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ソーシャルファイナンスカフェ [2010年04月29日(Thu)]

事務局次長の徳永です。

4月24日(土曜日)午後6時半に開かれた「ソーシャルファイナンスカフェ・サロン第一回」に参加してきました。

「ソーシャルファイナンスカフェ・サロン」は、「ソーシャルファイナンスについて学び、語りあい、未来を拓こう」と題して、学びと対話の場をつくる趣旨で開催されるものです。

第一回は、この分野の第一人者、水谷衣里さん(三菱UFJリサーチ&コンサルティング(株) 研究員)が、「鳥の目・虫の目 ソーシャル・ファイナンス」と題して、ソーシャルファイナンスの現況、課題などをレクチャーされ、その後、グループに分かれて話し合いました。


ソーシャルファイナンスとは、直訳すると『社会的金融』。


・開発途上国の貧困層向けに提供されている『マイクロファイナンス』
・社会的事業に対して投融資を行っている欧州の『ソーシャルバンク』
・市民からの出資金を社会的事業に融資する日本の『NPOバンク』

・・・など、色々な形態で世界中に広がりつつあります。また、既存の金融機関が融資に際して、融資先の環境への配慮や人権問題など、「エシカルか否か」を検討項目に入れることも、「ソーシャルファイナンス」と呼ばれるそうです。

会場では、新しいソーシャルファイナンスの在り方として、1.お金の出し手のインセンティブ、2.受け手のキャパシティビルディング、3.透明性があり市民感覚に裏打ちされた運営といったことが話し合われました。

「融資」もNPOの資金源のひとつだし、市民バンクへの融資は、寄付ではないけれど、「思いと志の託されたお金」の行き先のひとつ。社会に善意のお金の循環を活性化させるためにも、出し手のインセンティブを高める商品設計をしていって欲しいなあと思いました。

また、協会にも「PRタイム」をつくって下さり、ありがとうございました!100名あまりの参加者のなかで、半数以上が「協会を知ってます」と手を挙げて下さり、大感激!理事さん、会員さんたちにも会場でお目にかかり、嬉しかったです。
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Posted by 日本ファンドレイジング協会 at 18:22 | イベント案内・報告 | この記事のURL