2020年10月25日に無事に森林セルフケアフォーラム2020を開催することが出来ました。
今回は協会初のオンライン併用での実施となりました。
今回はフォーラム委員会のメンバーより振り返りをお伝えします。
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フォーラム委員会だより
太田 博幸
コロナ禍での森林セルフケアフォーラムは広々とした会場とzoomオンラインでのハイブリッド型で行い無事終了することができました。開催に向けてのフォーラム委員会もzoomでの会議を重ね準備し当日を迎えました。
午前中の事例発表は宮城県・小笠原諸島・和歌山県高野山・会場・東京と様々な地域からの事例発表を行いました。配信が途切れたり、音声が聞こえない等のトラブルなくほっとしました。
午後の体験会はDコース青木講師の「五感を開き、自然を感じるワークを体験しながら、ストレスを吹き飛ばせ!今ここ、自然との一体感を体験」を実況中継しました。
青木講師は代々木公園の樹木や葉っぱを存分に使いながら、樹木の福笑いや紅葉した葉っぱとスライドケースを使った、葉っぱの美術館等、自然と触れ合う楽しいワークを行いました。スマホでのzoom配信は他コースの状況も確認することができ楽しい新しいスタイルであると感じました。
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フォーラム委員会に参加して
森林セルフケアコーディネーター 鈴木 友よ
名古屋在住です。体験会も含めてリアルとオンラインの両方を同時に行う、という課題に挑むことになりました。ZOOMでの会議のおかげで、新しい扉が開くことを目の当たりにし、やりがいを保ち、ワクワクしながら参加することができました。
当日は降矢先生の体験会の実況を担当しました。イメージは「ゴルフの実況」。参加者の皆さんを邪魔することなく、それでいてオンラインの方に様子が伝わるように。まだまだ改良の余地があり、今後へと引き継がれていくことでしょう。
ワールドカフェのファシリテーターも担当しました。
集まることができた貴重な皆さんが、知識、体験、知恵を共有し、森林セルフケアをもっと広めていくための行動宣言へと展開したいと、最終テーマを「明日からあなたは何をしていきますか?」としました。皆さんそれぞれ、他の人の意見に耳を傾けることのできる有意義な時間になったと思います。
「どんな状況でも工夫して実践し続ける」との意見もでました。なるほど。歩み続けることの大切さ、が浮かび上がって、光っていました。
行動の星、「地球」にいる私たち。どうか来年も会えますように・・
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フォーラム委員会だより
高田 裕司
森林セルフケアフォーラムのオンライン(ZOOMミーティング)の進行を担当しました。
主な内容は以下の4つです。
■事例発表者(5名)のうち、4名がオンラインでの発表、それを会場のプロジェクターに投影し、音声と共に届ける
■会場内とオンラインでの発表者とのやり取りをする
■代々木公園と明治神宮で行った4つの体験会を他のメンバーがスマホで撮影、それをオンライン参加者へ実況中継する
■オンライン内で会場のワールドカフェと同じテーマで話し合いをする。そして双方の話し合いを共有する
当日はいろいろと想定外のことが起きました。会場内でのアナウンスが、オンライン上に届いていない。会場でハウリングが発生する。事例発表者の発表の際に、画面共有しているページが次のページに移ってくれない、突然ホストの画面上のZOOMが動かなくなるなど。
いずれも大きなトラブルには発展せず、何とか終えることができました。
オンラインを用いた協会のイベント等の礎(いしずえ)にはなったかなと思っています。
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フォーラム委員会だより
田川 裕則
森林セルフケアフォーラムの体験会オンライン撮影(ZOOM)を担当しました。
今回は、初めて体験会をオンラインで中継するということで、講師の早川さんと2人の参加者と一緒に明治神宮の芝生広場に向かいました。好転に恵まれた絶好の森林セルフケア日和でしたが、芝生広場が明治神宮で行われている結婚式に参列する方の車の駐車場になっていました。
唖然としましたが、気を取りなおしてケヤキの下で呼吸法を行い、クスノキの葉っぱを拾って匂いをかいだりと、スマホにイヤホンを取りつけて、オンライン進行役の高田さんの指示に従って、講師や参加者の様子を中継しました。スマホで録画していると充電があっという間になくなって、途中で電池切れになって焦りましたが、予備のバッテリーを持っていたのですぐに対応できました。
講師の声が入りにくいなと思いましたが、あまり講師に近づきすぎると、講師もやりにくいだろうと思いました。次の機会があれば、もっと違ったやり方があるかを検討したいと思います。
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フォーラムを終えて
原田 純子
私が森林療法協会に関わるようになって、初めて会場に行かないフォーラムでした。他の委員の皆さまが書かれておられるように、今年は新型コロナウィルスの感染拡大予防のための方策として、Zoomによるオンラインでの開催を決断いたしました。やむを得ない事情により私自身はオンライン参加になってしまいましたが、結果は上々だったと自画自賛しております。これもフォーラム委員の皆さまの綿密な準備と頑張りのお陰です。
ウィルスのお陰で新しい生活様式が求められる中、想像以上の技術革新を実感できましたし、機器やアプリケーションを駆使しての進行も見事でした。天気にも恵まれて、午後の体験会の為に外に出られた参加者の皆さまが、秋晴れで人出の多い中でそれぞれの講師によって、森林セルフケアの時間を過ごして居られるのを、画面を通して見ることもできました。
それは最後のワールドカフェの盛り上がりからもわかりました。私のようにオンライン参加のメンバーはオンライン同士でワールドカフェの時間を持ちましたが、そこでもリアル参加の皆さまにも負けないくらい話が続きました。
来年の話をすれば鬼が笑うようですが、来年も10月の同じ頃に開催を予定しております。多分その頃には新しい生活も定着していることと思いますので、今回の経験を生かして更に森林セルフケアを深めるフォーラムが開催できることと思います。皆さまどうぞ来年もご参加ください。