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【募集】1000名以上が参加する「ファンドレイジング・日本 2015」に登壇してみませんか? [2014年06月26日(Thu)]

アジア最大のファンドレイジングの成功事例が集まる場、
「ファンドレイジング・日本2015」(FRJ2015)では、今年も講師を公募いたします。



自薦・他薦を問わず、日本・海外で実際に取り組まれているファンドレイジングの成功事例を
ご紹介いただける講師の方を広く募集しております。この機会に、ぜひともご応募ください。

 例:寄付集め/支援者や会員の拡大/資金循環の新しいメカニズム構築/
   収益事業のユニークなモデル/助成金の取得と有効的な活用方法/
   ソーシャルファイナンス/企業とのタイアップによる寄付集め/
   スタートアップ段階でのファンドレイジング成功事例など)


【応募要項】 ⇒ PDF版のダウンロードはこちら
募集内容2015月2月14日(土)〜 15(日)のなかで、
80分のセッションを発表いただける方(最大で8枠)
募集期間2014年6月26日(木)〜 7月25日(金) ※必着
※採否の結果は、8月上旬頃にご連絡いたします。
公募講師
の特典
1)講師本人と同伴者2名まで
  ファンドレイジング・日本2015、2日間の参加費と懇親会費が無料になります。
2)首都圏以外にお住まいの場合、講師ご本人の交通費実費と宿泊費1泊分を
  日本ファンドレイジング協会が負担します。
 (※同伴者の交通費・宿泊費は負担いたしません。宿泊場所は上限8000円で
  各自ご手配お願いいたします。ただし、講師謝金はありません。)
公募の
評価基準
1)お持ちのファンドレイジングに関する「知見」「経験」「ノウハウ」を惜しみなく
  参加者に向けてご提供いただけるかどうか
2)参加者が、自団体のファンドレイジングに応用可能な内容の提供いただけるかどうか
3)参加者を単なる受講者とせず、セッションをつくり上げる一員にするために、
  主体的にセッションに参加できる工夫をされているかどうか
 (例:ワークショップ、バズセッション、デモンストレーション、質疑応答等)
4)参加者がセッションを通じて、元気になれる場の提供をしていただけるかどうか
 (例:新たな気づきがある、挑戦してみたくなるなど)
5)単に事例を紹介するだけではなく、一般化した内容のご提供をいただき、
  参加者の腑に落ちるような工夫をセッションにされているかどうか
 (例:成功の3つのポイント、フレームワークなど)
6)認定・准認定ファンドレイザー資格取得者は優遇いたします

ご登壇
いただく上で
の注意点
とお願い
1)講演内容が、ファンドレイジングに関する内容以外が中心となってしまったり、
  団体紹介に多くの時間を割いてしまったりしないこと
 (※参加者の満足度が著しく下がるので、ご注意ください)
2)Eメールでの連絡が可能で、弊協会が指定した期日まで資料をご提出いただけること
3)一度、日本ファンドレイジング協会事務局にお越しいただき、セッション内容について
  打ち合わせをし、内容の変更にたいして柔軟にご対応いただけること
4)講師会(11月頃を予定)にご出席いただけること
5)ファンドレイジング・日本2015の広報や運営にご協力していだたけること
6)他薦の場合は、あらかじめご登壇者に内諾をとられていること
応募方法規定の「応募用紙」に必要事項をご記入の上、講演内容を補足説明する資料(例:新聞記事、チラシなど)も必ず添付し、締切日までに必着で事務局宛てにお送りください。
・講師公募申込書のダウンロードはこちら
 ⇒ http://jfra.jp/frj/2015/docs/FRJ2015_application.doc
・講演概要について、文字数の制限はありませんが、簡潔な説明をお願いいたします。
・提出頂いた資料の返却は致しかねますので、ご了承下さい。
お問い合せ

応募先
問い合わせ先、応募先:日本ファンドレイジング協会(担当:小室)
住所:〒105-0004東京都港区新橋4-24-10 アソルティ新橋302号
電話:03-6809-2590  FAX:03-6809-2591  http://jfra.jp  frj@jfra.jp



【参考情報:FRJ2014の公募セッション】

「お金ください!」って言えますか?〜ファンドレイジングの「心のブレーキ」を発見する方法
 浅井 美絵さん(ヒューマンライツ・ナウ 職員/The Wealthy Mind マネークリニックレジスタードマーク認定トレーナー/認定ファンドレイザー)

17歳のファンドレイジングは共感によって描く、より良い未来〜第4回ファンドレイジング大賞特別賞の受賞者が語る
 中村 暖さん(京都造形芸術大学 1回生)

企業に積極的にアプローチしてみよう!〜企業との多様な協働事例を学ぶ
 寺尾 明人さん(公益社団法人 日本ユネスコ協会連盟/認定ファンドレイザー)

映画を活用したファンドレイジング〜新規支援者獲得のヒント
 谷口 玲子さん(公益社団法人 アムネスティ・インターナショナル日本)

ファンドレイザーはボランティア?〜ボランティアによるファンドレイジングとマネジメント
 徳 恵利子さん(公益財団法人 ケア・インターナショナル ジャパン マーケティング部)

個人の“役割”と組織の“役割” 〜Happy・Happyの関係性をつくるファンドレイジング
 大住 力さん(公益社団法人 難病の子どもとその家族へ夢を 代表理事 会長)
 
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Posted by 日本ファンドレイジング協会 at 18:00 | 募集 | この記事のURL
【報告】ボランティアデー [2014年06月23日(Mon)]

事務局の三島です。

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6月20日(金)にボランティアデーを開催いたしました!

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この5年間のチャレンジをまとめた事業報告書[TO THE HEXT STAGE]の発送作業には、ファンドレイジングに興味を持って初めて来てくださった方や山梨県に単身赴任中の方が金曜日なので!と来てくださり、話も盛り上がりながらのボランティアデーでした。

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今までは、最終火曜日に行っていたボランティアデーですが、今年度からはボランティアリーダーを中心に日程を確定させてもらっています!

ボランティアメンバーもこの5年間一緒にチャレンジをしてくれた大切な仲間に、直接渡すこともでき嬉しく思います。

次回ボランティアデーの日程は、ウェブなどでご案内いたします!
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Posted by 日本ファンドレイジング協会 at 09:50 | JFRAボランティアデー | この記事のURL
「SVAドリーム ライブラリー プレゼンテーション」 [2014年06月20日(Fri)]

事務局の三島です。

6月19日(木)に、審査員として、シャンティ国際ボランティア会(SVA)の「SVAドリーム ライブラリー プレゼンテーション」に参加させていただきました。
http://sva.or.jp

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このプレゼンテーション大会は、ファンドレイジング・日本でSVA市川常務理事がパブリックスピーキング蔭山洋介さんのセッションの司会をされたことがきっかけとなり企画された研修です。
今年(2014年)からのSVA5ケ年計画のキャッチコピーである『本の力を、生きる力に』を実現するために、多くの関係者に共感と感動を伝えるため、専門家の研修を受け、心技共にプレゼンテーション能力向上を目指すために開催されました。

協会でも、研修で、ファンドレイジングの改善を考える上でも、成長・発展戦略を検討するうえでも、自団体の目指すビジョンや生み出してきた価値、受益者のストーリーなどを通じて、活動に共感する、応援する層を増やすためにのメッセージ化、「共感メッセージ力」が重要なプロセスだとお伝えしています。

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プレゼンの順番も決まっていないという緊張感のあるプレゼン大会でしたが、スタッフの皆さんがなぜ、この活動をされているのか、原体験をふまえながらの5分間スピーチはさすがでした!

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プレゼンのグランプリを投票で決めるほか、演出としてのファッションチェックもあり、ファッション賞ももうけられていました。活動地である、ラオスやカンボジア、アフガンの民族衣装をきていらっしゃる方もいらっしゃったり、スピーチの構成や絵本などの小道具などを工夫され、スピーチがより伝わる演出もさすがです。

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グランプリは、准認定ファンドレイザーでもある鎌倉幸子広報課長!
米国学生時代のカンボジア難民学生との出会いから、絵本活動にかける「思い」、SVAで活動をする理由をスピーチしてくださいました。素直に、感動しました。

このプレゼン大会での発表までの過程では、それぞれが自分と向き合う機会にもなったのではないかと、聞きながら思いました。また、他のスタッフのこの活動にかける理由を聞くことで、スタッフ間の理解やコミュニケーションが一層進むようなきがしています。

大会での出会いから、こうやって自団体のファンドレイジング力を向上する企画を実行されておられ、私たちも嬉しく、私も頑張ろう!と背筋が伸びる、そんな機会でした。
貴重な機会にお誘いくださいました市川さん、本当にありがとうございました。
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Posted by 日本ファンドレイジング協会 at 18:16 | プレスリリース・発表 | この記事のURL
【ご報告】休眠口座活用推進 全国キャラバンを終えて [2014年06月20日(Fri)]

事務局の三島です。

休眠口座活用促進全国キャラバンを終えて、鵜尾雅隆代表理事より報告が届いています。
是非、ご覧下さい!

休眠口座活用推進 全国キャラバンを終えて〜

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6月16日から愛知、大阪、福岡、宮城で開催した休眠口座活用推進全国キャラバンを終了しました。私が確認できているだけで、三重、岐阜、京都、和歌山、兵庫、熊本、大分、佐賀、福島のNPOの中間支援組織などの方も参加していただきましたので、13県の方がご参加いただいたような感じです。特徴的なのは、NPOの方だけではなく、銀行(特に地銀や信金、労金の方たち)や企業、ソーシャルビジネス系の方やメディアの方たちなどがたくさんご参加いただいたこと。その中で、地域を元気にしていくために、この資金をどう活かしていけるのか、そのためにクリアしないといけないことは何なのか、といったことについて、非常に参考になるご意見をいただきました。
 (※賛同人もオンラインで募集開始!http://kyumin.jp

参加者からの言葉で印象に残ったこと。
「この機会に、地銀と地元のコミュニティファンドで一緒に地域の課題解決ファンドを創って、休眠預金と地銀や自治体の資金を更に加えて、みんなで協力して課題解決をしていこう」という提案や

「NPO・社会起業家も、この機会に『やれること』をやっている段階から、『やるべきこと』をやる段階に意識をステージアップさせないといけない。自分の庭でできることを細々とやるという発想から、地域の課題を全体として解決させることを考え、実践する発想にかわるべき」というご意見

「この休眠預金活用開始に向けて、『新しい社会課題の解決の担い手』がどんどん起業していくような流れを、先に創っていくことで、既存にない新しい発想の社会課題の解決策が生まれるようにしていくべきだ」というご提案

「大きな川の流れから、いったんため池に水を引き込んでプールし、そこから各地の、小さいため池に水を渡す。さらにそこから、小さな水門でレギュレートしながら、いろんな田んぼに、水路でやさしく、水を還流させてあげる。各地の天候や気候や地形に合わせて、最適な水の流し方は、田んぼごとに違うので、各地の水守りが、それぞれ地域の実情に合わせて水を管理する。そんなイメージです。」

具体的なところでは、成果をどう図る枠組みをつくっていくといいのか、依存関係にならないように、自己財源絶対額の増加を資金受入れ団体に共通的に求めていくべきではないか、地域の資金受け皿の無い地域で、今後、どうやってコミュニティファンドを構築していくのか、ソーシャルファイナンスの目利き力のある人材をどう確保し、育てていくのかといったことも議論になりました。更には、国民世論を前向きに盛り立てていくためにも、この資金が社会的に有効活用される流れを確かなものにするためにも、ソーシャルセクター全体として、「こうやって活かして、地域の課題を解決するぞ!」というアイデアやメッセージを積み上げていくことの重要性もでました。

この第一回の全国キャラバンを受けて、これから超党派議連のみなさんへの提案書を取りまとめます。そして、更に夏にかけていろいろ各地を回っていこうと考えていますので、みなさん、よろしくお願いします。

※ 休眠口座国民会議では、休眠預金の社会的活用に賛同していただける方をオンラインで募集開始しました!http://kyumin.jp
賛同人の方には、常時状況のご連絡、提案書案の送付とコメント依頼など、一緒に夢を実現する仲間として、ご連絡・ご相談をさせていただきます!
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Posted by 日本ファンドレイジング協会 at 12:16 | イベント案内・報告 | この記事のURL
【ご報告】第47回ファンドレイジング研究会レポート [2014年06月19日(Thu)]

第47回ファンドレイジング研究会レポート
テーマ:「ファンドレイジング、失敗の本質 〜失敗事例から学ぶ教訓」
日 時:2014年6月11日(水)18:30〜20:30
場 所:TKPスター貸会議室 新橋 会議室102
講 師:鵜尾 雅隆(日本ファンドレイレイジング協会 代表理事/認定ファンドレイザー)
ゲスト:黒田かをり(一般財団法人CSOネットワーク 事務局長・理事)
記 録:川添 亮(日本ファンドレイジング協会 ボランティア)


【イントロダクション】
失敗の前提:
1.新しいチャレンジをしなければ「失敗」もないし、そこには成長もない
2.「失敗」を恐れると過度にプロセス管理型になり「柔軟性」が失われる
3.重要なことは、「失敗」から学び成長するDNAを持っている組織や業界をつくること。

【事例1】黒田かをりさんによる、ホワイトバンドキャンペーンの教訓
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■実施概要:「ほっとけない 世界のまずしさ」によるホワイトバンドキャンペーンは、10の実行団体と68の賛同団体で、2005年に活動を展開。多数の有名人の参加、広告代理店、PR会社とも連携。NGO、NPO、若者を中心に日本中に大きくネットワークが広がる。結果としてホワイトバンドは約450万本売れた。

■キャンペーンの目的:
「貧困を終わらせる声を世界であげること」
 ⇒ 直接支援が目的ではなかった。チャリティではなく「アドボカシー」が目的。

■問題点:
@情報開示とメッセージの伝達不足:
「これは募金じゃないの?」「あのお金はどこにいったの?」
「これはバンドを売るキャンペーンだったの?」といった疑問の声があがりはじめた。
 イメージ戦略としてわざと運営主体を表に出していなかったため、
「誰が運営しているの?」という声もあがった。
A予想外の販売拡大:
 当初はレコード店、ファッションストアなど数カ所のみで販売する予定だったが、
 想定を超える売れ行きとなったため、コンビニ等での販売も開始。
 ⇒ 結果、ホワイトバンドばかりが一人歩きし、
   肝心のアドボカシーのメッセージが伝わらなかった。
B後手後手の対応:
 批判を受けた後にキャンペーンの趣旨を書いたリーフレットを作成したが、
 後手後手の対応となってしまった。
Cアドボカシーへの理解:
 本来の目的である「アドボカシー」への理解が、当時の日本では難しかった。
Dキャンペーンを行う手順:
 連携する企業と、ビジョンの共有や連携の手順を踏んでいなかった。
Eイメージや規模の誤認:
 当初、NGO側は500万円規模を想定していたが、
 最終的には何十億という規模になってしまった。
 キャンペーンのもつイメージ、規模がNGO側と企業側とでかなりのギャップがあった。

■当初の目標は達成できたのか?
貧困を終わらせる声を世界で上げることができ、一定の成果をあげることは達成できた。
しかしキャンペーンの広まりとともに、政策的に世界を動かしたかどうかは不明。

■質疑応答
●質問
「なぜ対応が後手に回ってしまったのか?急いでいたから?空気に流されて?組織の中にペースメークをする人はいなかったのか?」
●回答
黒田:「ホワイトバンドデーなど、世界の日程が先に決まっていた。日本が動きだした時点で既に世界の流れから遅れていた。また連携した企業と出会う前、身の丈にあうキャンペーンをしようとしていた際にイギリスのNPOから既に助成金を貰っており、自分たちのペースで運ぶことができなかった。想定していなかった大波に対応できる組織体制ができていなかった。結果、当初予定していた行動がとれなかった。」
鵜尾:「PR企業の方と話していると、クリエティブ畑の人たちはデザイン性を重視するために説明やメッセージを省いて、シンプルにし過ぎる傾向がある。」
黒田:「プロボノでもあってもクリエティブな人たちには絶対お金を支払わければならない。無料で手伝ってもらうと、こちらが伝えたいメッセージなどを遠慮してしまうことがある。」


【事例2】9.11の時の米国赤十字の教訓
■概要:
9.11直後の米国において、米国赤十字は、“Liberty Fund” を立ち上げ、2月で580億円もの寄付が集まった。しかしその使途が被災者支援だけではなく、通常の血液管理や他の防災事業、ニューヨークでの福祉事業に活用されているという指摘がWatch Dogグループから相次ぎ、一大スキャンダルに。
☆赤十字のLiberty Fundには9.11の被災者支援ということに加えて、「将来の同様の災害を予防するための立案や対策の実施」という文言はFundの説明分には記載されていた。

■問題点:
1.理事会承認を得ずにLiberty fund が立ち上げていたため、手続きの不備が批判の的に
2.調査不足で、集めた献血を破棄するはめに
3.想定以上に、お金が急激に集まってしまった
4.寄付者と仕掛け側のコミュにケーション不足(全米が「米国赤十字」のブランド力、Liberty Fundという名前の元メッセージをミスリーディングしてしまった。)


【事例3】米国のあるコミュニティファンドの停滞
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■概要:
地域の15のNPOが連合して一名のファンドレイザーを雇ったことから始まったCommunity Sharesというコミュニティファンド。参加団体は割当資金拠出と一定時間のボランティア提供が義務だった。設立当初から15のNPOの組織代表が1名ずつ参加して15名で理事を構成。以降、参加団体が増えるたびに理事数を増加。企業のWorkplace Givingを軸に資金を集めて参加団体に財政規模に応じ分配していた。

■問題点:
最初の数年は順調だったが、5〜6年で成長が頭打ちになってしまったのは何故か?
⇒当初はCommunity Shares の発展を思い集まったが、参加NPO理事の増加も加え、理事達がそれぞれの組織を代表し、利害関係ばかりを意識する様になったため理事会が機能しなくなっていた。

■解決策:
Community Shares の中期計画を作る人たちを各NPOからの公募。理事ではなく若い人でも、やる気があり、この考えに共感する人なら誰でも立候補し、公平に選ばれるようにした。
⇒結果、団体は再び成長をはじめた。


【事例4】ある社会福祉法人の教訓(朝日新聞 2014年5月26日に掲載された事例)
■論点1.ある社会福祉法人のために土地を寄付した人がいた。しかし、社会福祉法人の理事長は理事会を通さずに財政健全化のため寄付された土地を転売。寄付者は善意を裏切られたと主張。理事長は寄付をどの様に使うか約束をした覚えはないと反論。
⇒寄付者と団体と寄付の使い方に関するコミュニケーションの問題

■論点2.備品の購入や車の購入を理事長が勝手に購入。理事の半分を親族で固め、理事長が団体を私物化。理事会も年に2回開かれるはずが、1回しか開かれておらず、議事録も偽装されていた。社会福祉法人として税制優遇も受けており、民間非営利団体として許される行為か?


【まとめ】
「失敗」を避け、「失敗」から学ぶ組織になるために。
1.寄付使途の「イメージ」コントロール
2.「利益相反」への意思決定プロセスの明確化
3.「理事会」での対話と議決(組織での学び)
4.その団体を一番に考える理事会

ファンドレイジングのリスク管理
1.強制性のある寄付集め
2.使途の転換
3.行き過ぎた成功報酬
4.団体にとって不適切な相手からの寄付
5.個人情報の流失
 
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Posted by 日本ファンドレイジング協会 at 16:43 | イベント案内・報告 | この記事のURL
【メディア掲載】日経ソーシャルイニシアチブ大賞 [2014年06月18日(Wed)]

事務局の三島です。

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協会もご協力させて頂いている日経ソーシャルイニシアチブ大賞の受賞者のコメントが、日本経済新聞(6/16付)に掲載されています。
http://www.nikkei.com/news/special/top/?uah=DF130620148895

日経ソーシャル2.JPG
協会のロゴも掲載いただいており、これ、広告費にするとすごいですよね。
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Posted by 日本ファンドレイジング協会 at 16:39 | メディア掲載実績 | この記事のURL
休眠預金全国キャラバン〜今日は仙台です!〜 [2014年06月18日(Wed)]

事務局の三島です。

現在、休眠預金全国キャラバンに行っている鵜尾代表理事と鴨崎事務局次長より、報告が届いています。
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名古屋会場

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大阪会場

名古屋、大阪、福岡と続き、今日は仙台で開催されます。

【宮城県仙台市 仙台市民活動サポートセンター (6/18(水)18:30開場)】
http://goo.gl/QaAEtf

参加者のみなさまといい意見交換、議論ができているようです。
各地での開催にあたっては、認定・准認定ファンドレイザーをはじめとする各地域の皆さまがご協力くださっています。
ありがとうございます。

年間800億円に及ぶ休眠預金を活用し、社会の課題を解決してい こうという「休眠預金の活用」については、下記サイトに詳細がまとめられていますので、ご覧下さい。
http://kyumin.jp/

代表理事の鵜尾も、自身のブログにまとめています。
http://dojo.livedoor.biz/archives/52608859.html
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Posted by 日本ファンドレイジング協会 at 13:48 | イベント案内・報告 | この記事のURL
嬉しかったこと。「草津市コミュニティ事業団」 [2014年06月17日(Tue)]

事務局の三島です。

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先日、認定ファドレイザーの戸田由美さんから、「草津市コミュニティ事業団」の准認定ファンドレイザーである相井義博さんと茶木修一さんが携わって素敵なワークブックを作られているんです!」といただいたのが、この「そろそろ、この街の話をしようじゃないか。」という冊子。

中をペラペラめくると、自治会や町内会の方でも、少人数でもできるように、「街が持つ潜在能力を最大限に活かしてくために役立つ」ワークが満載で、フレームをつくって説明されており、とても具体的でわかりやすい内容でした。

こうやって、全国各地で、認定・准認定ファンドレイザーの方が研修などで学んだこともとに自団体に戻って実践されておられる様子を教えて頂くと私たちもとても励みになります。

このワークブック、「街路樹」問題など、沢山の例をあげながらケーススタディもできちゃうんですよ!

草津市コミュニティ事業団
http://9324.jp/community/
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Posted by 日本ファンドレイジング協会 at 10:25 | その他 | この記事のURL
【gooddoはじめます!】 [2014年06月16日(Mon)]

事務局の三島です。

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協会でも、「gooddo」はじめます!
http://gooddo.jp/gd/group/jfra/?md=fb

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日本ファンドレイジング協会の参加しているgooddo(グッドゥ)は、クリックするだけで無料で日本ファンドレイジング協会をご支援いただける仕組みです。
支援金はスポンサー企業様が負担して頂いているため、みなさまには無料でご参加頂くことができます!

ボランティアでの活動やご寄付を頂くのが難しくても、シェアをするだけ、クリックするだけでご支援になるので、無理なく日常的に応援して頂けます!!
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Posted by 日本ファンドレイジング協会 at 13:40 | その他 | この記事のURL
【ご報告】5周年記念オープンシンポジウム [2014年06月14日(Sat)]

事務局の三島です。

6月13日(金)には、総会後に、5周年記念オープンシンポジウムを開催いたしました。

DSC02043.JPG

オープンシンポジウムには、5年間、ご支援してくださった日本財団より、佐藤常務理事がお越し下さいました。

パネリスト全体(正面).JPG

パネルディスカッションには、下記、豪華なゲストをお迎えして、日本社会でソーシャルなお金を動かすために、枠を超えてどんなことをやりたいか、ソーシャルなお金について思っていることなど、お話いただきました。

池田昌人 ソフトバンクモバイル CSR企画部長
岩附由香 ACE 代表
渋澤健 コモンズ投信会長/日本ファンドレイジング協会理事
深尾昌峰 京都地域創造基金 理事長
山元圭太 認定ファンドレイザー/かものはしプロジェクト 日本事業統括ディレクター

深尾さん.JPG

会場でも、参加者のみなさん同士でバズセッションをして頂き、会場は、熱気につつまれました。

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また、これから協会に期待することなど、それぞれの立場から、2020ビジョンに向けて、メッセージを頂きました。

集合写真(いいねver).JPG

会場では、6月13日に現物のお披露目となった5周年の事業報告書「TO THE NEXT STAGE」を皆様に配布させて頂き、最後は登壇者と一緒に記念撮影!!
PDF版は下記よりダウンロード可能です。
https://docs.google.com/file/d/0B9-BoLSnwGYkQW03VUJnWHNOZ2s

また、登壇者の方もご参加くださった懇親会もたくさんの方にご参加いただきました!すごい熱気にあふれ、大盛り上がり。

ご参加くださいました皆様、ありがとうございました!
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Posted by 日本ファンドレイジング協会 at 17:05 | イベント案内・報告 | この記事のURL
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