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【メディア掲載】読売新聞『ファッション界 寄付活動』 [2014年12月25日(Thu)]

【メディア掲載】読売新聞12/25(日刊) ファッション界 寄付活動――不用ブランド品、モデル私服▼販売収益を

弊協会の徳永洋子事務局長のコメントが載せられています。

P1060653.JPG

――以下、抜粋
 寄付文化の普及を目指す日本ファンドレイジング協会事務局長の徳永洋子さんは、「ファッションは誰にとっても身近で、社会貢献の入り口としては非常にいい。寄付先の活動にも関心を持ち続けてほしい」と期待している。
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Posted by 日本ファンドレイジング協会 at 14:22 | メディア掲載実績 | この記事のURL
【認定・准認定ファンドレイザーの皆様へお知らせ】マイページがバージョンアップしました! [2014年12月24日(Wed)]

★認定・准認定ファンドレイザーの皆様へお知らせ★

今年初旬から、認定・准認定ファンドレイザーの有資格者限定での名簿共有の仕組みを進めており、いよいよ、マイページ上での閲覧が可能となりました!

認定・准認定ファンドレイザーのためのマイページでは、今まで、試験申込・資格更新に必要な研修履歴の登録が主な機能でしたが、資格を取得した後も、有効に活用頂きたく、バージョンアップしました!

是非、実際にログインしてご覧ください!
https://jfra-member.secure.force.com/
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

★バージョンアップその1・有資格者限定の名簿閲覧★

認定・准認定ファンドレイザーの資格をお持ちの方限定で、マイページから有資格者限定の名簿を閲覧できます。(有資格者の場合のみ、ボタンを押すことができます)

認定・准認定ファンドレイザーが450名を超え、今年から発足しましたチャプター化の流れもうけて、有資格者限定で名簿を共有します。
(※今後、所属チャプター名も追加していく予定です!)

ファンドレイザー同志のネットワークに是非ご活用ください。



なお、来年2月14日・15日のファンドレイジング・日本2015の大会では、1日目のランチタイムで、認定・准認定ファンドレイザーのみが参加できる交流会があります。
昨年も、ファンドレイジング・日本2014のランチタイムに、有資格者交流会を行いました。多くの方にお集まりいただきましが、どなたも、すごい素敵で意欲のある人ばかりで、 その場で同じ県の人同士で仲良くなったり、横のつながりがうまれました。
一度、こうした「年に一度の全国有資格者の集い」に参加しませんか? 昨年は海外からのスピーカーもこの交流会には参加されました。
---------------
ファンドレイジング・日本2015(FRJ2015)はこちら(http://jfra.jp/frj/
※交流会への参加には、ファンドレイジング・日本2015(FRJ2015)への参加が必須になります。
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★バージョンアップその2・有資格者限定の実務で使えるツール集★

認定・准認定ファンドレイザーの資格をお持ちの方限定で、ファンドレイジングの実務で使えるツールを公開しています!

上級の認定ファンドレイザーの2日間の必修研修では、ファンドレイジング関連業務フォーマット集として、お渡ししていますが、その一部であるワークシート集(ファンドレイジング戦略策定ワークシート・ドナーレンジチャート・ステークホルダー分析)やプレゼンにご利用いただけるデータ集(准認定ファンドレイザーテキスト・寄付白書から抜粋)を准認定ファンドレイザーの方でも、ご利用頂けます!

また、助成情報の収集・寄付関連の外部サイトなどのリンク集をまとめましたので、ご活用ください。



★保有ポイントの確認は引き続きご利用頂けます!★

下記の機能は、資格をお持ちの方も、お持ちでない方も引き続きご利用頂けます!

【研修IDの入力と保有ポイントの確認】
受講された研修IDを入力し、受験資格・資格更新(資格取得から5年後の更新に20ポイントが必要)のためのポイントを管理することができます。
※受講した研修IDを忘れた方は、マイページから申請ができます。

【試験申込】
受験資格が満たされた場合には、マイページから試験申込することができます。

【送付先の確認】
住所・電話番号等のお客様情報を参照することができます。
※変更がある場合には、変更申請を受付します。

【会員情報の確認】
お客様の会員種別・期限等の会員情報を参照することができます。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
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Posted by 日本ファンドレイジング協会 at 15:41 | その他 | この記事のURL
【ここがすごいよ、FRJ2015】 Vol.15 ファンドレイザーの本質を知る! [2014年12月24日(Wed)]

【ここがすごいよ、FRJ2015】
http://jfra.jp/frj/

━・‥…━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
プロのファンドレイザーを目指したい方におススメ!
━・‥…━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
エヴァ・アルドリッヒさん(CFRE International 会長 兼 CEO)
社会を変わるファンドレイザー〜CFRE34年の軌跡、ファンドレイザーというキャリア

02_evaaldrich.jpg世界最大のファンドレイザー認証機関であるCFRE(Certified Fund Raising Executive) Internationalの会長兼CEOであるエヴァ・アルドリッヒ氏が来日。世界中のファンドレイザーを知るエヴァ氏から、最高レベルのプロフェッショナルファンドレイザーに必要なことこれからの時代に求められる役割について学びます。
http://jfra.jp/frj/2015/session/1186




━・‥…━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
全セッションの講師・司会者リスト公開!
━・‥…━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
http://jfra.jp/frj/2015/wp/wp-content/themes/frj/pdf/frj2015_speakers-list.pdf

追加セッション情報、司会者情報も掲載しています。
FRJ2015セッションページにもリンクをはっていますので、是非チェックしてください!

今回は、よりファンドレイジングの学びが整理できるように全てのセッションにファンドレイジングの体系の説明をして全国の認定・准認定ファンドレイザーに司会をしていただきます!
こちらも初のチャレンジ!

★最終締切は1/14(水)お申込みはお急ぎください!!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★アジア最大のファンドレイジングの祭典
ファンドレイジング日本2015 (2月14・15日)
お申込・お支払い締切は1/14(水)!→ http://jfra.jp/frj 
facebookイベントページで最新情報もアップ
https://www.facebook.com/events/348186275346276/
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Posted by 日本ファンドレイジング協会 at 15:36 | ファンドレイジング・日本 | この記事のURL
【メディア掲載】日本経済新聞 「タイガーマスク」続々現る 広がる匿名寄付 [2014年12月24日(Wed)]

【メディア掲載】
日本経済新聞 (12/22)「タイガーマスク」続々現る 広がる匿名寄付

寄付白書のデータとともに鴨崎事務局次長のコメントが掲載されています。

http://mw.nikkei.com/sp/#!/article/DGXLASFE18H4S_Y4A211C1NNMP00/

ーー以下、抜粋
寄付という行為が日本社会全般に定着してきた面はある。日本ファンドレイジング協会(東京・港)の調査によると、12年の個人寄付総額は6931億円。10年の4874億円から増えた。震災の経験が大きい。「11年は寄付元年。国民の7〜8割が何らかの形の寄付をして、裾野が広がった」と同協会事務局次長の鴨崎貴泰さんはみる。

 ネット上で簡単に寄付ができる仕組みが増えたこともきっかけの一つ。オンライン寄付サイト「GiveOne(ギブワン)」は、08年にメールアドレスとパスワードだけで寄付ができるようにしたところ、全体の3割前後(金額ベース)だった匿名寄付が5割超に増えた。
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Posted by 日本ファンドレイジング協会 at 09:18 | メディア掲載実績 | この記事のURL
【ここがすごいよ、FRJ2015】 Vol.14 戦略的ファンドレイジングが学べる! [2014年12月22日(Mon)]

【ここがすごいよ、FRJ2015】大人気講師が登壇!
http://jfra.jp/frj/

━・‥…━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
ファンドレイザーとしてさらに成長したい方におススメ!
━・‥…━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
人気講師の山元圭太さん(NPOマネジメントラボ 代表/NPO法人みつばちFARM 理事/認定講師/認定ファンドレイザー)社会を変える「プロ」のファンドレイザーになるために〜ファンドレイジング5W1H論

44_yamamoto.jpg2014年9月に独立し、日本各地のソーシャルベンチャーやNPOのコンサルティング・支援をする
「NPOマネジメントラボ」を立ち上げた山元さん。彼がこれまでの活動を通して見出した、真に成果を創出し社会を変える「プロ」のファンドレイザーになるために、絶対におさえておくべき原理原則を、実例交えつつお話しいただきます。
ファンドレイザーとしてもう一段「本物」になりたい方にオススメです。
http://jfra.jp/frj/2015/session/1268

★最終締切は1/14(水)お急ぎください!!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★アジア最大のファンドレイジングの祭典
ファンドレイジング日本2015 (2月14・15日)
お申込・お支払い締切は1/14(水)!→ http://jfra.jp/frj 
facebookイベントページで最新情報もアップ
https://www.facebook.com/events/348186275346276/
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Posted by 日本ファンドレイジング協会 at 11:22 | ファンドレイジング・日本 | この記事のURL
【報告】ボランティアデー [2014年12月22日(Mon)]

事務局の三島です。

12月19日に、年内最後のJFRAボランティアデーを開催しました。

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2月に開催されるファンドレイジング・日本2015のボランティアとしてご登録くださっている方も初めてボランティアデーにご参加くださったり、転勤された方が金曜日だからと参加してくださったりとにぎやかにボランティアデーを開催しました。

この日、ボランティアコーディネーションを担当している私が、別用務で参加できなかったにも
関わらず、運営チームMOVEの廣瀬リーダーが進行役をしてくださり、FRJのボランティア業務についても説明していただけました。

10848822_812665095422889_2498853120418551318_o.jpg

みなさんに作りかけのマニュアルを渡して目を通してもらい、その場でいくつか意見をいただいたそうです。

FRJ2015まで2か月を切っています。
ボランティアデーも下記の通り、開催します!
FRJ2015ボランティア以外ももちろん参加できますので、お気軽にご参加ください!
1/14、1/22、1/30、2/2-2/12まで毎日(2/11除く)
時間、19時〜20時半(共通)
場所、協会新オフィス 
〒105-0004 東京都港区新橋5-7-12 ひのき屋ビル7F

【申込、問い合わせ先】
jfra@jfra.jp
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Posted by 日本ファンドレイジング協会 at 10:37 | JFRAボランティアデー | この記事のURL
【ご報告】ついに、初めてのチャプターが4つ設立されました! [2014年12月19日(Fri)]

事務局の宮下です!ついに、ついに、本日、初のチャプターが設立されました!
4つのチャプターが誕生します!

当協会では、認定ファンドレイザーが増える中、全国各地でのファンドレイジングのノウハウ・知見の交流、寄付教育が促進し、プロフェッショナルファンドレイザーが輝く場を創出するために、チャプター制度を発足させました。

チャプターは、認定・准認定ファンドレイザー、協会会員が地域で集い、一人一人が人生の中で実現したいという想い「物語」を共有し、それをチャプターみんなの「私たちの物語」として実現に向けて応援しあう「場」です。

当協会では、このチャプターを通じて、地域で枠組みを超えた人のつながりを生み、新しい資金循環のイノベーションを生み出す発想や仕掛けのインキュベーターとして、時代を転換させるきっかけを 生み出す「場」にしたいと思います。

ファンドレイザーひとりひとりの思いや「物語」がつながって、一緒にひとつの「物語」をつくる、チャプター。
当協会は、その一つ一つの「チャプター」の物語を紡いで、日本を変えるひとつの物語を創っていきたいと思っております。

(ご参照)
・チャプター5ヶ条(http://jfra.jp/documents/chapter_5articles.pdf
・チャプターについて(http://jfra.jp/2014/07/09/chapter/

各地域で、認定・准認定ファンドレイザー・会員の方が中心となって、設立にむけて活動されており、
本日、理事会での承認を経て、4つのチャプターが設立されました。

これから、チャプターのみなさまとともに、地域から日本の新しい時代を創るチャレンジをしていきたいと思います。
 
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

★北海道チャプター★

(代表)
●奥山大介さん(北海道/認定ファンドレイザー)
公益財団法人札幌交響楽団

(副代表)
●佐藤ゆみ子さん(北海道/准認定ファンドレイザー)
NPO法人コンカリーニョ 理事

・設立総会の様子はこちらから(https://blog.canpan.info/jfra/archive/1344
 
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

★関西チャプター★

●江口 聰さん(兵庫県/認定ファンドレイザー)
しみん基金・KOBE

●戸田 由美さん(滋賀県/認定ファンドレイザー)
高島市役所

●河合 将生さん(大阪/准認定ファンドレイザー)
office musubime

・設立総会の様子はこちらから(https://blog.canpan.info/jfra/archive/1359
・設立準備会の様子はこちらから(https://blog.canpan.info/jfra/archive/1261
・関西、認定ファンドレイザーの座談会(https://blog.canpan.info/jfra/archive/1225
 
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


★東海チャプター★

●河合裕子さん(愛知県/認定ファンドレイザー)
公益社団法人被害者サポートセンターあいち ファンドレイザー

●北山知明さん(岐阜県/准認定ファンドレイザー)
NPO法人福祉工房あいち

●内山潔さん(三重県/准認定ファンドレイザー)
特定非営利活動法人三重県自然環境保全センター

・設立総会の様子はこちらから(https://blog.canpan.info/jfra/archive/1368
・設立準備会の様子はこちらから(https://blog.canpan.info/jfra/archive/1295
 
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

★九州チャプター★

●永田賢介さん(福岡県/准認定ファンドレイザー)
特定非営利活動法人アカツキ 代表理事

●宮原美智子さん(熊本県/准認定ファンドレイザー)
特定非営利活動法人九州環境サポートセンター 理事長

●山田健一郎さん(佐賀県/准認定ファンドレイザー)
公益財団法人佐賀未来創造基金 理事長

・設立準備会の様子はこちらから(https://blog.canpan.info/jfra/archive/1307

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
 
詳細については、2015年2月の「ファンドレイジング・日本2015」の場で、発表させて頂くとともに、
WEB上でも掲載させて頂きます。

また、ファンドレイジング・日本2015では、地域別のギャザリングなども企画しております。
是非、ファンドレイジング・日本2015にお越しください!(http://jfra.jp/frj/
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Posted by 日本ファンドレイジング協会 at 22:04 | チャプター制度 | この記事のURL
【ご報告】第51回ファンドレイジング研究会レポート [2014年12月18日(Thu)]

第51回日本ファンドレイジング研究会
テーマ:日本をソーシャルデザインする〜「ほしい未来は、つくろう」宣言
日 時:2014年12月10日(水)18時30分〜20時30分
会 場:TKP虎ノ門ビジネスセンターANNEX カンファレンスルーム
講 師:植原正太郎さん(NPO法人グリーンズpeople 事業部 マネージャー)
記 録:川添亮

【Greenzについて、Greenzが目指すもの】
スローガン:「ほしい未来はつくろう」→ どういうことなのか?

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(1)事例紹介
@フランスのJeremy Emsellemさんのが始めたプロジェクト「Golden Hook」:
 一般のユーザーが、オンラインでお婆ちゃん達オーダーメイドの手編みの製品を頼めるサービス
 ・毛糸でものを作ることに長けているおばあちゃんたちが暇をもて遊ばしていた
 →おばあちゃんたちの雇用の創出と生きがい+手編み製品の価値の再評価

A 川口可奈さん「ハブチャリ」という放置自転車を再利用したシェアサイクリングサービス
 ・自転車を整備、修理するのはホームレスの人々
  →ホームレスの方々はものを修理する技術に優れている
  →都市の放置自転車の問題解決+ホームレスの方々の自律+環境に配慮した移動手段の促進
★Greenzは世の中の社会的課題を人に任せるのではなく、身近な問題に対して
 自分たちが率先してアクションを起こすことを呼びかける。
 またそれを一人でやるのでなくみんなでやるムーヴメントを創出することを目指している。

(2)ソーシャルデザインとは?
 ・社会的な課題の解決と同時に新たな価値を創出する画期的なしくみつくること。
★Greenzのミッション:ソーシャルデザインの生態系作り:お互いが社会問題解決のために
 したいことを支えたり、コラボレーションしたりする仕組みを世の中全体につくる

【では上記の未来を達成するためにGreenzはどんな活動をしているの?】
(1) “Greenz.jp”というWebマガジン
 ・1日一本から二本海外などのソーシャルデザインの事例を紹介する記事を掲載

(2) “Green books”紙媒体でもソーシャルデザインを紹介。現在まで3冊出版。
 ・Greenz.jpで特に人気だった記事を再編集して掲載

(3) “Green Drinks” 実際に読者の方と気軽に出会える場
 ・ “Green Drinks” は元々世界で展開されているオープンプラットフォーム
 ・毎月2回 “Green Drinks Tokyo” Greenzが主催する “Green Drinks”

(4) “Green School” Greenzが主催する学校 
 ・自分でもソーシャルデザインを実践したくなった人むけ。Greenz流の編集や
  インタビューの仕方、自分のプロジェクトの自分の仕事をするためのマネタイズ方法、
  など深い学びの場。

(5)「リトルトーキョー」 虎ノ門ヒルズに真裏にあるカフェバー兼イベントスペース
 ・お昼は単なるカフェ1000円でとても美味しいご飯⇄夜はほぼ毎晩イベントを開催
 
【グリーンズは何人いるの?】
 ・有給のスタッフは4人:代表、編集長、副編集長+植原さん(植原さん以外は全員理事)
 ・編集の専用アシスタントが2名と全国にライターが70名

【ところでグルーンズはどうやって稼いでるの?】
 ★グリーンズの強み:企業、行政と、読者を繋げる
  →企業、行政が課題と思っていることと、読者や取引先をつないで、課題の解決に導く

@YAMAHAの音街プロジェクト:
 ノウハウの伝達、コンサルを行って活動を支援、認知の促進など。

A経産省資源エネルギー庁のDIY発電カルチャー:
 ムーヴメントを広げるサポート

【ファンドレイジングについて】
 ・greenzは寄付会員制度「greenz people」を運営:
  greenz.jpのメディア運営を月額1000円からサポート。
  「欲しい未来は、つくろう」が集うコミュニティからムーヴメントに。
 ・greenzが目指すもの:「Community supported media」
  →由来は…
   「Community supported agriculture」(欧米で流行っている:
  ・自分が住んでいる地域の農家をそこに住んでいる人たちが支援
  ・農家を支える会員制度→会員特典:収穫の際に野菜
  ・地産地消、運送費かからない、環境負荷軽減、生産者と消費者の距離が近い
 ★寄付会員制度による寄付→国内外のソーシャルデザインの事例を配信
  →プロジェクトが認知される、支援される、コラボが生まれる→記事がシェアされる
  →ソーシャルデザインに対する理解が深まる、アクションを起こしたい人が増えて行く

【寄付だけでGreenzを運営するには3000万円ほど必要】
 ★現在会員数:350人←10倍に!(毎月20〜30人増えてきた)

 10倍実現にむけて:greenz 植原さんの取り組み
 (1) Greenz people会員特典の拡充
 @会員限定のメルマガが月に一回:
  グリーンズの編集の裏側の仕組みの話、マネタイズの話、
  対談記事など(本にできるくらい読み応えがある)
 A会員限定のgreen Books:年に2回、70〜80頁:
  もっと濃い中身、会員にしかとどかない
 B Facebookを活用したオンラインコミュニティでの会会員同士の交流場

 (2) 寄付決済/会員管理
 ・12月中旬からgreenz独自の寄付決済/会員管理システム「green payment」を運用予定
  →独自のシステムを開発した理由:
   モバイル対応の必要性/会員フレンドリーなシステム/他者システムの依存のリスク軽減
 ・今後の展望:Lineなどを使った決算システムなど。

 (3) イベントをもっと増やしていく
 ・仮説:web訪問者→イベント参加者に→寄付会員に
 ・2014年の現状:寄付会員:200人/年、web訪問者(全体):
  279万人/年、web訪問者(リピーター)90万人/年、イベント参加者:300人/年
 ★2015年はイベント参加者を2000人/年に!
  →@Green drinks Tokyo :960人/年
   Aオープンランチ:200人/年
   B朝活(読書会など):260人/年
   Cその他イベント:480人/年

 (4) webマーケティング
 ★読者が増えれば→会員が増える!
 ・ニュースプラットフォームとの連携→色々なプラットフォームにグリーンズの記事を配信
  →Smart News経由でweb訪問者5万人増の経験
 ・Google for Nonprofit やLinks for Goodの活用検索キーワードからGreenzの読者を増やす
 ・CVR向上:訪問者が増え、読者が増えたら…→会員への導線を刷新
 ★これらのことを実践するためにITプロボノチームを作る。



【質疑応答】

DSC05643.JPG

質問:「現在の会員350名の導線はどうなっているのか?
    上記の仮説は会員350人とマッチングできている?」
植原:「全然できていない。Greenz peopleになってくれる方はweb読者のかたばっかり。
    いままでイベントでそのGreenz people の話しなどはしてなく、webでしか告知していない」

質問:「350名の継続率は?」
植原:「8割〜9割。いままで年間6000円だった。退会のタイミングが少なかったのかも。
    月額1000円にすると退会率は上がる可能性も」

質問:「年間6000円から年間12000円ということは会費が倍になる?」
植原:「元々年間6000円に意味はなかった。寄付単価を上げる意味も。
    年間6000円より月額1000円のほうが入りやすく、辞めやすい。」

質問:「この独自の決済システムを他のどこかに有料で提供することはある?」
植原:「自分の野望、Greenzで実績を積んだのち2〜3年後にはそれを目指している」
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Posted by 日本ファンドレイジング協会 at 15:06 | イベント案内・報告 | この記事のURL
【ご報告】第50回ファンドレイジング研究会レポート [2014年12月18日(Thu)]

第50回ファンドレイジング研究会
テーマ:「企業と連携して社会的課題を解決する
     〜ケア・インターナショナルジャパンによる企業との戦略的パートナーシップ」
日 時:2014年11月19日(水)18時30分〜20時30分
会 場:TKPスター貸し会議室新橋 会議室102
講 師:高木美代子さん(公益財団法人ケア・インターナショナル ジャパン
     マーケティング部長/認定ファンドレイザー)
記 録:豊田麗司

DSC05246.JPG

【講師の紹介】国際基督教大学教養学部国際関係学科卒。民間建設会社での勤務を経て、2000年から中間支援組織で、主に企業や業界団体等の社会貢献プログラムの企画運営、CSR戦略等に関するコンサルティングを行う。2005年よりファンドレイザーの募集を行っていたケア・インターナショナルジャパンに。法人専門のファンドレイザーとして、寄付をはじめ、BOPビジネスやコーズ・マーケティング、また社員によるプロボノ等、企業との戦略的なパートナーシップを推進。福岡県北九州市出身。小学生の娘1人。
【ケア・インターナショナルジャパン】http://www.careintjp.org/

【概要】
@講師の自己紹介
Aケア・インターナショナルについて
Bケア・インターナショナルジャパンの活動
C企業トレンドとNGOの関係:
日本においては震災という大きな契機があり、現在まで支援を続けている企業も多い。支援のなかには金銭の支援の他に社員の派遣や自社商品の提供などさまざまな形での支援が行われるようになった。NGOは外部環境の変化のなか企業との対話をする必要がある。企業は戦略的に動いている部分でNGO側が「いいことしているのでお金をください」といった受け身の姿勢をとるのではだめであり、企業とのWin-Winの関係を作らなければならない。

D連携の理想とぶつかる壁――“契約時に覚書を作れ!”:
企業とNGOがお互いを理解し目的を共有し対等な立場で社会的なミッションに立ち向かう理想的な関係を構築するまでには、さまざまな壁が存在する。例えば「どうやって出会えるのかわからない」「コミュニケーションが取れない」といったまずぶつかるだろう壁を乗り越えた先にも「短いスパンで結果が見えない」ことや「企業側の担当者が代わってプランが白紙に」など企業との連携は困難が多く立ちふさがるだろう。その解決のために一般的行われるのは「ガイドライン」の策定ではあるが、この遵守はやはり難しい。そこで意識するべきなのは“覚書”の作成である。「担当者が代わって…」などは契約書の作成時に互いに具体的な窓口を覚書として記すことでディスコミュニケーションを防ぐことができる。実際に覚書の作成に2年ほどかかったこともあるが、長い時間をかけてでも覚書の作成が連携上の失敗の可能性を和らげてくれる。

Eマーケティング手法と戦略:
現状把握と計画が基本になる。まず内部/外部環境の強み・弱み・機会・脅威などの項目を使い現状把握し、そこから方向性を定め、メニューやターゲットなどの具体的な計画を立てて行く。講師が行っているのは女性の多さや美容業界など様々な要素での上位50社をリストアップする「50人組手」という手法でマーケティング能力を鍛えている。自分が行うべき行動の優先順位の付け方はインパクト(効果)と即時性(すぐできるか)の2軸で図にして、インパクトの大きくすぐできるものを優先していく。

F企業連携の3つの手法――フィランソロピー型、トランザクション型、インテグレーション型

G具体的な事例紹介――丸紅の社会貢献型バナナ:
「富楽宝/ブラボー/BRAVO」バナナは、丸紅農産部からの提案でバナナを食べる子どもとそのお母さんを対象にした企画。POPデザインなども一緒に行い、ダイエーなどで実際に売られた。

デロイトのプロボノ事業では、中期計画の策定で悩んでいたケアジャパンに高いコンサルティングの能力をもつデロイトが協力。コミュニケーションをしっかり行い、善意であっても事前の契約にしっかりと事前の契約に盛り込む必要がある。

味の素のガーナ栄養改善プロジェクトでは、ケアの他にもたくさんのパートナーのいるBOPビジネスで生後1000日間の子どもの栄養状態を改善するプロジェクト。商品ありきの提案をする企業もあるが、NGOは決してそれを販売する下請けになっていけない。CSRの担当も絡ませ、時には軌道修正をさせるように強く言える対等な立場であることを意識する。

H質疑応答:
DSC05260.JPG

Q1. 連携先の担当者が代わってしまった話があったがやり直すためにはどうするのか。
A1. それを防ぐために担当者を一人にしないこと。担当者と団体の関係にならないように複数の窓口をつくるように。

Q2. 企業のマーケティングとして利用されたり、NGOの持っている情報だけをもっていかれたりするような事態を防ぐためには?
A2. 進行のなかのポイントで企業の本気度を確かめる。

Q3. 覚書などで失敗は減るのか?
A3. 日々失敗しながら積み重ねてきた。

Q4. ケア ガーナの事例ではどのタイミングでどのように連携先から利益を得ているのか?
A4. 現地ではビジネステイクで利益が回っている。店に卸す時、商品を買うときなど。

Q5. ケア・インターナショナル ジャパンの活動飛躍のターニングポイントはいつ?
A5. 2008年の丸紅さんとの連携が大きな経験になり、BPOプロボノなどが増えていったと感じている。
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Posted by 日本ファンドレイジング協会 at 14:08 | イベント案内・報告 | この記事のURL
【メディア掲載】NHK首都圏ネットワーク [2014年12月17日(Wed)]

【メディア掲載】2014年12月16日「NHK首都圏ネットワーク」

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寄付に関する特集があり、ファンドレイジング研究会の様子や、日本ファンドレイジング協会代表理事の鵜尾雅隆のインタビュー認定、准認定ファンドレイザーのインタビューを取り上げていただきました。

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(日本NPOセンター高村和雄さん(准認定ファンドレイザー)

ファンドレイジングは単なる資金調達ではなく、ミッションに共感する仲間を増やし、社会課題の解決力をあげていくことであり、さらには、そのプロセスが社会を変えうることができる、
しっかりと社会とのコミュニケーションをし、信頼されるNPOになる必要があるというメッセージを放送していただきました。

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(日本財団 長谷川隆治さん(認定ファンドレイザー)

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(神奈川フィルハーモニー管弦楽団 中崎いづみさん(准認定ファンドレイザー))

今回、ご協力くださいました日本財団 長谷川 隆治さん(認定ファンドレイザー)、神奈川フィルハーモニー 中崎 いづみさん(准認定ファンドレイザー)、日本NPOセンター高村さん(准認定ファンドレイザー)、カタリバ 善木真理子さん(准認定ファンドレイザー)、greenz 植原 正太郎さんをはじめとするみなさま、ありがとうございました。

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(カタリバ 善木真理子さん)

今後も、ファンドレイザーという職種の社会的認知度をあげ、ファンドレイザーの魅力、ファンドレイジングの楽しさを今後も積極的に発信していきたいと思います。

ファンドレイジングについてちょっと興味がわいたという方はこちら
http://jfra.jp/frj/

ファンドレイザーを目指してみようかな、と思った方はこちら
http://jfra.jp/frj/2015/pre-event.html

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(greenz 植原正太郎さん)
神奈川フィルハーモニー管弦楽団の中崎さん、greenz植原さんもご登壇してくださる全国からファンドレイザーが1000名集うファンドレイジング大会を2月14、15日に開催します
http://jfra.jp/frj/
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Posted by 日本ファンドレイジング協会 at 09:43 | メディア掲載実績 | この記事のURL
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