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NO5788 12月23日『シリア製油所ISが攻撃死傷者も』 [2019年12月22日(Sun)]
シリアの首都ダマスカスの北方にある、ホムスの製油所3箇所が、IS(ISIL)によって攻撃された。この結果、3箇所の製油所が火災にあい、政府側が消化に勤めた。IS(ISIL)側は二箇所を、ロケットで攻撃し、他の一箇所にも攻撃を加えた。

二箇所の製油所はホムス市内に、近い場所にあり、もう一箇所は郊外の、砂漠の中にある。ホムスの製油所はシリアにとって、最も大事な製油所の一つで、国内消費用のデーゼル・オイルなどを、主に生産している。それ以外にも、石油化学製品用オイルも、生産しているとのことだ。

IS(ISIL)側は今回の攻撃で、シリア兵13人、民間人労働者4人を、殺害している。攻撃を受けた地域は、もっと詳細に述べると、ウンム・アルテイナであり、アルマデルセ・ベルナンだということだ。

この作戦にはジュブハト・ファタハッシャーム・タクフィールも、参戦していた模様だ。シリア軍は彼らに対して、相当の被害をもたらしたようだ。

シリアのIS(ISIL)は、ほぼ完全に打倒された、といわれていたが、実際にはイドリブに集められ、収容キャンプにいるようだが、そこのキャンプの監視は緩く、これまでも何度と無く逃亡している。

それが今回は、攻撃に出たということであろう。一体アメリカは何を、しているのであろうか。IS(ISIL)に武器を与えているし、IS(ISIL)メンバーを安全なイラクの、アメリカ軍基地とその周辺に、移送してもいる。
Posted by 佐々木 良昭 at 08:13 | この記事のURL
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