今年の協会のテーマである「伝統文化の森」は、”案外身近にある”神社や仏閣の鎮守の森や地域の歴史文化と森がどのように関わりを持ってきたのか、考えたり、学んだり、思いを馳せたり行ってみたりと、皆さんも少しずつ、伝統文化の森を意識し出しておられるかと思います。(よね?)
今回は、私の住む和歌山県和歌山市のお隣の「岩出市」にある、根来寺とその周辺の森をご紹介しましょう。
「根来:ねごろ」と言う名をよく知っている方は、歴史好きの人や興味がある方だと思います。
学校の歴史の授業では、根来の僧兵、根来衆、鉄砲部隊、など、仏教や宗教のことより「戦い」で注目を浴びていることが多いかもしれません。
豊臣秀吉の紀州攻めで、たくさんあった寺の建物のほとんどが焼失した歴史を振り返ると、仏の修行をしながら、戦わねばならない状況と、時代を想像することができます。
写真:岩出市HPより
その根来寺の境内の東側(寺の敷地外)に、「和歌山県立森林公園 根来山げんきの森」と言う、広い里山公園があります。
敷地面積は、195haと広大な森林公園です。大きな峰が3つもあり、それぞれ、歩きやすい遊歩道でつながっています。
この森は、戦後、里山としての利用がなくなり、人の手が入らず、荒れた森になっていました。
その後、山火事に見舞われ、沢山の木々が喪失…また、木々が復活し出しても、手入れなく鬱蒼とした状態でしたが、25年前から、森林ボランティアによる森整備が始まりました。
今は、自然豊かに、植物やたくさんの生き物が生息し、和歌山県民だけでなく(大阪との県境)近隣の人たちも気楽に訪れる森になっています。
根来寺の境内より、小高い山になっているので、展望できる場所からの眺めは素晴らしく、
ウォーキング、自然観察会、バードウォッチング、昆虫採集、クラフトなど様々な自然体験ができる身近な里山森林公園です。(根来山げんきの森HP :https://genkinomori.jp/)
明るく歩きやすい遊歩道
展望広場から根来寺を見下ろす
そんな、素敵なげんきの森で、森林セルフケアの体験会を実施します!
そして!今回は、森に隣接する「根来寺」のことももっと学んじゃおう!ということで、
午前中に、根来寺の”語り部”さん案内による、お寺の散策。
午後から、根来山げんきの森で、森林セルフケア体験会を実施!
げんきの森は、明治以前(150年前)は、寺の敷地?(え!広大すぎる!)
とか、戦国時代の”戦い”のイメージとは別世界になった現代で、国宝や重要文化財が多く残る根来寺を巡り、平安時代からの歴史や継がれてきた文化に思いを馳せる時間になればと思います。
和歌山の森で、皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。
日時は、2024年6月9日(日)10:00〜
お申し込みは、Peatixから
https://peatix.com/event/3921357/view