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2024年02月10日

森での活動を通して 〜親子で森に〜

                                森林セルフケアサポーター     
                                       佐々潤子

 一年を通して太陽の昇る位置の変化や四季の移り変わりを常に感じられる、そんな自然豊かな岐阜県の山間部に暮らしています。そんな自然豊かな地域に暮らしていても、意識的に森に入ったり自然を感じ触れ合う時間を作って生活している大人や子どもは、ほんの一握りではないでしょうか。

 私は、我が子が通う森のようちえんのスタッフをしていて、普段子どもや仲間と森で活動をする機会が多いのですが、やはり意識して森に入たり自然を感じることと、ただ山や森に囲まれて眺めて暮らすこととは大きな違いがあるのではないかと感じています。

 一年365日、24時間、同じ「今」がない森に直接触れることは、発見と気付きの連続です。子どもは森や自然の中で過ごすということを通して、自分ではどうすることもできない大きな存在があることや、自分もその自然の一部なのだということを身体で学んでいる様に感じます。そして、そのどうにもならない存在を感じながら、自分の在り方を整えていくことをしているように見えるのです。

 それは子どもだけでなく、大人もです。
活動の中で、お母さんが仲間や我が子と森に入る様になると子育て感が変わるということをよく目にします。自然と向き合うことで、親の力だけではどうにもならない、子どもという自然を捉え受容できるようになる。そんな力が森にはあるのでしょう。

 子育てがしんどくなった時こそ、「親子で森へ!(できたら仲間と)」と、お伝えしたいです。外側で起きることをコントロールしようとするのではなく、自分自身がどう捉え、自分自身をどう整えるのか。自然に受容され受け止める幅を広く深くするとこで、人間の幅を広く深く。

 これからの時代にますます必要で大切なメッセージを、自然と意識的に関わることで受け取れる。そんな気がしています。

posted by 田川 at 14:34| サポーターコラム