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5938 5月23日 『トルコ金融危機的状態へ』 [2020年05月22日(Fri)]
トルコは金融危機に突入したようだ。このためベラト経済大臣は、国民にその事を実感させるために、輸入の制限と輸入関税の引き上げを発表している。トルコの国内で生産出来ないものを除き、高関税をかける意向だ。

ベラト経済相は『輸入は簡単ではなくなる』と語り、関税を30
パーセントの引き上げることを、明らかにした。こうした厳しい状態が生まれたのは、コロナによるところ大だ。このため輸出が大幅に減少し、観光業も大きなダメージを、受けることになったからだ。

結果的にトルコの中央銀行は、外貨の備蓄が急激に減り、その他の国立銀行は、トルコ・リラの価値を維持するために、外貨を放出している。こうしたことは、外国企業に負うトルコ企業の、債務の返済が不可能になる事態も、発生するということだ。

水曜日に引き上げられた輸入関税は、30パーセント追加に達し、800
以上の物品がその対象となる。そのなかには工業生産用機械や、農業機械も含まれている。これらが皆、30
パーセントの輸入関税引き上げとなるということは、相当の影響が生じる、ということであろう。

トルコの貿易赤字は、年率で13,4パーセントになり、その額は4月には4億ドルにも上っている。何せ輸出が40
パーセントも、減少しているのだから、当然の数値ということであろう。

こうした状態に対応するために、トルコ政府は外国とのスワップ提携を、必死で締結しようと、努力しているのだ。だが、トルコの経済情況を見て、どれだけの国が,どれだけの額のスワップを組んでくれるかは、予想出来無い。
Posted by 佐々木 良昭 at 11:19 | この記事のURL
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