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2025年08月12日

「FOREST GARDEN の すゝめ」

【役員コラム】   
 「FOREST GARDEN の すゝめ」
                   理事・森林セルフケアコーディネーター 鈴木 友よ

 フォレストガーデンとは「食べられる森」。食べられる、ということは果実や野菜、ハーブなどを収穫できるのですが、いわゆる庭や家庭菜園というイメージとは異なり、いろんな生き物、植物が関わり、支えあい分かち合って構成する命の森を目指しています。パーマカルチャーの専門家の方々を中心に全国的に取り組みが広まっています。

 フォレストガーデンは耕作放棄地や荒れ地などの再生にも適しています。豊かな生態系をイメージしてデザインし作り上げていきます。
その時に「森」の機能である、地上、地下に水や養分を蓄えること、生き物の住処であること、ループ状の循環をなす食物連鎖があること、森の持つ調整機能を保つことなど、を重視してデザインします。
 そうすることで、高木、中高木、草本、地下の根っこなど多元、多層、多様な若く持続可能な森を作りだし、果実、野菜などの収穫物、鶏を飼育し卵を得ることができます。

 協会では「里地里山」も森林セルフケアのフィールドとしています。
2025年10月26日のフォーラムでは神奈川県藤沢市の遠藤笹窪谷公園という里地里山フィールドにてフォーラムを開催し、その可能性についてお伝えします。(参加募集中です!ご参加をお待ちしています。)

 フォレストガーデンの特徴である、若い森を維持し、持続可能な状態を保つこと、人が関わり遷移を抑えて手入れを行うところ、食べ物を得るところなどが「里地里山」に似ていると感じました。一つ一つは小さくても各所に点在することは大きな意味を持ってくるのではないかと思います。

 また、ある自然栽培農家の方が「現代人の抱える漠然とした不安は、食べられなくなる不安が根底にあるのではないか?」「自分で食べるものを少しでもいいから作ることができるとその不安は薄らぐのではないか?」とおっしゃっていました。
 私はまさにその通りだと思いました。家庭菜園、プランター等で野菜やハーブを植えて収穫し食べてみるととても豊かな気持ちになります。何より土に触れると気持ちが安定し落ち着くと感じます。

 私事ですが、家庭菜園からスタートして、小さいながら少しずつフォレストガーデンを目指して作りはじめました。
 5年くらいで森になるそうです。森になったらその場所で「森林セルフケア」を実践したいと思っています。五感の内の「味覚」を使うことも可能ですし、運動療法として畑作業、森作業も行うことができます。その日が来ることを楽しみにしています。

 もちろん、すでにあるフォレストガーデンでも森林セルフケアを実践できます。
いいご縁を引き寄せることができますように!!

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      参考図書: FOREST GARDEN volume 01 入門編
            発行:Permaculture Design Lab.
posted by 田川 at 07:57| 役員コラム