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bU028 7月28日『信じ難いトルコの動き』 [2020年07月28日(Tue)]
最近のトルコは異常としか思えない、行動を取っている。シリアやリビアへの軍事介入は述べるまでもなく、それは長期間に及んでいる。その派兵に要する費用は、莫大であろうに。

今度はトルコがアゼルバイジャンとの、軍事同盟に動き始め、合同軍事訓練をすることにした。ここでもトルコはアゼルバイジャンが抱えている、隣国アルメニアとの紛争に手を出す、ということであろうか。

アゼルバイジャンとアルメニアの間には、ナゴルノカラバフの領有をめぐり、対立が続いており、時おり戦闘が展開されている。

現在ではアゼルバイジャン領の、ナゴルノカラバフがアルメニアの支配下に、置かれているのだ。そこで今回は本格的にトルコが、首を突っ込むということであろう。アルメニアの軍事力と比べれば、トルコの軍事力は巨大であり、戦争になればあっという間に、結果が出よう。


エルドアンはこう着状態にある、シリアやリビアの戦線とは異なり、アルメニアとの戦争は、短期間で成果が出る、と思っているのであろうか。トルコの経済は最悪の状態にあり、国民の不満は暴発寸前、と言っても過言ではない。そこで派手な戦勝を、発表したいのであろうか。

だがアルメニアはキリスト教国であることから、トルコが軍事侵攻するようなことになれば、一気にヨーロッパ諸国のトルコに対する敵意は爆発しよう。ハギア・ソフィア教会のことでも、ヨーロッパ諸国は相当、トルコに怒りを拡大しているし、地中海での勝手なガス石油掘削でも、トルコはヨーロッパ各国から、非難されている。

フランスのマクロン大統領などは、明日にでもトルコに攻め入るような、激烈な非難の言葉を口にしている。アゼルバイジャンはイスラム教国であり、現代版スルタンとしては支援しないわけには行かない、ということなのであろうか。

しかし、他方ではトルコに難民となって移り住んでいる、ウイグル人を中国に帰還させる方針で、いるようだ。それはウイグル人を殺させる、ということであり、納得が行かない。だがエルドアン大統領はその事で中国とひと悶着起こし、アメリカの支持を得ようということなのであろうか。

エルドアン大統領の考える外交は、支離滅裂というか、奇想天外というか、呆れるしかない。
Posted by 佐々木 良昭 at 09:38 | この記事のURL