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2020年09月18日

MailMagazine_役員コラムvol.5_「植物療法研究会(日本ホリスティック医学協会主催)」報告

「植物療法研究会(日本ホリスティック医学協会主催)」報告


理事/赤坂溜池クリニック
降矢 英成



新型コロナの感染は大分落ち着いてきたようですが、強力な台風が続くなど気候変動の問題も気を抜けない感じになっています。

そんな状況から、自粛傾向で萎縮気味になっていますが、8月23日(日)には日本ホリスティック医学協会が主催で行っている「植物療法研究会」(旧・植物療法ネットワーク)が行われました。

 まず、「植物療法」といいますのは、「植物を用いて行う療法」のことを総称したものですので、一般には「メディカルハーブ」(薬草を用いる療法)や「アロマセラピー」(精油を用いる療法)が思い浮かびます。

 ところが、「ホリスティック医学」という“ホリスティック(全体的)”な視点から植物療法をとらえますと、ハーブとか精油という物質を用いるこの2つだけではなく、「フラワーエッセンス」や「園芸療法」、そしてわれらが「森林療法」も含まれるようになります。

 「フラワーエッセンス」は「花のエネルギー」を用いる療法であり、「園芸療法」はハーブなどを植えたり育てることなど「作業」を療法として活用していて、「森林療法」と同じく、物質や成分を飲んだり嗅いだりというメカニズムではないタイプの療法です。

 この植物療法研究会では、これらの5つの植物を活用する療法が一堂に会して、検討し合って深めることを、気がつくと、もう12年くらい続けています。

 最初は、お互いの植物の活用の仕方を紹介し合って相互理解を深め、その後に、モデルケースを準備してそれぞれの療法ではどのようなところに注目してどのようなアプローチをするのかというケーススタディをしばらく行ってきました。

 そして、最近では、今までに検討したことを踏まえて、
・各植物療法の「得意分野」と「不得意分野」
 について、整理してみる試みをしています。

 前回は、ホリスティック医学の基盤となる人間観である「ボディ(身体)」「マインド(心)」「スピリット(魂・霊性)」に対して、それぞれの植物療法がどのくらい作用しているのかを検討してみました。

 例えば、メディカルハーブは、ハーブの成分を重視しますので当然「ボディ」に作用しますが、メンタル・ストレスに効果をもたらすので「マインド」にもかなり作用し、そして、宗教儀式やシャーマニズムなどでハーブを焚くことも一般的ですので「スピリット」に作用しています。

 「森林療法」としてこの研究会には、元副理事長で森林セルフケアコーディネーターである飯田みゆきさんがずっと参加してくれています。

 森林療法については、飯田さんからは、スピリット(エネルギーを含む)への作用がもっとも強いのではないかとの見解が出されました。

 一方、よく「森林浴」とか「森は癒される」といわれますので、森林療法は「マインド」への作用が大きいというイメージがあるのに対して、飯田さんは「森では癒されきれない」という、一般の通念とは異なる見解を出されました。

 しかし、この見解は、心療内科の私にとっても賛同できる見解なのです。

 では、森は心理的な作用がないのか? というと、そうではありません。日頃の仕事上のストレスが溜まっている方が、森林療法・森林セルフケアを行ったら楽になった、というケースは確かにあります。

 これは、ある意味、「ストレスケア」という範囲のもので、「心理的な問題」までいっていないレベルという違いがあります。

 また、森林の効果のもう少し深いものとして、「森に入ったら自分の日頃の悩みが小さなものに感じてあまり気にならなくなった」というケースもあります。

 この場合は、「視点や考え方が(認知)が変わった」という、もう少し深いレベルの作用が起こったということになるでしょう。

 ところが、通常の森林セルフケアではここまでは生じるのですが、それ以上の深い問題がある方に対してはあまり作用しない、という認識が必要なのです。

 今、何となく「森は心によい」というイメージがあり、森林セルフケアが心にすごく効果が出るのではないかと思いすぎてしまう危険性がないでしょうか。

 飯田さんは、その辺をご自分の経験とともに感じて、とうとう心理学科に社会人入学されて、現在、大学生として心理学を学ばれています。

 そこで、ちょうど協会では今年から、森林セルフケアサポーターさんのレベルアップの講座を始めることになりましたので、「心理療法としての森林療法」を深めることを現在検討中です。

 検討したいことは、
@ ふつうの森林セルフケアでできる「心理的アプローチ」はどこまでか
A もっと深い「心理療法的森林療法」はどのようなものか
の2つを主に追究することとなりそうです。

@ がはっきりすれば、心理専門職ではない一般の森林セルフケアサポーターさんが心理的にどう役立つかがはっきりして、安心して取り組めることになるでしょう。

 一方、Aは心理専門職の方にとって、通常の心理室とは異なる森林空間だからこそできる心理療法的なアプローチを提示することができるでしょう。

 この検討を進めるにあたって、もう一人助っ人をお願いできることになりました。アロマセラピストでもあって、自然・森林が大好きで、しかも臨床心理士でもある、会員の松尾祥子さんです。

 すでに、会報誌に何度か寄稿していただいていますが、ちょうど『プロカウンセラーが教える 香りで気分を切り替える技術』(翔泳社)を出版されたところでいらっしゃいます。

 この本のテーマはアロマセラピーですが、実はアロマセラピーも「心によい」というイメージが何となくある植物療法ですが、今まではまさに「何となく」だったといえます。

 松尾さんは、臨床心理の勉強・経験もされていてアロマが好きな方なので、しっかりとアロマを「気分を切り替える技術」という位置づけにしているのが素晴らしいところです。

 これは、先の飯田さんの森林と心の関係を見る視点と共通しており、過剰な評価をせずに、森林やアロマがどのように心に作用するのかをとらえているといえます。

 ということで、このお二人を含めた3名が世話人となって、「心理療法的森林療法」について追究する研究会を行わせていただくことになりましたので、宜しくお願い致します。

 具体的な日程も相談して決まりましたので、お知らせいたします。
◎2021年1月24日(日)午後
 来年の冬は、新型コロナとインフルエンザの両方の問題がありそうですので、zoom講座(録画受講も)として行いたいと予定しています。
 ぜひ、ご期待ください!
posted by Yu SEKI at 23:08| 役員コラム

2020年08月06日

MailMagazine_役員コラムvol.4_「幸せの青い鳥と滝めぐりの休日」


「幸せの青い鳥と滝めぐりの休日」



理事 馬場 健一



8月7日に地上が二十四節気の「立秋」(8月7日〜8月22日)を迎えました。まだまだ体感的には真夏ですが、暦の上では少しずつ秋へと移りはじめています。一年の中で暑さがきびしくなるこの時期、青い空に入道雲を見ると気持ちが上がり、毎日、朝夕の蝉の声に癒されています。夏の養生を心がけながら収穫の秋へと良い流れをつくっていきたいと思っています。

暑い季節の快適な休息のとり方といえば、個人的には、冷房のきいたカフェでアイスコーヒーを飲みながらゆっくり本を読んだり、忙しい思考や心の整理をしてみたり・・・ただ、やはり自然の清流に触れたいなぁと何よりも強く感じます。

先日、午後の休憩中に色々なことに考えを巡らせていたところ、いつの間にか頭の中で反省会が始まっていました。頭だけで考えていると、物事を悲観的に捉えてしまうことがよくあります。そんな自分に気づいたら、対処法として、違うことへ意識を向けるように努めるようにしています。この時は、持参していた本の中へと意識を向けることにしました。しばらく読み進めていると、自分に語りかけてくるようにある文章が飛び込んできました。

「不愉快な記憶を繰り返し考えては・・・自省による不適応のパターンをつくりあげ・・・悲観的なことを繰り返し考えていると、脳の前頭前野と呼ばれる部位が活性化するという。この部位は、悲しみ、引きこもり、不機嫌といった感情と結びついている・・・自然のなかを歩いた人の前頭前野の血流がいちじるしく減っていた・・・自然のなかですごすと、都会ですごすのと違い、反芻思考が改善されることがわかったのです」と。

そういえば今年は、コロナ禍により外出自粛生活の期間を経て、自然へ出かける気持ちにも影響が及んでいるように感じていました。実際に自然のなかを歩く回数が明確に減っています。今の自分に必要なのは、自然との触れあいに違いないと思い、スケジュール帳を開き、セルフケアの為の休みの予定を書きこみました。


そして後日、早朝から家を出発し、東京の最西端にある山の奥へと車を走らせます。このあたりは、町自体が国立公園に位置し、巨樹と清流に恵まれています。その中でも個人的に一番元気になれる場所へと向かいました。今回の休日では、独りでお気に入りの滝や沢で清流に触れながらゆっくり気が澄むまで過ごしたかったのです。

国道から山道の狭い一本道へと車は進み、舗装が行き届かない箇所もあり、慎重に運転していきます。現地入口に車がもうすぐで到着するというタイミングで、前方のガードレールの上に一羽の鳥が止まっている姿が一瞬目に入りました。都市部では見なれない青い鳥で、これは幸先がよいぞと思いました。そして、現地に到着。沢沿いの立派なオニグルミの木陰に車を止めました。

オニグルミの木には、青い実がなっていました。秋になると美味しいクルミになります。毎年、秋に森を散策していると、サルやリスたちの食べた痕の殻をよく目にします。そして、いよいよ滝巡りスタートです。歩き始めてすぐ、沢にかかっていたはずの小さな木の橋が流されていました。おそらく最近の大雨により水かさが増したのが影響したようです。そこで荷物を肩からおろし、大きめの石を探してきて、代わりに石で橋を作りました。これで後に来る人も困りません、早々に片足が濡れてしまいましたが。


橋を渡ると、そこには夏の日差しをいっぱいに吸収した木々たちと雨で潤った苔の緑園が広がっていました。

緑の森.JPG


辺りにほのかに漂う柔らかな匂いを感じ、近くのカツラの木の落ち葉を手に取り、鼻に近づけてみると季節はずれの甘い匂いが脳内深くにまで伝わってきて、一気にリラックスモードのスイッチが入りました。五感が深呼吸するように自然と交わりながら一つ目の滝へと沢沿いの道を清流の音をBGMにして歩きます。

この辺りの山の中では、携帯の電波が届かないため、電話やメールも使えません。自動的に日常生活から離れるには最適な条件がそろっています。携帯が使用できない状況になって、何だか身体が軽くなったように感じるのは、いかに毎日、多くの情報や社会活動に追われながら暮らしているのかの確認にもなりました。日常とのつながりを一度断ち、五感を通して、自然と共鳴していく体験によりからだの内側から徐々に原始的な感覚が呼び覚まされていくようにも感じました。さらに2つ目の滝へと散策しながら歩きます。このときには、すっかり時間のことなど忘れ、自然との一体感を味わっていました。様々な自然の刺激に触れられる感覚は、優しいヒトの手によるマッサージを受けているときの充実感にも似ています。

いよいよ一番のお気に入りの3つ目の滝に向かって山道を下っていると、素敵な鳥の声が聞こえてきました。足を止め、その声の方へ視線を向けてキョロキョロしていると、枝から移る鳥らしき姿がチラッと見えたその直後、正面の枝に一羽の鳥が止まって鳴きはじめました。よく見ると青い鳥です!出発前にも出会っていた同じ種類の鳥、幸せを呼ぶといわれるオオルリです。その美しい姿に感動していると、横を向いていた体をこちらの正面に向け、さらに鳴きつづけています。胸の中がまさに幸せの感覚で満たされました。その後、3つ目の滝も見ることができました。

滝1.JPG
滝3.JPG滝2.JPG


また、道中は、緑と木漏れ日に包まれ、木の葉がゆれる音、心地のよい鳥のさえずり、虹色に輝きながら舞う蝶、沢の水音、触り心地のよい苔に樹皮、雨上がりの土の匂い、自然しかない環境に浸りました。

気がつくと自然と呼吸は深まり、ひと呼吸ひと呼吸するごとに全身の細胞がイキイキしてくる感覚があります。急な山道で疲れたら、いつでも裸足になって沢の冷たい流水の中に足を突っ込んでナチュラル・アーシングもできます。滝巡りの最後は、沢沿いのカツラの木陰でのんびりと休息を取りました。帰る頃には、すっかり心も身体も生命エネルギーに満ちていました。


自然の場に身を置き、五感を通して、生命秩序の場と共鳴する、これが自分にとっての最高の幸せ体験となりました。自然の中にいるときには、悲観的な感情や思考になることはまったくなく、とてもリラックスして、自分本来の感性を取り戻すことができました。これもコロナ禍から生まれた自然の力を深く学ぶための必要な機会だったように思います。            

沢の水.JPG
posted by Yu SEKI at 17:58| 役員コラム

2020年07月15日

MailMagazine_役員コラムvol.3_「自然素材のお茶のお話」


自然素材のお茶のお話 
  



理事 田川裕則



新型コロナウイルス感染防止対策のため会社への出勤が自粛となった4月に地元で借りている農園で「スギナ」を大量に採取しました。

「スギナ」とは一体どんな植物か、分かりますでしょうか?

スギナとは、つくしが成長した後に生えてくる雑草のことです。
実はほとんどの人が一度は見たことがある植物です

(スギナ(写真).jpg


スギナは、生命力が強く、庭、農地、道ばた、などありとあらゆるところに生え、取っても取っても、また生えてくるということで、農業を営む人やガーデニングをする人からは疎まれる雑草です。しかし、その半面、スギナは多くの栄養価が含まれている植物として、健康意識の高い人にお茶として飲まれています。

大量に採取した「スギナ」を自宅で乾燥して、チョキチョキとハサミで刻んで、お鍋で煮出しました。
 
(スギナ乾燥).jpg


煮出して、飲んだところ、あまりクセが無くて、思ったよりも飲みやすいと思いました。
スギナ茶には、色々な効能があるようですが、まずは自分自身で試してみようと思いました。

自然農法の農園で採取した「スギナ」ですので、農薬などはかかっていないので安心です。
しばらく、飲み続けてどんな効果が出るか楽しみです。

さらに、農園にあった「桑の葉」と「ドクダミ」も採取して乾燥させました。
時間があるからこそできる自然素材の手作り茶です。

(参考)
「スギナ」には、サポニン、葉緑素、ケイ素、カルシウム、マグネシウム、カリウム、ナトリウム、鉄、亜鉛、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンC などが含まれており、ミネラルを豊富に含む野菜として有名なほうれん草と比較しても、スギナはカルシウムが155倍、リン、カリウムが5倍、マグネシウムが3倍と、非常に多くの栄養成分が含まれていることがみてとれると思います。
posted by Yu SEKI at 21:22| 役員コラム

2020年06月29日

MailMagazine_役員コラムvol.2_「ノラ・ジョーンズを聴きながら」

「ノラ・ジョーンズを聴きながら」


理事 佐藤栄児


3月から、妻がテレワークとなりそれぞれ子供たちは小学校、保育園にも行くことが出来なくなった。
バスケもテニスもなくなってしまった10歳の息子は自主的、ではないにせよ誘えば乗ってくるので善福寺緑地の川沿いをランニングするようになった。少しずつ距離を伸ばしながら現在は一日おきで4.5キロを走るようになっている。

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ここで学んだこととして、主体的でないにせよ強制的でもない中で小学校5年生を5キロ近く走らせるのに必要なことは「こまめな休憩」、「競争」、「冒険の要素」「同じ道を戻らない」そして「ランドマーク」である。
はじめのうちは飽きないように、とコースをいろいろいじっていた。そして、とある夕方に初めて通りかかった川沿いの空き地で猫と出会った。四方を壁と金網で覆われた空き地の真ん中にたたずむ、すこしやせているこげ茶色の猫。声をかけると近づいてきた。
息子が「この子の家ここなのかなあ。それともここから出られなくて困っているのかなあ」と心配していた。以来、ランニングのコースをどうするか本人に聞くと「猫のところ」と答えるようになった。ランドマークとなった猫の空き地について何度か通っているうちにわかったことがある。

それは以下

・日が当たっているときは隣の建物のひさしの下にいる(つまり出入りは可能)
・いろいろな猫好きの方々により食事の飲み物を確保している
・名前はそれぞれ好きな名前を付けている

スタートしてから2.5キロ、猫の待つ空き地、そこまでは休憩なく走る。猫を観察して癒される。

帰り道には往路とは違うコースをなるべく選ぶ。起伏のある公園内の不整地を走る。丘を駆け上がったり木の根をよけたり。そして最後の800m、一度給水タイムをとり1分のハンデをあたえて先に走らせる。どんどん追い詰めていくと最後は驚くほどのスピードをだして逃げ切ろうとする。

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暑い季節になっては来ているものの、6時台、緑のトンネルの下で日陰も多いランニングコース、マスクをつけたり外したりしながら今日も走る。いつまで猫はあそこにいるのか、空き地はあるのか、いつまで父と一緒に走ってくれるのか。

とにかく、あの年でこれだけの距離を踏破し続けていればどんな運動にも応用が利く体に仕上がってくるはずだ。そして春夏秋冬を超えて、日の長さも影の移ろいも紅葉も落葉も芽吹きも一緒に子供たちと経験したいのは誰よりもこの僕自身だ。なるべく本人に主体性に訴えかけて継続しながら、やがて父と一緒ではなくても自分のために走るようになることを目指して試行錯誤を繰り返していこうと思う。

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ちなみに、あの猫に名前をつけるならどうする、ときいたら息子は「ノラ!」とひとこと。適当だけど、しっくりはきている。自粛期間に購入したアップルのホームポッドの良いところは聞きたい時に好きなアーティストの曲を適当に見繕って聞かせてくれるところだ。ということでこの原稿もノラ・ジョーンズを聞きながら書いているのである。

次回:次男、お散歩編でお会いしましょう!
posted by Yu SEKI at 21:38| 役員コラム

2020年05月09日

MailMagazine_役員コラムvol.1_新しい生活様式!?


新しい生活様式!?


理事長 原田 純子



新型コロナウィルスの感染拡大防止のため、自粛生活:Stay Homeが続いております。今後は段階的に元の日常を取り戻していくことと思いますけれども、しばらく続いた自粛生活にお疲れは出ていないでしょうか?皆さまどのようにお過ごしでしたか?

私も初めのうちは仕事に行かなくても良いのねなどと呑気に構えて、こんな時こそ家の片づけ♪とか、丁寧な掃除と手を抜かない料理を目標に、果ては部屋の模様替えまでしてしまいましたが、段々にそういう事ではないぞ!と思い始めました。緊急事態宣言が出される前の生活がいかに普通だったのか、その「普通」という事がいかに大切なものだったのか。毎日のように感染拡大のニュースを見聞きするたびに、今日も自分が生きていることが、文字通り有難い事なのだという事に思いを寄せるようになりました。

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さて、自粛生活期間に入る前には、もっと全国の森林セルフケアサポーターの方々との繋がりが太くなると良いなぁ、そのためには何ができるのかなぁ等と考えておりました。昨年末の理事会で協議した結果、講座以外のイベントも幾つかトライしてみましょうという事になり、その1つとして森林療法についてのブラッシュアップセミナーの開催が決まりました。

そして2月2日にはその1回目を開催することが出来ました。さらにもう1つのトライアルとして、森林セルフケアサポーターなら誰でも参加自由、というサポーターズカフェも3月15日に開催される予定でした。セミナーに参加してくださった方々とも、サポーターズカフェでお会いするはずだった方々とも、沢山の話し合いをしてお互いに繋がりを持ち、アイディアを出して頂きながら、今後の協会の活動やサポーター同士の交流の場もできるはずでした。

ところが新型コロナウィルスの感染拡大を防止するためとして、3月のカフェ、和歌山や東京での講座、単発での体験会など全て延期または中止となってしまいました。唯一3月に名古屋での講座が開催できたのはヒヤヒヤものでしたが、マスク着用で室内編は1時間ごとの換気に努めるなど、感染防止には充分な配慮をして無事に行うことができたのでした。

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緊急事態宣言の期間が延長される際に、アフターコロナの時代に入るに当たっては生活習慣を見直し、生活様式を変えていくようにとの提言もなされました。ビフォーコロナの時代は終わり、あんなに大切だと実感した普通の生活には戻らないで、変わっていくようにと。自粛期間中にテレワークやオンライン会議などで仕事をなさった方も居られたかと思います。子ども達は学校に行かなくてもタブレットやPCなどを使って自宅で学習したりする試みもありました。

少し前までは考えられなかった事が、最早普通に受け入れられています。つまり行動変容が実社会では既に始まっているのです。そんな時代に協会にできる事は何だろう?サポーターさんとの繋がりを切らさずにがっちりと関係を継続していけるものは何?と考えて辿り着いた答えの1つがこのメルマガです。

実はメルマガは数年前までは配信されていたので、正確にはメルマガの復活です。協会のホームページを毎日チェックされて居られる方はそんなに居ないでしょうけれど、メルマガなら確実に配信されます。しかしメルマガは協会からの一方的な情報発信になりがちですので、もう1つフェイスブックでのグループを作り、協会の森林セルフケアサポーター同士の交流の場を作ろうとしています。これによって協会とサポーターさんとの双方向の交流が可能になります。どんどんアイディアやご意見をお寄せ頂き活用して頂きたいと思います。

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しかし、時代はアフターコロナになったとしても、私どもの活動は「森林療法」であることを忘れてはいけません。ITの活用、SNSも大いに利用していきたいと考えておりますが、やはり実際に森に行く活動は欠かせません。その際には3つの密を避けるという原則を守り、自分自身を感染から守って森に行きましょう!まだまだ実際の森に出かけるのは簡単ではありませんが、近くの都市公園やご近所森の植物の力を借りたりしての森林療法は私たちの得意技です。その辺りの仕掛けも考えていきたいと考えています。

「月に一度は森に行こう♪」が合言葉でしたよね。外出がもう少し自由になりましたら、皆さんと一緒に森歩きができるのを楽しみにしております。


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★次回のイベントにご参加されませんか?イベント情報はホームページをご参照ください!
 https://foresttherapy.wixsite.com/forest

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posted by Yu SEKI at 11:44| 役員コラム