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2022年10月30日

【活動報告】森林セルフケアフォーラム2022<ワールド・カフェ>

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NPO法人日本森林療法協会は2022年10月30日(日)に駒澤大学にて森林セルフケアフォーラム2022を開催いたしました。

当日の様子を<基調講演><パネルディスカッション><体験会><ワールド・カフェ>と4つのパートに分けてご報告申し上げます。

基調講演の報告はこちら:https://blog.canpan.info/jfts/archive/339
パネルディスカッションの報告はこちら:https://blog.canpan.info/jfts/archive/340

今回は<ワールド・カフェ>につきましてご報告申し上げます。

5つのコースの体験会を終え、次のセッションはワールド・カフェです。
5つのテーブルに分かれ始まりました。初めましての方も多いグループでまずは自己紹介からスタートです。

今回のテーマは3つあります。

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1回目を青いポストイットで、2回目を黄色いポストイットで、3回目を赤いポストイットで色分けをしてそれぞれの感想を共有しました。

1つ目のテーマで出た意見としては・・・

・自然と命に対して共感出来る人たちと出会えた
・都会の中であったが木や緑があることはホッとするし大事だと感じた
・自然の中に身を置くと安心した
・日常に縛られている自分に気づいた
・馬に対するイメージが変わった

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などなど多くの意見が出ていました。

2つ目のテーマとして出ていた意見としては・・・

・森はあらゆるものとコラボできる可能性を秘めている
・森林療法も福祉の枠組みに入れられるか?
・EPOさんの行動力、実行力がすごい
・昔、鞍なしの馬に乗った記憶が生々しく蘇ってきた
・人々より長生きしている木って先輩だな。その木とやり取りできることの素敵さ

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そして最後のテーマで出ていた意見としては・・・

・「ゆだねる」ということも大切。呼吸を整えて頑張りすぎない
・今日の出会い、知ったこと、ホースセラピーを職場や友人に伝える
・自分に出来ることをやる!
・木のつながりを意識した呼吸法を実践する
・のんびり、笑顔、深呼吸

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あっという間の1日でしたが、ご参加された皆さんはお一人お一人何かを得て持ち帰られたのではないかと思います。

改めまして、森林セルフケアフォーラム2022へご参加頂きました皆さんありがとうございました!

■ご案内
NPO法人日本森林療法協会では11月20日(日)に富士宮市のEPO様にてレベルアップセミナーを開催致します。
富士山の麓で、「森林ホースセラピー体験会」として、森林×馬体験の相乗効果を活用するプログラムを、体験しながら学びます!
是非ご参加下さい。 

 <詳細・申込みはこちら>
 https://blog.canpan.info/jfts/archive/323

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posted by Yu SEKI at 12:35| 活動報告

【活動報告】森林セルフケアフォーラム2022<パネルディスカッション>


フォーラム2022.png


NPO法人日本森林療法協会は2022年10月30日(日)に駒澤大学にて森林セルフケアフォーラム2022を開催いたしました。

当日の様子を<基調講演><パネルディスカッション><体験会><ワールド・カフェ>と4つのパートに分けてご報告申し上げます。

今回は<パネルディスカッション>につきましてご報告申し上げます。

NPO法人EPOの高橋様の基調講演の後、降矢理事の進行の下、高橋智様 (EPO)  小川純子さん(森林セルフケアコーディネーター) 太田博幸(協会理事) 原田純子(協会理事)の4名にてパネルディスカッションを開催しました。

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【降矢】お一人ずつ気になる点、確認したい点をどうぞ。

【原田】6月に伺い実際に体験させてもらいました。至福の時間を過ごさせてもらいました。馬と一緒にいる時間はホッとする、ゆったりとした時間でした。今日のご発表の中で「卒業した方の支援」として、年齢に応じて卒業があることを知り共感する点も多く驚きました。

【太田】一般の人も体験できるのでしょうか?

【高橋】乗馬クラブのようにオープンにしていませんが、ホームページから問い合わせて頂いたらお受けすることも可能です。特に団体の場合だとお受け入れしやすいです。もちろん個人でも大丈夫です。また月に1回オープンデイも開催しています。

【小川】お話をお伺いしていましたが「体験してみないとわからない」と思い、実際に行ってきました。環境はもちろんスタッフの方が素晴らしく、自然に受入れて下さいました。体験したいと思いつつ、馬が怖かったのですが「ご自身が怖がっていたら馬も怖がってしまう」とコメント頂き、ゆっくりゆっくり教えて頂きました。

【小川】お伺いしたいのが、レストランで何人かお話されていましたが、実際にお伺いして相談する形でしょうか?また、月1回のオープンデイはどこで情報発信していますか?

【高橋】その通りです。特にいきなり馬に乗せるではなく、リスクをヘッジするためにも丁寧にお話をお伺いしてプログラムを作る形となっています。オープンデイはFacebookで告知しています。

【降矢】弊協会としてもストレスケアに特化したプログラムを計画しています。是非今日のご参加の方にもご参加頂きたいです。高橋さんは行動力のある方と感じますが、工房ではどのようなことをされていますか?

【高橋】羊毛の毛を1年に1回刈り取って製品にしています。羊毛も毎年国内のコンクールに出ており、銀賞は受賞しており羊毛のクオリティも評価してもらっています。

【降矢】素晴らしいですね。アニマルセラピストは資格がありますか?

【高橋】資格はないですが、動物管理士という資格を取って頂くことがあるかと思います。

【降矢】馬場だけでなく森の中を馬に乗ることが特徴ですが、馬場と森の中との違いはありますか?

【高橋】ものすごくあります。自閉症のお子さんの中には表情が豊かになったりと、その様子をみてお母さんも嬉しくなりケアにもなっていると思います。

【降矢】そういう意味では平坦な馬場よりも、森林コースで体験することが大切なのですね。

【高橋】そうですね。特に夏などは森の中は涼しいこともそうですし、森の中だとリラックスが高まると感じています。

【太田】仮にオープンデイにお伺いするとしたら、車でないと行けないですか?

【高橋】公共交通機関がないので車で来て頂きたいです。
    新幹線の新富士駅からレンタカーで来られる方もいらっしゃいますし、タクシーでお越しになられる方もいらっしゃいます。

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【太田】始めたきっかけをもう少し教えて下さい。

【高橋】子どもが2人おり、ゲームばかりでなく自然の中で楽しむことを伝えたいと思っていました。

【小川】自分自身が体験した写真が資料にありましたが、ブラッシングの様子で自分自身が笑顔だったことがとても印象的でした。プログラムの最後に心理セラピストの方と対話があり、私は自然と涙が出てきました。話をしている間に馬が突然やってきてモゴモゴ食べていたのを見ていただけなのですが。専門家の方が「小川さんにとってこのような受け取ったのではないですか?」と声をかけて下さり、専門家の方の支援の大切さを感じました。

【高橋】自分一人でリラックスするよりも専門家がいることで相乗効果もあるのではと思っています。

【降矢】体験した際に馬との一体感を感じました。これは心理セラピストさんやボディーワーカーさんがアシストして下さったからこそ感じるものだと思いました。

【高橋】各分野のスペシャリストと連携することで期待した効果が得られると感じています。

【原田】馬の心臓の波動に包まれる体験はここでしか出来ないことだと感じています。

【降矢】ここから会場とzoomの方からも質問をお受けしたいと思います。

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【会場】私自身農作業を通じてメンタルケアをしていますが、馬や動物のチカラを改めて感じました。私がメンタルケアをされている方にも是非利用して頂きたいと思っているのですが、滞在などは可能でしょうか?

【高橋】残念ながら通所のみとなっており、滞在が出来ないのですが、地域によっては熱心に就労支援やホースセラピーをやられているところもありますので、各地域で盛んになってもらいたいと思っています。

【会場】演劇療法と音楽療法に携わっています。是非お伺いしたいと思うのですが、人数や費用などどうなってますか?また馬や羊以外に動物はいますか?

【高橋】あまりにも大人数ですとお受け入れが難しいのですが、1泊2日でキャンプに来られる保育園もあったりするので、是非個別でご相談下さい。また、犬や猫など小動物もいます。いきなり馬が怖いと感じる方もいるので小動物はとても大切な役割を果たしています。

【zoom】馬は特にお世話が大変だと思いました。ボロ(フン)の世話など、365日ずっとお世話をしなければならないと思うのですが、どのような体制・工夫されていますか?

【高橋】馬の調教・管理を賄うためにも、子ども支援だけでなく就労支援など3つの事業を保有しています。パズルのピースを組み合わせるような形で対応しています。経営的には決してお金が余ることはないのですが、なんとか経営できるようになっています。例えば放課後デイサービス1本だけだと、馬の経費を捻出することは難しいかと思いました。

【zoom】今後の活動計画などありますか?

【高橋】EPO自体が大きくなることはあまり考えていません。30〜40人くらいのスタッフがいますが、顔が見えて共有出来るMAXの人数だと思っています。取り組みを広めるためにも、馬JAMのように外部の方と協力して取り組みを進めたりしています。

【降矢】ストレスケアのプログラムについて少しお伺いさせて下さい。ストレスケアに広げようと思われた経緯や熱意、想いを教えて頂いても良いですか?

【高橋】福祉サービスの契約をされていない方が利用してみたいという声が多く集まったことや、地域の方々の協力もありました。

【太田】事業を展開されていらっしゃいますが、人材育成や組織育成などでご苦労おありかと思いますがいかがでしょう?

【高橋】思いの外、うちで働きたいと仰って下さる方が多いです。今はホースセラピーを軸に事業を組み立てており、子どもたちの支援でプログラム形成などみっちりやりますので、大人の方の支援もしやすいです。大学生のインターンから就職になられたりすることもあります。横連携し専門性を深めたり高めたりする機会も多く設けています。

【小川】体験させて頂いた際にポニーにお仕事モードとお休みモードがあると伺いました。どのように管理されていますか?

【高橋】アニマルセラピストがきちんと管理しておりますので、1日中働きっぱなしはありません。体調など考慮しております。

【原田】新しいパワーを入れて変わっていくことが大切であると感じました。ありがとうございました。

【降矢】今後チカラを入れたいことがありましたら最後にお願いします。

【高橋】馬JAMを通してホースセラピーを普及していくことが大切だと思っています。年老いた馬にとっても走ったりせずに、立ったままでも活躍出来る場があることもとても重要です。馬たちにもいきいきと生き甲斐を持ってもらう機会を増やすことも願い、ホースセラピーを広めていきたいと思っています。是非11月20日のイベントでお待ちしています。

【降矢】ありがとうございました。


■ご案内
 NPO法人日本森林療法協会では11月20日(日)に富士宮市のEPO様にてレベルアップセミナーを開催致します。
富士山の麓で、「森林ホースセラピー体験会」として、森林×馬体験の相乗効果を活用するプログラムを、体験しながら学びます!
是非ご参加下さい。 

 <詳細・申込みはこちら>
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posted by Yu SEKI at 09:50| 活動報告

【活動報告】森林セルフケアフォーラム2022<基調講演>

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NPO法人日本森林療法協会は2022年10月30日(日)に駒澤大学にて森林セルフケアフォーラム2022を開催いたしました。

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当日の様子を<基調講演><パネルディスカッション><体験会><ワールド・カフェ>と4つのパートに分けてご報告申し上げます。

今回は<基調講演>につきましてご報告申し上げます。

今年のフォーラムのテーマは「“森林ホースセラピー”の可能性〜発達障がい児への実践とストレスケアへの取り組み」ということでNPO法人EPO理事長、特別支援教育士S.E.N.S、精神保健福祉士でいらっしゃいます高橋 智(さとり)様に基調講演を行って頂きました。

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NPO法人EPO様は静岡県富士宮市にて、障害がある人もない人も「土のうえ空のした」で、ともに健康で笑顔に満ちた暮らしを目指し、動物たちと個性豊かな仲間が集まり、小さな農場で障害者就労支援と子育て支援に取り組まれていらっしゃいます。
またプログラムの一つにホースセラピーを取り入れられていらっしゃいますが、単にホースセラピーをされているのではなく、富士宮の恵まれた環境の中で「森林ホースセラピー」を実施されていらっしゃっていることから、この度弊協会との連携が実現しました。

■EPOの始まり
代表の高橋様は保育士として活動される中で、2001年より地域に開かれた放課後児童クラブを開所された後、ボランティアで子どもたちが動物と触れ合うことが出来るイベントを実施されていらっしゃいました。
その後、地域の方々と共に2006年にポニー牧場を設立。2008年にNPO法人EPOを設立されました。

■事業内容
2008年にNPO設立後、領域を子どもに留まらず障害者の方々の就労継続支援として2010年には「EPO FARM」を設立。その後2013年には児童発達支援、放課後等デイサービス保育所等訪問移設「LEAF」を設立。2015年に就労移行・自立訓練「CLOP」を設立され、800坪の敷地を活かして様々な取り組みを展開されています。

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パンフレットはこちら



就労支援や障害児通所支援だけでなく、同じ敷地内で子育てサークルが活動されていたり、認知症の方々が活動されていたりと、様々な方々がそれぞれ居心地の良い空間でそれぞれの時間を過ごされていらっしゃっているようです。

■障害者就労支援事業
EPO様は広大な敷地を活かし、農作業、動物飼育、カフェ、羊毛加工など様々な事業を行われていますが、就労支援においては「これをやって」ではなく一人ひとりに合わせた就労支援に取り組まれています。
例えば午前中は羊の世話として、午後は羊毛加工をするなど、一人ひとりの特性や希望を最大限引き出すことを大切にされており、雄大な自然の中でのびのびと就労することが出来ているようです。

■障害児通所支援事業
障害児においても、一人ひとりに向き合うことを大切に、雄大な自然の中でその子どもにあったプログラムを展開されています。
その中の一つに乗馬プログラムも取り入れられているようです。

■うまJAM
EPO様のプログラムの一つに「うまJAM」がございます。
馬とのパートナーシップによって『ホースセラピー×SDGs』『ホースセラピー×連携』
をキーワードにさまざまなセクターとともに取り組む勇気的なプロジェクトです。
事業としましては「1.ホースセラピーサポート事業」「2.うまとすごすプログラム開発事業」「3.障害者雇用モデル事業」とあり、弊協会理事の降矢を始め心理セラピストやボディーワーカーなど幅広いジャンルで領域ごとの専門家と連携した事業となっています。

是非ホームページをご覧下さい。
https://www.umajam.com/

最後に、EPO様の活動をまとめられた動画を視聴し、基調講演を終えました。



■ご案内@
 弊協会理事降矢が「森林ホースセラピー」につきましてまとめた文章がございますので、是非ご覧下さい。
 https://blog.canpan.info/jfts/archive/316

■ご案内A
 NPO法人日本森林療法協会では11月20日(日)に富士宮市のEPO様にてレベルアップセミナーを開催致します。
富士山の麓で、「森林ホースセラピー体験会」として、森林×馬体験の相乗効果を活用するプログラムを、体験しながら学びます!
是非ご参加下さい。 

 <詳細・申込みはこちら>
 https://blog.canpan.info/jfts/archive/323

posted by Yu SEKI at 09:45| 活動報告

2022年10月27日

【ご案内】森林セルフケア体験会in武蔵国分寺公園(12/3)

「森林セルフケア体験会in武蔵国分寺公園」を以下の通り開催致します。
皆様のご参加をお待ちしております。


■開催日時
  2022年12月3日(土)10:00〜12:00
  ※小雨決行

■場所
  武蔵国分寺公園〜真姿の池湧水群〜お鷹の道

■集合
  9:30にJR国分寺駅南口を出たところにある「モニュメント付近」
  ※国分寺駅南口交番の近くです

■持ち物
 敷き物、タオル、動きやすい服装、体験会のあと希望者は芝生でお弁当(各自持参)

■参加費
  会員1,000円/一般2,000円
  ※お申し込みメールをお送り頂きました後【12月1日(木)】までに下記ゆうちょ銀行口座までお振込ください。
  ※お振込頂きました参加費の返金は致しかねますので予めご了承下さい
  ※入会費1000円、年会費5000円で会員価格でご参加頂けます。
   会員制度詳細は下記ページをご参照下さい。入会をお待ちしております。
   https://foresttherapy.wixsite.com/forest/admission

■振込先
  <ゆうちょ銀行からの振込の場合>
   ゆうちょ銀行:記号 10060 番号 93744651

  <他金融機関からの振り込みの場合>
   ゆうちょ銀行 店名:00八 (ゼロゼロハチ) 店番:008 (普) 93744651

■申込先
 下記申込みフォームよりお申し込みください。
 https://forms.gle/i38mCsMAog8G71zn8
 ※申込みフォームが開けない場合、事務局までお問い合わせください。
  (事務局連絡先:forestselfcare@gmail.com)

■イベントチラシ
 ☆12月3日体験会武蔵国分寺公園 -.pdf

■主催
 NPO法人日本森林療法協会
  http://foresttherapy.wixsite.com/forest

■担当
 太田

■お願い
 ご参加にあたっては、体調管理・マスク着用など、新型コロナウィルスの感染予防にご協力ください。

■キャンセルポリシー
 一度お振込みいただいた参加費は返金できません。
 ただし締切日までにお申し込み人数が5名に達しない場合は、講座の開催を見合わせることがあります。
 その場合はご連絡の上、振り込まれた参加費を次回までお預かりいたします。



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posted by Yu SEKI at 17:56| イベントのご案内

2022年10月13日

役員コラム㉙「谷川岳トレッキング」

谷川岳トレッキング


理事 田川 裕則


昨年6月に谷川岳山頂(オキノ耳:1977m)に登りました。
前日に天気予報を見て、急に思い立って行きましたのでロープウェイを利用しました。今回は、ぐんま森林インストラクター会の1週間後(9月17日)に行われる自然観察会の下見に同行して、地元のガイドの方と自然観察をしながら、谷川岳のふもとの一の倉沢トレッキングコースをトレッキングしました。

9月10日(土)谷川岳インフォメーションセンターに集合。
新道を湯檜曽川沿いに歩いていきます。途中3本の川があり、橋はなく岩がゴロゴロの川を乗り越えていきます。前日に雨が降って増水していたら渡れません。一の倉沢出会(新道)から旧道までの急斜面を登ります。旧道にでると広く整備された道になります。
道のりもブナ林に囲まれた歩きやすい道で、森林浴やトレッキングが気軽に楽しめます。

@ 谷川岳全景MAP.jpg


谷川連峰について
白毛門・笠ヶ岳・朝日岳にはじまり、新潟との国境稜線へと続く山域です。日帰り山行だけでなく、縦走登山、岩登り、沢登りなど、さまざまな目的でここを訪れる登山者を魅了してやみません。
谷川岳はその中心的存在にあたり、標高は1977mですが、日本屈指の岩場として名高く、その特殊な地勢と気象は日本アルプスの3,000m級の高山に匹敵するパノラマを誇ります。
登山家を惹きつけてやまない谷川岳の一ノ倉沢。この地方の方言で岩や岩壁のことを「クラ」と呼んでいます。
谷川岳の岩場は、剱岳・穂高岳とともに日本三大岩場として知られています。谷川連峰随一の岩場であるところから「一ノ倉」と名付けられています。

A 一ノ倉沢全景.jpg


電気ガイドバスを運行しています
一ノ倉沢道路を多くの方に楽しんでいただくために、電気ガイドバスを運行しています。
インタプリタ―(自然解説ガイド)が同乗し、谷川岳の歴史・特徴・植生などをご案内します。

B 電気ガイドバス.jpg


トレッキングの情報は
〒379-1728群馬県利根郡みなかみ町湯桧曽字湯吹山地内
谷川岳インフォメーションセンター

天候に恵まれて、気持ちのいい森林浴を行うことが出来てリフレッシュしました。
これから、紅葉シーズンになります。
是非お出かけください。

以上


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森林セルフケアフォーラム2022詳細・お申し込みはこちら
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posted by Yu SEKI at 23:36| 役員コラム

森林セルフケアフォーラムin東京へのご招待

森林セルフケアフォーラムin東京へのご招待


理事長 原田 純子


10月も中旬に入り、日本各地から紅葉の便りが聞かれる頃となりました。いよいよ30日には森林セルフケアフォーラムが開催されます。今年のフォーラムのテーマは「森林ホースセラピーの可能性」です。これまでもしつこい位にお誘いして参りましたので、そろそろ耳にタコができているかも知れませんね。でも森林セルフケアに関心がおありの会員の皆さまならきっと、森を馬で歩いてみたらどんなだろう?と想像するだけでも、もう心が解れてくるのではないかと思うのです。

基調講演を頂くNPO法人EPOの高橋智様は、静岡県富士宮市でホースセラピーを障がいと共に生きている方に展開して居られます。お訪ねしたEPOさんの施設は広大な敷地を持ち、自然豊かな森の中にあり、季節の移ろいのリズムでゆったり時間が流れているかのようでした。

ホースセラピーと聞いて頭の中を疑問符が駆け巡った私自身、EPOさんの馬と触れ合うこと事を通して、その疑問符が一掃されたのでした。馬と言ってもセラピーに登場するのはポニーという種類の小型の馬です。中には馬との触れ合いは初めての方も居られるでしょう。人間だって初めての人と会うのは苦手なのに、動物なんて無理、むり、ムリ!と思う方も居られますよね。自分よりも大きな生き物は怖いな、そんな不安もきっとあるでしょう。

でも、馬はそんな不安や恐怖心を見抜いているように、こちらにそっと寄り添ってくれます。初対面の方といきなり仲良しにはなれないように、ちゃんとステップを踏んで馬と信頼関係を築いていけるように、スタッフさんが導いて下さいます。EPOさんのスタッフは精神保健福祉士、臨床心理士、ボディワーカー…と専門分野の方が揃っておられますので心配はご無用。怖がることは全然ありません。馬との信頼関係が、障がいの有無に関わらず、優しい安心感として伝わるのだろうと思います。そして発達障がいと言われる子ども達も、馬から穏やかな信頼感を得ているようです。ともすると落ち着きがない、話を聞かないなど、とかく特別視されてしまいがちな子ども達だって、馬は差別せず受け入れ大きく包み込んでくれているようです。

このように文字にして読んで頂いても良いのですが、30日のフォーラム会場で、直接お話を伺ってみてはいかがでしょう?そしてお話を伺ってホースセラピーを森で体験してみたいと心が動いたら、11月20日には実際に体験会も開催して頂けることになっております。先ずは10月30日のフォーラムにぜひご参加ください。午後には会場近くの駒沢公園を使った森林セルフケア体験会もご用意しております。体験会のコースは5コースあり、どのコースも申し込み順に埋まっていきますので、ご希望があればお早めにお申し込み下さい。フォーラムの参加申込みは23日までとなっておりますのでお忘れなく!

そうそう、大事なお知らせを忘れておりました。

今回のフォーラムは2つの団体様からご協賛を頂いております。1つ目は「一般社団法人トウヨウミツバチ協会」様。当日会場にて、東京のど真ん中=銀座で採取されたハチミツの販売などもあるようですよ。銀座の蜂蜜は近くの日比谷公園や皇居の自然の森を彩っている花々から蜜蜂が集めてきた蜂蜜だと聞いたことが有ります。2つ目はメンタル疾患を克服した農園オーナーの体験をもとに、”農”による心身の健康改善を図る「農心連携」をコンセプトとした農業体験イベントや援農ボランティアの受け入れなどを行っておられる「ファーム&ガーデン白岡」様です。

それでは当日会場にてお会い致しましょう。会員の皆さまは少し早めに会場にお越しになり、総会にもご出席ください。お待ち申し上げております!

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フォーラム委員会だより <最終版>

フォーラム委員会だより <最終版>


理事長 原田 純子


10月4日(火)の夜は第5回目フォーラム委員会でした。前回の委員会だよりにも書いて頂いた通り、本年度のフォーラムは「初めて」が2つ。1つ目はいつものオリンピックセンターが使えずに世田谷区での開催となったこと。2つ目はSNSなどネット経由だけではなく、紙媒体のチラシも使ってご案内していることです。フォーラム委員会に名乗り出てくださったメンバー+理事会メンバー全員で印刷されたチラシを分担し、それぞれの伝手や手段を駆使して告知に努めています。ところがここにきて3つ目の「初めて」ができました。それは今回のフォーラムにご協賛頂ける団体様ができたことです。それも2つも!!これも委員会のメンバーのご尽力のお陰であることを申し添えます。

余談になりますが、もちろん私も分担させて頂くにあたり、どなたにご案内を差し上げたら良いだろうか?この情報を欲しているのはどんな方々だろうか?と考えました。ここ数年と言うもの、ちょうどコロナの影響もあって生活や果ては生き方まで考え直していた事もあり、もう年齢的にも年始の賀状を縮小する方向で考えていたこともあり、それならば失礼のない範囲の方へは年賀状の代わりのつもりで、このフォーラムのご案内を差し上げてしてみようと思いつきました。すると、例年なら「今年もよろしく」程度の定番の一言だけ書き添えて下さる方から細かく近況をお知らせ頂いたり、興味が無さそうな方が「森林療法ってどんなもの?」と言う返信を頂けたり、実際にお申込み頂けたりと、予想外の反響を感じることができました。なんでも考え方一つなのだなぁと実感すると効果もありました。

さて、委員会はフォーラム直前に最終確認を残すのみとなりました。念入りに準備を重ねており、委員会メンバー一同、会員の皆様とフォーラムでお会いできますことを楽しみにしております。お申込みは23日までとなっておりますが、もうお済みでしょうか?体験会のコースも埋まりつつありますのでご希望がおありの方はお早めにどうぞ!

いつもとは違う会場、フィールドで、皆さまとお会いできることを楽しみにお待ちいたしております。

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「森のお茶会」のお知らせ

「森のお茶会」のお知らせ


理事長 原田 純子


今月も森のお茶会は開催予定です。フォーラムの直前ですが、いつも通り第4木曜日の夜10月27日(木)19:00〜になります。

原田までお申し込みください。Zoomのご招待を贈らせて頂きます。
zitterhouse2015☆bf7.so-net.ne.jp (☆を@に変えて)

いつも何を話しているの?と言われてもいますが、たわいもないおしゃべりから思わぬアイディアが生まれたりもしています。じっくり温めながら、新しいトライアルもしていきたいと思いますので、ぜひ皆さまもご参加下さり、ひとときの会話に加わってくださいませ。

皆さんとお話しできるのを楽しみにしています!

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森林セルフケアフォーラム2022詳細・お申し込みはこちら
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posted by Yu SEKI at 23:28| イベントのご案内

連載コラムBachの森歩きE「今の私がおこなえる「体験会」とは」

今の私がおこなえる「体験会」とは


森林セルフケアコーディネーター
小川純子


9月は2回体験会を行いました。

1回目は9/7(水)江東区にあります清澄公園にて行いました。

清澄公園では、江東区の高齢者福祉施設「深川ふれあいセンター」の利用者さん22名の方々に向けた森林セルフケアを行いました。対象者は普段から活動的な70代、80代の方々でした。始めは自然観察を中心にスタートしました。常緑樹の中を歩きながら個性豊かな皆さんと落ち葉の上を歩き靴底から大地を感じ、いろいろな樹木に触れ、空を見上げながら風を感じたり、落ち葉を拾って匂いを嗅いだり、木漏れ日の心地よさと共に呼吸法をお伝えしながら外周500メートルほどの公園で1時間ほどゆったりと過ごしてから施設に戻り、軽く身体を動かして終了しました。

「いつもの公園が違う場所に感じられた」「頭の中がすっきりしたみたい」「眼がよく見える気がする」「こういうのもいいわね」等、ご感想をいただきました。

清澄公園は三菱財閥の岩崎弥太郎に縁のある公園で、関東大震災では避難所としての役割も果たし、現在も開放公園として防災に一役買っているとのこと。詳細は東京都公園協会のHPをご覧ください。


2回目は9/30(金)世田谷区にあります砧公園にて行いました。

砧公園では、10/30に開催される森林セルフケアフォーラムin東京をきっかけに、今後、私が世田谷区内で森林セルフケアを多くの方々へ発信していこうと考えているとお伝えした各地域の団体代表3名から、10/30は参加が難しいが一度体験させてほしいと言われたのがきっかけでした。3名の参加者と共に砧公園の正門からスタートしました。森林セルフケアのメニューの中の「自然観察的な体験」では、世田谷区みどり33推進担当部みどり政策課が編集・発行している「世田谷名木百選」(無料)を使いました。まず、この冊子の存在もほぼ知られていない現状がありましたから、お土産としてお渡しすると喜んでいただけました。砧公園には12本の名木があり、その中の数本を選んでみました。

また、「心理療法的な体験」としては相模女子大学人間心理学科教授でいらっしゃる石川先生から教えていただいた「慈悲の瞑想」を一緒におこないました。

私が幸せでありますように
私の苦しみがなくなりますように
私に悟りの智慧が現れますように

私の接する生命がみな幸せでありますように
私の接する生命の苦しみがなくなりますように
私の接する生命に悟りの智慧が現れますように

私の嫌いな生命がみな幸せでありますように
私の嫌いな生命の苦しみがなくなりますように
私の嫌いな生命に悟りの智慧が現れますように

生きとし生けるものが幸せでありますように
生きとし生けるものの苦しみがなくなりますように
生きとし生けるものに悟りの智慧が現れますように


私は少し前まで、「私の嫌いな生命がみな幸せでありますように、、、、」と、心で呟くたびにいつも同じ人を思い出していました。石川先生から「慈悲の反対にあるものは瞋恚(怒り)なのですよ。」と教えていただいてから、怒りを嫌うのではなく敢えて慈悲をおくる修行を続けています。

正直、「心理療法的な体験」というアプローチ方法がまだまだ理解しきれてはいません。
これからの私の課題です。


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森林セルフケアフォーラム2022詳細・お申し込みはこちら
https://blog.canpan.info/jfts/archive/310

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posted by Yu SEKI at 23:25| サポーターコラム

武蔵国分寺公園の森林セルフケア体験会ご報告

武蔵国分寺公園の森林セルフケア体験会ご報告


理事 太田 博幸


大型台風14号(ナンマドル)が近づき、体験会当日の天気がとてもに気になっておりましたが、幸い9月17日(土)は雨が降ることなく天気に恵まれました。

参加者は3名・サポートスタッフ2名・コーディネーター1名の計6名で体験会を行ないました。国分寺駅に集合し、歩いて武蔵国分寺公園へ移動。(駅からは歩いて10分くらいです。)公園に入り、簡単に自己紹介を行ってから、広々とした芝生がとても気持ちのいい「こもれび広場」で五感を開き、呼吸法を行い、自然を感じながらリラックスしました。

20221010071552.JPEG


「野鳥の森」では、自然観察をしながらサイレントウォークで歩き、公園をいったん出て、「真姿の池湧水群」・「お鷹の道」を巡り(湧水群は環境省選定名水百選に選ばれ、とてもきれいな流水です)、「万葉植物園」に寄ってから、「武蔵国分寺跡地」で樹林気功を行いました。「国分寺薬師堂」を通って、公園の「こもれび広場」に戻ります。

20221010071618.JPEG


「こもれび広場」では、サポートスタッフのおひとりに、マインドフルネス瞑想を行っていただき、その後は、ひとりの時間でおひとりおひとり思い思いの時間を過ごしてもらいました。最後は、ふれあい橋をわたり、円形広場にて、車座になり、森林セルフケアについて対話をし、ランチタイムとしました。

武蔵国分寺公園と周辺エリアは、広々とした芝生広場が二か所あり、名水の清流や史跡があり楽しく気持ちいいフィールドです。次回の武蔵国分寺公園での森林セルフケア体験会にも是非とも多くの方が足を運んでいただければと思っています。


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posted by Yu SEKI at 23:22| 活動報告