― 草津町・草津森の癒し歩道 ロイヤルコース ―
中澤牧子
草津温泉と言えば、町の中心にある「湯畑」や温泉街の賑わいを思い浮かべる方が多いかもしれません。けれど実は、温泉と同じくらい大きな魅力があるのが、草津白根山のふもとに広がる大自然です。中でも草津温泉ホテルヴィレッジに隣接する国有林に整備された「草津森の癒し歩道 ロイヤルコース」は、カラマツを主体にクリやカエデなど多様な樹種が共生する遊歩道で、ここが私のおすすめフィールドです。
このコースが「ロイヤル」と呼ばれるのは、現・上皇上皇后両陛下が、約15年間にわたり毎年草津でご静養された際、毎回ご散策されたことが由来です。ホテルヴィレッジ北側に隣接する全長約2.5qの緩やかな一般向けコースで、一周約1時間ほど。急な登り下りが少なく、初めての方でも森に入りやすいのが大きな魅力です。地域の人々と森林管理署が協力し、ウッドチップを敷いて歩きやすく整備してきた経緯も、この道のあたたかさにつながっているように感じます。
実はこの森は、歴史的にも興味深い背景を持っていて、日本の「森林浴」の第一人者でもある神山恵三教授らが、日本で初めて“フィトンチッド”を非公式に測定した場所とされています。また森林浴の効果が科学的に認められた「森林セラピーロード」にも認定されています。
この森は、「がんばって運動する森」ではなく、「のんびりと歩くうちに自然と呼吸が深くなり、心と体が整っていく森」です。
森林セルフケアの視点で見ると、まず視覚。目の覚めるような新緑と木漏れ日、カラマツと広葉樹が織りなす秋の紅葉のグラデーション、葉が落ちた木々の個性豊かな木肌を見比べるのが楽しい冬の静かな雪景色まで、季節の変化に富んでいます。次に聴覚。鳥の声、風が枝葉をゆらす音、自分の足がチップや枯葉を踏む音が、森と一体になる感覚へあなたをいざないます。嗅覚では、湿り気を含んだ樹木や土の香りが印象的です。触覚では、ウッドチップの柔らかさ、空気の冷たさ、風の流れ、木肌の凹凸などを感じ取れます。五感をフルに刺激する、セルフケア実践の場として最適です。コースは1年を通して利用され、積雪期はスノーシュー体験もできます。
草津は強い温泉力を持つ土地ですが、その一方で、この森には人を静かに回復へ導く力があります。温泉が“芯からあたためるケア”だとすれば、ロイヤルコースの森は“心と体をほどくケア”。その両方が近い距離でできることが、草津温泉ならではの大きな体験価値だと感じています。
このコースでは「たくさん説明すること」よりも、「参加者が自分で森を感じる余白をつくること」を大切にしています。深呼吸をひとつ、足裏の感覚をひとつ、立ち止まって空を見上げる時間をひとつ。1分間目を閉じて、木になり切っていただくこともあります。ロイヤルコースは、特別な装備や高度な技術がなくても、自分で自分を整えるための入口を優しく開いてくれる場所です。
2026年03月15日
― 草津町・草津森の癒し歩道 ロイヤルコース ―
posted by 田川 at 07:39| おすすめの森林セルフケア里山フィールド
2025年09月08日
「多様な生物に出会える横浜自然観察の森」
「多様な生物に出会える横浜自然観察の森」
森林セルフケアサポーター 稲葉佳世
私が初めて日本森林療法協会のセルフケア体験会に参加させていただいたのは5年前。毎日都心に出勤し、日が落ち切るまでビルの中で過ごしている私にとって、自然に触れることは、意識して行動しないと味わえない非日常です。体験会に参加させていただいたり、サポートスタッフとして関わらせていただいた森林はたくさんありますが、そんな非日常が体験できる場所として、今回は「横浜自然観察の森」をご紹介します。
横浜自然観察の森は、横浜市最大の緑地である円海山周辺の森の最南端にあります。ここの森の周辺にはたくさんの自然公園や市民の森が連なっていて、鎌倉天園ハイキングコースまで足を伸ばすことができます。初めて横浜自然観察の森に来た時は、横浜スタジアム17個分の広さだと説明されて広いなぁと思っていましたが、実は周辺地図で見ると広大な森のごく一部でしかないと知りとても驚きました。
(広域地図参照)

大船駅からバスで25分。バス通りに面した横浜自然観察の森の入り口を入るとまずは長い長い階段があります。ここを登っていく時にすでに体力を使いますが、日常から非日常に切り替わるための儀式のようにも感じます。長い階段を登ってたどり着いた先にはモンキチョウの広場が広がります。


コースは4種類。湿地・川・林・池など変化のあるミズキの道。雑木林の尾根をいくコナラの道。原っぱと雑木林、炭焼きがまを回るタンポポの道。短時間で自然観察ができるウグイスの道。どの道も観察をしながらでも1時間半ほどで回れるので、いくつかコースを組み合わせても楽しめます。


私が行った時は8月の終わりだったのですが、蝉たちがとにかく元気でした。蜘蛛の巣は大きく大胆に張られているし、蜻蛉も自由に飛び回り、自然観察の森というだけあって、たくさんの生き物や草木に出会えます。
見どころもさまざまで、崖に生えるシダ植物、ゲンジボタルが生息する池、緑のトンネル。湿地はこの連日の暑さにより干からびてしまってました。中でも特に気に入ったのが、子供心に帰れる森の階段。終わりが見えない長い階段ですが、天上から差す光に向かって登って行くときには、どんな景色に出会えるのかワクワクしました。四季によってさまざまな顔が楽しめるのもこの森の魅力だと思います。



最後に、コナラの道コースにある「関谷奥見晴台」について。この見晴台から見える景色に期待して、汗をかきながら、暑い中必死に歩いたのですが、着いた見晴台から見えた景色は…木が生い茂っていて見晴らせない!今歩いてきた道と変わらない光景にずっこけましたが、これこそが正真正銘の自然の力。景色が見渡せないほどに木々が元気に育っているのは喜ばしいことです。ぜひみなさんの目でも確かめてみてください。
森林セルフケアサポーター 稲葉佳世
私が初めて日本森林療法協会のセルフケア体験会に参加させていただいたのは5年前。毎日都心に出勤し、日が落ち切るまでビルの中で過ごしている私にとって、自然に触れることは、意識して行動しないと味わえない非日常です。体験会に参加させていただいたり、サポートスタッフとして関わらせていただいた森林はたくさんありますが、そんな非日常が体験できる場所として、今回は「横浜自然観察の森」をご紹介します。
横浜自然観察の森は、横浜市最大の緑地である円海山周辺の森の最南端にあります。ここの森の周辺にはたくさんの自然公園や市民の森が連なっていて、鎌倉天園ハイキングコースまで足を伸ばすことができます。初めて横浜自然観察の森に来た時は、横浜スタジアム17個分の広さだと説明されて広いなぁと思っていましたが、実は周辺地図で見ると広大な森のごく一部でしかないと知りとても驚きました。
(広域地図参照)
大船駅からバスで25分。バス通りに面した横浜自然観察の森の入り口を入るとまずは長い長い階段があります。ここを登っていく時にすでに体力を使いますが、日常から非日常に切り替わるための儀式のようにも感じます。長い階段を登ってたどり着いた先にはモンキチョウの広場が広がります。
コースは4種類。湿地・川・林・池など変化のあるミズキの道。雑木林の尾根をいくコナラの道。原っぱと雑木林、炭焼きがまを回るタンポポの道。短時間で自然観察ができるウグイスの道。どの道も観察をしながらでも1時間半ほどで回れるので、いくつかコースを組み合わせても楽しめます。
私が行った時は8月の終わりだったのですが、蝉たちがとにかく元気でした。蜘蛛の巣は大きく大胆に張られているし、蜻蛉も自由に飛び回り、自然観察の森というだけあって、たくさんの生き物や草木に出会えます。
見どころもさまざまで、崖に生えるシダ植物、ゲンジボタルが生息する池、緑のトンネル。湿地はこの連日の暑さにより干からびてしまってました。中でも特に気に入ったのが、子供心に帰れる森の階段。終わりが見えない長い階段ですが、天上から差す光に向かって登って行くときには、どんな景色に出会えるのかワクワクしました。四季によってさまざまな顔が楽しめるのもこの森の魅力だと思います。
最後に、コナラの道コースにある「関谷奥見晴台」について。この見晴台から見える景色に期待して、汗をかきながら、暑い中必死に歩いたのですが、着いた見晴台から見えた景色は…木が生い茂っていて見晴らせない!今歩いてきた道と変わらない光景にずっこけましたが、これこそが正真正銘の自然の力。景色が見渡せないほどに木々が元気に育っているのは喜ばしいことです。ぜひみなさんの目でも確かめてみてください。
posted by 田川 at 15:05| おすすめの森林セルフケア里山フィールド
富士山と駿河湾を望む里山公園でセルフケア(静岡県富士宮市星山 明星山公園)
富士山と駿河湾を望む里山公園でセルフケア(静岡県富士宮市星山 明星山公園)
セルフケアサポーター 中村俊康
静岡県富士宮市は、東西に長い静岡県の東部、山梨県にも接する山あいに広がる町です。B級グルメの富士宮やきそばが有名ですが、なんといっても日本一の富士山がある町というのが一番の自慢でしょうか。今回ご紹介する明星山公園も、その雄大な富士山を間近に望み、南には同じく日本一の深さを誇る駿河湾を見渡す眺望の素晴らしい公園です。
≪明星山公園どんなところ?まずは頂上めざして…≫

日本三大急流富士川の東側台地にあり、静岡の里山風景の典型でもある茶畑が裾野に広がります。展望台やベンチ、トイレも設置されており、都市公園として整備されています。
麓にはクヌギやコナラ、クリ、クスノキなど里山風景を代表する樹木が大きく育っています。ここ静岡でも、里山の森林活用があまり行われていない状況は同じで、数年前にはナラ枯れの被害木がだいぶ目立っていました。市の対策事業によって、訪れる人々に危険な樹木は伐採撤去が進み、明るい空間が目立っています。頂上展望台をめざすいくつかのルートが整備されており、のびのびと枝を伸ばしたさまざまな樹木の樹形や木かげを楽しみながら、ゆっくりと歩いていくのがおすすめです。標高は224mで、ゆっくりと階段を登っていっても15分程度で頂上展望台までたどり着くことができます。
≪頂上からの眺望がすばらしい!清々しい風景の中でセルフケア≫

頂上まで上がると、高く大きく樹幹を広げた木々のさらに上から、富士山の雄姿、すそ野に広がる富士・富士宮の市街、目線を南に移すと駿河湾まで見渡すことができます。程よい高低差ある地形に広がる森をさまざまな角度から見上げたり、見ろしたりすることは、森の豊かさをより深く感じさせ、心身のリラックス効果が高いように感じられます。頂上周辺は植樹されたサクラのエリアになっており、春には満開のサクラと白い雪を戴いた富士山の絶景を見ることができます。一方、そのような季節以外は人の姿は少なめで、呼吸法などのセルフケアにゆったり取り組むことができます。市街地から車で数十分で来ることができ、森林療法のめざす、森で自ら健康になる活動が行いやすい森になっています。


≪セルフケアの体験から≫
私がご案内したある方は、頂上に広がる多くのサクラから自分の気の合うサクラを見つけられ、その前でじっくり呼吸法に取り組まれていました。初めての森に触れる体験が心に深く刻まれたようで、そのサクラに会いに花の季節に改めて訪れましたとうれしいお便りをいただきました。
富士山にはとても登れないけれど、美しい富士山を間近で見たい方、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。私もこの公園を活用して、多くの方に森林セルフケアの取り組みを紹介していきたいと思います。
セルフケアサポーター 中村俊康
静岡県富士宮市は、東西に長い静岡県の東部、山梨県にも接する山あいに広がる町です。B級グルメの富士宮やきそばが有名ですが、なんといっても日本一の富士山がある町というのが一番の自慢でしょうか。今回ご紹介する明星山公園も、その雄大な富士山を間近に望み、南には同じく日本一の深さを誇る駿河湾を見渡す眺望の素晴らしい公園です。
≪明星山公園どんなところ?まずは頂上めざして…≫
日本三大急流富士川の東側台地にあり、静岡の里山風景の典型でもある茶畑が裾野に広がります。展望台やベンチ、トイレも設置されており、都市公園として整備されています。
麓にはクヌギやコナラ、クリ、クスノキなど里山風景を代表する樹木が大きく育っています。ここ静岡でも、里山の森林活用があまり行われていない状況は同じで、数年前にはナラ枯れの被害木がだいぶ目立っていました。市の対策事業によって、訪れる人々に危険な樹木は伐採撤去が進み、明るい空間が目立っています。頂上展望台をめざすいくつかのルートが整備されており、のびのびと枝を伸ばしたさまざまな樹木の樹形や木かげを楽しみながら、ゆっくりと歩いていくのがおすすめです。標高は224mで、ゆっくりと階段を登っていっても15分程度で頂上展望台までたどり着くことができます。
≪頂上からの眺望がすばらしい!清々しい風景の中でセルフケア≫
頂上まで上がると、高く大きく樹幹を広げた木々のさらに上から、富士山の雄姿、すそ野に広がる富士・富士宮の市街、目線を南に移すと駿河湾まで見渡すことができます。程よい高低差ある地形に広がる森をさまざまな角度から見上げたり、見ろしたりすることは、森の豊かさをより深く感じさせ、心身のリラックス効果が高いように感じられます。頂上周辺は植樹されたサクラのエリアになっており、春には満開のサクラと白い雪を戴いた富士山の絶景を見ることができます。一方、そのような季節以外は人の姿は少なめで、呼吸法などのセルフケアにゆったり取り組むことができます。市街地から車で数十分で来ることができ、森林療法のめざす、森で自ら健康になる活動が行いやすい森になっています。
≪セルフケアの体験から≫
私がご案内したある方は、頂上に広がる多くのサクラから自分の気の合うサクラを見つけられ、その前でじっくり呼吸法に取り組まれていました。初めての森に触れる体験が心に深く刻まれたようで、そのサクラに会いに花の季節に改めて訪れましたとうれしいお便りをいただきました。
富士山にはとても登れないけれど、美しい富士山を間近で見たい方、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。私もこの公園を活用して、多くの方に森林セルフケアの取り組みを紹介していきたいと思います。
posted by 田川 at 14:54| おすすめの森林セルフケア里山フィールド
2025年08月12日
「山初心者にもおすすめ◎弘法山で癒しのハイキング」
「山初心者にもおすすめ◎弘法山で癒しのハイキング」
森林セルフケアコーディネーター 星野 央
私が「里地里山」、といわれて真っ先に思い浮かぶのは、神奈川県の秦野市です。
個人的な話からになりますが、私は学生時代、絶滅危惧種(主に水生昆虫など)の保全の研究をしている研究室で、「里山環境におけるトンボの生息状況」について研究していました。その調査を行なっていたのが、まさに秦野市のとある里山でした。
そもそも「里地里山」とは、山や雑木林、水田やため池、湿地、草地など、特徴の異なる陸地環境と水辺環境が複合的に存在している場所のことを指します。このように質の異なる環境がモザイク状になっていることで、生物多様性を高めるといわれており、実際、日本の絶滅危惧種の多くが「里地里山」といわれるような場所や地域に生息しています。
秦野市は、2004年度に環境省の里山モデル事業の選定地域として指定されており、要は国のお墨付きがついた里山といえます。
アクセス抜群、なのに憩いの森!「弘法山公園」
前置きが長くなりましたが、今回ご紹介するのはそんな秦野のシンボル的な山ともいえる、「弘法山」です。
弘法山のポイントの一つは、なんといっても自然豊かな山であるにもかかわらず、秦野駅から徒歩で訪れることができるアクセスの良さだと思います。秦野駅の目の前を流れる水無川沿いをのんびり歩いていくと、あっという間に弘法山の入り口付近まで着いてしまいます。
今年5月、森林浴のガイド仲間の方の案内で、久しぶりに弘法山を歩いてきました。
入り口から登り始めるといきなり緑に囲まれ、あっという間に森の空気と木洩れ日に包まれます。初めはやや急な登りが続きますが、所々で退避できるスペースもあるため、水分補給しながらゆっくり登れて安心です。
最初の開けたポイントでは早速、富士山を目の前に眺めることができます。
弘法山公園は、いつも私がご案内をしている高麗山公園(湘南平)と同じように、浅間山、権現山、そして弘法山など複数の小さな山が連なっています。所々に開けた場所があり、ゆったりと休憩やピクニックが楽しめる所も、湘南平と少し似ています。
この日のプログラムでは広場でヨガも行ない、青空の下&森の空気の中で身体を動かす心地よさを全身で感じられました。

森と歴史の深さを同時に体感できる最高のハイキングコース
この日は、タブノキの巨木がある所にも案内していただきました。


駅から徒歩で来た山の中とは思えないような、立派な木でした!
根元近くに背中をぴったりつけると傾斜がちょうど良く、木の温もりを感じられました。
時期的にタイミングよく、希少なキンランも見ることができました!
さらに、ハイキングコースの随所で歴史も感じることができます。
例えば弘法山の山頂では、江戸時代から秦野の人々に親しまれ、昭和31年頃まで実際に「時の鐘」として使用されていた鐘楼も見る(だけでなく鳴らす!)ことができます。

都心から電車で1時間ほどの距離で、気軽に「里山」を味わえる秦野市、そして弘法山公園。
初心者にも登りやすい山ですが、富士山など眺望も抜群で、「自然豊かな場所を歩きたい、でも気軽に登ってゆったりしたい」、という(私のような(笑))欲張りな方に激しくお勧めです!登山による運動不足解消だけでなく、見どころや休憩ポイントも多くあり、心身を癒す森林セルフケアにぴったりな森です。
ぜひ皆さまも行かれてみてください☆
森林セルフケアコーディネーター 星野 央
私が「里地里山」、といわれて真っ先に思い浮かぶのは、神奈川県の秦野市です。
個人的な話からになりますが、私は学生時代、絶滅危惧種(主に水生昆虫など)の保全の研究をしている研究室で、「里山環境におけるトンボの生息状況」について研究していました。その調査を行なっていたのが、まさに秦野市のとある里山でした。
そもそも「里地里山」とは、山や雑木林、水田やため池、湿地、草地など、特徴の異なる陸地環境と水辺環境が複合的に存在している場所のことを指します。このように質の異なる環境がモザイク状になっていることで、生物多様性を高めるといわれており、実際、日本の絶滅危惧種の多くが「里地里山」といわれるような場所や地域に生息しています。
秦野市は、2004年度に環境省の里山モデル事業の選定地域として指定されており、要は国のお墨付きがついた里山といえます。
アクセス抜群、なのに憩いの森!「弘法山公園」
前置きが長くなりましたが、今回ご紹介するのはそんな秦野のシンボル的な山ともいえる、「弘法山」です。
弘法山のポイントの一つは、なんといっても自然豊かな山であるにもかかわらず、秦野駅から徒歩で訪れることができるアクセスの良さだと思います。秦野駅の目の前を流れる水無川沿いをのんびり歩いていくと、あっという間に弘法山の入り口付近まで着いてしまいます。
今年5月、森林浴のガイド仲間の方の案内で、久しぶりに弘法山を歩いてきました。
入り口から登り始めるといきなり緑に囲まれ、あっという間に森の空気と木洩れ日に包まれます。初めはやや急な登りが続きますが、所々で退避できるスペースもあるため、水分補給しながらゆっくり登れて安心です。
最初の開けたポイントでは早速、富士山を目の前に眺めることができます。
弘法山公園は、いつも私がご案内をしている高麗山公園(湘南平)と同じように、浅間山、権現山、そして弘法山など複数の小さな山が連なっています。所々に開けた場所があり、ゆったりと休憩やピクニックが楽しめる所も、湘南平と少し似ています。
この日のプログラムでは広場でヨガも行ない、青空の下&森の空気の中で身体を動かす心地よさを全身で感じられました。
森と歴史の深さを同時に体感できる最高のハイキングコース
この日は、タブノキの巨木がある所にも案内していただきました。
駅から徒歩で来た山の中とは思えないような、立派な木でした!
根元近くに背中をぴったりつけると傾斜がちょうど良く、木の温もりを感じられました。
時期的にタイミングよく、希少なキンランも見ることができました!
さらに、ハイキングコースの随所で歴史も感じることができます。
例えば弘法山の山頂では、江戸時代から秦野の人々に親しまれ、昭和31年頃まで実際に「時の鐘」として使用されていた鐘楼も見る(だけでなく鳴らす!)ことができます。
都心から電車で1時間ほどの距離で、気軽に「里山」を味わえる秦野市、そして弘法山公園。
初心者にも登りやすい山ですが、富士山など眺望も抜群で、「自然豊かな場所を歩きたい、でも気軽に登ってゆったりしたい」、という(私のような(笑))欲張りな方に激しくお勧めです!登山による運動不足解消だけでなく、見どころや休憩ポイントも多くあり、心身を癒す森林セルフケアにぴったりな森です。
ぜひ皆さまも行かれてみてください☆
posted by 田川 at 07:48| おすすめの森林セルフケア里山フィールド
2025年03月08日
長野県安曇野市 烏川渓谷緑地
おすすめの里山 長野県安曇野市 烏川渓谷緑地
森林セルフケアサポーター 奈良井文
烏川渓谷緑地は、長野県安曇野市にあり、北アルプスの常念岳蝶ヶ岳を源流にもつ烏川下流域にあります。
標高は700〜800mの山地です。
流域に生育する動植物や自然環境を守りながら、自然と気軽に触れ合うことを目指して作られた都市公園です。
自然のままの環境を残しながら整備されているため、多種多様な生物が共存しています。

烏川渓谷緑地は、森林エリアと水辺エリアがあり、私がよく行く水辺エリアについてご紹介したいと思います。

到着までの景色も絶景で、北アルプスの山々がせまってくる感じや、樹木がせり出している道路を通ると、心が躍ります。
管理棟前の駐車場を下りると、つり橋があります。
烏川の瀬音が心地よく、北アルプスの蝶ヶ岳や烏川の渓谷が見られ、絶景です。
管理棟がありレクチャールームにははくせいや標本なども展示されていて、烏川に生息する動植物のことを知ることができます。
小さなお子様や高齢の方も利用できるよう、ベビーカーや車いすも通れる道になっています。

川辺に腰かけて、しばらく音や肌の感覚に集中してとことん味わうと、
体の隅々まで洗われていくような感覚になります。
夏は川辺がとても涼しく天然クーラーで本当に気持ちがいいです。
はだしになり足を入れるのも大好きです。
雪解け水なのでとっても冷たいので長くは入れませんが、アーシング効果抜群で、体が軽くなります。

松などの針葉樹、20種類ものカエデ、大きく広がるシダ植物・・多くの樹木や野草があり、美しい景色を楽しむことができます。
日光に照らされた葉っぱや、色々な緑色のコントラスト、足元のコケも美しく、ルーペで観察も面白くて大好きです。

秋に紅葉したカエデが地面いっぱいに敷きつめられた風景も、絶景です。
冬は、雪の足跡を観察するのも面白いです。
どんな生き物がここを歩いていたんだろう、とワクワクします。
サルがかじったアブラチャンの幹も発見しました。

昆虫も多く、そのため野鳥の種類も豊富なのだそうです。
春には、日本三名鳥のオオルリもやってきます。
野鳥が水浴びをする姿も見られて、とってもかわいかったです。
石の陰に大きなカエルも潜んでいたり、普段は目にすることのできない珍しい生き物に出会うと、ワクワクします。

長野県には山が多く、山地ならではの景色などが楽しめることが魅力だと思います。
烏川渓谷緑地はあまり知られていないようなのですが、とっても魅力的な場所です。
周辺には、ホテルや温泉施設、信州名物の蕎麦屋さんなどもあり、色々な楽しみ方ができます。
森林セルフケアサポーター 奈良井文
烏川渓谷緑地は、長野県安曇野市にあり、北アルプスの常念岳蝶ヶ岳を源流にもつ烏川下流域にあります。
標高は700〜800mの山地です。
流域に生育する動植物や自然環境を守りながら、自然と気軽に触れ合うことを目指して作られた都市公園です。
自然のままの環境を残しながら整備されているため、多種多様な生物が共存しています。
烏川渓谷緑地は、森林エリアと水辺エリアがあり、私がよく行く水辺エリアについてご紹介したいと思います。
到着までの景色も絶景で、北アルプスの山々がせまってくる感じや、樹木がせり出している道路を通ると、心が躍ります。
管理棟前の駐車場を下りると、つり橋があります。
烏川の瀬音が心地よく、北アルプスの蝶ヶ岳や烏川の渓谷が見られ、絶景です。
管理棟がありレクチャールームにははくせいや標本なども展示されていて、烏川に生息する動植物のことを知ることができます。
小さなお子様や高齢の方も利用できるよう、ベビーカーや車いすも通れる道になっています。
川辺に腰かけて、しばらく音や肌の感覚に集中してとことん味わうと、
体の隅々まで洗われていくような感覚になります。
夏は川辺がとても涼しく天然クーラーで本当に気持ちがいいです。
はだしになり足を入れるのも大好きです。
雪解け水なのでとっても冷たいので長くは入れませんが、アーシング効果抜群で、体が軽くなります。
松などの針葉樹、20種類ものカエデ、大きく広がるシダ植物・・多くの樹木や野草があり、美しい景色を楽しむことができます。
日光に照らされた葉っぱや、色々な緑色のコントラスト、足元のコケも美しく、ルーペで観察も面白くて大好きです。
秋に紅葉したカエデが地面いっぱいに敷きつめられた風景も、絶景です。
冬は、雪の足跡を観察するのも面白いです。
どんな生き物がここを歩いていたんだろう、とワクワクします。
サルがかじったアブラチャンの幹も発見しました。
昆虫も多く、そのため野鳥の種類も豊富なのだそうです。
春には、日本三名鳥のオオルリもやってきます。
野鳥が水浴びをする姿も見られて、とってもかわいかったです。
石の陰に大きなカエルも潜んでいたり、普段は目にすることのできない珍しい生き物に出会うと、ワクワクします。
長野県には山が多く、山地ならではの景色などが楽しめることが魅力だと思います。
烏川渓谷緑地はあまり知られていないようなのですが、とっても魅力的な場所です。
周辺には、ホテルや温泉施設、信州名物の蕎麦屋さんなどもあり、色々な楽しみ方ができます。
posted by 田川 at 06:25| おすすめの森林セルフケア里山フィールド
「海を見渡す山で季節を感じるセルフケア」
【おすすめの森林セルフケア里山フィールド】
「海を見渡す山で季節を感じるセルフケア」
森林セルフケアコーディネーター 星野 央
神奈川県平塚市と大磯町にまたがる「湘南平」で、森林セルフケアの企画をしている星野です。以前、サポーターズコラムでも湘南平のご紹介をさせていただきましたが(森林セルフケアサポーターコラムvol.13『海だけじゃない!湘南の森でひと息を』https://blog.canpan.info/jfts/archive/196)、地道に企画を続けているうちに、湘南平でのご案内も6年目に突入しました(!)。今日は、大好きな湘南平について、特に「セルフケアにおすすめのポイント」を中心にご紹介したいと思います。
おすすめポイント1☆低山ながらバラエティに富んだ景色
湘南平は、厳密には複数の山が連なっていますが、標高は最大でも約180mと非常にコンパクトな低山で、地元民にとっては気軽にお散歩感覚で訪れることができる身近な自然です。しかし、低山ながらも多様な種類の樹木や植物があり、四季折々の自然を楽しむことができます。また、都市公園と違って起伏はありますが、その分景色がバラエティに富んでいて、どの季節に歩いても新しい発見があり、何度行っても飽きない魅力と癒しがあります。

おすすめポイント2☆セルフケアにぴったりの休憩ポイント
山での森林浴は、公園よりも自然に「包まれる」感覚が個人的には好きなのですが、ハイキングコースによってはひたすら登り続けなくてはならなかったり、道幅が狭く、座って休憩する場所がなかなかないことがあります。湘南平のコースには、所々にちょっとした広場やベンチとテーブルがあるため、他の利用者の通行を妨げることなく、途中で休憩したり、お茶したりすることができます。木々に囲まれたテーブルでコーヒーを飲むのが至福のセルフケア時間で、案内の下見の際にもよく一人でコーヒー休憩を楽しんでいます。ご案内の際にも、この広場やテーブルを使ってワークをしたり、お茶の時間を設けたりしています。

おすすめポイント3☆なんといっても頂上の眺めが最高◎
欠かせない推しポイントが、なんといっても頂上からの展望です!これは実際に来て見ていただくのが何よりなのですが、開けた頂上から海(相模湾)を見渡すと、何度も見ている景色なのに、毎回感動のため息が漏れてしまいます…。日常や悩み事から少し切り離された気持ちになれて、なんだかホッとできる、爽快な景色です。海と反対側には平塚市の街並み、お天気が良ければ、東側の遠くには横浜のランドマークタワー、そして西側には雄大な富士山も眺めることができます。

湘南平に行ってみたくなりましたか…?(笑)
少し足を伸ばしてハイキングがてらセルフケアをされたい方、山の景色も海の景色も贅沢に楽しみたい!という方、ぜひ一度行かれてみてください。森林浴のご案内も実施しているので、ご参加もぜひお待ちしています!
「海を見渡す山で季節を感じるセルフケア」
森林セルフケアコーディネーター 星野 央
神奈川県平塚市と大磯町にまたがる「湘南平」で、森林セルフケアの企画をしている星野です。以前、サポーターズコラムでも湘南平のご紹介をさせていただきましたが(森林セルフケアサポーターコラムvol.13『海だけじゃない!湘南の森でひと息を』https://blog.canpan.info/jfts/archive/196)、地道に企画を続けているうちに、湘南平でのご案内も6年目に突入しました(!)。今日は、大好きな湘南平について、特に「セルフケアにおすすめのポイント」を中心にご紹介したいと思います。
おすすめポイント1☆低山ながらバラエティに富んだ景色
湘南平は、厳密には複数の山が連なっていますが、標高は最大でも約180mと非常にコンパクトな低山で、地元民にとっては気軽にお散歩感覚で訪れることができる身近な自然です。しかし、低山ながらも多様な種類の樹木や植物があり、四季折々の自然を楽しむことができます。また、都市公園と違って起伏はありますが、その分景色がバラエティに富んでいて、どの季節に歩いても新しい発見があり、何度行っても飽きない魅力と癒しがあります。
おすすめポイント2☆セルフケアにぴったりの休憩ポイント
山での森林浴は、公園よりも自然に「包まれる」感覚が個人的には好きなのですが、ハイキングコースによってはひたすら登り続けなくてはならなかったり、道幅が狭く、座って休憩する場所がなかなかないことがあります。湘南平のコースには、所々にちょっとした広場やベンチとテーブルがあるため、他の利用者の通行を妨げることなく、途中で休憩したり、お茶したりすることができます。木々に囲まれたテーブルでコーヒーを飲むのが至福のセルフケア時間で、案内の下見の際にもよく一人でコーヒー休憩を楽しんでいます。ご案内の際にも、この広場やテーブルを使ってワークをしたり、お茶の時間を設けたりしています。
おすすめポイント3☆なんといっても頂上の眺めが最高◎
欠かせない推しポイントが、なんといっても頂上からの展望です!これは実際に来て見ていただくのが何よりなのですが、開けた頂上から海(相模湾)を見渡すと、何度も見ている景色なのに、毎回感動のため息が漏れてしまいます…。日常や悩み事から少し切り離された気持ちになれて、なんだかホッとできる、爽快な景色です。海と反対側には平塚市の街並み、お天気が良ければ、東側の遠くには横浜のランドマークタワー、そして西側には雄大な富士山も眺めることができます。
湘南平に行ってみたくなりましたか…?(笑)
少し足を伸ばしてハイキングがてらセルフケアをされたい方、山の景色も海の景色も贅沢に楽しみたい!という方、ぜひ一度行かれてみてください。森林浴のご案内も実施しているので、ご参加もぜひお待ちしています!
posted by 田川 at 06:16| おすすめの森林セルフケア里山フィールド
私が癒される里山
私が癒される里山
森林セルフケアコーディネーター 小川純子
写真@ 遠藤笹窪谷公園案内図

こちらの公園は、神奈川県藤沢市内にある三大谷戸の一つ、「遠藤笹窪谷公園」です。
湘南台駅から西へ約3.5キロメートルに位置し、生態学的にも市内トップクラスの良好な自然環境を有していると評価されており、湿地や樹林、草地などの多様な環境が、そこに住む生き物の多様性を支えているそうです。
私は、数年前から森林セルフケアを学ぶようになり、意識的に自然の中で過ごすという時間をつくり、自分をケアするための時間を作るようになりました。
私の住まいは、世田谷区弦巻という住宅街です。
この「遠藤笹窪谷公園」に車で、高速を使い1時間ほどかけて足繫く通っているのは、ここが私にとって、学びの場であり、ここにあるコミュニティが心地よく、ここでの作業が楽しいからです。
写真A園内案内図

この公園内の菖蒲畑、カキツバタ田、水田の維持管理は地元の方々を中心に構成された「遠藤笹窪谷公園愛護会」がおこなっています。
私は世田谷区民ですが、メンバーとして愛護会/花菖蒲班に所属しボランティアとして作業をしています。
くわしい経緯等は、森林療法協会会報誌春号に投稿させていただきましたので読んでいただけましたら幸いです。
写真B年間スケジュール

担当責任者は樹木医であり、湘南グリーンサービスという造園会社の創設者でもある冨田改先生です。「令和6年度藤沢マイスター」に認定された方でもあります。藤沢市の説明によりますと、技能等を広く市民に周知し、尊重する風土を醸成するとともに将来を担う後継者の育成を目的として実施している「藤沢市マイスター事業」において、極めて優れた技能、技術を駆使し、本市市民生活や産業の発展を支えている技能・技術者を認定するものだそうです。活動の年間スケジュールは冨田先生が作成し、自由参加の会です。
私の楽しみの一つに、年2回の土壌診断とその結果を基に行われる勉強会があります。
ここの土壌は、一度、公共残土処理場となりましたが改めて自然環境の重要性が見直され、谷戸のあり方について検討が重ねられた結果2012年3月に健康の森基本計画が策定され、谷戸環境や緑地空間の保全・再生作業が行われるようになったそうです。2022年7月に「遠藤笹窪谷戸公園」としてオープンし、今年で3年目となります。しかし、未だに石拾いが欠かせない粘土質の土壌です。それでも、5月からの花菖蒲の開花を2回経験しましたが来園の方々からは嬉しいお言葉をいただいていました。
専門家からの学びと土壌改良という体験もある「遠藤笹窪谷公園」は、私にとっては癒される里山でもあるのです。何故なら、私にとっての「癒し」の場には、「自然」と、共に過ごしたいと思える「人」の存在が不可欠だからです。
これを機に、森林療法協会の会員の方々と一緒に作業ができたらなという思いも込めて、ご紹介させていただきました。
森林セルフケアコーディネーター 小川純子
写真@ 遠藤笹窪谷公園案内図
こちらの公園は、神奈川県藤沢市内にある三大谷戸の一つ、「遠藤笹窪谷公園」です。
湘南台駅から西へ約3.5キロメートルに位置し、生態学的にも市内トップクラスの良好な自然環境を有していると評価されており、湿地や樹林、草地などの多様な環境が、そこに住む生き物の多様性を支えているそうです。
私は、数年前から森林セルフケアを学ぶようになり、意識的に自然の中で過ごすという時間をつくり、自分をケアするための時間を作るようになりました。
私の住まいは、世田谷区弦巻という住宅街です。
この「遠藤笹窪谷公園」に車で、高速を使い1時間ほどかけて足繫く通っているのは、ここが私にとって、学びの場であり、ここにあるコミュニティが心地よく、ここでの作業が楽しいからです。
写真A園内案内図
この公園内の菖蒲畑、カキツバタ田、水田の維持管理は地元の方々を中心に構成された「遠藤笹窪谷公園愛護会」がおこなっています。
私は世田谷区民ですが、メンバーとして愛護会/花菖蒲班に所属しボランティアとして作業をしています。
くわしい経緯等は、森林療法協会会報誌春号に投稿させていただきましたので読んでいただけましたら幸いです。
写真B年間スケジュール
担当責任者は樹木医であり、湘南グリーンサービスという造園会社の創設者でもある冨田改先生です。「令和6年度藤沢マイスター」に認定された方でもあります。藤沢市の説明によりますと、技能等を広く市民に周知し、尊重する風土を醸成するとともに将来を担う後継者の育成を目的として実施している「藤沢市マイスター事業」において、極めて優れた技能、技術を駆使し、本市市民生活や産業の発展を支えている技能・技術者を認定するものだそうです。活動の年間スケジュールは冨田先生が作成し、自由参加の会です。
私の楽しみの一つに、年2回の土壌診断とその結果を基に行われる勉強会があります。
ここの土壌は、一度、公共残土処理場となりましたが改めて自然環境の重要性が見直され、谷戸のあり方について検討が重ねられた結果2012年3月に健康の森基本計画が策定され、谷戸環境や緑地空間の保全・再生作業が行われるようになったそうです。2022年7月に「遠藤笹窪谷戸公園」としてオープンし、今年で3年目となります。しかし、未だに石拾いが欠かせない粘土質の土壌です。それでも、5月からの花菖蒲の開花を2回経験しましたが来園の方々からは嬉しいお言葉をいただいていました。
専門家からの学びと土壌改良という体験もある「遠藤笹窪谷公園」は、私にとっては癒される里山でもあるのです。何故なら、私にとっての「癒し」の場には、「自然」と、共に過ごしたいと思える「人」の存在が不可欠だからです。
これを機に、森林療法協会の会員の方々と一緒に作業ができたらなという思いも込めて、ご紹介させていただきました。
posted by 田川 at 06:06| おすすめの森林セルフケア里山フィールド
【津久井湖城山公園】
【身近な森の紹介】 【津久井湖城山公園】
森林セルフケアコーディネーター・森林セラピスト・自然観察指導員 青木 孝一
神奈川県立津久井湖城山公園は「城山」の山域全体を取り込み、「水の苑池」、「花の苑地」、そして城山南麓の「根小屋地区」という3つのゾーンから成っており、神奈川県内でも最大規模の都市型公園です。
都市公園として市民の緑と憩いの場として重要な役目を担っていますが、この公園では700種類以上の植物や1000種類以上の昆虫など、貴重な自然環境を保全する役目も果たしています。
園内にはタヌキやキツネ、イノシシ、テン、アナグマ、二ホンジカなどの20種類以上の哺乳類が確認され、公園のキャラクターにもなっているムササビも暮らしています。
公園は人間だけでなく、様々な生き物の生息環境としてかけがえのない場所になっており、公園内には絶滅危惧種に指定されている貴重な生物も生息しています。地元の市民団体やボランティアの皆さんも携わって保全活動が行われているほか、大学生が研究対象としているムササビなどの生息調査に取り組んでいます。

公園の管理は、「利用」と「保全」という2つの役割があり、この役割をいかにバランスよく考えていくということが重要なポイントになると言われています。「自然環境の保全エリア」と「人が利用するエリア」をいかに適切に区分するかを考え、人も自然も共生できる公園を目指していると言えます。

公園の主なスポットを紹介しますと・・・
【水の苑地】には、湖畔テラスや噴水があり、真夏には涼を求めて人が訪れます。また大型の花壇があり、お散歩・憩いの場所として最適です。
【花の苑地】には、津久井の地元野菜やお弁当・特産・名産を販売している「津久井湖観光センター」やガーデンテラス、桜の小道があり3月下旬から4月上旬になると桜のトンネルをくぐりながら情趣に満ちた散策を楽しむことができます。また、観光センターから根小屋地区に向かう湖畔展望園路を歩いていると神奈川美林50選に選ばれている樹齢100年以上「江川ヒノキ林」が見られ、さらに津久井湖のすばらしい眺望が望めます。

【根小屋地区】はパークセンター(公園管理事務所兼展示施設)が置かれている地区で公園の中心地です。丹沢の山々を望む絶好のスポットである「展望広場」や広大な面積を誇る「おやしき広場」、さらに針葉樹林帯の中にあり毎年コンサート等が開催されている「森のステージ」など魅力いっぱいのエリアです。

私がよく森林セルフケア体験会等で使用するルートは、観光センターを出発して湖畔展望園路
展望広場
おやしき広場
森のステージ
パークセンターへ行くルートです。このルートはウッドデッキが整備されていて一部、車いすやベビーカーの方でも里山の雰囲気・森林の清々しさをも味わえる区域となっています。

津久井湖や丹沢の山々の展望、歩きやすいウッドデッキ、
癒し効果抜群の森のステージ、のんびりするのに最適なお屋敷広場など、津久井湖城山公園は非常に魅力あふれるフィールドです。
これからも年に数回、この公園で森林セルフケア体験会の事業を行っていきたい。
森林セルフケアコーディネーター・森林セラピスト・自然観察指導員 青木 孝一
神奈川県立津久井湖城山公園は「城山」の山域全体を取り込み、「水の苑池」、「花の苑地」、そして城山南麓の「根小屋地区」という3つのゾーンから成っており、神奈川県内でも最大規模の都市型公園です。
都市公園として市民の緑と憩いの場として重要な役目を担っていますが、この公園では700種類以上の植物や1000種類以上の昆虫など、貴重な自然環境を保全する役目も果たしています。
園内にはタヌキやキツネ、イノシシ、テン、アナグマ、二ホンジカなどの20種類以上の哺乳類が確認され、公園のキャラクターにもなっているムササビも暮らしています。
公園は人間だけでなく、様々な生き物の生息環境としてかけがえのない場所になっており、公園内には絶滅危惧種に指定されている貴重な生物も生息しています。地元の市民団体やボランティアの皆さんも携わって保全活動が行われているほか、大学生が研究対象としているムササビなどの生息調査に取り組んでいます。
公園の管理は、「利用」と「保全」という2つの役割があり、この役割をいかにバランスよく考えていくということが重要なポイントになると言われています。「自然環境の保全エリア」と「人が利用するエリア」をいかに適切に区分するかを考え、人も自然も共生できる公園を目指していると言えます。
公園の主なスポットを紹介しますと・・・
【水の苑地】には、湖畔テラスや噴水があり、真夏には涼を求めて人が訪れます。また大型の花壇があり、お散歩・憩いの場所として最適です。
【花の苑地】には、津久井の地元野菜やお弁当・特産・名産を販売している「津久井湖観光センター」やガーデンテラス、桜の小道があり3月下旬から4月上旬になると桜のトンネルをくぐりながら情趣に満ちた散策を楽しむことができます。また、観光センターから根小屋地区に向かう湖畔展望園路を歩いていると神奈川美林50選に選ばれている樹齢100年以上「江川ヒノキ林」が見られ、さらに津久井湖のすばらしい眺望が望めます。
【根小屋地区】はパークセンター(公園管理事務所兼展示施設)が置かれている地区で公園の中心地です。丹沢の山々を望む絶好のスポットである「展望広場」や広大な面積を誇る「おやしき広場」、さらに針葉樹林帯の中にあり毎年コンサート等が開催されている「森のステージ」など魅力いっぱいのエリアです。
私がよく森林セルフケア体験会等で使用するルートは、観光センターを出発して湖畔展望園路
津久井湖や丹沢の山々の展望、歩きやすいウッドデッキ、
癒し効果抜群の森のステージ、のんびりするのに最適なお屋敷広場など、津久井湖城山公園は非常に魅力あふれるフィールドです。
これからも年に数回、この公園で森林セルフケア体験会の事業を行っていきたい。
posted by 田川 at 05:56| おすすめの森林セルフケア里山フィールド