フォーラム委員会からのお知らせ
森林セルフケアコーディネーター 小川純子
「森林セルフケアフォーラム2025in藤沢」10/26(日)開催に向け、フォーラム委員会の活動がスタートしております。
今年のフォーラムは、藤沢市湘南台の里地里山、この地を魅力的なフィールドへと変えた冨田改氏が手がけた「遠藤まほろばの里 藤沢えびね・やまゆり園」でのフィールドワーク、
2025年3月8日配信の公式協会ブログと2025年3月25日発行の会報誌にて「私が癒される里山」という同じテーマで書かせていただいた、神奈川県藤沢市内にある三大谷戸の一つ、「遠藤笹窪谷公園」。こちらでは午前の基調講演をお願いしております。
昼食は、この地で採れた食材にこだわった「農家レストラン いぶき」のお弁当もご用意しております。
私にとっての「癒し」の場には、雄大な自然と、共に生きている地元の方々とのつながりがあり、専門家からの学びがあります。これを機に会員の方々に知っていただき、更にこのフォーラムによって、地元の方々にとっても新たな「気づき」の時間となることを切に願っております。
2025年06月14日
フォーラム委員会からのお知らせ
posted by 田川 at 14:57| フォーラム委員会より
「里地・里山」 って言うけれど…
昨年10月の京都での森林セルフケアフォーラムで基調講演を頂き、東山の森をご案内頂いた京都大学名誉教授・鎌田東二先生が5月30日に永眠されました。わずか半年前にはあんなにお元気そうにフォーラムでお話しくださいましたのに、あまりに早い訃報に驚いております。ここに謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
理事コラム 「里地・里山」 って言うけれど…
理事長 原田 純子
協会活動のフィールドの中に、今年から「里地・里山」を加えて三本柱となったことは既に折あるごとにお伝えしております。会員の方々は「里地・里山で森林セルフケア」を、どのように受け止めておられるでしょうか?
私が協会の活動に興味を持ち講座や体験会に参加し始めた頃、自分の生活拠点はまだ東京にあり、協会の活動は「都市公園の森で森林セルフケア」だけでしたので、その頃から緑に囲まれた森の生活に憧れていた私にはどこか物足りなさも感じておりました。現在は念願であった森での生活にシフトしましたので、「里地・里山と聞いてどこを思い浮かべるか?」と問われた時に即答できなかったことを白状します。その辺りのことは会報誌にも書かせて頂いておりますが、その後自分なりの「里地・里山」の定義に落ち着き、どこか初心に戻れた気持ちにもなりました。それは「結局は自分の気持ちの落ち着くところがあれば、近くの公園であっても遠くの森であっても、そこでセルフケアが出来ていれば良いのでは?」という身も蓋もない落としどころに落ち着いてしまっていたので、一周回って戻ってきたと言うのが第一印象であったのです。
昨年は京都でのフォーラムに向けて二本目の柱とする「伝統文化の森」として各地の森を訪ねた年でありました。その前はミツバチセラピー、さらにその前はホースセラピーと、ややもすれば協会は迷走していない?とさえ思われかねないフォーラムでのテーマでありましたが、「里地・里山の森で森林セルフケア」と言う今年のテーマで、見事にそれらが結びついたことにお気づきでしょうか?里山には鎮守の森もあれば建築のために樹木の切り出しが行われていたり、生活のための炭焼き小屋もあったりします。田園風景の広がる景色の中には家畜が居たり、果樹園の奥には養蜂家が巣箱を構えて蜂蜜採取に勤しむ…。古くからの地域の伝統芸能があり、祭りや四季折々の行事を守って生活している日本の文化も見えてきます。信仰の対象となっている森もある事でしょう。一口に「里地・里山」と言っても、現在見えているような形になるまでには積み重ねてきている歴史もある訳で、そのような流れで「里地・里山の森で森林セルフケア」を捉えて頂けたらと思います。今年のフォーラムにご参加頂き、ご自分にとっての「里地・里山」や森林セルフケアの原点をぜひご確認頂ければと願っております。
理事コラム 「里地・里山」 って言うけれど…
理事長 原田 純子
協会活動のフィールドの中に、今年から「里地・里山」を加えて三本柱となったことは既に折あるごとにお伝えしております。会員の方々は「里地・里山で森林セルフケア」を、どのように受け止めておられるでしょうか?
私が協会の活動に興味を持ち講座や体験会に参加し始めた頃、自分の生活拠点はまだ東京にあり、協会の活動は「都市公園の森で森林セルフケア」だけでしたので、その頃から緑に囲まれた森の生活に憧れていた私にはどこか物足りなさも感じておりました。現在は念願であった森での生活にシフトしましたので、「里地・里山と聞いてどこを思い浮かべるか?」と問われた時に即答できなかったことを白状します。その辺りのことは会報誌にも書かせて頂いておりますが、その後自分なりの「里地・里山」の定義に落ち着き、どこか初心に戻れた気持ちにもなりました。それは「結局は自分の気持ちの落ち着くところがあれば、近くの公園であっても遠くの森であっても、そこでセルフケアが出来ていれば良いのでは?」という身も蓋もない落としどころに落ち着いてしまっていたので、一周回って戻ってきたと言うのが第一印象であったのです。
昨年は京都でのフォーラムに向けて二本目の柱とする「伝統文化の森」として各地の森を訪ねた年でありました。その前はミツバチセラピー、さらにその前はホースセラピーと、ややもすれば協会は迷走していない?とさえ思われかねないフォーラムでのテーマでありましたが、「里地・里山の森で森林セルフケア」と言う今年のテーマで、見事にそれらが結びついたことにお気づきでしょうか?里山には鎮守の森もあれば建築のために樹木の切り出しが行われていたり、生活のための炭焼き小屋もあったりします。田園風景の広がる景色の中には家畜が居たり、果樹園の奥には養蜂家が巣箱を構えて蜂蜜採取に勤しむ…。古くからの地域の伝統芸能があり、祭りや四季折々の行事を守って生活している日本の文化も見えてきます。信仰の対象となっている森もある事でしょう。一口に「里地・里山」と言っても、現在見えているような形になるまでには積み重ねてきている歴史もある訳で、そのような流れで「里地・里山の森で森林セルフケア」を捉えて頂けたらと思います。今年のフォーラムにご参加頂き、ご自分にとっての「里地・里山」や森林セルフケアの原点をぜひご確認頂ければと願っております。
posted by 田川 at 14:54| 役員コラム
大阪で見つけた!身近な自然でリフレッシュ「大泉緑地」へ
大阪で見つけた!身近な自然でリフレッシュ「大泉緑地」へ
セルフケアサポーター 川端久美子
今年の森林療法協会のテーマは「里地里山」。
遠い山まで行かなくても、実は私たちの身近な場所にも、豊かな自然を感じて心身を癒せるところがあるんです。
先日、大阪にある「大泉緑地」を訪れ、その魅力を肌で感じてきました。
🌳 森への入り口、そして優しい緑

公園の入り口は、木々が並びアプローチを歩き始めると、都会の騒がしさが遠のいていくのを感じます。

写真を撮った日は、薄曇りでしたが、いろいろな緑色が目に飛び込んできて、見ているだけで気持ちが落ち着きますよね。
思わず大きく深呼吸して、きれいな空気を胸いっぱいに吸い込みました。
足裏で感じる癒し「樹のみち」


大泉緑地には「樹のみち」という、ウッドチップが敷き詰められた小道があります。
普段のアスファルトの道とは違い、ふわふわと柔らかく、優しい歩き心地。
足裏から木の温もりと自然の感触が伝わってきて、心身ともにリフレッシュできました。
こんな道を歩く機会はなかなかないので、とても新鮮でしたよ。
広がる空と芝生

公園には芝生の広場があり、見上げると、さえぎるもののない広い空が広がり、開放感を味わえました。ここで寝転んで空を見上げるだけでも、最高の気分になれます。

たっぷり歩いて疲れたら、木陰に設置されたベンチでひと休み。
木々の葉が強い日差しを遮ってくれて、ひんやりとした空気が心地よかったです。
こんなちょっとした休憩スペースがあるのも嬉しいですね。
🌲身近な自然で、心の充電を
遠出しなくても、身近な場所でこれだけ豊かな自然に触れ、心と体を癒せるんです。
「森林を活用して人を癒す」という考え方は、大泉緑地のような場所で、誰もが気軽に
体験できるところだと実感しました。
日々の忙しさから少し離れて、心身のリフレッシュに大泉緑地を訪れてみてください。
きっと、心に穏やかな時間が訪れるはずですよ。
セルフケアサポーター 川端久美子
今年の森林療法協会のテーマは「里地里山」。
遠い山まで行かなくても、実は私たちの身近な場所にも、豊かな自然を感じて心身を癒せるところがあるんです。
先日、大阪にある「大泉緑地」を訪れ、その魅力を肌で感じてきました。
🌳 森への入り口、そして優しい緑

公園の入り口は、木々が並びアプローチを歩き始めると、都会の騒がしさが遠のいていくのを感じます。

写真を撮った日は、薄曇りでしたが、いろいろな緑色が目に飛び込んできて、見ているだけで気持ちが落ち着きますよね。
思わず大きく深呼吸して、きれいな空気を胸いっぱいに吸い込みました。



大泉緑地には「樹のみち」という、ウッドチップが敷き詰められた小道があります。
普段のアスファルトの道とは違い、ふわふわと柔らかく、優しい歩き心地。
足裏から木の温もりと自然の感触が伝わってきて、心身ともにリフレッシュできました。
こんな道を歩く機会はなかなかないので、とても新鮮でしたよ。


公園には芝生の広場があり、見上げると、さえぎるもののない広い空が広がり、開放感を味わえました。ここで寝転んで空を見上げるだけでも、最高の気分になれます。

たっぷり歩いて疲れたら、木陰に設置されたベンチでひと休み。
木々の葉が強い日差しを遮ってくれて、ひんやりとした空気が心地よかったです。
こんなちょっとした休憩スペースがあるのも嬉しいですね。
🌲身近な自然で、心の充電を
遠出しなくても、身近な場所でこれだけ豊かな自然に触れ、心と体を癒せるんです。
「森林を活用して人を癒す」という考え方は、大泉緑地のような場所で、誰もが気軽に
体験できるところだと実感しました。
日々の忙しさから少し離れて、心身のリフレッシュに大泉緑地を訪れてみてください。
きっと、心に穏やかな時間が訪れるはずですよ。
posted by 田川 at 13:48| お薦めの里地里山