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bU113 10月19日『イラン政府武器禁輸解除祝う』 [2020年10月19日(Mon)]
国連がイランに対してかけていた、武器禁輸を解除した。これはイランのアメリカに対する勝利だとして、イランでは大喜びだ。イランの外務省は今回の国連の、決定を大歓迎し、これで武器の輸入が、自由になったと発表した。

これでイランの武器のレベルは向上し、ドローンやレーダー技術も向上し、その他の武器のレベルも、向上することになろう。またイエメンのホウシ・グループに対しても、運搬手段やバリステック・ミサイルを、供与することになり、状況が一変することになろう。

つまりそのことはサウジアラビアが危険になるということだ。サウジアラビアはいままでにも、ホウシ・グループによるミサイルやドローン攻撃を受け、相当の被害が生まれている。バリステック・ミサイルについては、イラクにも供与することになるようだ。もちろん、シリアやレバノンにも、イランから最新鋭の武器が、届けられるということだ。

これまでイランには戦車、装甲車両、戦闘機、戦闘ヘリ、戦闘艦が禁輸されていたが、これからは輸入が可能になる。

こうなると中東の軍事地図は、大幅に塗り替えられることになろう。もちろん、国連がイランに対する武器禁輸を解除しても、アメリカは今後も、イランへの武器輸出を、邪魔して行く方針だ。

イランはこれまで武器禁輸の下で、独自の武器開発を行なっているが、それが数段のスピードと、技術レベルで進歩することになろう。そうなると、アメリカは対応が厳しくなり、簡単にはイランを攻撃出来なくなる、ということだ。

イスラエルについては、もっと深刻な情況が生まれよう。イランはイラン領土から長距離ミサイルで、イスラエルの全域を、攻撃できるようになろう。こうした情況の変化は、戦争勃発の危険性が高まるというよりも、その逆で、戦争勃発の可能性が、後退するのではないだろうか。そうであることを祈りたい。
Posted by 佐々木 良昭 at 09:29 | この記事のURL