
農作業中の事故で毎年400人が亡くなっているのをご存知ですか?[2013年03月19日(Tue)]
事務局長の武田です。
JGAPがテーマにしているものは、食品安全、環境保全、労働安全の3つです。
GAPの話はとかく食品安全に偏りがちですが、労働安全も同様に重要なテーマです。
あまり知られていない事実ですが、農作業中の事故で毎年400名が亡くなっています。
昭和46年以降、ほぼ同じ人数が毎年亡くなっています。
最も多い事故は、乗用型トラクターの転倒事故です。全体の41%を占めています。
他にも、歩行型トラクター(18%)、農用運搬車(16.5%)、高所からの転落(8.5%)、熱中症(6.5%)、自脱型コンバイン(5.4%)、動力防除機(2.9%)、動力刈払機(2.5%)などの原因があります。
誤解を恐れずに言えば、これまで残留農薬や放射能の基準違反で亡くなった方はいません。
農作業中の事故では毎年400名が亡くなっています。
どれだけ大きな問題か、感じて頂ければ思います。
また、死亡事故にまでつながるのは氷山の一角であり、その下に何倍もの怪我があるはずです。
一連の農作業の流れの中で、どこを押さえれば怪我の少ない職場環境が作れるか、その視点からGAPは作られています。
GAPを活用して農業現場の労働事故を減らす試みは、とても期待されています。
JGAPか、GGAPか、県GAPか、とGAPの評論ばかりしている人を見ると、私は正直いつも思います。
「どれでもいいから、早くやったらいいんじゃないの」と。
労働事故で毎年400名が亡くなっているというのは、一日1人ずつ亡くなっているということです。
その人には家族もいれば、友達も、仕事の同僚もいるでしょう。
この事実を考えると、どのGAPでもいいから、一日も早くGAPを活用して農業現場の事故を減らし、大切な命を1人でも守るべきです。
農水省が推進する「春の農作業安全確認運動」が3月1日から始まりました。
日本GAP協会も運動メンバーとして協力しています。
■日本GAP協会トップページ 右下のカエルのマークから、私が選んだ最も役に立つ労働安全ページ(農水省)に行けます
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日本GAP協会は、日本農業を応援しています。
新しい農場管理の手法であるGAPを活用し、魅力的な農場を共に創ります。
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*日本GAP協会のブログは、転載自由です。
ただし、転載元が、日本GAP協会のブログであることを記載してください。
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あまり知られていない事実ですが、農作業中の事故で毎年400名が亡くなっています。
昭和46年以降、ほぼ同じ人数が毎年亡くなっています。
最も多い事故は、乗用型トラクターの転倒事故です。全体の41%を占めています。
他にも、歩行型トラクター(18%)、農用運搬車(16.5%)、高所からの転落(8.5%)、熱中症(6.5%)、自脱型コンバイン(5.4%)、動力防除機(2.9%)、動力刈払機(2.5%)などの原因があります。
誤解を恐れずに言えば、これまで残留農薬や放射能の基準違反で亡くなった方はいません。
農作業中の事故では毎年400名が亡くなっています。
どれだけ大きな問題か、感じて頂ければ思います。
また、死亡事故にまでつながるのは氷山の一角であり、その下に何倍もの怪我があるはずです。
一連の農作業の流れの中で、どこを押さえれば怪我の少ない職場環境が作れるか、その視点からGAPは作られています。
GAPを活用して農業現場の労働事故を減らす試みは、とても期待されています。
JGAPか、GGAPか、県GAPか、とGAPの評論ばかりしている人を見ると、私は正直いつも思います。
「どれでもいいから、早くやったらいいんじゃないの」と。
労働事故で毎年400名が亡くなっているというのは、一日1人ずつ亡くなっているということです。
その人には家族もいれば、友達も、仕事の同僚もいるでしょう。
この事実を考えると、どのGAPでもいいから、一日も早くGAPを活用して農業現場の事故を減らし、大切な命を1人でも守るべきです。
農水省が推進する「春の農作業安全確認運動」が3月1日から始まりました。
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