• もっと見る

2015年08月20日

大阪府立消防学校

皆様に沢山のお世話をいただき、このご縁に感謝! 8月18、19日の二日間、大阪府立消防学校 第100回特別教育 潜水士養成講習の講師として担当させていただいた。
11880565_995022357184568_3279067309941132703_n.jpg
書くまでもなく、私は元消防職員。2013年よりこの講習の実技部分の講師に派遣していただいていた経過がある。この度は、民間人になってはじめて、制服のみなさんと触れ合うことができ、潜水士国家試験対策と高気圧作業安全衛生規則について、学生のみなさんとゆっくりと掘り下げる、良い機会を共有できた。
11891131_995022263851244_7479135964584166027_n.jpg
受講した学生の皆さんには、潜水士国家試験に合格し、各所属での潜水業務に十分に生かしてほしいと思っています。
思ったこと・・・・ 退職後に自分が31年前に初任学生として入校し、厳しく幸せな体験ができた特別な思いのある消防学校で、少しでもお役に立てたことが嬉しい。来年も必ず担当させていただきたい。
・私がこの約20年の間、持っていた消防の潜水へのジレンマ的なもの。それと同じような疑問や感想が学生たちにあると共感でき、頼もしく思えた。
・少し空いた時間に訓練場での初任科生の活動技術訓練を見学するも、自分の初任科時代を思い出し、消防学校の30年の成長、技術の進歩や学生の頑張っている姿に感動した。
・試験対策は当然に大切ではあるが、潜水士の業務やその後に各所属で運用していく、事業者側の権利や義務について、今後も各所属の担当者のみなさんと掘り下げていきたいと思う。
・新高圧則による、潜水業務については今後も研究していく所存です。その他、元職員であったことから、スタンスとして、「潜水技術を消防に導入する」 のではなく、「救助をするために潜水技術を運用する」という考え方が必要です。レジャーをされてきた方々には理解できない内容です。また、潜水作業その他のカテゴリの潜水とは違います。「消防の目的を達成するための潜水」・・・これを私と消防潜水連盟で研究開発していく、っということを再確認できた。初日であった、8月18日(大安)は、一般社団法人 消防潜水連盟 の設立日です。今後、多少、妻と家族には苦労をかけるかもしれない。しかし、やると決めている以上は命懸けで「消潜」を守っていく気持ちです。

”消潜100Pプロジェクト”100人の消潜ダイバーで、全国各地で講習や懇親会・説明会を開催していきます。”消潜デモンストレーター”5人のチームで訓練会においてのデモンストレーションを行います。100Pの中からこのようなチームをつく...

Posted by 消防潜水連盟 on 2015年5月25日
posted by umigame at 12:01| Comment(0) | 消防学校
この記事へのコメント
コメントを書く