本日、消潜 安田は、『NPO法人 ジャパンタスクフォース』様の訓練に同席させていただきました。
この団体のインストラクター「ケンちゃん」は、現職時代の同僚で、今回も指導者としてラダー(梯子)の訓練を担当でした。
実は私は、古い救助隊員で、「救助操法の基準」の範囲内で繰り返し訓練すること。基本を身体に覚えさせることにより、現場での応用は網羅できる。・・・・と、また、海外から色んな資機材が入ってきているが、そんなもの現状のものでも工夫すれば十分に使える。くらいにおもっておりました^^;
この訓練に参加させていただき思ったこと。それは、現在の消防は、海外派遣や逆に応援を海外からもらったりする際に「インターナショナルスタンダード」は必要であると思ったのです。
今回のジャパンタスクフォースの技術を見て、消防潜水連盟も取り入れていくべきものはたくさんありました!
ケンちゃん、ありがと〜 !
”消潜100Pプロジェクト”
100人の消潜ダイバーで、全国各地で講習や懇親会・説明会を開催していきます。
”消潜デモンストレーター”
5人のチームで訓練会においてのデモンストレーションを行います。
100Pの中からこのようなチームをつくります。大阪まで来れる方、若しくはその他の地方で5人で集まれるチームとします。
消防職員の皆様へ
火災現場等で空気呼吸器を着装して活動する・・・。これはスクーバダイビングをヒントにつくりあげられたものです。スクーバダイビングには、濃煙検索時等の基本が詰まっています。
貴方とその仲間の命を守ること、それから要救助者の負託にこたえること、最低限でも体験して下さい。それをしないのは「怠慢」かもしれません。「水が苦手」は隊員として失格かも知れません。
消防団員の皆様へ
全国消防団を見まわすと、火災現場に最先着し、空気呼吸器を着装して屋内検索等を実施している団もあろうかと思いますが、まだまだ、空気呼吸器を使われない団が多いようです。
いつになるか遠い将来に「地域に密着する消防団がいち早く現場に到着し、屋内検索を実施し、救出できることを想像してみて下さい!」・・・それが答えです。
しかし、訓練なしに実施するのは無謀です。
今から遠い将来のためにも体験し、訓練し、その結果を次世代に伝えていきましょう!
ダイバーの皆様へ
すでに水中の空気呼吸器での活動をされています。
これを運用して火災現場での検索が出来るのです。相当な訓練が必要です。
チャレンジしてみましょう!消防団に入団して下さい!
これからダイビングを始める方へ
消防潜水連盟での体験・講習は安全・危機管理を一番に考えています。
ダイビングは水中の冒険でもあります。死亡事故も発生しています。
基本をたいせつにし、消潜の仲間と安全に楽しみましょう!
消防への関心、理解を持って頂けるようなプログラムです!
消防潜水連盟は2015年、再スタートします!
全国の皆様のご協力をどうか宜しくお願いします!