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NO4589 6月1日 『サウジとシリアからの危険な情報』 [2017年06月01日(Thu)]
:サウジアラビアの首都リヤド市の学校で、男が銃を発射し、アメリカ系の人間とサウジアラビア人が死亡した。犯人はまだ学校内部に、立てこもっており、逮捕されていない、と伝えられている。

この犯人が何を目的に行った、学校襲撃なのかは、明らかになっていない。ただ、学校に子供たちがいないことを、確認しての攻撃だったようで、犯人はIS(ISIL)に関係の無い、サウジアラビア人か外国人で、学校に恨みがあったことによる犯行、ということかもしれない。

もちろん、時間が経過した後には、IS(ISIL)による犯行声明が、発表されるかもしれないが、今回の学校襲撃犯と、IS(ISIL)との関連は、疑問なのではないか。それは、犯人があまりにも人道的であり、とてもIS(ISIL)のメンバーによる、犯行とは思えないからだ。


:アメリカがYPGに武器などを供与

以前から発表されていたことだが、ここに来てアメリカは本格的に、クルドのYPGに対する武器の供与を、始めたようだ。以前から言われていたように、供与されている武器は小火器に加え、装甲車両、建設車両などのようだが、詳細は明らかにされていない。

当然であろう、アメリカのクルド(YPG)に対する、武器の供与をめぐっては、以前からトルコ政府が、反対していたからだ。しかし、アメリカとすればシリアのラッカ(IS=isilが首都だと主張していた街)を攻略するには、クルドのYPGが最も頼りになる戦闘員だ、と判断していたのだ。

アメリカとトルコとの関係は、シリアのアルバーブを、トルコが攻撃する段階で、アメリカ軍の協力が全く無かったことから、トルコはインジルリク空軍基地の、アメリカによる使用に文句を言い、それがアメリカ軍のインジルリク空軍基地からの撤収を、現実のものにしつつある。

クルドのYPGに対する武器の供与は、ますますトルコ・アメリカ関係を、悪化させるものと思えるが、それはアメリカが既に、エルドアン体制を見限った、ということによるものなのかもしれない。
Posted by 佐々木 良昭 at 10:56 | この記事のURL
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