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NO:5474 3月13日『米はテロリストを中央アジア等に移動』 [2019年03月13日(Wed)]
イランのプレステレ・テレビが、興味深い記事を発信している。アメリカはイラク・シリア戦争が終えた後、IS(ISIL)などテロリストを、何処に移動させるかということを、書いているのだ。

その記事によると、アメリカはタクフィール(イスラム原理主義)テロリストたちを、アフガニスタンや中央アジア諸国、コーカサスに移動させるというのだ。アメリカがIS(ISIL)や、他のイスラム・テロリストを、中東に送り込み、そのことを口実に、アメリカは中東諸国への軍事進出の、正当化を図った。

 そしてアメリカ軍の存在は、自らを救世主だと主張した。事情を知る者には、お笑い話であろうが、アメリカは真面目な顔で、そう主張しているのだ。しかし、現実はそうは甘くなく、アメリカの作戦はイラクでもシリアでも、失敗に終わった。

 考えてみよう。テロリストは資金や武器を、何処から得ていたのか、ということを。我々は西側勢力が、中東に入ってくることを認めないし、それを救世主だとも考えない。

 だが、問題はテロリストがいまだに、中東地域に残存している、ということだ。彼らはいまだに問題を引き起こしている。しかし、その方法は変わっている。アメリカは別の手法で、中東を混乱に巻き込もう、と考えているのだ。

 アメリカはテロリストを中央アジア諸国や、コーカサス、バルカン諸国、そしてアフガニスタンに送り込んでいるのだ。こうしたアメリカの中東対応に対抗し、イランとイラクは協力して、この陰謀を覆そうとしている。貿易、経済、教育、そして高等教育面で、協力を推進するのだ。

 これがイランのプレス・テレビの報道の概要だが、中央アジアとは具体的に何処を指すのであろうか。中央アジア諸国からはウズベキスタン、カザフスタン、タジキスタンなどから、多くの戦闘員が、家族連れで参戦していた。

 ウズベキスタンはガスの大産出国、カザフスタンはガスと石油の大産出国、そしてタジキスタンは、水力発電の国だ。しかも、タジキスタンのすぐ南には、アフガニスタンが隣接している。そしの後にはコーカサス、バルカンと続くのだ。

 何故ウズベキスタンやカザフスタン、タジキスタンがISなどの、ターゲットになるのかというと、これらの国からはシリアの内戦初頭から、多くの戦闘員が参戦していたからだ。アメリカは実戦に参加させることにより、テロ戦争を訓練させ、次いで、それらを中央アジアに送り帰す、という作戦なのだ。

 混乱が始まると、そこでは政府が非人道的な弾圧を、国民にかけている、国民は食糧難に苦しんでいる、という名目でアメリカ軍を送り込み、悲惨な状態をホワイト・ヘルメットなどを送り込み、化学兵器を使用させ、拡大していくということであろう。

 だが、この作戦は成功するのだろうか。中央アジアのすぐそばには、二つの大国が控えている。それはロシアであり中国なのだ。アメリカが少しでも、手法を間違えたり、過大な自己評価で始めれば、大敗北を期するのではないのか。
Posted by 佐々木 良昭 at 11:00 | この記事のURL
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