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2020年08月18日

フォーラム委員会だよりvol.4


フォーラム委員会だより


高田裕司



10月25日のフォーラムに向けて、以下を実現するために、委員会で検討が続いています。

■全国の会員・セルフケアサポーター(SS)のいろんな取組みや想いを持ち寄り交流できる機会をつくる

■多くの参加者が集まれるように、オンライン(ZOOMミーティング使用予定)でも会場参加でもどちらも可能にする。

事例発表者も全国から5名程度(オンライン4名、会場で1名)、会場起点の体験会実施者4名も決まりました。降矢先生も今回は体験会を実施するとのことです。

猛暑の中、8月8日の第5回委員会(ZOOMミーティングによる開催)では、これらを受けて、開催プログラムの骨格、当日の役割分担、開催までのスケジュール等の検討を行いました。主な決定事項は以下の通りです。

■開催プログラムの骨格
・事例発表については、全体で2時間程度とし、各事例発表者20分程度(質疑応答含む)とする。
・体験会については、昼食時間を含めて2時間程度とし、オンライン参加者には体験会の様子(映像と音声)を生放送で順次表示する。
・参加者同士の意見交換は、会場参加とオンライン参加者それぞれを5名程度のグループに分かれて、ワールドカフェ形式でメンバーを変更(3回程度)して行う

これからは、初の試みに対して、具体化のために必要な体験会のオンラインで投影する方法や事例発表者のオンラインリハーサル、会場の音響チェックなどを進めていきます。

過去のエピソードの紹介です。
会場となる青少年総合センターでオンラインで実施した場合、どのようなことが可能なのかどうかを田川さんと高田の2名で6月下旬に確かめにいきました。既に予約しているフォーラムの実施会場で待ち合わせとしていたのですが、青少年総合センター入口で、「閉館中で入れません」との掲示がありました。「仕方ないなあ別の日に出直さないと」と思いつつ田川さんに電話をかけると

「もう会場にいるよ」(田川さん)
「えっ、閉館中なのにどうやって入ったのですか?」(高田)
「守衛さんに『オンラインテストしたいので』と言ったら入れてくれた」(田川)
「なるほど。では同じことを(守衛さんに)言ってみます」(高田)

すると入館できました。ほぼ誰もいない中、オンラインでできることを田川さんと高田で、委員会メンバーの他の人とZOOMでつなげて確認をしました。

委員会メンバーでは、実施イメージを共有しながら、方向性の確認をしつつ、今できることを積み上げて、フォーラムのねらいを実現しようとしています。

当面の課題は
・会場の様子をオンラインに投影させるための会場の音響等の確認
・各体験会の様子をオンラインに投影させるのに有効な手順や方法

そんなことをメンバーでは、ワクワクしながら取り組んでいます。

2020年08月06日

森林セルフケアサポーターコラムvol.4『離島の自粛生活〜父島にて』


離島の自粛生活〜父島にて


Milphin あいland Guide(みるふぃんあいらんどがいど)
打込 みゆき



こんにちは。

新型コロナウィルス感染症の影響で世界中の人々の生活や仕事、健康面や経済面にも大きな影響がでていますね。本土から船で24時間離れた小笠原でも大きく影響を受けました。

離島での自粛生活をテーマに今回は執筆させていただきたいと思います。

小笠原村より4月6日付で「不要不急の来島・上京の自粛のお願い」が発信されました。小笠原村にはコロナ を確定できる体制がなく、感染の疑いがある方に対する処置にも制限があり、救急患者の本土への 搬送も困難を極める状況にあるという、脆弱な島の医療体制・島民の健康を守るためでした。

週に一度の定期船・おがさわら丸の乗船人数は減少し、去年の5月は1983名。今年は107名となり、観光客が訪れない島の観光事業は大打撃でした。

私のガイドツアーは4月から6月末まで休業。ひっそりと静かな島に、私はひとりぼっち散策を楽しみ、いつもお客様を案内している森へせっせと出かけていました。春になると固有種の花が満開の時期を迎えます。トキワガマズミやシマギョクシンカ、この花たちを見ていただけないのは残念でした。

春の花々.jpg


早朝、海辺を散策すると、アオウミガメの足跡をたくさん見かけるようになりました。5月末くらいから産卵のシーズンの始まりです。


海岸でアーシングをしたり森へ出かけたりと、車で5分~15分ほど走れば大自然の中で過ごせるのは、健康面・精神面にもリフレッシュできます。とてもありがたい環境で暮らしているのだと、心から大感謝ですね。

朝の風景.jpg


島の飲食店はテイクアウトやデリバリーを積極的に始め、島民もどんどん利用して応援をしました。収入が激減した観光業に向けて、観光協会の呼びかけで、遊歩道の整備事業の雇用募集がありました。宿、ガイド、飲食、商事部の仲間が集まり、遊歩道整備や、海岸清掃をして汗を流しました。
普段話さないような方とも、作業を通じて仲良くなれたりして、とても良い経験ができました。みんなと食べるお弁当の時間が本当に楽しみで、わきあいあいの時間を過ごしました。

遊歩道整備事業.jpg


島の農業を助けるため、島の野菜や果物の配送料金の補助もあり、いつもは観光客に人気の島トマトやパッションフルーツもが並ぶことなく島民が購入できるのはうれしかったです。

7月から乗船客数を400名までとし、観光客の受け入れが始まりました。島にお客様が戻ってきました。約3か月観光のお客様との出会いがなかった分、感染症対策を更に気を配りながら、小笠原の森をご案内したいと思います。

亜熱帯の森.jpg


皆さまもどうぞお身体をご自愛くださいませ。

posted by Yu SEKI at 18:04| サポーターコラム

MailMagazine_役員コラムvol.4_「幸せの青い鳥と滝めぐりの休日」


「幸せの青い鳥と滝めぐりの休日」



理事 馬場 健一



8月7日に地上が二十四節気の「立秋」(8月7日〜8月22日)を迎えました。まだまだ体感的には真夏ですが、暦の上では少しずつ秋へと移りはじめています。一年の中で暑さがきびしくなるこの時期、青い空に入道雲を見ると気持ちが上がり、毎日、朝夕の蝉の声に癒されています。夏の養生を心がけながら収穫の秋へと良い流れをつくっていきたいと思っています。

暑い季節の快適な休息のとり方といえば、個人的には、冷房のきいたカフェでアイスコーヒーを飲みながらゆっくり本を読んだり、忙しい思考や心の整理をしてみたり・・・ただ、やはり自然の清流に触れたいなぁと何よりも強く感じます。

先日、午後の休憩中に色々なことに考えを巡らせていたところ、いつの間にか頭の中で反省会が始まっていました。頭だけで考えていると、物事を悲観的に捉えてしまうことがよくあります。そんな自分に気づいたら、対処法として、違うことへ意識を向けるように努めるようにしています。この時は、持参していた本の中へと意識を向けることにしました。しばらく読み進めていると、自分に語りかけてくるようにある文章が飛び込んできました。

「不愉快な記憶を繰り返し考えては・・・自省による不適応のパターンをつくりあげ・・・悲観的なことを繰り返し考えていると、脳の前頭前野と呼ばれる部位が活性化するという。この部位は、悲しみ、引きこもり、不機嫌といった感情と結びついている・・・自然のなかを歩いた人の前頭前野の血流がいちじるしく減っていた・・・自然のなかですごすと、都会ですごすのと違い、反芻思考が改善されることがわかったのです」と。

そういえば今年は、コロナ禍により外出自粛生活の期間を経て、自然へ出かける気持ちにも影響が及んでいるように感じていました。実際に自然のなかを歩く回数が明確に減っています。今の自分に必要なのは、自然との触れあいに違いないと思い、スケジュール帳を開き、セルフケアの為の休みの予定を書きこみました。


そして後日、早朝から家を出発し、東京の最西端にある山の奥へと車を走らせます。このあたりは、町自体が国立公園に位置し、巨樹と清流に恵まれています。その中でも個人的に一番元気になれる場所へと向かいました。今回の休日では、独りでお気に入りの滝や沢で清流に触れながらゆっくり気が澄むまで過ごしたかったのです。

国道から山道の狭い一本道へと車は進み、舗装が行き届かない箇所もあり、慎重に運転していきます。現地入口に車がもうすぐで到着するというタイミングで、前方のガードレールの上に一羽の鳥が止まっている姿が一瞬目に入りました。都市部では見なれない青い鳥で、これは幸先がよいぞと思いました。そして、現地に到着。沢沿いの立派なオニグルミの木陰に車を止めました。

オニグルミの木には、青い実がなっていました。秋になると美味しいクルミになります。毎年、秋に森を散策していると、サルやリスたちの食べた痕の殻をよく目にします。そして、いよいよ滝巡りスタートです。歩き始めてすぐ、沢にかかっていたはずの小さな木の橋が流されていました。おそらく最近の大雨により水かさが増したのが影響したようです。そこで荷物を肩からおろし、大きめの石を探してきて、代わりに石で橋を作りました。これで後に来る人も困りません、早々に片足が濡れてしまいましたが。


橋を渡ると、そこには夏の日差しをいっぱいに吸収した木々たちと雨で潤った苔の緑園が広がっていました。

緑の森.JPG


辺りにほのかに漂う柔らかな匂いを感じ、近くのカツラの木の落ち葉を手に取り、鼻に近づけてみると季節はずれの甘い匂いが脳内深くにまで伝わってきて、一気にリラックスモードのスイッチが入りました。五感が深呼吸するように自然と交わりながら一つ目の滝へと沢沿いの道を清流の音をBGMにして歩きます。

この辺りの山の中では、携帯の電波が届かないため、電話やメールも使えません。自動的に日常生活から離れるには最適な条件がそろっています。携帯が使用できない状況になって、何だか身体が軽くなったように感じるのは、いかに毎日、多くの情報や社会活動に追われながら暮らしているのかの確認にもなりました。日常とのつながりを一度断ち、五感を通して、自然と共鳴していく体験によりからだの内側から徐々に原始的な感覚が呼び覚まされていくようにも感じました。さらに2つ目の滝へと散策しながら歩きます。このときには、すっかり時間のことなど忘れ、自然との一体感を味わっていました。様々な自然の刺激に触れられる感覚は、優しいヒトの手によるマッサージを受けているときの充実感にも似ています。

いよいよ一番のお気に入りの3つ目の滝に向かって山道を下っていると、素敵な鳥の声が聞こえてきました。足を止め、その声の方へ視線を向けてキョロキョロしていると、枝から移る鳥らしき姿がチラッと見えたその直後、正面の枝に一羽の鳥が止まって鳴きはじめました。よく見ると青い鳥です!出発前にも出会っていた同じ種類の鳥、幸せを呼ぶといわれるオオルリです。その美しい姿に感動していると、横を向いていた体をこちらの正面に向け、さらに鳴きつづけています。胸の中がまさに幸せの感覚で満たされました。その後、3つ目の滝も見ることができました。

滝1.JPG
滝3.JPG滝2.JPG


また、道中は、緑と木漏れ日に包まれ、木の葉がゆれる音、心地のよい鳥のさえずり、虹色に輝きながら舞う蝶、沢の水音、触り心地のよい苔に樹皮、雨上がりの土の匂い、自然しかない環境に浸りました。

気がつくと自然と呼吸は深まり、ひと呼吸ひと呼吸するごとに全身の細胞がイキイキしてくる感覚があります。急な山道で疲れたら、いつでも裸足になって沢の冷たい流水の中に足を突っ込んでナチュラル・アーシングもできます。滝巡りの最後は、沢沿いのカツラの木陰でのんびりと休息を取りました。帰る頃には、すっかり心も身体も生命エネルギーに満ちていました。


自然の場に身を置き、五感を通して、生命秩序の場と共鳴する、これが自分にとっての最高の幸せ体験となりました。自然の中にいるときには、悲観的な感情や思考になることはまったくなく、とてもリラックスして、自分本来の感性を取り戻すことができました。これもコロナ禍から生まれた自然の力を深く学ぶための必要な機会だったように思います。            

沢の水.JPG
posted by Yu SEKI at 17:58| 役員コラム