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2025年02月09日

「早春の森の楽しみ方」

早春の森の楽しみ方    
                  理事・森林セルフケアコーディネーター 田川裕則

 早春の森は、冬の寒さが和らぎ、新しい命が芽吹く特別な時期です。まだ肌寒い日もありますが、木々が芽吹き、野草が顔を出し始めるこの季節ならではの楽しみ方があります。

1. 春の兆しを探す散策
 早春の森では、草木が少しずつ目覚める様子を観察できます。例えば、フキノトウやセリなどの早春の野草が地面から顔を出し、木々ではヤマザクラやコブシがつぼみをつけ始めます。特に梅やマンサクの花は、春の訪れを告げる代表的な花です。双眼鏡を持って野鳥を観察するのもよいでしょう。冬を越したカラ類やシジュウカラ、春を告げるウグイスのさえずりが聞こえてくるかもしれません。

2. 春の味覚を楽しむ
 山菜採りも早春の楽しみのひとつです。フキノトウやツクシ、ノビルなどは、この時期にしか味わえない貴重な食材です。ただし、採取できる場所や種類には十分注意し、環境を壊さないように最低限の量をいただくのが大切です。採った山菜は天ぷらやおひたしにして春の味 を堪能しましょう。

3. 森林浴とリラックス
 木々の芽吹きが始まると、森の空気が変わり、爽やかな香りが漂い始めます。森林浴を楽しみながら、深呼吸をしてリフレッシュするのもおすすめです。特に、ヒノキやスギの香りはリラックス効果があるとされています。散策中にベンチや倒木に腰をかけ、風の音や鳥のさえずりを楽しむのも贅沢な時間です。

4. 写真撮影やスケッチ
 早春の森は、霜が溶けて朝日が差し込む風景や、開きかけたつぼみなど、写真に収めたくなる瞬間がたくさんあります。マクロレンズを使って小さな花や芽吹きを撮るのも楽しいです。また、絵を描くのが好きな人はスケッチブックを持って、春の訪れを絵に残してみてはいかがでしょうか。

5. 春のハイキングやピクニック
 少し暖かい日には、軽いハイキングやピクニックもおすすめです。早春は虫が少なく、快適に過ごせる時期でもあります。お弁当を持って出かけ、日向ぼっこをしながら食事を楽しむのも素敵です。ただし、まだ寒暖差が激しいので、防寒対策をしっかりしておきましょう。
 早春の森は、生命の息吹を感じることができる貴重な場所です。自然と触れ合いながら、春の訪れをじっくりと楽しんでみてはいかがでしょうか。
posted by 田川 at 05:56| 早春の森の楽しみ方

「早春の森の楽しみ方」

「早春の森の楽しみ方」
                   理事・森林セルフケアコーディネーター 鈴木 友よ

 2025年2月3日に立春を迎え、暦の上では春になりました。
日本の暦で春を表すのは、二十四節気では立春、雨水、啓蟄、春分、清明、穀雨。
七十二侯では、そのそれぞれに3つの季節があって、立春には東風凍りを解く(とうふうこおりをとく)から始まります。
 響きがとっても素敵ですね。日本の暦、大好きです。
 折しも強烈な寒波に見舞われて各地大雪が降っていますので、「こおりをとく」。これぞ春の始まりなのだと実感しました。

 私の早春の森での楽しみといえば、身近にある雑木林にて行っている手入れ作業中に、ぎゅっと固まっていた冬芽から、小さな柔らかな新芽の誕生を見つけることや、林床から可愛い実生を見つけることです。
 特に大切に保全している植物が無事に顔を出してくれていることを発見すると、仲間とともに大いに喜んでいると作業の疲れも吹っ飛んでしまいます!
葉っぱの赤ちゃんは、シルバーの毛や赤い粒などに大切に守られてるものもあります。
コナラの葉の赤ちゃんはシルバーに輝いて特に美しいと感じます。アカメガシワのベルベットのような赤い葉も好きです。
 森を遠くから眺めて、新緑に彩られる前のパステルカラーの優しい色合い、雰囲気がふわっと香るような感じで春が来たと感じる瞬間でもあります。
 冬枯れした荒野のような風景から、まさに「萌え出る」瞬間をとらえることが私の早春の楽しみの一つです。

 またもう一つの楽しみ方、これは森に限らず草が生えていればどこでもできることです。
朝霜が降りたときや雪が降り積もった時、葉っぱの上についた氷や雪の結晶を観ることです。
スマホで気軽に撮るだけでとってもきれいな結晶を観ることができるので感動します!
自然の造形ってとっても素敵ですね、この楽しみは日々の何気ない瞬間を宝物に変えることができるのでお勧めです!

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posted by 田川 at 05:54| 早春の森の楽しみ方

「早春の森の楽しみ方」

「早春の森の楽しみ方」
                         森林セルフケアサポーター 左賀 秀機

 「春よこい♪早くこい♪・・・おんもに出たいと待っているメロディ」。みいちゃんでなくても待ち遠しいです。
 年中NOASOBIをしている私ですがスプリング・エフェメラルに会える季節到来はウキウキします。木々が若葉を出す前にいち早く開花。結実するとさっさと姿を消して越年準備。花は人のみならず虫にきてもらおうとカラフルで妖精のごとしです。フクジュソウ、セツブンソウ、カタクリなどに会うのを楽しみにしている方も多いことでしょう。カタクリまで待てず「半木の森」へセツブンソウを見に行くものの、森と言ってもそこは府立植物園。自生地でカタクリの花を愛でるまでの繋ぎです。
 カタクリは京都西山の標高624mの「小塩山」にある自生地をボランティアグループが保全されています。麓から6kmの林道は車両通行禁止です。自転車はOKなので数年こぎ登っています。80歳を超えた今年はどうしようか迷いますがこの記事を書くことで迷いは吹っ切れました。
今年もカタクリのイナバウアーに会いに自転車で行きます!ギフチョウも期待します。何よりも一年ぶりのスタッフの方との歓談を楽しみとします。自然もよろしいが人からの癒やしが最高です。

 山菜採りも楽しみです。オニヒカゲワラビは京都府では以前RDBで準絶滅危惧種とされ採取不可でした。鹿が食べないと分かり2022年度改定でリストから外れ人間が食べてもいいとなりました。蕨のようにアク抜きの必要がないので使いやすく美味です。人が採取しすぎて絶滅するかも(笑)。見栄えが決していいとは言えないので大丈夫でしょう。

 もう一つの楽しみはイワウチワが急斜面を覆うがごとく花を咲かせていそうなことです。例年春分の日には咲いていましたが昨年はどうしたことかさっぱりでした。滑落しないよう慎重に汗しつつ、群落を目の当たりにしたときの「やった〜感」は堪りません。
「年々歳々花相似たり 歳々年々人同じからず」とはいえ、今年も木々や花々を愛でられることを歓び、心の中でそっと手を合わせることとします。
posted by 田川 at 05:49| 早春の森の楽しみ方