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bU010 7月A10日 『トルコが初のS400とF16の戦闘テスト』 [2020年07月10日(Fri)]
ロシアから流れ、イスラエルが取り上げたニュースだが、これは2〜3日程前に流されたものだ。どう考えても重要なニュースなので、私のブログで書くことにした。

ロシアが開発したS400ミサイルは超高性能の、対空ミサイルといわれているが、その実態は全く知られていなかった。そして、そのミサイルがアメリカ製航空兵器に対して、どの程度の対応能力を持っているのかについても、報じられれたことがない。

世界の何処の国もS400と、アメリカ製航空兵器を所有していないからだった。だがトルコはNATOのメンバー国であるにも拘らず、兵器分野でのロシアとの関係を強化し、遂にS400ミサイル入手できた。その事に対してアメリカ政府は猛烈な勢いで反発し、S400の購入を止めろ、NATOのルールを破るものだと非難した。

何故アメリカはこれほどまでに、トルコがS400購入することに、反発したのかということは、いまになって分かった。トルコはS400を使って、トルコの持つアメリカ製戦闘機F16と、戦わせて見ることが出来るからだ。

この模擬航空戦闘テストは、S400ミサイルとF16戦闘機双方の持つ、長所短所が明らかになるのだ。そして結果は、多分にロシア製S400の方が、アメリカ製のF16戦闘機の性能を、上回っていることが、明らかになるのではないか。


もし、結果がそういうことになれば、世界のバイヤーたちは、アメリカ製兵器から離れ、ロシア製兵器の購入に流れることになろう。それはアメリカにとっては、大変な損失であろう。現在のアメリカは、兵器の輸出と農産品の輸出、そして詐欺まがいの金融ビジネスで、成り立っている国だからだ。

トルコは今回の実験成果を、高額で他の国に売ることが、出来るのではないか。兵器の性能に関するノウハウは、それ自体が商品になるのだ。

多分、ロシアは今頃トルコのやったことに対して、ほくそ笑んでいることであろう。ロシアがトルコにS400を輸出したとき、アラブ湾岸諸国の幾つかは、強い関心を示したのだ。今回は具体的な、S400の性能テスト結果が、これらの国々に、提供されることになる、ということだ。

ロシアのS300はシリアに供給されている。そして、その前に出たS200については、性能に欠陥ありという悪い情報も、流れていた。それだけに、今回のトルコがやった実験結果は、ロシアを歓喜させることであろう。

アメリカは、ここまでトルコのエルドアン大統領になめられたやのでは、放置するわけには行くまい。アメリカのトルコとエルドアン大統領に対する、報復が近く始まろうということだ。さて、日本政府はトルコから、この実験成果を入手できるのであろうか。
Posted by 佐々木 良昭 at 14:48 | この記事のURL
bU009 7月10日『主婦のエルドアン支持下がる』 [2020年07月10日(Fri)]
トルコでは投票者の支持政党に、変化が起こり始めている。これまで主婦層の、与党AKPに対する支持は、確固たるものであったが、ここに来てそれに変化が、起こり始めているようだ。

最近、ショズチュ社が調査したところ、17歳から75歳の主婦の間で、これまで58パーセントの支持を得ていた与党AKPが、ここに来て、48パーセントに下がった、ということだ。

これまでは、仕事に就いていない主婦たちは、与党AKPを支持する者が多かったのだが、それが50歳から64歳の主婦で見ると、支持が53,8パーセントだったものが、45,5パーセントに下がったということだ。

トルコでは有権者の数が800万人で、そのうちの65歳以上の有権者数は、全体の15パーセントを占めている。ここに食い込んできたのが、野党第一党のCHPだ。CHPはイスタンブールやアンカラでの、市長選挙で勝利しているが、それは経済政策や社会福祉などで、人気を呼んだからだ、ということのようだ。

この数値が正確であるとすれば、場合によっては、エルドアン大統領は対外戦争やコロナを理由に、選挙を遅らせるかもしれない。そうでなければ、次に選挙で勝利し、大統領の座に留まることは、難しくなろう。

コロナやシリア・リビアでの戦争といった緊急事態は、権力者の延命に繋がるということだ。
Posted by 佐々木 良昭 at 10:08 | この記事のURL
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