自然のパワーを全身に浴びる旅
森林セルフケアコーディネーター
星野 央
星野 央
先日、四国の高知県に旅行に行ってきました。旅行ですが、実は里帰り(?)でもあります。高知県は大学院時代の2年間を過ごした場所でもあり、私にとっては森林の研究との出会いの地で、とても思い入れの強い場所です。
今回は短い滞在日程の中で、高知の自然にどっぷり浸かる旅になりました。本日はその中でも特に感動した、仁淀川町(によどがわちょう)の「中津渓谷」をご紹介します。
「仁淀ブルー」を堪能できる冒険地!
高知といえば四万十川が有名ですが、仁淀川もまた「奇跡の清流」と呼ばれており、鮮やかな青い水面は「仁淀ブルー」として知られ、地元の人たちからも愛され親しまれている川です。
その川の名を冠した仁淀川町には、川の周りにいくつか自然を楽しめるスポットがあり、中津渓谷もその一つです。渓谷の入り口では早速、勢いよく流れる水の力強さを感じられます。
渓谷には、地形を生かした遊歩道や階段が設置されており、途中には岩場もありますが、スニーカーでも歩くことができます。大きな岩と岩の間を歩いたり、まるで小さな滝のように水が染み出す場所を横切ったり、冒険気分を味わうことができます。また、遊歩道の横には七福神の石像があり、探しながら歩くのも楽しみの一つです。
自然の雄大さを全身に浴びる「雨竜の滝」
美しい渓谷の中をゆっくりと歩いていくだけでも素晴らしいのですが、中津渓谷最大の見どころは、落差20メートルの「雨竜の滝」です。
遊歩道を辿り、急な階段を登っていくと、岩と岩の間から、物凄い勢いで吹き出す滝の姿が見えてくるのですが、その余りの激しさに、思わず心臓がバクバクしてしまうほどの迫力です。この日は、前週の大雨の影響で水量が多かったからなのか分かりませんが、少し離れた所でも大量の水飛沫が飛んできて、あっという間に頭からずぶ濡れになりました。
勇気を出して、滝の目の前まで行ってみました。
ゴーーーという爆音、止めどなく溢れてくる勢いの強さ、飛んでくる水飛沫に、身も心も洗い流されるような気持ちになりました。滝はよく「パワースポット」といわれたりしますが、その所以を実感できるような体験でした。
中津渓谷には他にも、この雨竜の滝のさらに上に位置する「竜宮渕」や、水によって削られてできた柱状の岩「石柱(いしばしら)」などの観察スポットがあります。
見どころ全てを巡っても、全体で2時間程度で入り口に戻ってくることができるので、仁淀川町を訪れた際にはぜひおすすめしたい場所です。
大きな川や滝は日本全国色々な所にありますが、まるで宝石のようなその青さに思わずうっとりと見とれ、癒されるのは、仁淀川の醍醐味だと思います。ぜひ一度、「仁淀ブルー」に癒されに行かれてみてはいかがでしょうか。
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