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2022年02月16日

MailMagazine_役員コラムvol.21

再開発の伐採で思うこと


理事 太田 博幸



 明治神宮外苑地区の再開発に伴って、樹木の伐採が行われることが、
2月9日、東京都都市計画審議会で賛成多数によって承認されたとのことです。

 神宮外苑は国民の寄付により、1926年(大正15年)に完成した、日本最初期の
近代的な都市公園とされ、献金のほか、ボランティアが造成工事にあたり、約3000本の
樹木も献木されたとのこと。今回、再開発エリアにある約1900本の半数以上の1000本が伐採される予定で、樹齢100年のクスノキやケヤキなどの大木も多く含まれるようです。

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【神宮外苑】


 審議会では「地球温暖化への対応では、緑を増やすのが流れで、逆行しているように見える」など批判的な指摘が出たが、議論は十分尽くされたとのことで採決を行いました。東京都の担当課長は「1000本は切ってしまうと決まったわけではなく木の状態を調査した上で残せるものは移植も含めて残せるように事業者に話していきたい」とのこと。少しでも計画の改善を望みます。

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【神宮外苑】


 身近な森、里山としてクルマで頻繁に出かける千葉県の印西市には、昔から人の手が加わって維持されてきた豊かな里山の自然環境が多く残されています。しかし、近年大規模商業施設や物流センターがつくられ、開発による緑地の減少や雑木林・竹林の荒廃がみられ、里山環境も徐々に失われています。悲しいことです。

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【印西 里山】


 開発・再開発により、樹木が伐採され、緑が失われことに直面するたびに、その開発は
本当に必要なのか疑問に思うし、強い憤りとやるせなさを感じます。都会の森も里山も長い年月をかけてつくられてきたものが、開発優先であっというまに壊されていいものだろうか。樹木も泣いています。


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posted by Yu SEKI at 15:29| 役員コラム

森の女子会スタートメンバーご紹介(鈴木さん)


森の女子会に参加への誘い


協会理事 森林セルフケアコーディネーター 鈴木友よ


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2021年フォーラム委員6名中、原田理事長、小川純子サポーター、私の3名が女性でした。委員会はzoomによるオンラインにて行い、女性ならでは?の、もっとおしゃべりしたい、という思いがふつふつと湧いてきたころ、原田理事長の発案で「森の女子会(仮称)」が同じくzoomにより始まりました。確か5月22日が初回だったと思います。

上記3名に加えて、和歌山の赤居実花コーディネーターも加わり、ワイワイと森やセルフケアについて話が弾み、月一回のペースで今まで続いています。

印象深いエピソードをご紹介します。
赤居さんの陰陽五行の音叉の音色がネットを通じて伝わるのかな?という実験です!
結果はPCマイクでは難しく、スマホでLINE電話だと伝わりが良い、ということが分かり、今後、森林セルフケアをオンラインで開催する際へのテーマとなりました。

という感じで、毎回、好奇心を刺激しっぱなしの時間となっております。前回、1月27日の会には、念願の新たな3名のメンバーのご参加もあり、さらにパワーアップしました。

森林セルフケアを通じて全国にオンラインで繋がることを楽しませていただいています。森林セルフケアのイベントを開催している人、していない人、してみたい人・・どんな状況であっても、森をテーマに語り合う時間って、とても芳醇な時間だな、と実感しています。

体験会や講座は受けたけれど、それっきり他の方との繋がりがなくって…という方は特に、少しの勇気を出してみてください♪人と人がどこからでも繋がり会える時間です。メルマガの読者の皆様、ぜひ参加してみませんか?
「森の女子会(仮称)」という名前ですので、もちろん男性のご参加も大歓迎です!


※森の女子会詳細・ご参加につきましてはこちらをご参照ください
※添付している写真は、本文とは関係ありません。
posted by Yu SEKI at 15:25| コラム

森の女子会スタートメンバーご紹介(小川さん)


私にとっての「森の女子会」とは


森林セルフケアサポーター 小川 純子



私は「森林セルフケアフォーラム 2021in東京」のフォーラム委員会に参加させていただきました。イベント当日までは月1回、zoomでのミーティングが行われました。

「コロナ禍」という環境となるまでは、実は、パソコンやインターネットを使う環境がとても苦手でした。家族からは「アナログ人間」と揶揄されていました。どちらかといえば必要性を感じない環境でしたから最小限の使用で済ませていられました。

今ではzoomでのやりとりにも完全に慣れて知らなかった世界を楽しめるようになっています。特に、遠方の方々と繋がれて顔をみながら会話ができて身近に感じられることは嬉しい経験となっています。その一例としてフォーラム委員会のミーティングがありました。更にミーティングが楽しかったのは知りたいことを教えてもらえる「場」だったからです。言い換えれば知りたいから参加したということです。

最近までまったく思い出すこともありませんでしたが、幼い頃から「なんでそうなるの?」「なんでこうなの?」と気になることだらけでした。たいてい質問をすると、「そういうものなのよ」とちょっと面倒くさそうに言われたな。という記憶があります。

私は今、森林セルフケアにとても興味があります。もう少し具体的にいうと興味があるのは、「山が好きです」「私の好きな木は〇〇です」と言える人の方に特に興味が湧いています。「好きだ」という人の表情や声が、その言葉に嘘がないんだろうなと感じさせてくれるからです。私も言ってみたいな。と思えるようになったからこそ、知りたくなり、行動し始めました。

フォーラムが終わった後は、もっと知りたくなったので「森の女子会」に参加しています。私の優先順位の上位を占めている時間です。3人から始まり4人、先月は7人となりました。ただ、zoomでの会話は人数が増えると難しいなと感じました。

私からこの場をかりてご提案したいのですが、今私が一番知りたいのは森林セルフケアを実践され伝えようと活動している方々が、ご自身のフィールドとされている山や森林公園の情報、ご自身の体験や参加者とのエピソードなど、自分が実践するにあたり、より具体的にイメージできるものです。逆に、私自身お伝えできる情報があれば発信させていただき、質問したり質問されたりしながら双方に影響しあえる「場」となる「森の女子会」としたいと願っています。

方法としては、会員の情報をご存じの原田代表理事から紹介したい、もしくは紹介して欲しい場のリクエストがあれば、ふさわしい方を選んでいただき、声をかけていただいて、まずレクチャー、質疑応答。又はディスカッションとなってもいいかも。というのはどうでしょうか。個人的に知りたい森林公園がいくつかありますから、お願いしたいです。

私は営利目的では無い団体だからこそ、まずは自分が楽しいと感じたいです。そうなる時間が「森の女子会」ですよ。とお伝えしたいと思っています。


※森の女子会詳細・ご参加につきましてはこちらをご参照ください
posted by Yu SEKI at 15:24| コラム

森の女子会スタートメンバーご紹介(赤居さん)

「森の女子会に参加して。。」


森林セルフケアコーディネーター 赤居 実花



昨年6月に仲間に入れていただき、月に1度の楽しい時間を過ごさせていただいております。

何が楽しいって、同じ物や事が好きなもの同士の会話ができること!なんと、協会の会員になって14〜5年経ちますが、年1回のフォーラム以外、顔を合わせることも、お話しすることもほとんどなく、えーっと…全国にはどんな人がいて、どんな活動をしているのかな〜と、思いながら、コツコツと”自分の世界” で森林セルフケアを続けてきました。

同じものに興味があり、好きなものが同じもの同士の話は、楽しい〜〜!!
「自分はこんなことしたよ」「メニューにこんなの入れてみた」「自分の推しはこれだから・・」
「オンラインで試しにやってみてよ!」「今はそちらの森はどうですか〜?」 

近況報告から入る、会議ではない、ゆる〜い時間は、皆の本音や疑問がぽんぽん飛び出し、本当に楽しいのだ。「試しにやってみよ〜」で一度、私が森でやっている「音叉」を体験してみよう!と試みたが、オンラインでは、音を拾わないことがわかり、だめだね…となったが!少し続けてやると、「音でない何か」を感じる人ありで、面白い体験でした。

自由でゆるゆるした時間が楽しい「森の女子会」(男子も0Kなんだけど)、もっと広がるともっと楽しいし、自分の活動にもその楽しさが伝わると思います。是非一緒にー! 


※森の女子会詳細・ご参加につきましてはこちらをご参照ください
posted by Yu SEKI at 15:21| コラム

森の女子会に参加してみて

森の女子会に参加してみて__初参加の方々より


B:明るい森.jpg

■森林セルフケアサポーター林 美奈子さん

「参加してみてどうだった?」
初めてだったので、どう展開していくのかわからず、印象としては、自由でいいのかな、と感じましたが、やはり新参者なので緊張し、どのタイミングで話しに入ればよいかつかめず、あまり話せなくて申し訳ありませんでした。でも皆さんのお話を聞いているのが楽しかったです。

「こんな事について話してみたい、聞いてみたい」

・自己紹介でも少しお話しいただけましたが、もう少し詳しく、皆様がどのようなきっかけや目的で森林セルフケアを始めた、行っているのか聞いてみたいです。
・前回のフォーラムのワールドカフェで、どのように森林セルフケアを広めたらいいか、と質問された方がいて、話しが盛り上がりそうだったのですが、時間切れでした。時間切れで話せなかったこと等、このような場でゆっくり話せたらいいなと思いました。


■森林セルフケアサポーター 田中 恵美さん

初めての方ばかりでしたので、どんな方達なのかなぁ?と興味を持って、皆さんのお話を聴かせていただきました。

参加人数にもよると思いますが、おひとりのお話を深くお聴きするには、2時間は短く感じられるものですね。自然を愛する方達という共通点があるので、緊張感は感じず、森で協会の活動をしている時のように、新鮮で楽しいひとときを過ごすことができました。

雑談の中からテーマが絞られていくことがあっても良いかな・・とも思います。女子会で話題にしてほしいテーマがある方がいらっしゃればそのテーマでも良いと思います。その場合、女子会前に事前にお知らせいただけると、関心を持った方が参加しやすくなるかな・・と思います。
私個人としては、森仲間との雑談だけでも満足です。 第4木曜日の女子会は、先日のように、参加可能な日にゆるやかに参加をさせていただけるとうれしいです。


■森林セルフケアサポーター 星野 央さん

お話しさせていただくのが初めての方がほとんどだったにもかかわらず、皆さまとても気さくに接してくださり、色々なお話を伺えてとても楽しいひと時でした。コロナ禍であっても、こうして新しい出会いがあることに、コロナ禍前以上に感謝の気持ちです。

先日の会で、「森が好き、自然が好きという共通点だけで、少し打ち解ける感じがある」といったお話が出ましたが、私もそれは学生時代から感じていました。森が好き、というだけで、たとえ初めて会った方でも何か目には見えないつながりがある気がして、そういう所にも、森が持つ不思議な力を感じたりします。

そんな皆さまに私からぜひ聞いてみたいことは、皆さんと森の「なれそめ」です。いつ、どうして、どのような経緯で森に行くようになり、森が好きになったのか?最初のきっかけは何だったのか?きっと皆さまそれぞれの、森とのストーリーがあるのではないでしょうか。

私の場合、きっかけの一つとなったのは、2005年に放送された『不機嫌なジーン』というテレビドラマ(月9)です。竹内結子さん演じる、動物行動学を研究する大学院生が主人公という少し変わった設定のラブコメで、一話の中に生き物の名前がたくさん登場する、今考えてもやや異色のドラマでした。物語全編をとおしてとても好きなドラマなのですが、その中で、森の生態系を調査する場面があり、そのシーンがとても印象に残っていました。放送当時私は中学3年生で、生き物のことも植物のことも、もちろん森のことも何も知りませんでしたが、竹内結子さん演じる大学院生に憧れて、その後本当に大学院まで行ってしまいました。(笑)

考えてみると、これ以外にも色々な小さなきっかけがあったことを思い出します。皆さまもいつもと違う角度から森に思いを馳せてみると、思わぬ発見や記憶が掘り起こされるかもしれません。いつかの会で皆さまと森の出会いのストーリーについて伺えるのを楽しみにしています!


※森の女子会詳細・ご参加につきましてはこちらをご参照ください

※添付している写真は、本文とは関係ありません。
posted by Yu SEKI at 15:16| コラム

「森の女子会(仮称)」


「森の女子会(仮称)」


理事長 原田 純子


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今月号のトピックスはオンラインで試行を始めている「森の女子会(仮称)」にスポットを当てたいと思います。「森の女子会(仮称)」とは言うものの、女子で限定しているわけではありません。先ずはスタートさせようと賛同して下さったメンバーがたまたま女子だったと言う事で、メンズのご参加を拒んでいるものではありません。ご興味のある方はぜひご参加をご検討ください。

実はコロナになる直前には、赤坂溜池クリニックをお借りしてサポーターズカフェを開催してみようという計画が有ったのですが、緊急事態宣言が発出されたため開催を見合わせています。ある意味、コロナのお陰で形を変えた参加しやすいイベントになったとも言えます。

この「森の女子会(仮称)」の目的は会員同士がもっと気軽に森のこと、セルフケアのこと、普段の活動で悩んでいる事、こんなことあったよ♪などなどを取りとめもなく気軽に話せる機会があっても良いのかな、という単純な発想です。
本音はもっと交流を図り、様々なことについて話し合える機会を作り、そこから進化のきっかけを見つけたり深めていくアイディアを探ったりしたい…ですが、先ずは初めの一歩を踏み出したという所です。セミナーや講座よりももう少し、いや、かなり緩〜く、開催しております。何かを決めなければいけないような難い集まりではありませんので、約2時間の予定ですが、各自のご都合で出入り自由な会としています。

私があれこれ書くよりも、参加された方々から寄せて頂いた感想をお読み頂き、次回都合が合わせられますよ〜という方はぜひ、ご参加ください。

当面は予定を立てやすいようにと、毎月第4木曜日の19:00からスタートで固定してみることになりました。参加ご希望の方は開始時刻までに、下記までメールでご連絡頂けましたらZoomのご招待をお送りします。どなたでもご参加ください。お待ちしており、ます♪

【森の女子会への参加お申込み】
zitterhouse2015@bf7.so-net.ne.jp


※添付している写真は、本文とは関係ありません。

posted by Yu SEKI at 15:13| コラム

2022年02月08日

【ご案内】森林セルフケア月一体験会in北の丸公園(3/19)

「森林セルフケア月一体験会in北の丸公園」を以下の通り開催致します。
皆様のご参加をお待ちしております。

■開催日時
  2022年3月19日(土)13:00〜14:30
  ※小雨決行

■場所
  北の丸公園

■集合
  12:50に田安門を入った先でお待ちしています。
  詳細はこちら

■体験内容
 自然観察、五感を開く、ゆっくり一人で過ごすなど

■参加費
  会員1,000円/一般2,000円
  ※お申し込みメールをお送り頂きました後、3月14日までに下記ゆうちょ銀行口座までお振込ください。
  ※お振込頂きました参加費の返金は致しかねますので予めご了承下さい

■振込先
  <ゆうちょ銀行からの振込の場合>
   ゆうちょ銀行:記号 10060 番号 93744651

  <他金融機関からの振り込みの場合>
   ゆうちょ銀行 店名:00八 (ゼロゼロハチ) 店番:008 (普) 9374465

■申込先
 下記申込みフォームよりお申し込みください。
 https://forms.gle/i38mCsMAog8G71zn8
 ※申込みフォームが開けない場合、事務局までお問い合わせください。
  (事務局連絡先:forestselfcare@gmail.com)

■イベントチラシ
 20220319北の丸公園2.pdf

■主催
 NPO法人日本森林療法協会
  http://foresttherapy.wixsite.com/forest


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posted by Yu SEKI at 14:56| イベントのご案内