油付着の海鳥続々 9羽死亡 [1997年04月16日(Wed)]
毎日新聞ニュース速報によると、
「長崎県対馬支庁に15日夕までに入った連絡によると、韓国タンカーの重油流出事故 で油が漂着した対馬北部の沿岸で、体に油が付着した海鳥11羽が相次いで見つかり、 うち9羽が死亡した。 死んだのはウミスズメやアビなどの海鳥で、体全体が油まみれになったものもあった という。 県は14日に見つかった3羽を、日本海で沈没したナホトカ号の重油流出事故で油ま みれになった鳥の解剖を手掛けた山梨県在住の野生動物救護獣医師協会の獣医に送った 。死因が油によるものかどうかを調べる。 また、韓国タンカーとは別の油が漂着した対馬西部の厳原町小茂田でも、油まみれの アビ2羽が死んだ。」 この山梨県の獣医とは、ナホトカ号事故の際に解剖を引き受けてくれた富士バイオの研究所のことです。最終的に梶ヶ谷先生が検案しています。 |