じゅぎょうのまなび7:「伝わる」を考えることで、大切にしている自分の価値観に気づく [2013年08月21日(Wed)]
こんにちは大石です
久しぶりの「じゅぎょうのまなび」です 8月3日(土)に福山市の暁の星女子中学・高等学校、室内管弦楽部の生徒約50名に「寄付の教室」アレンジバージョンを実施させて頂きました。 http://www.akenohoshi.ed.jp/news.php#no456 今回のポイントは、2回目の「寄付の教室」となったので、寄付を集める体験の方で一歩進めた終日の授業プログラムを実施してみました。 「共感を集めるプレゼンテーション」という点に拘って、前回の授業内容も振り返りつつ徹底的に生徒に「伝わる」NPOの紹介、プレゼンという点を意識して取り組んでもらったんです。 終日プログラムの内、午前は「学びを振り返るプログラム」午後は「共感と支援を集めるプレゼンにチャレンジ!」という内容で、午前のプログラムから共感を集めるNPOの紹介をしてみるワークなどを入れて、終日とにかく応援される側の立場で考えて取り組んで貰ったら、最後のプレゼンでは実に多彩な発表につながったんです 全体的には、画用紙とスケッチブックなどを使った紙芝居方式で、3分間で団体の共感と支援を集めるプレゼンだったのですが、創設者の想いを語るグループがあったり、支援者の感謝を伝えるグループがあったり、仮想の登場人物をつくってストーリーをつくって演じてみたりなどなど、それぞれのグループで創意工夫を凝らして発表してくれました。で、最後にそれぞれのグループへ他のグループからメンターカードを書いて贈ってもらい、生徒同士の学びを深めました。 これ、ひとつ思ったんですが、沢山ある団体の情報から3分の時間の中に「伝わる」情報のみを収める工夫をすることで、自分たちが共感した(今回プレゼンで用意したNPOは各グループが事前に調べてきた団体)ポイントを見つめなおし、大切にしてきた価値観にも気づくプロセスだと思うんです。 「寄付の教室」基本プログラムでも、まずは個人でどこを応援したいか、考えてからグループで1つ応援先を決めます。実は、この自分で応援したい先をまず決めるというプロセスがとっても大切で、「寄付の教室」プログラムを通してこのことを感じてもらえるようにしているので、今回もとても素晴らしい授業ができました |
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Posted by
日本ファンドレイジング協会
at 18:03
| 「寄付の教室」じゅぎょうのまなび
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