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NO:5410 3月 4日  中東TODAY 『バグダーデイはいまだ健在自由行動』 [2019年03月04日(Mon)]
IS(ISIL)のバグダーデイが、シリア・イラク国境地域を、自由に動き回っている、という情報が流れて来た。彼はもちろん、IS(ISIL)の厳重なガードのもとに、それを行っているわけであり、単独で行動できる情況には無いようだ。

以前に負った負傷が未だに、彼の身体を不自由にしている、ということだが、それでも頭は壊れていないようで、指揮を執っているのであろうか。そうしたIS(ISIL)とバグダーデイの行動に、周辺諸国は怒り心頭なのであろう。イランのプレス・テレビが以下のような情報を流している。

アメリカとトルコは、IS(ISIL)のリーダーであるバグダーデイが、何処にいるか知っている。テロリズムはスポンサーと資金提供者によって、利用されている。アルジェリアはニジェールとの国境地帯に、多数のIS(ISIL)戦闘員がいることを、確認している。

数百人のIS(ISIL)の戦闘員は、シリアのアレッポから移動したものだが、彼らがどう移動できたのかを、考える必要がある。(アメリカ軍の軍用機などで、シリアからニジェールまで、運ばれたのであろう。)

最近では、アメリカがIS(ISIL)から50トンの金塊を、受け取ったという情報もあるが、これは、IS(ISIL)の戦闘員を、シリアからイラクの安全な場所(アンバルなど)、そして、そこからはIS(ISIL)の戦闘員を外国(リビア、アフガニスタン、ニジェール・アルジェリア国境など)へ移動させることに対する見返りに、行われた取引だということだ。

トランプ大統領はテロリストに、投資することによって、テロ活動を再活性化させようと思っているというのだ。確かに、つい昨日には、シリアのイドリブ近郊で、大規模な戦闘がシリア軍と
IS(ISIL)との間で展開され、シリア兵21人が、犠牲になっている。

多くの専門家は現在のIS(ISIL)の状況について『IS(ISIL)は戦いに敗れたが、未だに健在だ。』『IS(ISIL)は戦闘では敗北したものの、IS(ISIL)のイデオロギーは不滅であり、今後も対応に困難を極めよう。』などと評している。

その関連では、湾岸諸国がシリアのアサド大統領に対して、2000億ドルの援助(シリア再建資金であろう〉を持ちかけ、イランとの関係を切るよう、迫ったということだ。しかし、アサド大統領はこの提案を、受け付けなかったようだ。それはそうであろう、いまのアサド大統領はイラン軍が、最も頼りになる戦闘集団だからだ。
Posted by 佐々木 良昭 at 10:00 | この記事のURL
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