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2024年06月13日

森林セルフケアフォーラム委員会たより

                        森林セルフケアフォーラム委員 左賀 秀機
 地元京都でのフォーラムに微力ながらお手伝いできればと委員に加えていただきました。初回委員会の後、後援をいただけそうなところへアタックしました。これからは知人に案内し一人でも多くの人に参加していただこうと思っています。
 それにつけても、伝統文化の森と森林療法との関係がすとんと腑に落ちていない私でした。森を歩きながら「この森はハテサテ伝統文化の森だろうか・・・」と、迷いました。自然環境に加えて、その森にゆかりの伝統や文化への造詣がなければ、やはりそこは癒しの森にしか思えませんでした。私の健康概念はWHOのいう、身体・メンタル・ソーシャル・スピリチャルの次元で捉えていました。
 最近、米国ミシガン大学の示す健康概念を知りました。その概念「The 8 Dimensions of Wellness」は、身体・知性・環境・感情・金銭・職業・社会・精神の次元で構成され、「健康で幸福な状態(wellbeing)」を志向したものです。ということは、「伝統文化の森歩き」は身体的な健康と幸福、知的関心を寄せることで知的な健康と幸福、マインドフルネスの体験等ができれば精神的な健康と幸福、自然との触れ合いは環境的な健康と幸福と、いくつかの次元を満たすことができると知り「目からうろこ」が落ちました。
 今回のフォーラムにお招きした鎌田先生のお話をしっかり受け止め、森からWellnessの恩恵を十分授かりたいものです。森林療法で健康に加えて幸せを感じましょう。ビジネスの世界も健康経営からwellbeing経営を標ぼうしはじめているとか。参加者に森の可能性を味わっていただき、継続的に森でのエクササイズに取り組まれるようになれば嬉しいですね。
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□私の健康概念を書き換えた「Self Hack」のサイトです。
https://www.selfhack.link/archives/1012
□鎌田先生が会長されている「京都伝統文化の森推進協議会」の第32回セミナーの模様をyoutuで見ることができます。安祥寺遺跡探訪(2021年10月2日)です。
https://youtu.be/6eios7u5SEY?si=VfttJiPqEjO0Nab2
取り上げられたフィールドは今まで何度も歩いたところです。今後は「伝統文化の森」を楽しみます。皆さんも森歩きの前に伝統や文化の情報を入手されてはいかがでしょう。
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posted by 田川 at 06:47| フォーラム委員会より

森林セルフケア集中講座@戸隠森林植物園開催のお知らせ

森林セルフケア集中講座@戸隠森林植物園開催のお知らせ

 既にHPなどでもお知らせしておりますが、7月6日(土)、7日(日)の2日間で集中講座として開催いたします。前もって室内編のオンライン講座を視聴しておいて頂けば2日間で森林セルフケアサポーターの資格申請ができるようになります。グループ参加でもお一人での受講でも、もちろんOKです。夏休みは森に出かける良いチャンスですから、その前に森林セルフケアという健康法をお伝えするのも悪くないですよね。ぜひお知り合いの方にお声をおかけください。

@森林セルフケア講座(室内編)*事前にオンライン視聴による受講となります。
 参加申込:https://peatix.com/event/4017644/view
 受講料:一般=\10,000  会員=\7,000

A森林セルフケア講座(実地編)  6日(土)10:00〜17:00
 参加申込:https://peatix.com/event/3939178/view
 受講料:一般=\10,000  会員=\7,000

B森林セルフケア体験会      7日(日) 10:00〜12:00
 参加申込:https://peatix.com/event/3939190/view
 受講料:一般=\2,000  会員=\1,000

C森林セルフケア支援研修     7日(日) 13:00〜17:00
 参加申込:https://peatix.com/event/3939197/view
 受講料:一般=\7,000  会員=\5,000

・会場は2日とも戸隠森林植物園で開催いたします。10:00に植物園の入口で講師がお待ちしてお ります。

〒381-4101長野県長野市戸隠3510-35
www.pref.nagano.lg.jp または
戸隠森林植物園 | 戸隠観光協会公式ホームページ 観光・イベント情報 (togakushi-21.jp)をご参照ください。
・2日間とも動きやすい服装(長袖・長ズボン)、履きなれた靴、帽子、雨具(少雨決行)、筆記用具、自分用のピクニックシート、水分、昼食(現地で購入はできません)をご持参ください。
・宿泊、移動手段の手配は各自でお願いいたします。
posted by 田川 at 06:43| イベントのご案内

特集:伝統文化の森「信州・戸隠神社の森」

特集:伝統文化の森「信州・戸隠神社の森」

 戸隠はとても奥深い場所です。今でこそ森(山)ですが、戸隠地質化石博物館には貝の化石が…!つまりその昔は海の底だったという場所です。若い頃には「なぜこんな山奥に貝の化石?」と思ったものでした。長ずるに従い地殻変動などという難しい言葉にも出会いましたから、今では理解できているつもりですが、今回はそちらの話題ではなく、信仰の森でもある戸隠神社という伝統文化の森がテーマです。ただとても奥深いところだけに、どこまでその魅力を伝えられるか…。

戸隠は神話と信仰の山
 遠くから眺める戸隠山は、ゴツゴツとした岩肌の山が連なり、まるで人を寄せ付けない威容(異様)な風貌で、見るからに信仰の山、あるいは修行の山として存在していたことが容易に納得できます。登山を趣味とする人は「一度は行きたい、征服したい」という山だそうですが、毎年山岳事故も起きていることからも解る難易度の高い山のようです。戸隠山の姿を見るスポットとして私のお勧めは、戸隠森林植物園の入口近くにある森の家から近くのみどりが池に続く広場からです。季節を変えて何度も訪れるうちに戸隠山の雰囲気も変わってきますが、神々しい姿が変わることはありません。もう1か所お勧めできるのは少し離れた鏡池からの眺めですが、こちらは池面に映った逆さ戸隠も感動的です。どちらも戸隠山のゴツゴツ感が見る者を圧倒して来て、かつてここを修験道として多くの行者が修行に明け暮れ、一般人は遠慮していたのも腑に落ちます。そしてそのお陰もあってか戸隠は多くの動植物が生きている自然豊かな生物多様性の森と言われる所以です。

五社の神社とご祭神
 戸隠とは戸を隠すと書きますが、これは言わずもがなの「天岩戸開き神話」に由来します。天照大御神が弟の神の乱行に立腹して岩戸にお隠れになり、世の中が真っ暗になってしまい、皆困り果て、天照大御神に再びお出まし頂くために鈿女命が岩戸の前で舞を舞い、天照大御神が少し岩戸を開いたところを手力雄命が怪力で岩戸を押し開いたと言う、あの神話です。怪力で押し開いたその岩戸が下界に落ちて、ぶつかった山の岩肌がゴツゴツの戸隠山になったと言う説もあります。
神話があることからも解るように戸隠神社の歴史は古く、戸隠信仰の源流は古代人の山への信仰にあると言われますが、一説ではこの世の生き物にとって欠かすことこのできない水が戸隠信仰の始まりであるとも言われています。時代が進み天台密教が伝播すると神仏習合の顕光寺が創建され、戸隠信仰は修験道として日本全国に名を馳せることになります。山にこもって修行し、悟りを開く大道場として栄え、修験道を中心に中世から近世までにおいて広く庶民の信仰を集めてきたようです。この神仏一体の戸隠信仰は明治初年の神仏分離令が出されるまで続き、神道か仏教かの選択を迫られた結果、仏教的なものは一掃され、神社神道として歩むことになりました。その戸隠には5社の神社があり、それぞれに神を祀っています。
@宝光社=天表春命(あめのうわはるのみこと)【開拓、学問技芸、裁縫の神、安産の神、女性や子供の守り神】
A火之御子社=天鈿女命(あめのうずめのみこと)、高皇産御霊命(たかみむすびのみこと)、𣑥幡千々姫命(たくはたちちひめのみこと)、天忍穂耳命(あめのおしほみみのみこと)【舞楽芸能の神、縁結びの神、火防の神】
B中社=天八意思兼命(あめのやごころおもいかねのみこと)【学業成就、商売繁盛、開運、厄除、家内安全】
C奥社=天手力雄命(あめのたぢからおのみこと)【開運、心願成就、五穀豊穣、スポーツ必勝など】
D九頭龍社=九頭龍大神(くずりゅうのおおかみ)=水と豊作の地主神【心願成就、水の神、雨乞いの神、虫歯の神、縁結びの神】
https://www.togakushi-jinja.jp/

戸隠の森
 戸隠と言えば五社巡りというのが観光としては定番です。そして五社巡りなら車を使えば半日で回れると言う方もおられます。神社を回ってただお詣りするだけならそれも良いでしょうが、森林セルフケアとしてはどこか一社を訪ね、抱かれている森にゆっくり身を置くのが相応しいのではないかと私は考えています。
 Bの中社は大鳥居で象徴される大きな駐車場もあり、近くには宿坊や名物の戸隠蕎麦の店が何軒もあって足の便も良いために、逆に観光客が多いのが難点かも知れません。中社から奥社入口へ向かう道の途中には、女人禁制だったころの女人堂跡や比丘尼石、稚児の塔など往時を偲ぶ遺構も多くあります。
 C奥社、D九頭龍社に参拝するためには奥社入口のバス停あるいは駐車場から参道の杉並木を進みます。奥社入口の駐車場に車を停めるのですが、ここは有料です。参道は約2q、中ほどに茅葺屋根の随神門があります。随神門の先に杉の巨木の並木が参道を作っていて、戸隠と言えば必ず出てくるスポットです。随神門までは概ねなだらかな道ですが、それ以降は徐々に登り坂になり、巨木の根元に祠があったりするのを眺めながら進むと、最後の方は石段が続きます。ある意味運動療法向きとも言えます。
 私は森林セルフケアで戸隠へ行くなら、一旦神社からは離れ、森を味わえる戸隠森林植物園をお勧めしたいです。こちらの駐車場は無料なのもポイントが高いです。園内には池などの水辺や広場もあり、適度な距離や高度を選ぶことができる散策コースが数本あり、それぞれの季節の風情を楽しむことが出来ます。ただし敷地内に飲食店は無いので、計画を立てる時にはお弁当を持参するなど考えないといけません。戸隠森林植物園はB中社からC奥社に向かう途中に位置しており、路線バスの停留所もあります(ただし1時間に1本程度で、季節によってルートが変わったりしますので要チェックです)。さらに季節によっては熊出没注意の場所でもありますので、事前に熊情報をつかんでおくことと熊鈴は必須です。
 車の便を考えなくても良いのなら、@宝光社からスタートしてA火之御子社からB中社へ続く「神道(かんみち)」と呼ばれる道を歩かれるのもお勧めです。かつて神々が移動される時に通った道と言われるこの神の道は歩きやすい森の小径です。火之御子社まででも歩くほどに小鳥のさえずりが聞こえ、季節の花々や樹木の葉や実、頬を撫でる風などから季節を五感で感じながら歩くのはとても気持ちの良い時間で、森感たっぷりです。足に自信と時間に余裕があれば、さらに進んでB中社までも歩けます。

 案外身近な伝統文化の森として、奥が深い戸隠の森を紹介できるのは、北信濃に住む特権かも知れません。いつでもご案内したいと思いますのでご一報ください。ご一緒しましょう♪
posted by 田川 at 06:40| 特集

森林セルフケアとしての森林作業体験のススメ

 私は森林セルフケアに出会う20年前から、みよし市の自宅近くの「三好丘緑地公園」内の雑木林で「里山保全活動」なる活動をしています。
薪炭林として人が手を入れ続けた雑木林(二次林)が、60年ほど前からのエネルギー利用の変化等によって利用されなくなり放置され、落葉樹から常緑樹への遷移、また竹林へと変化しています。
 長い間その環境で培った生物多様性を保つためには、人が除伐、落ち葉かき等の手入れ作業をする必要があるとされます。

 先日理事メンバーで研修に伺った藤沢市の遠藤笹窪谷公園でも、貴重な里山環境を保全されていました。

 私が里山保全活動に出会った25年前は、全国的に活動が活発で、全国いたるところに活動団体が生まれ、お互いの交流が盛んでした。
 身近な雑木林を手入れするボランティアグループを作るにあたり、指導をしてくださった「雑木林研究会」の先生方から「身の丈で行う」ことを学びました。

 私たちの活動ではチェンソーは用いず、ノコギリや剪定ばさみを使って除伐しています。
あゆみはゆっくりですが、地道にコツコツと。
 毎回、何本か伐る木を決めて、伐材を解体し、その材でビートルズベッドと呼ばれる伐材置き場を作り、その中に枝葉を細かくして入れます。最後に落ち葉をかぶせ足で踏み、落ち葉の糸状菌をいきわたらせます。
 1年くらい経つと腐葉土へと変身し、森の循環のサイクルの一部になります。実生苗が育ち、森の再生が感じられます。

 20年以上、月に2回の活動が継続できたのは、そのような環境を守りたいという思いだけではなく、活動のビフォーアフターで、活動後の太陽の光が差し込む気持ちよさ、空間が美しくなった気持ちよさ、実生苗や花の美しさや香りを皆で共有した時の感動など、雑木林が与えてくれる私たちへのたくさんの恩恵によるといえます。

 そう、まさに森林セルフケアをしながら作業していたのです!

 それぞれのメンバーが身の丈で、自分のできることを自分の意志で取り組み、汗を流して仲間と感動を分かち合う!その気持ちよさは格別です。

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posted by 田川 at 06:34| 役員コラム

森林セルフケア体験会のご報告 6月9日 名古屋市東山植物園にて

【森林セルフケア体験会のご報告 6月9日 名古屋市東山植物園にて】

理事・森林セルフケアコーディネーター鈴木 友よ

名古屋市の都会のオアシス、東山植物園にてちょうど一年ぶりの体験会開催となりました。
今回も牛山真由美サポーターとともに行うことができました。

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しとしと雨が降った後、少しひんやり、しっとりとした空気の中で、木々に囲まれた広場で呼吸を深め心身を整えたあと、さまざまな緑の色を感じたり、香りのする葉を堪能したり、満開のアジサイに魅了されながら散策をしました。

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5月号に記載した、
Qこの木、何の木?→
A「カヤ」の木でした。
葉っぱはグレープフルーツのようなさわやかな香り!

そのあと宗節庵というお茶室へ移動。
庭園内の芝生でアーシングしたり、せせらぎに生えている半夏生などを絵手紙に描いて自分へのメッセージをしたためたりと、各自リラックスタイム。

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皆さん、すっかり表情が和らぎ、頭痛が収まりすっきりしたり、体のこわばりがほどけて温かくなったという方もいて、嬉しく思いました。
posted by 田川 at 05:43| 活動報告

森林セルフケア体験会 in 和歌山根来 スペシャル企画(午後)

<実施報告>
森林セルフケア体験会 in 和歌山根来 スペシャル企画(午後)
                                   理事 赤居実花
日時:2024年6月9日(日)10:00〜16:00
午後:<「根来山げんきの森」で森林セルフケア体験>
   参加者は、一般5名(内、会員1名)
   
 根来寺と周辺の歴史を学んだ後ですが、お寺の中にある森ではないので、”気持ち新たに”
里山(歴史から言うと、里山になった現在の森)をゆっくり歩き、心と体を自然に委ねる時間となりました。なんと、朝からの雨は、止む気配もなく、しっとり降り続け、傘を刺したり、カッパを着ての森時間となりました。五感を使って、より感覚を開きやすくする、「森の宝物カード」を使って森歩き。初めての人は、どうしたらいいかちょっと戸惑い気味でしたが、何度か参加されている人の、自然を見つけて感じるペースにすぐ引き込まれ、「感じる」ことをすぐ自分でできるようになられていました。
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雨ならではの生き物に釘付けになったり、いろいろな葉っぱを触ったり、谷から吹く風を感じたり、幹を伝う雨に見惚れたり…
少し高台になっているところで、深呼吸、音を静かに聞く、樹林気功をして、一人の時間。
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その後、屋根のある場所に移動して、お茶を飲みながら、気持ちをシェアし合いました。「雨の時に、来て良かった」「まさかこんなに雨が楽しいなんて思わなかった」「自然に触れるって、こういうことなんですね」と、それぞれの思いや感じた事を出し合い、最後は、子供の頃「雨が楽しかった」話で盛り上がりました。
自然に触れることの大切さ、森や自然の中に、少しの時間でもいいから入ることが大切だという皆の言葉が締めくくりになりました。次回はいつですか?という言葉が嬉しい案内人です。
最後の極め付けは…何度も私が主催する森林セルフケアに参加されている人から、「今日も癒されました〜」という個別メッセージをいただきました。ありがとうございます!私も癒されました。一人ではない森時間の豊さも実感します。
posted by 田川 at 05:29| 活動報告

森林セルフケア体験会 in 和歌山根来 スペシャル企画(午前)

<実施報告>
森林セルフケア体験会 in 和歌山根来 スペシャル企画(午前)
                                   理事 赤居実花
日時:2024年6月9日(日)10:00〜16:00
午前:<根来寺の歴史・伝統文化と森を知る>
    参加者は、一般4名(内、会員1名)、協会から理事1名、赤居の合計6名

 語り部さんによる、お寺の歴史のお話は「寺」だけにとどまらず、宗教の歴史、地域の歴史も大きくかかわり、壮大なスケールでした。
創始者の覚鑁上人(かくばんしょうにん)が、高野山の空海が入定(没ではない!)300年後、
”流星の如く”現れた話から、根来に寺を建立するに至るまでも、宗教の歴史的には大きな出来事なのに、そこから2000もあった、寺院の建物が消失する出来事、「力の範囲を広げていく」ことを懸念した、豊臣秀吉の制裁、それを阻止する(守る)ための鉄砲隊などの歴史、江戸時代に入ってからの、お寺の復興再建、もう…一度聞いただけでは、全て頭に入りません。
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明治になり、広大な寺の土地は、国のものとなり、また一部変換されるまで、今の中心部は、「守られた場所」ゆえに、照葉樹林が多く残る、天然の森で「里山とは違う植生」の話し。天然で一番古い大きなイチイガシの木にご挨拶したり、国宝や重要文化財の数々の建物に入り、建物や仏像の説明、また手入れされた日本庭園が何を表しているのかなど、知れば知るほど、もっと知りたくなる(笑)とても濃い内容でした。
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お寺の近くに住まれている参加者さんも、知らないことがいっぱいでした!と驚かれていました。語り部さんが、伝統文化の「根来塗り」の塗り師さんであることも、最後にちょっと塗りの歴史もお聞きし、ますます「もっと知りたーい」「塗りも体験したーい」と声が上がった2時間でした。この歴史、大河ドラマにできるぐらいだと、感じたのは私だけかな?
それほど、深い歴史と文化のある、根来寺、根来の地域を知る時間となりました
posted by 田川 at 05:23| 活動報告

2024年06月12日

6月30(日)森林セルフケア体験会 IN 明治神宮の森

<お知らせ> 6月30(日)森林セルフケア体験会 IN 明治神宮の森

森林セルフケアコーディネーター 青木 孝一

 今回の森林セルフケア体験会の舞台は、お正月の3が日に日本一の参拝者を集める東京・明治神宮です。
 都会のオアシスと呼ばれるこの森はおよそ100年ほど前に人の手によってつくられた人工の森です。当初目指したのは100年以上の年月をかけて、この都会の環境にあった豊かな森をつくっていくことでした。
 森づくりにあたって作られた「明治神宮御境内林苑計画」の中にある落ち葉を外へ除去すると林苑を後退させる原因になるという考え方を引き継ぎ、現在も歩道上に落ちている落ち葉も捨てることなく、森に戻しています。
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さて、地球温暖化が懸念されている中で森の働きと効果について次のとおりまとめてみました。

@ 森は命の生産工場・・・森にはさまざまな動植物が生息しており、えさや住みかを与え
る場所
A 森の浄水・整水機能・・・森から生まれた水は地下水や川の水になって海に流れ、多く
の生物を育んでいく。
B 森は世界最強のダム・・・森林の地中は沢山の水を溜めこむことができる
C 森は最高の空気清浄機・・・森は二酸化炭素を吸って光合成で酸素を出してくれる。
D 森は土壌の流失を防ぐ
E 森のダム機能   ・・・水をしっかり溜めこんでおくことができる
F 森は癒しの場である・・・木々から排出されるフィトンチッドやマイナスイオンは人間
 にとって癒し効果がある 
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明治神宮の森もこのような役割を担っています。
100年以上にわたって脈々と受け継がれてきた豊かな森への思いを感じとることができる明治神宮の森を一緒に歩いてみましょう。
日時:2024年6月30日(日) 9:30〜12:00
内容 : 五感を開くワーク、自然観察、呼吸法、気功、ひとりの時間(安息、座観)ほか

集合場所:JR原宿駅前にあるCAFÉ「杜のテラス」前に9:30集合
JR山手線原宿駅から徒歩1分
<参加費> 会員1,000円 一般2,000円
<持ち物>  筆記用具、寝られるような大きさの敷物、タオル、帽子、飲み物、虫よけ
動きやすい服装。
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<備考>  体験会のあと、希望者は徒歩20分程度の場所にある都会の青山地区に誕生した「ののあおやまの森」にご案内いたします。敷地内には国際無垢材の家具の展示やアロマ「Yuica」ブランドの製品がラインアップされているオークビレッジ青山などのお店もございます。参加希望者は昼食をご持参ください
なお、雨天などで中止にする場合がありますのでご承知おきください。
申し込みはHPよりお願いいたします。
https://peatix.com/event/3943220/view
posted by 田川 at 08:27| イベントのご案内

4月27(土)都立長沼公園の森林浴と100年の歴史をもつ鎌田鳥山の料理を堪能

<ご報告> 4月27(土)都立長沼公園の森林浴と
100年の歴史をもつ鎌田鳥山の料理を堪能

森林セルフケアコーディネーター 青木 孝一

 連休初日となる4月27日(土)に都立長沼公園にて実施した森林セルフケア体験会は前日の雨がすっかり止んで雨上がりの森を一般参加者5名、サポートスタッフ1名と私を含め7名で楽しみました。
 参加者の中にはアロマ関係の指導者や保育園の先生、そして都内で活動している同業の森林浴ガイドの方がいましたが、皆さん、「癒されたい」、「自然とふれあい元気になって帰りたい」、「鎌田鳥山の料理に興味がある」等、参加された目的は様々でした。
今回、体験会の会場となる長沼公園はほぼ1年近く大雨等による影響により土砂崩れが起こったり、樹木が倒木したりしていた為、コースの1部を復旧するための工事が1年近くかかりました。今年の4月になりメインのコースの一部に擁壁等が設置され、散策できるようになりました。
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長沼公園は雑木林に覆われた丘陵地で複数の尾根道があり、沢沿いの地形は変化に営み、山深い雰囲気をかもしだしています。
クヌギやコナラの雑木林に覆われた園内には、ウォーキングに適した尾根道と沢沿いの散策路があり、園路では野鳥や森の生きものに出会えるほか、高台からは奥多摩の山々を見渡すことができます。
今回、複数あるコースの中からどのルートを歩くのか迷いましたが、メンバーの様子や体調を考慮し、いつも使用している「殿ヶ谷の道」を選び、ゆったりとコースを歩くことにしました。
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新緑のすばらしいこの季節にあれこれとプログラムを考えましたが、今回は「森でゆっくり休んで元気になってもらう」という自分なりに設定したテーマを基本に、「五感を使う」ということを意識しながらプログラムを実施しました。プログラム内容の例を挙げると、@森の中を目かくしで歩く、Aひとりになって「何もしない時間」を設ける、Bハンモックの体験をする、Cクロモジ茶や生クルミなどをじっくり味わう時間をつくるなどでした。
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その後、参加者全員で鎌田鳥山の囲炉裏端料理を堪能し、味覚も十分楽しんでもらいました。連休初日でお店は混んでいましたが、参加者同士、情報交換をしたりして交流を深めることができました。参加者全員のこの時の表情を見ていて、交流を深めるためにはこのような時間も必要であることを実感しました。
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参加者からの感想を聞いてみると「色々な体験をさせてもらい楽しかった」、「参加者同士、交流を深めることができ楽しかった」、「ハンモックが気持ち良かった」、「目かくしで森の中を歩いて最後に目を開けた時の風景が凄く印象に残っている」など。
これからも一人でも多くの人の健康維持のために森と人を繋いでいく活動を充実させ、広げていきたいと考えている。
posted by 田川 at 08:22| 活動報告

「『自然セラピーの科学』(朝倉書店)から学ぶU」(オンライン講座/録画配信あり)

★次回レベルアップ講座(座学編)のご案内
「『自然セラピーの科学』(朝倉書店)から学ぶU」(オンライン講座/録画配信あり)
・2024年8月25日(日)13:00〜16:50
・講師
 飯田みゆき(森林セルフケアコーディネーター、薬剤師、公認心理師)
 松尾祥子(臨床心理士/公認心理師、アロマセラアピス) 進行/降矢英成
 今回は、「森・自然による人への効果」について、次の3つのポイントから学びます。
1、なぜ「森・自然による人への効果」には、「個人差」があるのか(飯田みゆき講師)
 「森林セルフケア」は、一般的には人に効果があるとされています。しかし、その効果は、かなり人によって異なり、ときには、森・自然の体験がストレス/逆効果になってしまう理由として「個人差」というキーワードがあります。
2、「人のストレス・リラックス状態測定法」にはどのようなものがあるのか(降矢英成講師)
 「森・自然による人への効果」の測定には、「生理的評価法」といわれる「心拍変動による自律神経測定」や「近赤外線による脳活動測定」「唾液によるストレスマーカー測定(コルチゾール、アミラーゼなど)「尿によるストレスマーカー測定」「NK細胞を用いた測定」などがあります。
3、「日本の森林セラピー研究」にはどのようなものがあるのか(松尾祥子講師)
 前回は日本の森林セラピーの概要を学びましたが、今回は、さらに「日本の森林セラピー研究の過去・現在・未来」について学びます。具体的に、「各国の疫学研究」、「病院屋上森林セラピー」や高知での医師による森林セラピー研究などについても学びます。
 お申し込みは下記ピーティクスからです。
https://peatix.com/event/3970404/view
posted by 田川 at 08:18| イベントのご案内