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2022年05月12日

役員コラム㉔「『ヘルスケアーのための滝鑑賞×森林浴』ツアー(神奈川県南足柄市)へ参加しました」

「ヘルスケアーのための滝鑑賞×森林浴」ツアー(神奈川県南足柄市)へ参加しました 


理事 田川 裕則



5月7日(土)に行われた、一般社団法人全国森林レクリエーション協会主催の「ヘルスケアーのための滝鑑賞×森林浴」ツアー(神奈川県南足柄市)へ参加しました。

連休の最後の土曜日に、小田急線開成駅に集合。
ツアーには20名ほどが参加されました。
そこからマイクロバスで神奈川県立「21世紀の森」に移動しました。
この公園のテーマは「自然の森の中で自由な散策と森林浴が楽しめます」
県立21世紀の森 〜森は生きている−21世紀の森は自然と人間の調和を求めています〜 (k-mask.jp)

まずは、森に親しむためにノルディックウォーキングを行いました。
あいにくの天気模様で、主催の(一社)全国森林レクリエーション協会の専務理事の挨拶のころから雨が落ちてきました。
このため、森林館の建物の中に移動して、森林インストラクターの渡邉氏からノルディックウォーキングの指導を受けました。

写真1 渡邉氏.jpg


しばらくすると、雨が上がってきたので、森の中を散策しました。
渡邉氏から、森の木々の種類や植生について説明がありました。
皆さんだんだんとノルディックウォーキングに慣れてきたようです。

写真2 森の中で説明.jpg

 
昼食の後は、バスで「夕日の滝」に移動しました。
夕日の滝(金太郎生家跡、金太郎遊び石) | 南足柄市 (city.minamiashigara.kanagawa.jp)

「夕日の滝」は、酒匂川の支流内川にかかる落差23m、幅5mの滝で金太郎が産湯をつかった滝と伝えられています。夕日の滝の名称は、夕日に映える美しさから名づけられたと言われていますが、毎年1月半ばに夕日が滝口に沈むところからつけられたとも言われています。
「夕日の滝」では、滝ガール(Takigirl)の坂崎絢子さんに案内していただきました。

写真3 滝の前で.jpg


写真4 滝の周り.jpg


天候が回復して、すがすがしい天気になりました。
このツアーに参加された皆さんは、ノルディックウォーキングの森林浴と、滝のミストを浴びながらの滝鑑賞で満足いただけたようでした。

参加してみて、
癒される:水しぶきから発生するマイナスイオン効果や、滝の音や流れから「1/fゆらぎ」
波動によるリクラゼーション効果に加え、何よりも「水が延々と流れる」光景に癒し効果が
あります。

坂崎絢子さんのご紹介
滝ガールの活動報告サイト Takigirl -Waterfall & Peace-

以上

posted by Yu SEKI at 22:28| 役員コラム

2022年04月09日

役員コラム㉓「今年の冬は長かった!」


今年の冬は長かった!


理事長 原田 純子



3月の終わり頃からSNSでは各地の友達から桜の開花情報やら写真やらが寄せられ、メディアからは桜前線の北上ぶりが毎日のように報じられるのだが、どこか遠い世界の出来事のように感じていた。ご存知の方も居られると思うが、現在私は長野県黒姫高原に移住して丸7年が過ぎるところだ。しかし聞くところによると、この冬は観測史上2番目の降雪量だったという。なるほど納得の豪雪っぷりで、4月に入った今になってようやく、「雪解け」と言う言葉を実感できる陽射しになってきたのだ。徐々に雪壁(降り積もった雪の上に、道路を確保するための除雪の雪を飛ばすので道の両サイドは壁となる。今年は2メートルを優に超えた)が日に日に低くなっていく様子を見るのはウキウキする。厚く積もり、層になってミルフィーユのように重なった雪が世界を閉ざしていたのが噓のようだ。

12月から白い世界に入り、例年ならGW明け頃まで嫌でも雪が視界に入るので、1年の約半分近くを冬ごもりの時間として過ごすことになる。この貴重な時間をどのように過ごすべきか、そこは7年経っても未だ正解は得られていない。寒くてなかなか雪の森に出かけて行く気にはならなかった。昔のように囲炉裏端で縄綯いをするような生活とは現実はかけ離れており、ネット環境さえあれば東京住まいだった頃とほとんど違いは無い。依然として収まらない新型コロナウィルスのお陰でオンラインでの会議やセミナー受講も普通になり、それを良いことに尚更自宅に籠っていたこの数か月だった。

ところが暖かい陽射しが数日続くと、頭上から聞こえてくる野鳥の鳴き声も変わってきたように感じる。毎日餌台にヒマワリの種を啄みに来る彼らも、巡ってきた春を喜んでいるように感じるのは気のせいか?そう言えばいつもは単独行動のリスも複数での姿が視界に入るようになった。初めは縄張り争いでもするかのように、後から餌台にきたリスが先に来ていたリスに追い払われていたのだが、そのうちに同じ樹で追いかけっこをするようになり、どうやらカップルが成立したのだな、やはり春は恋の季節よね、と微笑ましい。どうやらウキウキしているのは私だけではないようだ。

所用で麓の町まで下りると、ホームセンターには明るい色の花の苗やらガーデニングの資材や道具などが並び、スーパーに並ぶ食材も春の葉物野菜が揃って来ている。いよいよ森にも新しい生命が芽吹く季節がやってくる。もう部屋に籠ってはいられない。これからはできるだけ毎日森に出かけよう!大好きな樹の新芽を見つけに行こう!太陽のエネルギーもたくさん浴びて深呼吸もしよう!花が咲く順番は?足元だけでなく、頭上の花達も次々と咲き始めるし、部屋に籠って見逃している場合じゃないでしょう。
7回の冬を経験し、春を待つ雪国の人の気持ちを実感として得られるようになったと言うか、ようやく森の住人らしくなれたのかも…


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posted by Yu SEKI at 21:20| 役員コラム

2022年03月14日

役員コラム㉒「鎌倉の森に囲まれた寺巡り」


鎌倉の森に囲まれた寺巡り


理事 降矢英成



 今年が大河ドラマで注目されているから、泥縄で鎌倉をテーマにしたわけではありません…。昨年、サポーターの臨床心理士の梶原さんが、鎌倉に開設された心理相談室で森林セルフケアを取り入れられたことから、秋のレベルアップ講座でお伺いして何年かぶりに鎌倉を訪れました。

「森林セルフケア」のフィールドには、都市公園をはじめとしてさまざまな場所が考えられますので、自分の好み・お気に入りの場所を持つようにしたいものです。
 レベルアップ講座では、きちんと「源氏山公園」という立派な公園をフィールドとして利用しましたが、その午前中にルーマニアの女医さん・ミハエラ先生の鎌倉の仏像巡りをしたいという要望によって、いくつかのお寺を巡ってみました。

 具体的には、北鎌倉駅から鎌倉駅の間にある鎌倉五山第2位の円覚寺、第4位の浄智寺のほか、いくつかの寺の仏像を拝観しまして、その魅力に気がついたのでした。さらには、巡った一つのお寺に置いてあった「鎌倉十三仏詣」というパンフレットが目についたのです。

 「十三仏詣」とは、初七日、二七日から最後は三十三回忌まで「十三の仏を詣でる」という供養のための風習で、各地にあるようですが、鎌倉にも定められていたのです。そして、それに定められているお寺がそれほど有名なお寺ではないことも気に入りました。

 一緒に仏像巡りをしたミハエラ先生と飯田さんに「今度は鎌倉十三仏詣をしませんか」とお誘いしたところ、お二人とも快諾してくれ、再び押し迫った年の瀬に鎌倉を訪れました。十三の寺のうちの半分くらいを巡ったのですが、予想を超えた素晴らしさで、今度は5月の連休中に残りの寺を巡り「結願」を目指すことになっています。

 「仏像」ももちろんいいのですが、森林セルフケアのフィールドとして「社寺林」もありますので、それでは、ここで、森林セルフケアに向いている鎌倉の「社寺林」を独断でご紹介したいと思います。

・浄智寺
 北鎌倉駅から5,6分のところにある鎌倉五山の第4位の名刹で、山門の風情がもうすでに森感が感じられ、境内はそれほど広くないのですが、素朴な林の中を散策路が巡っています。仏像としては、阿弥陀如来(過去)・釈迦如来(現在)・弥勒如来(未来)が並んでいる「三世仏」が魅力です。この寺の山門は、映画『鎌倉ものがたり』でも、鎌倉らしさの景観として使われていました。

・覚園寺
 鎌倉の北東部に離れていて中々行きづらい場所にありますが、昔はかなりの大伽藍を誇っていたそうで、山門を入ってすぐの阿しゅく如来を奉った愛染堂の奥には今でも広い境内が残っています。奥に入るには有料になりますが、薬師堂などのお堂だけでなく神木になっている巨樹もあり、さらには森の中のテラスのような飲食施設もあるなど、豊かな空間が広がっています。

・海蔵寺
 北鎌倉駅と鎌倉駅のちょうど中間くらいの扇ガ谷という場所にあり、奥まった静かな風情を味わえるお寺です。森感の漂う素敵な閑静な住宅街をゆるやかに登っていくと、薬師如来が迎えてくれます。また、奥には「十六ノ井」という鎌倉らしい岸壁をくりぬいた十六の穴が開いた井戸がひっそりとたたずんでおり、その昔は奥の山に多くの僧塔が並んでいた大寺院だったそうです。

・永福(ようふく)寺跡から瑞泉寺
 鎌倉駅の東側の鎌倉宮の奥の「二階堂」という場所には、頼朝が平泉の藤原氏などを供養するために、宇治の平等院や平泉の無量光院を模した、釈迦を奉った二階建ての二階堂・阿弥陀堂・薬師堂を回廊でつなげた両翼130mに及ぶ大寺院「永福(ようふく)寺」が現在復元中です。さらに、その奥にある瑞泉寺は、花の寺として知られ、夢想国師が鎌倉らしい岩壁を利用して作庭した名園があります。


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posted by Yu SEKI at 22:29| 役員コラム

2022年02月16日

MailMagazine_役員コラムvol.21

再開発の伐採で思うこと


理事 太田 博幸



 明治神宮外苑地区の再開発に伴って、樹木の伐採が行われることが、
2月9日、東京都都市計画審議会で賛成多数によって承認されたとのことです。

 神宮外苑は国民の寄付により、1926年(大正15年)に完成した、日本最初期の
近代的な都市公園とされ、献金のほか、ボランティアが造成工事にあたり、約3000本の
樹木も献木されたとのこと。今回、再開発エリアにある約1900本の半数以上の1000本が伐採される予定で、樹齢100年のクスノキやケヤキなどの大木も多く含まれるようです。

20220213091918.JPEG
【神宮外苑】


 審議会では「地球温暖化への対応では、緑を増やすのが流れで、逆行しているように見える」など批判的な指摘が出たが、議論は十分尽くされたとのことで採決を行いました。東京都の担当課長は「1000本は切ってしまうと決まったわけではなく木の状態を調査した上で残せるものは移植も含めて残せるように事業者に話していきたい」とのこと。少しでも計画の改善を望みます。

20220213092337.JPEG
【神宮外苑】


 身近な森、里山としてクルマで頻繁に出かける千葉県の印西市には、昔から人の手が加わって維持されてきた豊かな里山の自然環境が多く残されています。しかし、近年大規模商業施設や物流センターがつくられ、開発による緑地の減少や雑木林・竹林の荒廃がみられ、里山環境も徐々に失われています。悲しいことです。

20220213092404.JPEG
【印西 里山】


 開発・再開発により、樹木が伐採され、緑が失われことに直面するたびに、その開発は
本当に必要なのか疑問に思うし、強い憤りとやるせなさを感じます。都会の森も里山も長い年月をかけてつくられてきたものが、開発優先であっというまに壊されていいものだろうか。樹木も泣いています。


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posted by Yu SEKI at 15:29| 役員コラム

2022年01月20日

MailMagazine_役員コラムvol.20


理事
鈴木 友よ


この度、理事として協会と更に深く関わらせていただくことになりました。どうぞよろしくお願いいたします。

2018年に偶然(必然?)目に飛び込んだ「森林セルフケア」の文字。私の直感アンテナがピピっと反応し、サポーターを経てコーディネーターへ仲間入りをさせていただきました。

子育て、主婦、会社員の三足のわらじを履き毎日必死に生きていましたが、50歳を過ぎ、ふと自分の人生の残り時間を考えるようになりました。そのころから自分の奥底から湧き上がるエネルギー、わくわく感、とにかく行動しよう、という意欲・・そんな感覚が自分の中を満たしていくのが実感できました。そのタイミングで森林セルフケアと出会いました。

森林セルフケアで一番魅力を感じたのは「自ら森に出向き、自分をケアする」という概念でした。それまでは「教わる」「導いてもらう」という、受け身の状態のプログラムを受けることが当たり前になっていたので、自分の意志で、の部分がとても新鮮だったことに加え、このことがこれからの人生に光をもたらすものである、と感じたからです。

それから4年間、地元愛知県みよし市の雑木林にて月一回の森林セルフケア開催し続けています。扉が開いたような、そういう時期が自分に来た、という感じです。時を同じくしてTVを見ることができなくなったり(CMの音が特に不快に感じるようになった)、音楽の好みが変わったり、合成洗剤がダメになったり、心身に今までなかったようないろいろな変化が起こりました。

一番の変化は、自分のことを信じること、認められて、許すことができるようになったことです。自分の中にいる、小さな私の存在をハグし、今までその子の存在をなかったことにしてきたことを謝りました。
そうするうちに、多幸感に満たされることが多くなりました。自分の内側に全てが備わり、すでに在る、ことがおぼろげながら分かってきたからでしょうか。

森林セルフケアを開催する際、よく取り入れているプログラムは、【自分への手紙】です。
その時、その瞬間の自分から自分にあてて絵手紙を即興で描きます。一言メッセージもしたためます。

2021年12月に行った際には、年賀はがきに描いて、各自ポストに入れました。
2022年元旦に、一か月前の自分から年賀状が届きました。

自分への手紙.jpg


参加者の方から、「描いた時の空気の感覚、香り、音が蘇りました。」とのメッセージをいただきました。

このプログラムは、普段から自分と対話できていない人の場合、結構苦戦するのですが、続けるうちに、自分軸で生きることへのきっかけになるような気がしています。

私が愛読書【光の魂たち 植物編 森井啓二著】から、『木のエネルギーと繋がり、自然のエネルギーと繋がりあう方法』を抜粋、ご紹介します。まさに森林セルフケアのプログラムそのものです。

「樹木は、根を通じて大地を結びつき、幹を葉と枝を通して太陽の力と結びついている架け橋となる存在です。幹から横に延びていく枝葉は、無償で与え受け取る木の性質を象徴しています。木のエネルギーと繋がるには、まず直感でお気に入りの木を見つけます。ある程度大きな樹木がお勧めです。
自分の直感で選んだお気に入りの木を見つけたら、まず樹木全体を、そして葉や花、実の細部にわたる美しさや生命力を讃えましょう。
そして、愛情をこめて樹木に抱きつくか、傍らに座ってみましょう。
その樹に触れたままの状態で、自然界のエネルギーを体験させてくれるように、その樹木のエネルギーと繋がるように頼みます。

長い年月の間、風雪雨にさらされ太陽の光を浴びて、力強く立ち続ける忍耐、地にしっかりと張った根の安定感、空高く伸びる太い幹の強さ、枝の柔軟性、常に成長し続ける感覚。
樹木から与えられるすべてを樹木の波動を、ハートを通して感じます。そして一体化します。
樹木から受け取った自然界のエネルギーが自分の内側からも湧いてきて、そのエネルギーに自分の存在全体が融けていくままにまかせます。この感覚は、一度体験したら、いつでも引き出せるものです。
最後に樹から離れる時には、感謝と愛を送ることを忘れないようにしましょう。」

このような、植物とともに在る人間、という感覚はこれからの私たちにとっての大いなるサポーターとなってくれると信じ、毎日その瞬間を大切に生きていこうと思います。


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posted by Yu SEKI at 07:09| 役員コラム

2021年12月11日

MailMagazine_役員コラムvol.19

理事長
原田 純子


11月21日のレベルアップセミナーに参加した。特に誰に断った訳でもなかったが、セミナーを開催する協会のメンバーとしてではなく、一参加者としての参加に徹したいと思っての参加だった。

これまで何度も講師として森林セルフケア体験会を開催してきたが、正直なところ最近少し行き詰まり(息詰まり)感を感じていた。それでも参加して下さった方からは概ね「やっぱり自然は良いね!」「なんか解放された感じがする♪」などの感想を頂いてはいたものの、自分では納得がいく感じではないことが多かったのだ。

これは薄々自分には引き出しが少ないと感じてもいたし、コロナを言い訳にはしたくないが実践の機会も激減していた。書籍を読んだり先達のセミナーを受講したりする時間が圧倒的に足りていない焦燥感を抱えてもいた。協会として春から準備してきたフォーラムも無事に開催できて確かな手ごたえもあったし、集中講座という新しい取り組みにも全力で対応してきたつもりだったが、何か充実感が今一つ…的なモヤモヤがあった。そのような中で久しぶりに森林セルフケア体験会の参加者となったのだが、これは想像を超えて新鮮だった。

新しく協会のメンバーとなられた方ともお会いできたし、古くからのメンバーとも再会が果たせ、ただでさえコロナが落ち着いているタイミングで心が緩むのに、会場となったcocorokamakuraの居心地の良さもあり、二人の講師のソフトな受け入れもあり、今思えばここで既に気持ちが開いていたのかも。昔からここに居場所があったかのような錯覚に陥ったと言ったら大袈裟だろうか?

実地編は馬場さんの案内が実にスムーズで、まるで源氏山を自分の庭であるかのように心地よく案内して頂いた。森に住んでいる自分はこんな風に長野の森を案内できるのか?いや、案内すると言ってもガイドではなく、こうしてセルフケアへの導きをできるのか?大きな楠を前にしてのビフォーアフターでは自分の頑固さというか融通の利かなさに気づけたし、以前にはさほど感じられなかった楓の命の気の流れは素直に感じることができた。ほかにもまだまだ課題をいくつも再確認でき、とにかくアクションを起こそうと前向きになれたのも大収穫だった。

フォローアップセミナーとしての体験会は、森林セルフケアサポーターになったけれど、とそこでストップしているサポーターさんにはぜひともご参加頂きたい体験会だと実感した。

鎌倉は個人的に思い入れのある地ではあるが、源氏山の森は初めて足を踏み入れた。数年前に途中の銭洗弁天を訪れたことはあったが、かなりの急坂にその後の予定もある事を自分への言い訳にして、そこから先は断念したのだったと登りながら思い出した。当日は小雨の中でも何とか源氏山まで登ることができ、実は密かに安堵したのだった。後日談だが、源氏山に登って来たのよと言うと、複数の同級生から、膝の故障を抱えているのでもう源氏山は無理!とか、頑張って登ったことがあるけれど、過度の疲労からその後体調を崩したなどというエピソードも入ってきた。が、とにかく登れたし、森でのセルフケアが良かったのか、ふくらはぎをピクピクさせながらの下山以外は今のところ後遺症もなく過ごせている。


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posted by Yu SEKI at 22:51| 役員コラム

2021年11月16日

【役員コラム】Withコロナに対応して(高尾山編)


Withコロナに対応して(高尾山編)


田川 裕則



新型コロナウイルス感染者が減少傾向にあります。

東アジア人は酵素の力で感染を防いでいるという話を聞きますが、またいつ拡大するかわかりません。
そういなかで、所属している団体でも参加人数をおさえつつ活動を再開しています。
コロナ禍での森林の活用は?という事で、先日 南高尾山から高尾山へ行ってきました。
高尾山は東京から近く、交通の便も多く、便利ですので季節に関係なく(関係はありますが)多くの人出でにぎわっています。

9月末に緊急事態宣言が解除されて10月初旬に高尾山に行った際には、多くの方が登られていました。外出を我慢されていた皆さんは、緊急事態宣言が解除されて、やってきたのでしょう。

まずは、京王電鉄 高尾山口駅から南高尾山方面へ向かいます。

@I南高尾方面への看板.jpg


アップダウンを繰り返して徐々に標高が上がります。

A南高尾山からの眺め 城山湖.jpg


途中で景色が開けて富士山が見えたりします。

B南高尾山から富士山の頭が少し見えます.jpg


大垂水峠から城山経由で高尾山山頂へ

C高尾山から富士山はみえませんでした.jpg

高尾山山頂は人がいっぱいでした。

D高尾山山頂.jpg


10月の爽やかな風が吹き抜けるなかで、深呼吸をして、連日のオンライン会議で疲れた脳と体に新鮮な空気を取り入れていきます。

秋の気配を感じつつ、樹木を見ていると、目と脳の疲れが癒されます。
やっぱり、森林でのリアル体験はいいなー感じた充実した1日でした。

ということで、外出には気を遣いますが、ソーシャルディスタンスを保ちながら、森林セルフケアを楽しんでください。

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posted by Yu SEKI at 16:33| 役員コラム

2021年10月16日

MailMagazine_役員コラムvol.17


役員コラムvol.17


理事 降矢 英成



9月の連休に、静岡・富士宮市へ「ホースセラピー」と「森林療法」を組み合わせる試みに行ってきました。

富士宮市のEPOという団体さんは、作業所を運営している福祉系の団体で、農福連携もなさっています。そして、この地域では昔から馬を生活に使っていたことから、障害児に「ホースセラピー」を行っています。対象が障害児なので、馬の種類を小型のポニーにしており、高さによる怖さがなく行いやすいのです。また、こちらのポニーは高齢の馬が中心なので、おっとりしていて、走らずに歩くだけなのが、とても癒しに向いていました。

そして、敷地内に馬場は複数あるのですが、郊外にあるため、周りに森林が広がっている環境になっています。このため、施設長の方が、「森林ホースセラピー」として、対象を「大人のメンタルヘルス」に広げたいとのことでお呼びがかかったのです。

実際にうかがってみましたら、最近、すぐ向かいのケヤキが広がる森を入手され、そこにあった倉庫をカフェに改装して営業を始めていました。そこは「森の広場」となっており、「森林ホースセラピー」にピッタリの場と分かり、ここを中心にすることを提案してきました。

この中心の「森の広場」コース以外にも、周囲の森林を巡る「林間コース」もあり、私はこちらを体験させていただきました。

 体験後に、以下のようなコメントをお出ししました。

〇時間と内容
・時間〜ストレスの方向けの場合、全体で1時間〜1時間半程度で行うといいと思います。
・「ホースセラピー」なので、ただ乗るだけでなく、馬との触れ合いも含めるといいと思います(最初に少し設定)
・馬に乗った状態に慣れる時間をとる(馬場を1〜2周する)
・それからコースに出る

〇コース
 段階的に4つくらいできそうですね。
・「傾斜」の有無と「道の広さ」の2点が基本的なポイントだと思いました。
・カフェ側のコースが樹林になっていてよいですね。
 以下のような1〜4の順で設定しておくといいと思います。

1,基本コース(馬場から畑、森の幼稚園のあたりまでくねくね歩き、それを2周する)
 馬場のような広い場所から、畑に入り、森の幼稚園のあたりの多少の木立、木陰にも行くことで、「傾斜がなくても変化のある景観」になる。特に、広場の「明るさ」と木立の「木陰」の両方を「交互に通る」ことは「刺激の変化になる」ことが分かっています。

2,森の広場コース(カフェ側の平坦な樹林の中を2周する)
 「広がり」のある、そして、落葉樹の「明るい」森で気持ちがいいコースです。そして、道も広いので、一押しのコースです(雨でぬかるんでいるときは、1の基本コースにする)

3,動物ふれあいコース(ミツバチ、年寄馬、ヒツジと出会う)
 「アニマルセラピー」という雰囲気になれるコース。養蜂のことも知ることができ、ヒツジにも出会えますし、傾斜も体験できます。2.のコースを1周してからこのコースに行くといいかと思います。

4,林間コース(体験させてもらったコース)
 針葉樹のやや暗い森で、道が細く、傾斜があるので、子供はスリルがあっていいでしょうが、ストレスのある大人にはあまり適していません。初回は使わず、馬慣れしている人や2回め以降に使うといいと思います。

 今回は、「ホースセラピー」と「森林セルフケア・森林療法」の組み合わせの検討でしたが、今までも、気功やヨガ、音楽療法などとの組み合わせがありました。この前は、別の森林関係地で、貯水池でのカヤックで、両側に樹木がせり出している環境では「森林カヤックセラピー」ができるのではという話題も出ました。

 このように、すべてのアクティビティで、森林セルフケア・森林療法と組わせてみることを検討すると、需要がかなり広がりそうですね。

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posted by Yu SEKI at 15:30| 役員コラム

2021年09月12日

MailMagazine_役員コラムvol.16


「森・川・海の繋がり」おかえりモネ


理事 太田 博幸



メダルラッシュの東京オリンピック・パラリンピックもあっという間に終わりました。
コロナ禍と緊急事態宣言はなかなか終わりません。森林セルフケアフォーラム開催の時期には陽性者数の数がかなり少なくなっていてもらいたいです。

NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」は東京オリンピックのときもオリンピック放映の影響を受けずに通常放送されていました。おかえりモネを見ている方も、見ていない方も、知っている方、知らない方もいらっしゃると思います。自分は初回から録画をして見ています。

物語は、宮城県気仙沼湾沖の自然豊かな島で、家族と暮らしていた永浦百音。
大学受験にことごとく失敗した百音は、祖父の知り合いで登米の山主である名物おばあさんの元に身を寄せ新天地で将来を模索しながら林業や山林ガイドの見習いの仕事をはじめる。東京から人気の気象予報士がやって来たことをきっかけに、気象予報士の資格を取ろうと、猛勉強をはじめた百音は、地元の人たちに支えられながら、合格率5%の難関を突破する。
上京し、民間の気象予報会社で働きはじめた彼女は、個性的な先輩や同僚に鍛えられながら、失敗と成功を繰り返し、成長してゆく。数年後、気象予報士として一人前になった百音は、大型台風が全国の町を直撃するのを目の当たりにし、何とか故郷の役に立てないかと思い、気仙沼へ向かう決心をする、という話です。

第4回目の話では、森林セラピーのシーンが出てきました。また林野庁のホームページでは、おかえりモネ解説ページとして、おかえりモネのこと、森林組合のこと、森のことなどの説明がされています。一方気象庁のホームページではおかえりモネのことは一切でてきません。林野庁と気象庁の違い面白いです。

理事コラム2.png


理事コラム.png


モネは大学受験に失敗し、森林組合に勤め気象予報士になりますが、キャリア理論でクランボルツ教授のプランド・ハップンスタンス理論があります。偶然の出来事を利用してキャリア形成に役立てるというものです。モネが森林組合での山林ガイド見習いの仕事に就き、そののち難関の資格を突破し気象予報士となり、気象予報士として漁業や農業、スポーツ等とかかわるなど、モネの偶然の出来事や出会いをキャリアアップにつなげていくこともとても興味深いです。

最終回は10月29日のようです。

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posted by Yu SEKI at 09:51| 役員コラム

2021年07月10日

MailMagazine_役員コラムvol.15


アジサイの季節


理事長
原田 純子



周りの緑が一段と深くなった。ついこの前まで新芽の季節、新芽のフレッシュな香りがする♪ 花々の季節、甘い香りがする…などと浮かれていたのに、気づくと茂みはこんもりとなり、雪で倒れた老木も隠してしまいそうだ。道端の半夏生も白い葉で虫を誘うようになった。この頃に降る雨を「半夏雨」(はんげあめ)と言うのだそうで、大雨になることが多いとか。それはその通りで梅雨入りしてアジサイも色づきを競っている。

地元の在来種と聞いたがアマチャ(甘茶)という植物があり、これがガクアジサイにとてもよく似ている。4月8日の釈迦の誕生日を祝う花まつりに掛ける、あの甘茶と言うことだが、地元に住む父の知人で、このアマチャで一山当てたい、いや地域起こしにしたいと言う野心家の実業家が、ある時我が家の敷地にアマチャの苗を植えていったことがある。植えたと言っても数十本の苗を無造作に置いて行っただけなのだが、それが見事に着いて、翌年からスカイブルーの綺麗な花を咲かせるようになった。見た目は小型のガクアジサイと言った感じで、もっぱら観賞用でしかなかった。もっとも移住してくるまでは、このアマチャが咲いている季節に来ることもなかったので、移住の前年に準備に来たタイミングに満開で驚いたことがある。商品化する前に先ずはアマチャの成分分析を…という段階でその地元の実業家は他界され、夢は実現しないままとなり、綺麗なアマチャの花だけが我が家に残った。調べれば若葉を蒸して干し、乾燥させて茶として飲用するとあるので、家庭で楽しむ程度であれば我が家でもいつかトライすることを考えている。

アマチャ?.JPG


アマチャとは別に元々我が家の敷地内にあったアジサイは、記憶では花が丸い球形になる園芸種だったはずなのだが、両親はガクアジサイを好んだようで、いつの間にかガクアジサイが繁茂する庭となった。そしてよく似ているアマチャとは区別がつかないほど入り混じってしまっている。実際アジサイの仲間は挿し木でもよく根付き、種の保存いや繁栄に積極的な植物であることは確かだ。

ガクアジサイで周囲に花びらのように開いている部分はガクで、中心部のツブツブが本来の花であると言う事はかなり周知の事柄だが、そのガクの役割は受粉させるために華やかに虫を誘うツールなのだとか。その証拠に受粉を終えたアジサイのそれは、しょんぼりと下を向いてしまうのだと、これは森の師匠に教わった受け売りである。

私にはアジサイで勝手に感動した話があって、森を案内する際にアジサイが咲いていれば必ずその感動を押し売りするのだが、今回こちらでもご披露したい。 
アジサイの周囲の花びら様のガクは、イメージ的にはアブラナ科の花のように十字形、いわゆる花弁は4枚が多い。しかし、良く観察すると3枚のものも有れば5枚、6枚のものもある。みんな違ってみんな良い…ではないが、どれもみんなアジサイですよね、と言うと皆さん納得した顔をして下さる。自然界にはそれぞれの事情に対応して柔軟に形や数を変えて適応していく知恵がある。だから人間だってみんな同じでなくて良いのだ!自分は自分で良いのだ!と。

皆さん、少し気が楽になりましたか?


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posted by Yu SEKI at 17:11| 役員コラム