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2022年05月12日

集中講座@奈良県下北山村について

集中講座@奈良県下北山村について


奈良県下北山村地域振興課
地域おこし協力隊 
村島 みどり


令和4年3月19日から21日まで森林セルフケア集中講座に参加させていただきました。

私が大阪の都心部の暮らしに疲れてうつ病となり、その療養中に滞在した奈良県下北山村。大自然のなかで毎日歩き自然に触れていくなかで、おかげさまで元気に復職できるまでに回復しました。今では村に移住して地域おこし協力隊として働いています。その経験から、下北山村の森林の持つ大きな力を都会の方々にも感じてほしいという思いがあり、参加を決めました。

森林セルフケアサポーターは、自主的に健康になろうとする人を支援する人。押し付けではなく、森と人とをつなぐ役目だと聞いて、人口800人の小さな下北山村には合っていると思いました。

集中講座@奈良県下北山村@.jpg


講師の降矢先生の語り口はおだやかで自然体でユーモアもあり、森へ入る前からリラックスできました。森林に関わる人は自然体で心地よい人が多いです。以前、和歌山県根来山げんきの森の森林セルフケア体験会で案内してくださった赤居さんも同じく、おだやかで明るくリラックスできるお人柄でした。知識を押し付けたりせず、やさしく見守るサポーターに私もなりたいと思いました。

集中講座@奈良県下北山村B.jpg


準備体操や養生法で身体をほぐし、五感を開いたり深呼吸をしてリラックス。日常では忘れてしまいがちなことがどれほど大切か、森に入るたびに気づかされます。

杉の実とひのきの実をそれぞれ拾って違いを教わったり、モミの木の樹皮を押してヤニを出してみたり。触ったり嗅いだり、短い道でも立ち止まって観察するとあっという間に時間が過ぎていきます。自然の中で一人の時間を過ごすプログラムが一番リラックスできて気持ち良かったです。川のせせらぎ、鳥の鳴き声・・・下北山村で生活していると日常的なことも、五感を開いて一人でたたずんでいるとより鮮明に感じることができました。

集中講座@奈良県下北山村A.jpg


私は地域おこし協力隊として、コワーキングスペースBIYORIのスタッフをしています。まずは、下北山村に訪れるテレワーカー・ワーケーション中の方・移住検討者に森林療法をご案内できたらと考えています。集中して仕事をして、合間に釣りをしたり川で遊んだり森に入って癒されたり。リラックスできるワーケーション環境を色々なプログラムと組み合わせて提供していきたいです。

東京から遠路はるばる講習会に来ていただき、大変勉強になりました。降矢先生、太田先生ありがとうございました。

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posted by Yu SEKI at 22:48| コラム

2022年03月14日

国旗の中の植物たち


国旗の中の植物たち


理事長 原田 純子



冬季オリンピック・パラリンピックの北京大会が終わりました。普段からアクティヴにスポーツに親しんでおられる方も、運動は苦手と言う方も、冬ごもりのテレビ観戦は楽しめたのではないかと思います。私自身はもう自分で身体を動かさなくなって何年にもなりますが、スポーツもお祭りも大好きなので、オリンピックとかワールドカップとかはつい夢中になってしまいます。今回は開催地との時差がほとんどなく、テレビ中継もほぼオンタイムで楽しまれたのではないでしょうか?そんなインターナショナルなイベントに欠かせないのは国旗です。言わずもがな国の象徴として大切にされており、国の歴史や民族の願いが込められていたり、国旗を知るのも面白いものですが、デザインに使われている植物を知ることで、その国への理解も深まるのではないでしょうか。

そこで、今回はオリンピックの開会式を見ていて閃いた「植物が使われている国旗について」書いてみたいと思います。森歩きの際のちょっとした小ネタに使える…かな?

植物が使われているデザインの国旗と言えば、真っ先に思い浮かぶのはカナダとレバノンではないでしょうか?カナダの国旗にはもちろん、メイプル(サトウカエデ)。レバノン国旗にはその名もレバノン杉です。今回はこの2つの国から2つの植物を知ることにします。

先ずはカナダから。

A:カナダ国旗.jpg


カナダ の 国旗 は、赤白赤の縦縞で、中央に赤い サトウカエデ ( 英: Sugar maple )の 葉 が配置されており、英語では The Maple Leaf Flag (「メイプルリーフ旗」)、仏語では L'Unifolié (「一葉旗」)とも呼ばれる。 現在の図柄は 1965年 2月15日 より用いられ、現在に至っている。Wikipediaより。

何を隠そう、私が小学校6年生の時の自由研究の課題は「世界の国旗」でした。その頃のカナダの国旗は現在のデザインではなく、オーストラリアやニュージーランドのようにイギリスのユニオンジャック(3種類の十字架を組み合わせたお馴染みの国旗)を左上部分に配し、全体は赤地。その赤地の中にカナダの国の紋章からとった盾がデザインされたものでした。その盾のデザインの中にカエデの一枝(葉は3枚)が描かれています。

B:イギリスエンサイン.jpg



1964年になって、新しい国旗を作るための委員会ができ、青色と3枚葉の一枝を使ったデザインのものができましたが不評で、さらに検討を重ねた結果、現在の赤白の中央に真っ赤なカエデの葉が1枚だけのデザインに決まったそうです。1964年と言えば、一度目の東京オリンピックが開催された年。当時はこの全体が赤地の旗でオリンピックに参加し、翌年から現在の旗に変更されました。

さて、国旗に登場するサトウカエデですが、ムクロジ科カエデ属の落葉高木で、北アメリカが原産とあります。高さは30〜40メートルにもなるようで、葉も日本のカエデよりもかなりの大ぶりとのこと。樹液を煮詰めたメイプルシロップはカナダを代表する名産品です。日本では街路樹にすることが多く、メイプルシロップを採取することはあまりないようですが、2月に札幌の森林セルフケアコーディネーターの方が、冬の活動でイタヤカエデの樹液を採取して煮詰め、メイプルシロップを作られたことをフェイスブックに上げておられました。私も長野に来てから何回か体験させてもらいましたが、樹木が雪の下から水を吸い上げ始め、春の準備をするタイミングが樹液採取に適しているのだとか。樹木自体はとても硬く、家具などに利用されることが多いようですが、日本産のイタヤカエデなどを『カエデ材』と呼ぶのに対し、北アメリカから輸入したサトウカエデは『メープル材』と呼んで区別するのだそうです。

日本の秋を彩るモミジやカエデはとても種類が多く、葉の違いなどを見極められるようになるのには、きっと何回も紅葉狩りに行かないといけないことでしょう。

次にレバノンです。

C:レバノン国旗.png



やはりWikipediaによれば、
レバノンの国旗は、赤・白・赤の横三色旗。白の幅は赤の二倍(1:2:1)。中央には旧約聖書に記述があることなどで知られているレバノンスギが描かれている。1943年の独立時に制定された。かつてはレバノンスギの幹や枝は茶色で彩色されていたが、1990年代初めから緑色のシルエットに変更されたとのこと。

D:以前のレバノン国旗.png


そのレバノン杉は、レバノン、キプロス島及びタウルス山脈(トルコ南部)を原産地とするヒマラヤスギの仲間で、学名はCedrus libani。マツ科ヒマラヤスギ属の針葉樹です。同じヒマラヤスギ属のヒマラヤスギと同様、名前に「スギ」が付いていますが、実はマツ科の植物。スギはスギ科スギ属で近縁ではないと言うのですから、なんだかややこしいですね。
枝葉は水平に張り出し、高さは40メートル、幹まわりは10メートルにもなる雄大な樹形が好まれて、欧米ではヒマラヤ杉よりも多く公園等に使われるようです。日本には明治初年に渡来、新宿御苑に植栽されました。

逸話としては香気がありアロマに使われたり、防虫効果があることから、優良な建材(ピラミッドの基礎等)、船材(帆船の柱等)として地中海域の古代文明を発展させるのに貢献し、ノアの箱舟の材料になったとされています。しかし乱伐の結果、自生種は今日では世界遺産として指定される地域内にわずかに残るのみとなり、他には一部の公園や植物園に見られるのみとのことですが、代々木公園の一角にも確かあったような気がします。1964年の東京オリンピックに参加した各国から、贈られた樹木を植えてあるエリアで探してみてください。新宿御苑も代々木公園も気軽に訪れやすい都市公園ですので、森林セルフケアを口実に、ぜひ一度レバノン杉に会いに行かれてください


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posted by Yu SEKI at 22:24| コラム

レベルアップセミナーについて


レベルアップセミナーについて


理事長 原田 純子



今回は協会が最近力を入れているレベルアップセミナーについて書かせて頂こうと思います。レベルアップセミナーは、講座を受けただけで、まだ森林療法について良くわからないとか、もっと深く知りたいと考えている森林セルフケアサポーターの方々へのフォローアップとして開設した講座です。ですが、お申し込みは学びたい方ならどなたでもOKと言う開かれた講座です。ちょうど新型コロナウィルスの感染がニュースになってきた頃からスタートし、緊急事態宣言が発出されるなどコロナ禍の状況でも歩みを止めずに回数を重ね、コロナ3年目を迎える今年2月20日の室内編までに6回企画され5回開催されました(残念ながら1回は緊急事態宣言下で中止)。

室内編では、講師のお二人が臨床心理士という心理のご専門家でもあることから、「心理療法的な森林療法」を深めるという視点で、いくつもの文献から学びを掘り下げています。もう、難しすぎて頭が整理できない!と悩みながら文献を読んだりしていますが、脳内の混乱を整理していく作業も貴重な時間です。

また実地編は、森林セルフケアサポーターになられた方にお勧めです。なかなか自分が案内してもらう立場になれない方が多いと思うのですが、一人の参加者となって案内されるままに森を歩くと、次々と新しい発見や気づきがあることを再確認します。こんな方法もあるんだ!こんな伝え方は素敵だな♪この森は何かしっとりと話しかけてくるな…など、初めて森の魅力を感じた時の気持ちを思い出させてくれることでしょう。

協会の年度で言えば、5月29日の実地編までが2022年度ですが、年度を跨いで8月には2月に開催された室内編の続編が予定されています。レベルアップの続編と言う事はどこまでレベルを上げるのか深まるのか…!? 講師のお二人とナビゲーターの降矢先生のレクチャーに期待しましょう。さらに11月には森林だけでなく、アニマルセラピーの1つとしてホース(馬)セラピーにも触れるチャンスを設けて頂けそうです。

さらに講師をご担当頂いた松尾祥子さんがレベルアップセミナーに関してご寄稿くださいましたので、ぜひお読みください。そして次回のセミナーには奮ってご参加ください。きっと新しい発見や森の魅力に驚いている自分と合えると思います♪


「森林療法を深める講座」 
―今までと今後の予定― 
進行役は降矢先生



@2020/2/2(日)室内編/心理療法的な森林療法/講師:飯田 
A2021/1/24(日)室内編/「心理療法的森林セルフケアの検討」/講師:飯田
           「心理療法的森林療法についての仮説」/講師:松尾
B2021/5/14(日)実地編/代々木公園/講師:青木
        新型コロナウィルスの感染状況により開催見合わせ
C2021/8/22(日)室内編/インテグラル理論からみた森林セルフケア・森林療法/講師:飯田・松尾
D2021/11/22(日) 実地編/心理療法的な森林療法の取り組みの実際 
         (Cocorokamakura、源氏山公園)/講師:梶原・馬場
E2022/2/20(日) 室内編/世界の森林療法事情を考える/講師:飯田・松尾
        『Nature Fix 自然が最高の脳をつくる』(NHK出版)を題材として
F2022/5/29(日)実地編/葉山!森から海へ繋がる自然のセルフケアー/講師:人見
G2022/8/?室内編/世界の森林療法事情を考える(2)/講師:飯田・松尾
        『Nature Fix 自然が最高の脳をつくる』(NHK出版)を題材として
H2022/11/20(日)実地編/ホースセラピーと森林療法(仮)/講師:高橋
        (EPO@富士宮市)


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posted by Yu SEKI at 22:12| コラム

2022年02月16日

森の女子会スタートメンバーご紹介(鈴木さん)


森の女子会に参加への誘い


協会理事 森林セルフケアコーディネーター 鈴木友よ


A:森の風景.jpg


2021年フォーラム委員6名中、原田理事長、小川純子サポーター、私の3名が女性でした。委員会はzoomによるオンラインにて行い、女性ならでは?の、もっとおしゃべりしたい、という思いがふつふつと湧いてきたころ、原田理事長の発案で「森の女子会(仮称)」が同じくzoomにより始まりました。確か5月22日が初回だったと思います。

上記3名に加えて、和歌山の赤居実花コーディネーターも加わり、ワイワイと森やセルフケアについて話が弾み、月一回のペースで今まで続いています。

印象深いエピソードをご紹介します。
赤居さんの陰陽五行の音叉の音色がネットを通じて伝わるのかな?という実験です!
結果はPCマイクでは難しく、スマホでLINE電話だと伝わりが良い、ということが分かり、今後、森林セルフケアをオンラインで開催する際へのテーマとなりました。

という感じで、毎回、好奇心を刺激しっぱなしの時間となっております。前回、1月27日の会には、念願の新たな3名のメンバーのご参加もあり、さらにパワーアップしました。

森林セルフケアを通じて全国にオンラインで繋がることを楽しませていただいています。森林セルフケアのイベントを開催している人、していない人、してみたい人・・どんな状況であっても、森をテーマに語り合う時間って、とても芳醇な時間だな、と実感しています。

体験会や講座は受けたけれど、それっきり他の方との繋がりがなくって…という方は特に、少しの勇気を出してみてください♪人と人がどこからでも繋がり会える時間です。メルマガの読者の皆様、ぜひ参加してみませんか?
「森の女子会(仮称)」という名前ですので、もちろん男性のご参加も大歓迎です!


※森の女子会詳細・ご参加につきましてはこちらをご参照ください
※添付している写真は、本文とは関係ありません。
posted by Yu SEKI at 15:25| コラム

森の女子会スタートメンバーご紹介(小川さん)


私にとっての「森の女子会」とは


森林セルフケアサポーター 小川 純子



私は「森林セルフケアフォーラム 2021in東京」のフォーラム委員会に参加させていただきました。イベント当日までは月1回、zoomでのミーティングが行われました。

「コロナ禍」という環境となるまでは、実は、パソコンやインターネットを使う環境がとても苦手でした。家族からは「アナログ人間」と揶揄されていました。どちらかといえば必要性を感じない環境でしたから最小限の使用で済ませていられました。

今ではzoomでのやりとりにも完全に慣れて知らなかった世界を楽しめるようになっています。特に、遠方の方々と繋がれて顔をみながら会話ができて身近に感じられることは嬉しい経験となっています。その一例としてフォーラム委員会のミーティングがありました。更にミーティングが楽しかったのは知りたいことを教えてもらえる「場」だったからです。言い換えれば知りたいから参加したということです。

最近までまったく思い出すこともありませんでしたが、幼い頃から「なんでそうなるの?」「なんでこうなの?」と気になることだらけでした。たいてい質問をすると、「そういうものなのよ」とちょっと面倒くさそうに言われたな。という記憶があります。

私は今、森林セルフケアにとても興味があります。もう少し具体的にいうと興味があるのは、「山が好きです」「私の好きな木は〇〇です」と言える人の方に特に興味が湧いています。「好きだ」という人の表情や声が、その言葉に嘘がないんだろうなと感じさせてくれるからです。私も言ってみたいな。と思えるようになったからこそ、知りたくなり、行動し始めました。

フォーラムが終わった後は、もっと知りたくなったので「森の女子会」に参加しています。私の優先順位の上位を占めている時間です。3人から始まり4人、先月は7人となりました。ただ、zoomでの会話は人数が増えると難しいなと感じました。

私からこの場をかりてご提案したいのですが、今私が一番知りたいのは森林セルフケアを実践され伝えようと活動している方々が、ご自身のフィールドとされている山や森林公園の情報、ご自身の体験や参加者とのエピソードなど、自分が実践するにあたり、より具体的にイメージできるものです。逆に、私自身お伝えできる情報があれば発信させていただき、質問したり質問されたりしながら双方に影響しあえる「場」となる「森の女子会」としたいと願っています。

方法としては、会員の情報をご存じの原田代表理事から紹介したい、もしくは紹介して欲しい場のリクエストがあれば、ふさわしい方を選んでいただき、声をかけていただいて、まずレクチャー、質疑応答。又はディスカッションとなってもいいかも。というのはどうでしょうか。個人的に知りたい森林公園がいくつかありますから、お願いしたいです。

私は営利目的では無い団体だからこそ、まずは自分が楽しいと感じたいです。そうなる時間が「森の女子会」ですよ。とお伝えしたいと思っています。


※森の女子会詳細・ご参加につきましてはこちらをご参照ください
posted by Yu SEKI at 15:24| コラム

森の女子会スタートメンバーご紹介(赤居さん)

「森の女子会に参加して。。」


森林セルフケアコーディネーター 赤居 実花



昨年6月に仲間に入れていただき、月に1度の楽しい時間を過ごさせていただいております。

何が楽しいって、同じ物や事が好きなもの同士の会話ができること!なんと、協会の会員になって14〜5年経ちますが、年1回のフォーラム以外、顔を合わせることも、お話しすることもほとんどなく、えーっと…全国にはどんな人がいて、どんな活動をしているのかな〜と、思いながら、コツコツと”自分の世界” で森林セルフケアを続けてきました。

同じものに興味があり、好きなものが同じもの同士の話は、楽しい〜〜!!
「自分はこんなことしたよ」「メニューにこんなの入れてみた」「自分の推しはこれだから・・」
「オンラインで試しにやってみてよ!」「今はそちらの森はどうですか〜?」 

近況報告から入る、会議ではない、ゆる〜い時間は、皆の本音や疑問がぽんぽん飛び出し、本当に楽しいのだ。「試しにやってみよ〜」で一度、私が森でやっている「音叉」を体験してみよう!と試みたが、オンラインでは、音を拾わないことがわかり、だめだね…となったが!少し続けてやると、「音でない何か」を感じる人ありで、面白い体験でした。

自由でゆるゆるした時間が楽しい「森の女子会」(男子も0Kなんだけど)、もっと広がるともっと楽しいし、自分の活動にもその楽しさが伝わると思います。是非一緒にー! 


※森の女子会詳細・ご参加につきましてはこちらをご参照ください
posted by Yu SEKI at 15:21| コラム

森の女子会に参加してみて

森の女子会に参加してみて__初参加の方々より


B:明るい森.jpg

■森林セルフケアサポーター林 美奈子さん

「参加してみてどうだった?」
初めてだったので、どう展開していくのかわからず、印象としては、自由でいいのかな、と感じましたが、やはり新参者なので緊張し、どのタイミングで話しに入ればよいかつかめず、あまり話せなくて申し訳ありませんでした。でも皆さんのお話を聞いているのが楽しかったです。

「こんな事について話してみたい、聞いてみたい」

・自己紹介でも少しお話しいただけましたが、もう少し詳しく、皆様がどのようなきっかけや目的で森林セルフケアを始めた、行っているのか聞いてみたいです。
・前回のフォーラムのワールドカフェで、どのように森林セルフケアを広めたらいいか、と質問された方がいて、話しが盛り上がりそうだったのですが、時間切れでした。時間切れで話せなかったこと等、このような場でゆっくり話せたらいいなと思いました。


■森林セルフケアサポーター 田中 恵美さん

初めての方ばかりでしたので、どんな方達なのかなぁ?と興味を持って、皆さんのお話を聴かせていただきました。

参加人数にもよると思いますが、おひとりのお話を深くお聴きするには、2時間は短く感じられるものですね。自然を愛する方達という共通点があるので、緊張感は感じず、森で協会の活動をしている時のように、新鮮で楽しいひとときを過ごすことができました。

雑談の中からテーマが絞られていくことがあっても良いかな・・とも思います。女子会で話題にしてほしいテーマがある方がいらっしゃればそのテーマでも良いと思います。その場合、女子会前に事前にお知らせいただけると、関心を持った方が参加しやすくなるかな・・と思います。
私個人としては、森仲間との雑談だけでも満足です。 第4木曜日の女子会は、先日のように、参加可能な日にゆるやかに参加をさせていただけるとうれしいです。


■森林セルフケアサポーター 星野 央さん

お話しさせていただくのが初めての方がほとんどだったにもかかわらず、皆さまとても気さくに接してくださり、色々なお話を伺えてとても楽しいひと時でした。コロナ禍であっても、こうして新しい出会いがあることに、コロナ禍前以上に感謝の気持ちです。

先日の会で、「森が好き、自然が好きという共通点だけで、少し打ち解ける感じがある」といったお話が出ましたが、私もそれは学生時代から感じていました。森が好き、というだけで、たとえ初めて会った方でも何か目には見えないつながりがある気がして、そういう所にも、森が持つ不思議な力を感じたりします。

そんな皆さまに私からぜひ聞いてみたいことは、皆さんと森の「なれそめ」です。いつ、どうして、どのような経緯で森に行くようになり、森が好きになったのか?最初のきっかけは何だったのか?きっと皆さまそれぞれの、森とのストーリーがあるのではないでしょうか。

私の場合、きっかけの一つとなったのは、2005年に放送された『不機嫌なジーン』というテレビドラマ(月9)です。竹内結子さん演じる、動物行動学を研究する大学院生が主人公という少し変わった設定のラブコメで、一話の中に生き物の名前がたくさん登場する、今考えてもやや異色のドラマでした。物語全編をとおしてとても好きなドラマなのですが、その中で、森の生態系を調査する場面があり、そのシーンがとても印象に残っていました。放送当時私は中学3年生で、生き物のことも植物のことも、もちろん森のことも何も知りませんでしたが、竹内結子さん演じる大学院生に憧れて、その後本当に大学院まで行ってしまいました。(笑)

考えてみると、これ以外にも色々な小さなきっかけがあったことを思い出します。皆さまもいつもと違う角度から森に思いを馳せてみると、思わぬ発見や記憶が掘り起こされるかもしれません。いつかの会で皆さまと森の出会いのストーリーについて伺えるのを楽しみにしています!


※森の女子会詳細・ご参加につきましてはこちらをご参照ください

※添付している写真は、本文とは関係ありません。
posted by Yu SEKI at 15:16| コラム

「森の女子会(仮称)」


「森の女子会(仮称)」


理事長 原田 純子


C:葛の花.jpg



今月号のトピックスはオンラインで試行を始めている「森の女子会(仮称)」にスポットを当てたいと思います。「森の女子会(仮称)」とは言うものの、女子で限定しているわけではありません。先ずはスタートさせようと賛同して下さったメンバーがたまたま女子だったと言う事で、メンズのご参加を拒んでいるものではありません。ご興味のある方はぜひご参加をご検討ください。

実はコロナになる直前には、赤坂溜池クリニックをお借りしてサポーターズカフェを開催してみようという計画が有ったのですが、緊急事態宣言が発出されたため開催を見合わせています。ある意味、コロナのお陰で形を変えた参加しやすいイベントになったとも言えます。

この「森の女子会(仮称)」の目的は会員同士がもっと気軽に森のこと、セルフケアのこと、普段の活動で悩んでいる事、こんなことあったよ♪などなどを取りとめもなく気軽に話せる機会があっても良いのかな、という単純な発想です。
本音はもっと交流を図り、様々なことについて話し合える機会を作り、そこから進化のきっかけを見つけたり深めていくアイディアを探ったりしたい…ですが、先ずは初めの一歩を踏み出したという所です。セミナーや講座よりももう少し、いや、かなり緩〜く、開催しております。何かを決めなければいけないような難い集まりではありませんので、約2時間の予定ですが、各自のご都合で出入り自由な会としています。

私があれこれ書くよりも、参加された方々から寄せて頂いた感想をお読み頂き、次回都合が合わせられますよ〜という方はぜひ、ご参加ください。

当面は予定を立てやすいようにと、毎月第4木曜日の19:00からスタートで固定してみることになりました。参加ご希望の方は開始時刻までに、下記までメールでご連絡頂けましたらZoomのご招待をお送りします。どなたでもご参加ください。お待ちしており、ます♪

【森の女子会への参加お申込み】
zitterhouse2015@bf7.so-net.ne.jp


※添付している写真は、本文とは関係ありません。

posted by Yu SEKI at 15:13| コラム

2018年02月22日

【コラム】森林療法のエビデンスG

会員の皆様へ季刊でお届けしております、会報誌「森林療法」2013年12月に発行しました27号より、旧理事で現会員の飯田みゆきさんに寄稿いただきましたコラムをお届けいたします。

コラム_森林療法のエビデンス.png


「生理機能に対する科学的検討〜免疫」


飯田みゆき



前回から、実際の森林が私たちの身体〜自律神経、内分泌、免疫などの生理的指標の変化にどのように影響しているのかを紹介しています。

今回は免疫システムのひとつであるNK(ナチュラルキラー)細胞に与える影響について紹介します。NK細胞はリンパ球の一種で、ウイルスに感染した細胞やがん細胞を殺傷する役割をしています。がん細胞は健康な人でも毎日3,000個〜6,000個くらいは体内で発生していると言われており、がん細胞をいち早く発見して殺傷するのがNK細胞です。


◆2泊3日の森林浴プログラムでのNK細胞の変化

企業に勤める37〜55歳の男性12名を対象に2泊3日の森林浴プログラムを行った。2日目の午前8時に採血を行い、午前と午後に2時間ずつの森林散策(約2.5km)を行った。3日目の朝8時に再び採血を行い。結果、NK細胞の活性を増強させ、数自体も増加させた。さらに抗がんタンパク質の増加がみられた。
(森林技術768(3):13-17,2006)

【補足】
「NK細胞の活性が増強した」というのは、NK細胞がウイルス感染細胞やがん細胞を殺傷する力が強くなったようなイメージです。実際にがんを殺傷するときに使うタンパク質「抗がんタンパク質」の増加も見られています。NK細胞の数が増えるだけでなく、パワーアップしたことが見られています。


◆森林環境と非森林環境でのストレス負荷状況におけるNK細胞活性、抗体への影響

男子大学生10名(平均20.6歳)と女子大学生(平均21.3歳)を被験者とした。被験者は森林環境と非森林環境で8時間を過ごしたが、そこで2つのストレスのかかる課題を行った。1つは冷水に手首まで浸す冷水負荷試験、もう1つは色名と異なる色で書かれた色の名前を見て、正しい色を答える精神作業負荷試験。免疫系指標としてはNK細胞活性と抗体の量を測定した。その他、内分泌、中枢神経、心理などのいくつかの指標も同時に検討した。

ストレスを実験的に負荷したにもかかわらず、森林環境で過ごした前後で、NK細胞活性と抗体の量は有意に増加した。非森林環境ではNK活性は低下し、抗体量は変化がなかった。非森林環境に比べ森林環境では、免疫機能が向上していることが示されたと同時に、森林環境がストレス負荷による免疫反応への緩衝効果を有していることを実証したものと考えられる。

また、免疫指標では森林環境の効果がみられているのに、心理指標においてはその効果が検出されなかったことは、森林浴の効果が必ずしも自覚されるものではないことを示している。
(東海女子大学紀要 19:217-232,1999)

【補足】
抗体は、リンパ球のうちB細胞が産生するタンパク質で、体内に侵入してきた微生物などを抗原として認識して結合します。抗体が抗原へ結合すると別の免疫細胞が認識して体内から除去するように働きます。抗体が増えたということは、免疫機能が向上したことを示しています。ストレスのかかる課題を行いながらも、免疫が向上するなんて、森林環境は頼もしいですね。


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posted by Yu SEKI at 12:00| コラム

2018年02月15日

【コラム】森林療法のエビデンスF

会員の皆様へ季刊でお届けしております、会報誌「森林療法」2013年9月に発行しました26号より、旧理事で現会員の飯田みゆきさんに寄稿いただきましたコラムをお届けいたします。

コラム_森林療法のエビデンス.png


「生理機能に対する科学的検討」

飯田みゆき



今まで、五感ひとつひとつをピックアップして刺激が身体に与える影響を紹介してきましたが、今回から少し視点を変えて、実際の森林が私たちの身体に与える影響を紹介します。

私たちが感じるストレスは、脳で認識した後、自律神経、内分泌、免疫などの生理的指標の変化として現れます。森林環境は、これらの生理的指標に対してどのように影響を与えるのでしょうか。

今回は内分泌システムのひとつであるコルチゾールに与える影響について紹介します。コルチゾールは、副腎皮質から分泌されるホルモンで、ストレスを受けると分泌量が増加するため、「ストレスホルモン」とも呼ばれています。糖代謝、タンパク代謝、脂質代謝、電解質代謝、骨代謝、さらに免疫機構にも関与しており、生命維持に不可欠なホルモンで、炎症を抑制する作用も持っています。


◆森林部と都市部での唾液中コルチゾールに対する生理的効果

12名の男性(22.8±1.4歳)を2組に分け、1日目と2日目でグループを交代し、森林部と都市部において20分歩行+20分座観を行った。唾液中コルチゾール濃度は、都市部群に比べて森林部群で有意に低かった。
また都市部群においては、座観後、座観前よりもコルチゾール濃度が高まる傾向にあった。脳活動も森林部群で鎮静化を生じ、生体が生理的にリラックスしていることが観察された。
これは、快適感、鎮静感も森林部群で有意に高く評価された反映であると思われる。興味深いことに、森林部群は、現地への出発前の測定で既に唾液中コルチゾール濃度が低く、これから出かける場所がわかっていることが生理面に影響を与えたと思われる。
日本生理人類学会誌Vol.9,特別号(2);2004)


◆森林環境と都市環境での唾液中コルチゾール濃度と副交感神経への影響

男子学生12名(20〜27歳)を2群に分け、1日目と2日目でグループを交代し、森林環境と都市環境において午前に20分歩行、午後に20分座観を行った。
唾液中コルチゾール濃度は、歩行条件、座観条件とも都市環境と比較して森林環境で低かった。
心拍変動による自律神経活動の評価では、歩行条件では歩行前、歩行後とも都市環境と比較し副交感神経活動指標が高い値を示し、座観条件でも森林環境において心拍数の低下と副交感神経有意な状態だった。
以上から、都市環境では自律神経機能やコルチゾール分泌に関わる生理機能の緊張が示唆され、森林環境では生理機能の緊張が緩和されたことが示唆された。森林環境による生理機能の緊張緩和は、環境に入った直後の歩行前で観察されたことから、短時間の滞在で得られるものと考えられる。
日生気誌Vol.44,(4)105-110;2007)

【補足】
森林環境で一定時間を過ごすことによって、唾液中のコルチゾール濃度が低下し、ストレス状態が緩和されたことが認められています。また、同時に測定している脳活動や自律神経活動も森林環境で生体がリラックス状態になっていることを示しています。
生理的指標は感覚としてとらえることが難しいものですが、森林の中に身を置くとき、私たちの身体は確実に反応しているようです。森林環境に五感を開くとき、自分自身の身体の声にもそっと耳を傾けてみるのもよいですね。


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posted by Yu SEKI at 12:00| コラム