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ASIAGAP/JGAP 日本GAP協会ブログ
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農薬は適切に使う限り安全です、、、しかし、、、[2013年05月08日(Wed)]
事務局長の武田です。

農業生産者が起こす可能性のある食品衛生法の代表格が残留農薬基準違反です。
一生で一度も起こしたくない事故です。

日本の場合、農薬は農薬取締法の元、しっかり行政管理されて製造・流通しています。
安全性の確認も厳格に行われています。

いわば、「農薬は適切に使用する限り安全」と言えます。

ところが、日本国内でも残留農薬基準違反が時々起きています。
その原因は「農業生産者による不適切な農薬使用」です。

最近の残留農薬基準違反から、いくつか事例をご紹介しましょう。

■ハウス内のドリフト(全国の残留農薬基準違反の原因 第2位)

■農薬の散布機の洗浄不足(全国の残留農薬基準違反の原因 第4位)

■なぜ、使ってもいない農薬の残留農薬基準違反が起きるのか?(基準違反の原因分析)


化学農薬の使用回数を減らすことで食の安全が高まると勘違いしている人が多くいますが、これは誤りです。
上記のようなドリフトや散布機の洗浄不足があれば、使用回数の多少と関係なく、基準違反を起こしかねないません。

なによりも大事なのは、「農薬を適切に使用すること」です。
GAPは「農薬を適切に使用すること」を助ける最適なツールです。


<農薬=絶対悪>
このような偏見・誤解を解くためには、農薬メーカーによる啓もう活動に加え、使用者である農業生産者の責任も重大であり、農業生産者へのGAP指導はそれに大きく貢献すると思います。

また、消費者に農薬に関する正しい知識を得てもらうためにも、GAPを活用することは有効です。


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日本GAP協会は、日本農業を応援しています。
新しい農場管理の手法であるGAPを活用し、魅力的な農場を共に創ります。
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Posted by 日本GAP協会 at 08:00 | この記事のURL | コメント(0)
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