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ASIAGAP/JGAP 日本GAP協会ブログ
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イギリスの小売業はGLOBALGAPについて、どのように消費者に伝えているか?[2013年12月20日(Fri)]
事務局長の武田です。

皆さんもご存知の欧州GLOBALGAPは、消費者向けの商品上でGLOBALGAPの文字を表示することを禁じています。

禁じているとはいっても、あくまで強制力があるのは農場・産地のパッケージまでです。
違反すると認証が停止されたりしますので、ここは従います。

一方、GLOBALGAPの認証農場・産地から商品を購入した中間流通・小売業が、改めてGLOBALGAPについて商品上で表示したり、店頭でPOP掲示したりする場合は差し止めする強制力(仕組み)はありません。
この部分については、GLOBALGAPは商標登録されているので、各国の商標法で止めるしかありません。
商標法は国によって適用が少々異なりますが、一般的に説明文言の中に事実としてのGLOBALGAP認証が述べてある形(農場の取り組みを紹介するような文章)は同法で止めようがないようです。
つまり、基本的にこの部分は紳士協定ということになります(GLOBALGAPの会員になっている小売業などは、基本的にルールを守るでしょう)。

実際に過去にあった事例として、GLOBALGAPを店頭で表示する小売業がEUにあり、止めてもらうようお願いするしかなく、困ったことがあったとGLOBALGAP事務局の人から聞いたことがあります。

もちろん多くのEUの大手小売業はGLOBALGAPの会員でもあり、ルールは守られています。
むしろ、GLOBALGAPを知っている消費者がゼロに近いので、表示しても意味がないというのが実態かもしれません。


消費者が知らないのでGLOBALGAPの文字そのものの表示には価値がないとしても、その取り組み内容は消費者も支持するものでしょう。
実際にイギリスの小売業のPBには、次のような文言表示があります。

■イギリスのある小売業のPB(リンゴ)の表示 実例

「外部の監査プログラム」というところがGLOBALGAPのことです。
「責任ある農薬使用」や「環境・野生動物保護」などは、イギリスの消費者が高く支持する取り組みであり、これが企業の信頼・共感につながるのでしょう。

小売業にとって、GAPを実践する農場・産地と取引することは自らの「のれん」を食品事故等から守る取り組みであり、また「のれん」の価値(信頼・共感)を高めることでもあります。
今回ご紹介した表示例は、それを適切な言葉で消費者にも伝えているイギリスの好例だと私は思います。


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Posted by 日本GAP協会 at 09:00 | この記事のURL | コメント(0)
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