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被災郷土芸能(無形文化財)支援のこと その2 [2011年06月23日(Thu)]
日本財団さんが「伝統芸能復興基金」を立ち上げた、というニュースが飛び込んできました。
https://blog.canpan.info/koho/archive/1471
山車や祭りまで支援するようですが、内容はまだはっきりしていません。
動きとしては今までにない規模になりますので、協力できるところ、協力いただけるところを、注目していきたいと思います。


百か日が過ぎ、ついに被災地の芸能に特化した支援の動きもみえてきました。
もう一度、被災芸能に関した助成・支援の動きをおさらいしてみます。



○企業メセナ協議会 『東日本大震災 芸術・文化による復興支援ファンド』

第3回目の助成が決定しました。http://arts-fukkou.blogspot.com/p/blog-page_4972.html

全郷芸は被害を受け、申請が困難な郷土芸能団体(会員以外でも勿論OKです)の代理申請を行っています。
今回初めての申請でしたが、まず会員であり、大きな被害を受けた岩手県大船渡市の浦浜念仏剣舞保存会・金津流浦浜獅子躍保存会の代理申請し、この度採択されました。

この採択を受け、浦浜念仏剣舞保存会・金津流浦浜獅子躍保存会は、『被災郷土芸能復興プロジェクトin大船渡・越喜来』というテーマのもと、「「鎮魂」を根底に地域の先達から継承してきた両郷土芸能の意義を再確認し、道具・装束を再整備、稽古を再開し、今夏のお盆に鎮魂と復興を祈る公演を目指」します。

この活動における報告については、当ブログでもアップしていきます。

今回、郷土芸能に関しては、浦浜の他、岩手県大船渡の仰山流笹崎鹿踊(ぎょうざんりゅう・ささざき・ししおどり)岩手県山田町の八幡大神楽(はちまん・だいかぐら)宮城県石巻市の小渕浜(こぶちはま)獅子舞が採択されました。

今回100件を超える申請があり、13件の採択でした。
上限50万円、倍率が高いのですが、引き続き必要とする団体には告知、また代理申請などの案内をお願いします。
次回申請締切は、7月31日・11月30日です。



○朝日新聞文化財団『文化財保護活動への助成』

申請締切日が6月末で時間がないのですが、被災地に限り、「できるだけ8月末日まで」に申請願いたいとのこと。
団体規約など消失したところは、推薦書が必要になります。

全郷芸は、推薦書の対応もしますので、まずはご相談ください。



○日本財団『ROADプロジェクト』

どうやらあまり芳しくないようです。ボランティア中心のようですし、被災芸能への直接支援が不明です。
しかし、上記の「伝統芸能復興基金」が出来るので期待しましょう。

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