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2021年11月16日

【身近な森のご紹介】vol.10「代々木公園」


私のお勧め―身近な森<代々木公園>


原田 純子



今回の身近な森は、代々木公園をご紹介したいと思います。

17号のメルマガでもご紹介した通り、都内23区内の公園の広さランキング6位を誇る広い公園です。言うでもなくお隣は明治神宮という都心にありながら悠久の時を感じる鎮守の森と接しています。

元々は陸軍の練兵場だったというのですが、戦後は米軍の宿舎であるワシントンハイツとなり、さらに1964年の東京オリンピックの選手村となり、そして現在の公園に生まれ変わったという歴史を持っています。園内に閲兵式の松が保存されていたり日本航空発祥の碑があったりと練兵場跡だった歴史の一端を感じられるスポットもありますし、原宿門から明治神宮沿いに右手に進むと、東京オリンピックの選手村だった建物も記念宿舎として保存されているなど、変遷の歴史を感じることもできます。少し前のNHKラジオの対談番組でタレントの井上順さんが、幼少期の思い出を語っていましたが、井上順さんは子どもの頃から代々木公園を下に臨む高台の富ヶ谷に住んでいて、家から眺めるとかまぼこ型の兵舎が並ぶ景色を覚えているそうです。その頃は樹なんかほとんど無かったとも話しておられました。

A航空発祥の地.JPG


Bオリンピック宿舎村.JPG


Cオリンピック記念見本園.JPG



さて、記念宿舎からそのまま足を進めて行くと、オリンピックに参加した各国から集められた樹木が植えられているエリアがあったり、バードサンクチュアリがあったりもします。都心なのにこんなに野鳥が?と驚くほど。ヤマガラなど人懐っこい小型の鳥達や池で遊ぶ水辺の鳥達を見ることができます。

Dサンクチュアリー.JPG



さらにそのままサイクリングロードが整備されているエリアに進むと大きなプラタナスが立ち並び、公園というよりも森らしい雰囲気になってきます。オリンピックセンターが近くなってくる辺りにはカツラの木があり、落ち葉の季節には甘い芳香を感じることができます。中央には大きな広場があり、一角にはハーブ園もあって季節がうまく合えば香りを楽しむこともできるのです。コロナ前には東京オリンピック・パラリンピック2020のパブリックビューイングの会場にするために樹を切ると物議をかもしましたし、コロナが猛威を振るい始めるとワクチン接種の会場にしようとしたり、記憶に新しいのではないでしょうか?

春の桜の季節は華やかに楽しむことができますが、その少し前の季節には梅園から香る紅白の梅の香りにも癒されます。梅園はNHK寄りのエリアになります。近くの雑木林にはこぶのある木があったり、野遊びをするのにはもってこいの公園と思います。そうそう、大きな駐車場がある西門を入ったところにはユリノキがあり、季節には頭上に咲くチューリップが見られます。

Eユリノキ.JPG


アクセスが非情に良く、JR原宿駅はもちろん東京メトロ千代田線なら明治神宮前(原宿)、同じく代々木公園が最寄りになりますが、渋谷駅からも小田急線の参宮橋や代々木八幡の駅からもさほど大した距離ではなく無理なく歩ける手軽な森と思います。ぜひ一度は、いいえ何度もお出かけください。


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posted by Yu SEKI at 16:29| 身近な森のご紹介