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NO5830 2 2月2日『ホロコーストは嘘と15・6%のイタリア人』 [2020年02月01日(Sat)]
ユダヤ人がドイツのナチによって、ガス室に送られ、600
万人もの人達が殺されたという話は、世界中の人達に知られ、ユダヤ人に対する同情の気持ちが、広がっている。その事からいまでは、ユダヤ人は何かにつけて支援され、恵まれた立場にいるのではないだろうか。

しかし、600
万人という犠牲者の数については、賛否両論で、それだけの人は犠牲になっていないという説と、それ以上だ、と主張する人達がいる。その真実については、知りようが無いのではないか。

アンネの日記のような話が、持ち出されると、世界の善良な人たちは、ユダヤ人に対して同情するのは、当然であろう。そういう意味ではユダヤ人たちは、自分たちの受けた犠牲に対して、どう同情を集め支持者を増やすかの、ノウハウを良く考えた、ということであろう。

しかし、時間は何物をも消し去る、魔法のようなものだ。ユダヤ人の大量殺害の主役である、ドイツのナチに対して、あこがれる若者がドイツばかりか、ヨーロッパ各国で増えているようだ。彼らはネオ・ナチと呼ばれ、ハーゲン・クロイツ『鍵十字』が、あちこちで目に付くようになっている。

そればかりか、ユダヤ人の墓地が、このハーゲン・クロイツのマークを書きなぐられ、荒らされている。それはヨーロッパ全域であり、ユダヤ人の天国ともいえる、アメリカですら増加しているのだ。

反セム(セム民族つまりユダヤ人)
や、反ユダヤの動きが、増大しているということだ。ユダヤ人たちはこれまで、口をすっぱくして反セムに反対してきていたのだが、あまり効果が、無かったということであろうか。

イタリアのラポル・トイタリアの調査結果によれば、ホロコーストは起こらなかった、とする意見が、今ではイタリア人のなかで、15.6
パーセントを占めている、ということだ。この割合は、2004年の段階では、2.7パーセントでしかなかったのだが。

こうした考えを持つ者は、中道左派のメンバーの23.5パーセント、ファイブ・スター運動のメンバーの18.8
パーセントを、占めているということだ。そうした考えが出てきているのは、ユダヤ人が経済や金融、そして報道を牛耳っているからだ、ということだ。このため、イタリアでは、反セムの考えを持つ者は、
61パーセントにも達しているということだ。

こうした背景があり、イタリアではファシストであり、独裁者であり、ヒトラーと関係がよかった、ムッソリーニに対する賞賛が増えており、『彼は偉大なリーダーだったが、幾つかのミスを犯したに過ぎない。』と言われるようになってきている、ということだ。

最近トランプ大統領が発表した、世紀の取引なる中東和平安に対する非難が、高まっているなかでの、今回のホロコースト否定の、イタリアでの声が増大したことは、ユダヤ人にとっては、見逃すことの出来ない不安であろう。
Posted by 佐々木 良昭 at 10:30 | この記事のURL
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