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油付着の海鳥続々 9羽死亡 [1997年04月16日(Wed)]
毎日新聞ニュース速報によると、

 「長崎県対馬支庁に15日夕までに入った連絡によると、韓国タンカーの重油流出事故
で油が漂着した対馬北部の沿岸で、体に油が付着した海鳥11羽が相次いで見つかり、
うち9羽が死亡した。
 死んだのはウミスズメやアビなどの海鳥で、体全体が油まみれになったものもあった
という。
 県は14日に見つかった3羽を、日本海で沈没したナホトカ号の重油流出事故で油ま
みれになった鳥の解剖を手掛けた山梨県在住の野生動物救護獣医師協会の獣医に送った
。死因が油によるものかどうかを調べる。
 また、韓国タンカーとは別の油が漂着した対馬西部の厳原町小茂田でも、油まみれの
アビ2羽が死んだ。」

この山梨県の獣医とは、ナホトカ号事故の際に解剖を引き受けてくれた富士バイオの研究所のことです。最終的に梶ヶ谷先生が検案しています。
            
漂着鳥調査 [1997年04月13日(Sun)]
0409 アビ 1 死 巌原町 地元住民 家畜保健所冷凍保存

0410 小型海鳥 1 死 上県町 回収作業従事者 発見者による処分
小型海鳥 1 生 上県町 回収作業従事者 発見者による放鳥
ウミズズメ sp. 2 死 上県町 地元住民 発見者による処分

0412 ウミウ? 1 生 上対馬町 海上保安庁 一旦回収後死亡、処分
小型海鳥 2 死 上対馬町 回収作業従事者 不明
小型海鳥 1 生 上対馬町 回収作業従事者 不明

植松調査
回収作業風景 [1997年04月13日(Sun)]
 海岸線調査のため、レンタカーで島内を廻っていたときに遭遇した回収作業風景です。日曜日は大勢の島の人が総出で作業に参加していたようです。

植松撮影
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油膜位置図 [1997年04月08日(Tue)]
増永獣医師作成
対馬西沖漂流油に伴う鳥獣の油汚染救出体制 [1997年04月08日(Tue)]
発見者−−各町役場−−−対馬野生生物保護センター

|     |      tel:09208-4-5577
| | fax:09208-4-5578
対馬支庁総務企画課 |__________________野生動物救護獣医師協会
担当 丈下 |          (アドバイス・応援)
tel:09205-2-1311 県職員・地元獣医師   tel:0425-29-1279
fax:09205-2-5509 fax:0425-26-2556

1997年 4月8日
長崎県庁自然保護課発
No3オーソン Oil Spill [1997年04月03日(Thu)]
 3日深夜、韓国南部の巨済島沖約十キロの同国領海内で重油約1700klを積んだタンカー「第3オーソン号」が座礁して沈没。タンクから重油約186klが流出しているとみられる。重油は対馬の西方約24kmまで近づいており、海上保安庁と七管は8日午前、それぞれ対策室と対策本部を設置。