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2023年01月15日

武蔵国分寺公園 森林セルフケア体験会 サポートスタッフ募集(3 名)

武蔵国分寺公園 森林セルフケア体験会 サポートスタッフ募集(3 名)


〜森林セルフケア体験会の一部を担当していただきます。森林セルフケア活動の実践の機会としませんか。〜
【日時】2023 年 3 月 11 日(土)
【時間】9:30〜12:30
    ※集合は 9:30
    ※JR 国分寺駅南口を出たところにあるモニュメント付近
【定員】3名
【資格】森林セルフケアサポーターまたは森林セルフケアコーディネーター
【内容】
・森林セルフケア体験会のプログラムの一部(ワンコンテンツ)を担当してください。
・呼吸法、気功、ヨガ、体操、瞑想、マインドフルネス、自然観察、森林でのエクササイズ等
・15 分〜20 分の時間で行ってください。
・全体進行は森林セルフケア体験会のコーディネーターが行います。
・3名のサポートスタッフは各々のプログラムを体験会の途中で実施してください。
・どのようなプログラムを行うかは事前にメールでお知らせください。(改めてご連絡します)
・当日の参加費は無料です。謝金や交通費の支給はありません。
・森林セルフケア体験会を行なう実践の機会として活用してください。
・他のサポートスタッフのプログラム実施内容も体験し今後の参考としませんか。
・プログラムは「こもれび広場」または「野鳥の森」で行っていただきます。
・定員は 3 名となります。定員に達した時点で締め切りとさせていただきます。
・森林セルフケア体験会は会員および一般の参加者を募ります。(別途案内参照ください)

【持ち物】敷き物、タオル、飲み物、体験会終了後円形広場で昼食をとる場合はお弁当等
【申し込み】
 E-mail:forestselfcare@gmail.com(事務局)
上記の事務局メールアドレスに、3 月 11 日武蔵国分寺公園サポートスタッフ参加希望と記入し
お名前と森林セルフケアサポーターか森林セルフケアコーディネーターか記入しお申込みください。
【担当】 森林セルフケアコーディネーター 太田
【主催】 NPO 法人 日本森林療法協会

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連載コラムBachの森歩きG「私と娘の森さんぽ」

「私と娘の森さんぽ」


森林セルフケアコーディネーター
小川 純子


2022年12月中旬、「お母さんが何度か行っている藤沢にある農家レストランに連れていってほしい」突然娘からお願いされ、お互いの予定を合わせ年内最終営業日となる12月24日にランチの予約を入れました。「せっかくだから、ランチの前にお母さんがお手伝いしている公園に行かない?」今度は私が娘を誘い、早朝6時に家を出て私の運転で「遠藤笹窪谷公園」に二人で向かいました。

私は車を運転することが昔から好きでした。

車自体が好きなわけではなく、一人になれる空間が車だったからです。
結婚して母親となってからは私と3人の子供たちの大切な空間としての車ともなりました。
3人の子供たちが幼かった頃はよく夜のドライブに行きました。夜なかなか寝ない子供たちを車の後部座席に乗せ「ねんねこドライブ」と称して、一人ひとりにタオルケットを巻いてそのまま眠れるようにしてから、車を運転し1時間ほどあてもなく走っていたこともありました。
子供の成長に伴い、車中は説教の場となったり、喧嘩の場となったり、楽しい遊びの場となったり、くつろぎの場となったりもしました。書きながらいろいろなことが思い出されてきます。

この日は、久しぶりの娘と二人きりの早朝ドライブでした。
私が音楽をかけようとすると、「お母さん、早朝のドライブはやっぱり気持ちがいいね。こうやってボーっと外眺めることって、ここのところ無かったかも。なんかさあ、山がきれいだなって思えてきた。今日は携帯、触りたくないな。音楽もやめようよ。」今までなら、ずっと携帯をいじっていて、すぐに「なんか音楽かけてよ」という娘でしたから、ちょっとびっくりしました。

渋滞もなく1時間ほどで高速をおりましたが、最近眠れないと言っていた娘は助手席で気持ちよさそうに眠っていました。途中にあったスタバに立ち寄り、車の中に娘を寝かせたまま私一人で30分ほどくつろいでから公園に到着しました。

公園の駐車場に車を止め、「ボランティアスタッフとして来るときはもっと公園の中にとめられるんだけどね」と、ちょっぴり娘相手に自慢をして「では、今日はお母さんが木についていろいろ教えてあげましょう」と言いながら笑う娘とともに散策スタートです!

公園に入り開口一番「これが公園?」この娘の反応に、このリアクション私と同じだ。そう感じていたら、いきなり走り出し「気持ちいい」と叫ぶ娘に、うんうん本当にそうだよねと笑顔の私。

写真@.jpg


写真A.jpg


私「では問題です。この木はカヤという木なのですが、別名松田聖子の木とも呼ばれています。何故でしょうか?」
娘「意味がわからない」
私「正解は、匂いを嗅いでみてください!」
娘「すごい、いい匂い!!」
私「フレッシュ、フレッシュ、フレッシュ、♪って教わたのよ (笑)」
娘「やっぱり昭和だ〜(笑)」

二人で楽しみながら公園を歩き、

写真B.jpg


森を歩いていきました。

二つの森を2時間ほどかけて歩いたころ、娘から「お母さん、本当に体力あるね。本当に楽しそうに歩き続けるよね。私はもうそろそろおわりにしたいです」といわれ、今日はこの辺までにしておこうと、駐車場に戻ることにしました。
戻る途中で、「ちょっと想像と違っていたことがあるんだけど、言ってもいいかな。ゴミがすごくて残念だった。森ってこういうもの?」確かに、私も残念に感じていました。

写真C.jpg


こういった看板があちらこちらにあるのですが、その近くにテレビやタイヤが捨てられていたり、冷蔵庫もありました。正直、ここで森林セルフケアは無理だなと思っていたところでした。
娘と「本当に残念だよね、今度来るときは空き缶くらいは拾えるからゴミ袋を持参しようか」と話ながら、私と娘の森さんぽを終え、車に乗り込み農家レストラン「いぶき」へ向かいました。

最後に、ずっと眠れないと言っていた娘が翌朝「久々に眠れた〜」と起きてきました。

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posted by Yu SEKI at 09:17| サポーターコラム

役員コラム㉜「鎌倉伝統文化の森」

鎌倉伝統文化の森


理事 降矢英成


 皆さま、明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願い致します。

 さて、今号の特集で「京都伝統文化の森」について紹介いたしましたが、ここでは、東の重要な場所である「鎌倉伝統文化の森」について書かせていただきたいと思います。

 鎌倉は、昨年の大河ドラマで改めて、公家から武士に中心が移った「歴史・伝統文化の古都」であることを再認識させてくれました。そして、京都が東・北・西は京都三山に囲まれ南は奈良盆地に広がっているのに対して、鎌倉は南に相模湾が広がりそれ以外の三方は山に囲まれた要衝の地となっています。

 つまり、京都と同じく三方が山の森に囲まれているわけです。そして、京都と同じように、鶴ヶ岡八幡宮をはじめ、建長寺や円覚寺などの多くの社寺が山を借景にして存在しており、まさに「伝統文化の森」となっています。

 京都には「京都伝統文化の森推進協議会」という団体があることを特集の方でご紹介しましたが、鎌倉には「公益財団法人鎌倉風致保存会」(https://userweb.www.fsinet.or.jp/fuhchi/)という日本のナショナルトラスト運動の先駆けとなった団体があることが分かりました。

 一昨年の秋に、レベルアップ講座で会員の臨床心理士の梶原さんのcocorokamakuraを会場とさせていただき鎌倉を久しぶりに訪れ、その日の午前中に、いくつかのお寺を巡ってみましたところ、境内の森の快適さと、仏像の癒しの魅力に改めて気づくことができ、その後、飯田さんとともに鎌倉十三仏詣でをしてみたのです。

 そのことによって、鎌倉の社寺の伝統文化の森を活用する森林セルフケアが浮かんで来るようになり、昨年末に梶原さんにご相談し、年が明けた8日にはご一緒に下見をすることができました。

 正月の喧騒がまだ残っている時期でしたが、私たちが巡ったのは有名な観光地の社寺ではなく、裏山の森と一体となったたたずまいの社寺を中心としていますので、正月明けでも静かな森林セルフケアを味わえる状況となりました。

 京都でも鎌倉でも、観光地ではなく、「伝統文化の森」という視点で森と親しみ、健康増進を図ることができますし、もう少しメンタルヘルスの面でいいますと、静けさとともに仏教や神道の精神に近づくことの効果も期待できると感じています。

 森林セルフケアの一つの形の提案として「伝統文化の森」を3月の会報誌でじっくりと特集として取り上げて、このメルマガでお名前をご紹介しました京都大学名誉教授の鎌田東二先生と、cocoorokamakuraの代表の梶原さんにも寄稿していただく予定ですので、楽しみにお待ち下さい!

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posted by Yu SEKI at 09:15| 役員コラム

【ご案内】森林セルフケア体験会in武蔵国分寺公園(3/11)

「森林セルフケア体験会in武蔵国分寺公園」を以下の通り開催致します。
皆様のご参加をお待ちしております。


■開催日時
  2023年3月11日(土)9:30〜12:00
  ※小雨決行

■場所
  武蔵国分寺公園〜真姿の池湧水群〜お鷹の道

■集合
  9:30にJR国分寺駅南口を出たところにある「モニュメント付近」
  ※国分寺駅南口交番の近くです

■持ち物
 敷き物、タオル、動きやすい服装、体験会のあと希望者は芝生でお弁当(各自持参)

■参加費
  会員1,000円/一般2,000円
  ※お申し込みメールをお送り頂きました後【3月8日(水)】までに下記ゆうちょ銀行口座までお振込ください。
  ※お振込頂きました参加費の返金は致しかねますので予めご了承下さい
  ※入会費1000円、年会費5000円で会員価格でご参加頂けます。
   会員制度詳細は下記ページをご参照下さい。入会をお待ちしております。
   https://foresttherapy.wixsite.com/forest/admission

■振込先
  <ゆうちょ銀行からの振込の場合>
   ゆうちょ銀行:記号 10060 番号 93744651

  <他金融機関からの振り込みの場合>
   ゆうちょ銀行 店名:00八 (ゼロゼロハチ) 店番:008 (普) 93744651

■申込先
 下記申込みフォームよりお申し込みください。
 https://forms.gle/i38mCsMAog8G71zn8
 ※申込みフォームが開けない場合、事務局までお問い合わせください。
  (事務局連絡先:forestselfcare@gmail.com)

■イベントチラシ
 ☆3月11日体験会武蔵国分寺公園.pdf

■主催
 NPO法人日本森林療法協会
  http://foresttherapy.wixsite.com/forest

■担当
 太田

■お願い
 ご参加にあたっては、体調管理・マスク着用など、新型コロナウィルスの感染予防にご協力ください。

■キャンセルポリシー
 一度お振込みいただいた参加費は返金できません。
 ただし締切日までにお申し込み人数が5名に達しない場合は、講座の開催を見合わせることがあります。
 その場合はご連絡の上、振り込まれた参加費を次回までお預かりいたします。

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posted by Yu SEKI at 09:09| イベントのご案内

「伝統文化の森」という視点〜特に京都伝統文化の森

「伝統文化の森」という視点〜特に京都伝統文化の森


理事 降矢英成


皆さま、明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願い致します。

さて、私どもの協会では、健康のために森のフィールドとして、遠くの原生林まで行かずとも、「里山」とか「都市公園」などの暮らしに身近な森を活用することを提唱しています。しかし、「森のフィールド」を考える際に、「健康」とか「暮らし」だけでなく、人間にとっては「伝統(歴史)」とか「文化」という要素も重要であることを感じ、理事会に「京都の伝統文化の森を守るクラウドファンディング」に協力しませんかという提案をしました。

直接のきっかけは、宗教哲学者の鎌田東二京都大学名誉教授からのメールでした。鎌田先生は、「身心変容技法」という、人間の健康増進だけでなく、魂の成長をも視野に入れた研究をなさっていますが、「京都伝統文化の森推進協議会」の会長もお務めになっています。

京都三山の森の荒廃の整備・回復はもちろんのこと、京都の伝統文化としての森の伝承にも力を入れている団体です(https://kyoto-dentoubunkanomori.jp/)。京都市が基盤になっていて、しっかりと活動している様子が伺えます。

鎌田先生は、日本の宗教の研究において、全国の神道、仏教、新興宗教などのフィールドを廻られており、特に京都でも多くの社寺のフィールドワークをされています。具体的には、比叡山はもちろんのこと、市街にある下鴨神社・上鴨神社にも豊かな森があり、さらには、金閣寺、銀閣寺などの寺や伏見稲荷や松尾神社などの神社は山の森を背にしていますし、大文字など送り火の京都五山の森もあります。

京都は南側以外の三方は山に囲まれており、「京都三山」と呼ばれていますが、それは、清水から比叡山までの「東山」、杉の美林で知られる「北山」、嵐山や松尾神社などの「西山」の三つで、これら三山がそれぞれの伝統・歴史の中で京都の文化と結びついています。今では、これら三山をを縦走する「京都一周トレイル」も人気が高まっているようです。

鎌田先生は、「比叡山」の登拝を日課にされており、その数やすでに何と880回以上になり、1000回も時間の問題となっているのですが、さらには、「東山」をご自分の「修験道」のフィールドとされ、「東山修験道」と命名されています。それらのフィールドワークの中で、悲しいことに森の荒廃が年々ひどくなってきていることを痛感されてきています。

このままでは、京都の「伝統文化の森」が荒廃し、私たち日本人の精神を培ってきた一つの中心である「京都」が荒廃し、それがやがては私たち自身の豊かさや誇りを失わせることに繋がってしまう恐れがありますので、森林を健康に活用することを目指している私たち協会にとっても看過できない問題と感じて理事会に提案したという経緯です。

◎京都三山の伝統文化の森を守るクラウドファンディングのご案内
京都三山の森の荒廃の整備・回復はもちろんのこと、京都の伝統文化としての森の伝承にも力を入れている団体です。このため、リターンには、東山の森の整備体験もあれば、鎌田先生による「東山・瓜生山の仙人の伝説を巡るツアー」など、学びになるものまで多彩です。
クラウドファンディングのサイトは以下となります。
https://the-kyoto.en-jine.com/projects/denbunnomori

幸い、目標額の500万円を超えて達成していますが、目標額の500万円は最低ラインの必要額ですので、期限の1月末までに、さらに増やして他の必要な活動にも回せるようになればと思います。ぜひ、皆さまのご協力をお願いします。

私自身も、鎌田先生がご案内して下さる「京都東山の地理と伝説の仙人を知るツアー」に支援をしておりまして、瓜生山を巡りながらの仙人伝説を楽しみにしているところです!

また、京都は「古都」ということで、日本人にとっての「伝統文化」に広く関係があるわけですが、一方、東には昨年の大河ドラマで注目されました武士政権の伝統文化の地である「鎌倉」も日本人の精神に多大な影響を及ぼした場所です。
この鎌倉の伝統文化の森につきまして、今号の「理事コラム」で書かせていただきましたので、合わせてお読みくださればと思います。

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posted by Yu SEKI at 09:07| コラム

お知らせとお誘い

お知らせとお誘い


理事長 原田純子


信州・黒姫高原はまだまだ雪に埋もれておりますが、日本森林療法協会では早くも春の計画が目白押しです。卯年の今年は森のお茶会からスタートいたします。

@「森のお茶会」
先月のお茶会では、初めてテーマを作ってシェアし合う試みにチャレンジしました。テーマは「保険について」。そこから話は発展いたしまして、1月のお茶会では「FAキット(応急処置セット)はどんなものを使っていますか?」について話し合う…と言うより、それぞれお使いの物を見せっこしましょう、という事になりました。先月にもチラ見せした物もありましたが、今月は参加する方が普段お使いの物を見せ合ってみようというのがテーマです。
もちろん見るだけ〜の方もOKですのでご参加ください。これでなければいけないと言うものはないのですが、きっと何か参考になるものがあるはずです。お時間のある方はお気軽にご参加ください。皆さんのキットをお見せ頂けるのを、そしてお話しできるのを楽しみにしています!

1月26日(木)19:30〜になります。

原田までメールでお申し込みください。Zoomのご招待を送らせて頂きます。
zitterhouse2015☆bf7.so-net.ne.jp (☆を@に変えてくださいね)


Aレベルアップセミナー
毎回好評のレベルアップセミナーが、もう来月の2月に予定されています。今からスケジュールに入れてご参加ください。

・テーマ:「心理療法的な森林セルフケア・森林療法のポイント・座学編」
・2月19日(日)13:00〜16:45
・講座の形態〜zoom受講および録画受講
・講師
 飯田みゆき(森林セルフケアコーディネーター、薬剤師、公認心理師)
 松尾祥子(臨床心理士/公認心理師、アロマセラピスト)
・進行/降矢英成

 ‘申し込みは協会HPよりお願いします。
 *https://blog.canpan.info/jfts/archive/348

B月一体験会
春を感じる国分寺公園で今年最初の森林セルフケア体験会を開催します。お友達を誘って武蔵野の春の植物達から、森のメッセージを受け取りに行ってみませんか?
当日のサポートスタッフも募集いたします。コーディネーターを目指そうかな、とお考えの方は奮ってご応募ください。

3月11日(土)10:00〜12:00 @武蔵国分寺公園
詳細・申込みは下記よりお願いします
https://blog.canpan.info/jfts/archive/360

C春の講座のご案内
お待たせしておりました講座の日程が決まりました。下記の通り予定しておりますので、ぜひお知り合いの方をお誘いください。

4月15日(土)10:00〜17:00 室内編(オンライン)
4月16日(日)10:00〜17:00 実地編(北の丸公園)
4月22日(土)10:00〜12:00 体験会(明治神宮)
4月22日(土)13:30〜17:00 支援研修(赤坂溜池クリニック・オンライン)

2023年も森にご一緒しましょう♪


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posted by Yu SEKI at 09:04| ご案内

森遊びを愉しむ

森遊びを愉しむ

森林セルフケアサポーター 左賀秀機


森林空間サービスを森林業の一分野として取り組む時代の到来を嬉しく思っています。林野庁の「フォレスト スタイル ネットワーク」に登録申請したところ承認も頂きました。どうすれば森で「癒し」を感じてもらえるか、「寛ぎ」を覚えてもらえるか。自分で体験したことを伝えようとせいぜい、近くの森に行くようにしています。

とはいえ、それだけではありません。実は、変形菌(粘菌)との付き合いが始まったから森が気になって仕方ないというのが正直なところです。
変形菌はその名の通り変形します。しばらく観ない間に変形体は子実体になっていることもしばしばあります。変形のプロセスで見せる姿にひかれ、その様子が気になって仕方がありません。まるでペットを飼っているようです。出会ったその後が気になり、昨年末には多少の雪をものともせず雪中見舞に行きました。その姿を見てこころはホットになりました。森で過ごすのは一刻(2時間)をめどにしていますがとにかく病みつき状態です。

写真は上(左)キラキラホコリの変形体 (右)未熟な子実体 下は成熟した子実体

A:キラキラホコリ.jpg


よく行く国有林のほかにmochiyamaに向かうことも随分多くなりました。それも育林目当てでなく森林空間のもたらすサービスを受け取るためにです。台風の置き土産の倒木は嘆きの種でしたが、今や変形菌というお宝が潜む資源となりました。
森では苔を見ては立ち止まり、地衣類を見ては立ち止まりと自ずとスローとなり、まさに「スロー山歩」です。変形菌でも見つけようものならその場に暫しとどまることになります。もちろん協会の体験会プログラムを思い起こしてもいます。楽しかったことの幾つかを報告します。

【五感を感じる】
私のフィールドで探菌会をした時のこと。「見ほれる苔に立ち止まり、上の落ち葉を取り除いた後タッチしましょう」と、勧めたところ、おでこを付けて歓声、頬を付けて歓声。ならば私もと真似たところなんとも心地のいいこと。新発見でした。それ以来、手でタッチするのに加えて顔面タッチを楽しむようになりました。

B:五感を感じる.png


【自然観察的体験】
大文字山の登山道でのこと。チャートが磨かれているのを目にしました。あの堅い岩がです。人の踏み圧の為せるところと知りました。樹木の浮き根を、「これはフラクタルだ」などと思いながら、踏んで通り過ぎていましたが、根が傷ついて痛々しそう。絶えず修復して頑張っているんでしょう!凄い!これからは出来るだけ踏まないようにと。踏んでも、「ごめんね」とつぶやくこととします。

C:自然観察的体験.png


【心理療法的体験】 
ゆっくり歩こうと森に入るものの、つい急ぎ足になっていることにハッと気づき、「今はbeingモードで」と、モードチェンジ。それももつかの間、「doingモード」にハッと気づきます。スロー山歩は歩くマインドフルネス瞑想に打ってつけとお気に入りの取り組みです。いま地面を感じている。いま谷川のせせらぎの音を耳にしているなど、五感をつぶやくことで今に留まり、きっと脳の休養になっているのでしょう。とにかく心地よろしいです。

【スピリチュアル体験】
変形菌を探すことで、「菌眼」を養うことができ、小さな命に気づくことが増えました。スピリチュアルな世界へいざなわれます。数ある中でまれに発根のどんぐりを探し当て、「今いのちがどんぐりしている」と同時に、「いまいのちが私している」(1)と、生かされていることを改めて実感します。そして、今日あることに感謝します。
順天堂大学湯浅資之教授は、「スピリチュアル・ヘルスとは明確な定義がされているわけではありませんが、概ね生きる目的や意味を認識したり、ありのままの自分を受け入れたりする健康のことを言います。」(2)と述べられています。 

D:スピリチュアル体験.png


【社会的体験】
森で出会った人から元気をいただくことしばしばです。あるご婦人に出会った時のことです。「登山を趣味にして事故もなく今日が迎えられました。もう山登りは出来ない歳。せめて恩返しと思って」と、ごみ袋を持って歩いていられるのに頭が下がりました。棄てられたごみを見てふしだらをぼやくばかりの私は反省することしきりでした。話の内容はさておき立ち話は、綺麗な花にも勝りこころウキウキ、足取りが軽くなるのを覚えます。もちろん話しかける相手を選びはしますが。
イベントで森に行くだけでなく日常的に森に入ることを多くの方に経験していただけたらと願っています。後期高齢者と言われる私にとってフレイル予防、健康寿命延伸、若者の保険料負担軽減につながっていると確信しています。当面、私のフォレストスタイルを発信し続け、真似てくださる人が現れるのを待つとします。

【出処】
(1)菅井啓之著「美しい心を育む自然観察」(文溪堂)
(2)公益財団法人札幌がんセミナーwebサイト
https://scsf.info/faq_cancer/%E3%82%B9%E3%83%94%E3%83%AA%E3%83%81%E3%83%A5%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%98%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%81%A8%E3%81%AF%EF%BC%9F/

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posted by Yu SEKI at 08:59| サポーターコラム