラになるのではないか、と予想されている。

トルコ・リラの対ドル・レートは、およそ10・75パーセント下がっている、ということだ。それが今年末には、多分5パーセント下がるだろう、とみられている。

こうしたトルコ・リラの値下がりは、世界的な不景気に加え、コロナ・ウイルス問題があろう。そしてコロナ・ウイルスは、トルコの主要産業である観光に、大きなマイナス要因となっているのだ。

これでは当分トル、トルコの経済が改善することは望めまい。しかも、トルコは何の利益も生まない、シリアとリビアへの軍事介入を、しているのだ。シリアではロシアの支援を受ける、シリア軍との間でどうも不利な展開が、続いている。

このため、トルコはNATO
の一員であるということで、ヨーロッパ諸国に軍事支援を要請したが、ヨーロッパ側はトルコの要請を、ほとんど無視している。それでトルコはシリアの難民を多数受け入れ、ヨーロッパとの国境を解放して、ヨーロッパに多数の難民を、追い出す作戦に出ている。

それはヨーロッパ諸国には、頭の痛い問題であろう。トルコはヨーロッパへの難民の流入を、抑えて欲しければ、金を出せということのようだ。

アメリカに対しても、軍事支援を要請しているが、これもいい返事は返ってきていない。トランプ大統領にしてみれば、トルコからも巻き上げたい、ということであろうか。代金を支払う前提の、パトリオット・ミサイルの取引についても、アメリカはトルコに売る意思を、示していないのだ。
Posted by 佐々木 良昭 at 11:35 | この記事のURL
NO5874 3月16日『コロナがイスラムの諸行事中止に追い込む』 [2020年03月15日(Sun)]
コロナの影響でイスラム世界は、大混乱のようだ。まず、コロナがイスラム世界のほとんどで、蔓延しているために、対応策が取られていることだ。イランなどでは罹病者が多く、しかも死者が多数出ていることから、遂には対応の費用不足が問題になり、
IMFから資金を借り入れる、申し込みをした、

加えて、イラン政府はコロナに関する、扇動的な報道を、するなとも言い出している。金曜のモスクでの礼拝も禁止され、各種のイベントも中止になっている。これでは社会そのものが、病気という感じであり、活況は期待出来無い。

加えて、エジプトなどでは、イスラーワミーラージュの祭りを、取り止めることを決めた。この祭りは預言者ムハンマドが、アッラーに呼ばれ天界を訪問した、という宗教上極めて、重要な催しなのだが。

加えて金曜礼拝に関わらず、モスクでの礼拝を禁止した国は多い、多数が集まれば、それはコロナが他者にうつることを、警戒しての措置だ。モスクは神聖な場所であり、そこでの礼拝は重要なのだが、そんなことは言っていられない、という判断からであろう。なにやら科学的判断が、宗教的敬虔さに勝ったという感じだ。

このコロナが大流行したために、庶民は大慌てであり、不安を抱き迷信のようなことに、庶民は走っている。イランではアルコールが、コロナに罹ることを防ぐというので、密造のアルコールを多数が飲み、
40人以上もの人が死亡している。

トルコではレモン・コロンが、コロナ予防に効果がある、という噂が広がり、レモ・コロンが飛ぶように売れ、品薄状態になったといわれている。確かに、レモン・コロンはすがすがしい気分にさせてくれるのだが、その事とコロナへの効果は、関係ないのではないか、と思われるのだが。

コロナの影響が、経済に与えている影響は少なくない。第一には、人の往来が削減されたために、ビジネスが縮小しているのだ、それは国レベルでは貿易に、悪影響を及ぼし、国内レベルではレストランを始め、商店の売り上げが、大幅に減少したことだ。

トルコなどはそうでなくとも、悪い経済状態がコロナによって、ますます悪化し、回復の希望は持てなくなっている。コロナのために仕事が出来なくなったり、事務所を閉める会社が続出しているし、学校は登校を禁止してもいる。

コロナ禍のもうひとつの問題は、何処の国が他の国に、コロナをうつしたかということだ。つまり犯人探しが国際的規模で広がり、各国間の関係を悪化させているのだ。しかし、観光立国の国では出来るだけコロナの発生を、隠していたために対策が遅れ、他の国に広げていることは事実だ。

こうしたた情況では、正直であることが、一番大事なのであろう。
Posted by 佐々木 良昭 at 08:54 | この記事のURL