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2021年03月13日

森林セルフケアサポーターコラムvol.11『「自分の自然」を取り戻す5つのヒント』


「自分の自然」を取り戻す5つのヒント


赤居 実花



こんにちは。
和歌山で、自然療法家としてお仕事をしています、赤居実花です。
高野山の森では、月に1回のペースで森林セルフケアも実施しています。

新しいウイルスさんが流行りだし、免疫力を上げるため「今こそ森へ!」と、高らかに叫んでいたのに、森まで閉鎖され、外に出ることもままならない日々が続きました。

免疫力を上げて、健康や元気を保つには、自分の体が「自然であること」が重要なポイント。
外に出る機会が少なかった1年で、自分の自然度合いが低くなっているかもしれません。
ここらでちょっと、「自分の自然度合い」を見直してみませんか?

1:森と人.jpg


●自粛期間に感じたこと
 
昨年の春に自粛がスタートした時、お店のレトルト食品に缶詰などの棚は空っぽで、
野菜は山盛り残っている状態でした。
外出を控えるので、保存がきく物をストックするのは仕方がないのですが、ずっと、レトルトや加工食品を食べるのかな?と、私の中で違う方面の危機感が湧いてきました。
そして、少し外に出ることができるようになっても、身の回りの殺菌は、神経質に行われています。
体の中も外からも、他の生き物を遮断するような状態が続くと、人間はどうなるか?

ズバリ!弱っちくなります。

私たちの親しむ森は、なぜ人間にとって良いのか?
それは、木々の出すフィトンチッドが、ストレスを軽減さす物質だから…だけではなく、自然のものに触れることが、人間にとって、バランスを整えてくれるからです…よね?
色々な生き物とは、動物だけでなく、木や草や自然の水、土に、土の中にいる微生物も、
森に行くと何万種類という生き物に「触れる」ことができるのです。
まあ、その森にも入ってはならない!という期間がありました。

外に出ないことで、運動不足も大きな問題です。
あれ?もしかして、健康で元気な人も、どんどん弱っちくなっていかないか???

2:ぐったりリス.jpg



●人間だから

人間は、自然の生き物です。
いや、私は、人工的に作られたアンドロイドなんで!という方は、当てはまらないのですが。
生身の、自然な生き物である、私たちは「自然」から離れると、不調になり、病気になり、最悪は、死に至るなんてこともあり得ます。

極端な話をしましょう、想像して見てください。
コンクリートの太陽光が入らない部屋で、一人、誰とも喋らず、外の音も聞こえません。
食べ物は、人口の栄養液を壁の穴から注がれる。酸素は十分あっても、これで、人間は何日ぐらい、不調にならずにいてられるでしょうか?

こんな極端な環境は、なかなか体験しませんが、これに近い「自然に触れない」という状況は、
皆さんの日常に増えつつありませんか?
この「自然不足」は、少しづつゆっくりと、心と体のバランスを崩していきます。
少しづつだから、なかなか気づかないことがポイントです。

だから、森に行きましょう!!なのですが、なかなか思うように外に出れず、自由に活動することができないときはどうすればいいのか?
日常で自分の「自然度合い」を上げるヒントをお伝えします。

3:空と雲.jpg



●自分の「自然度合い」を上げる5つのヒント

1. どんなときも、五感を使う
「見る・聞く・嗅ぐ・食べる・触れる」これを日常的に意識すること。
特に大切なのが、「自然の〜を」が頭につきます。
外に出られなくても、窓を開けて、自然の音を聞きましょう。
外の景色を眺め、庭の草花を触って見る。(プランターでも)野菜を育てると、一石二鳥!
食べる時は、ながら食べ(何かをしながら)でなく、食べることに集中する。そして、五感を使って食べる。
日々の五感の使い方、どんなことができるかな?と考えるのもいいですね。
キャッチフレーズは、「自然にタッチ!」
毎日必ず1回は、目で、鼻で、耳で、口で、手で、自然にタッチしてください。

2. 外に出る
家の庭に出る。家の周りや近所を散歩する。また、自然の多いところにわざわざ行く。
太陽に当たること、外気に触れることが大切です。
人の多いところを避けるなど、リスクは最小限に。

4:ヒカゲノカズラと水滴.jpg


3. 自然のものを食べる
お家にいる時間が長いと、ついつい人工○○が入ったものを食しがち。
できるだけ、自然の食材を食べる。そしてぜひ、調味料を天然のものに変えてみてください。
醤油、酒、味噌、みりんなどを自然のものに変えるだけで、体の変化に気づくはずです。

4. 人と喋る
コミュニケーションは、脳だけでなく、心も体も活性します。
リアルにお話しするのが一番ですが、難しい時は、電話やオンラインなどでお話しするだけでも違います。

5. 体を動かす
人間は動くことで「正常」を保っています。
新たにスポーツや運動を始めるのも良いですが、外を散歩することや、家の中の掃除を機械に任せない、というだけでも、体を動かすことに!

人間が、日常生活から自然に戻ることを意識するヒントは、まだまだありますが、基礎編ということで、今回は5つに絞りました。

森に行くことだけが、森林セルフケアではありません。「自然に触れること」これが大切。
今日は、自然に触れたかな?と、毎日五感を使って、自然を感じる生活が習慣になるように。
そして、自分は大丈夫!という人も、家族、友人など、周りの人はどうかな?と、ほかの方にも「自然に戻ろう作戦」を広げて行ってください。

5:顔に見える葉っぱ.jpg



●今こそ「リアル」を大切に

携帯電話を持っていることが、当たり前の時代になりました。
そして、これからは、オンライン、インターネット、バーチャル、なんて”当たり前”の世の中になって、ますます、リアルで人や物に触れなくても、仕事ができ、生きることができる時代になるだろうと思います。

周りの物がいくら変化しても、決して変わらないのは、私たち人間が自然の生き物であるということです。

私たちが、”いろいろな生物”と共存する強さを持つには、「自分を自然に保つ」のが一番!
活きのいい”天然物の人間”になるために(笑)自然のリアルを大切にしてくださいね。

赤居が主催する、高野山の森林セルフケアは、予定どうり4月から月1回で開催いたしますー!


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posted by Yu SEKI at 18:47| サポーターコラム