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東京湾で [2011年04月03日(Sun)]
この度の大地震にともない、東京湾でも油汚染鳥が確認されました。
漂着油は順次回収され、流出もとめられていると情報があり、ひとまず安心していますが、詳しいものに聞いたところアスファルトは海水より比重場重いので、海中を漂ったり海底に沈む可能性もあるとのこと。
県内の保護施設 行徳野鳥観察舎では油汚染鳥を収容し、リハビリテーションを行っているそうです。

企画展 砂浜の野鳥たちを見学 [2008年06月09日(Mon)]
千葉県立中央博物館 企画展 砂浜の野鳥たち−九十九里の景観とともに− の中で、
JEDICで作成した下敷きが展示されました。

会場には九十九里に漂着した鳥の剥製をはじめ、鳥の生態写真、砂の展示などがありました。


また、海の博物館では、7月5日から収蔵資料展 海辺の鳥たち〜豊かな房総の海に舞う〜が始まるそうです。
これから [2008年03月17日(Mon)]
多くの皆さんに支えていただきながら、3年の間、海岸に漂着する鳥の調査を行ってきました。

はじめは、調査のやり方を海外の研究者から学ぶことから始まり、場所探し、調査してくれる学校や協力スタッフと積み上げながら、今、やっと、少し先が見えてきました。

フェリーを使った航路調査も、来年度継続してくれる方がいらっしゃるそうで、本当に嬉しく思っています。

漂着鳥調査を多くの方に広める機会もありそうです。漂着物学会の中でお話しする機会をいただけそうです。 

今まで協力してくれた、小学校のこども達や地域の皆さんの笑顔を糧にして、続けていきたいと思っています。
千葉県博 春の展示 [2008年03月17日(Mon)]
今回、漂着鳥の下敷きの作成に協力していただいた千葉県立中央博物館、春の展示のご案内です。  JEDICも後援させていただいてます。
また下敷きのイラストを描いてくださった箕輪さんの絵の展示もあるそうです。

春の展示「砂浜の野鳥たち−九十九里の景観とともに−」
期   間 :平成20年 3月22日(土)〜6月8日(日) (69日間)
休   館 :毎週月曜(ただし,4/28と5/5は開館,5/7は閉館)
開館時間 :9:00〜16: 30 (入館は16:00まで)
会   場 :千葉県立中央博物館 : 第1企画展示室ほか
料   金 :一般 300円 / 高・大学生 150円
        中学生以下・65歳以上 無料

赤羽根小学校まとめの学習 [2008年03月01日(Sat)]
2月25日(月) 赤羽根小学校漂着鳥調査をふりかえるために、まとめの時間をとらせていただきました。

赤羽根小学校のこども達は、積極的に感じた事を発言してくれました。

多くのこども達が、自分達の海をきれいにしないといけない、守らなければいけないと感じてくれた事が、とてもうれしく思いました。そして、鳥が死んで海に打ちあがっているということ自体、今まで知らなかったという意見も出ておりました。

私たちの活動だけでなく、今までの学校や地域、ご家庭での取り組みも。こども達の言葉の中にこめられていると感じました。

配布した下敷き(見つけてみよう!漂着鳥調査)を嬉しそうに眺めていた姿が印象的でした。
校長先生をはじめ、副校長先生、担任の先生には大変にお世話になりました。この場を借りてお礼を申し上げます。
第3回通山小学校漂着鳥調査 [2008年03月01日(Sat)]
2月28日(木)宮崎県川南町立通山小学校の3年生と一緒に行う漂着鳥調査の日です。
心配していた風や寒さもどこへいったのか。本当に穏やかな一日でした。

こども達は海岸を歩いても、色々なことに関心を示します。
一列に並んで調査をしていても、つぎつぎに鳥以外の漂着物や貝殻などに着目します。
こうやって、鳥じゃないものをたくさん見ることによって、目が肥えてくるのではないかと思っています。

漂着鳥調査の結果 0匹

午後のまとめ授業では、いままでの調査を振り返りました。また渥美半島の赤羽根小学校の活動の紹介もしました。
そして、なぜ油が、海鳥を苦めるのか?それを、本物の羽や翼を手にとってさわりながら、考えてみました。
見つけてみよう!漂着鳥調査下敷きを見ながら、陸の鳥との翼の形の違いも観察してみたりしました。

通山の皆さんとお別れするのは残念でしたが、またいつか会える日が来るかもしれないと約束して、お別れしました。
校長先生をはじめ、担任の先生方には初めての活動に関心を持っていただき、受け入れていただいた事を本当に感謝しております。この場を借りてお礼申し上げます。

漂着鳥調査講習会終了 [2008年02月18日(Mon)]
渥美半島田原市大石海岸で行われた漂着鳥調査講習会が終わりました。

前日には地元のあかばね塾の皆さんの討論会に参加して、
漂着鳥調査をなぜやる必要があるのか?どこでどのような事をやっているのか?お話しする機会を設けてもらいました。 
あかばね塾の皆さんや、討論会に参加された方は、遅くまで活発な意見交換を行っていて、その熱心さに驚きました。塾の皆さん、ほんとうにお世話になりました。

さて、講習会当日の朝は 雪がちらつくほど 寒く、調査ができるか心配しました。
10時ごろには日も差してきて、調査には十分の日となりました。

漂着鳥はありませんでしたが、調査の大体の内容や 手法についてはご理解いただけたと思います。



配った漂着鳥の下敷き(見つけてみよう!漂着鳥)は大好評でした。骨格標本や胸骨の絵は 現場でも役に立つというご意見も出ました。

講習会は終わってしまいましたが、調査の方法でわからない事がありましたら、事務局までお問い合わせください。
漂着鳥調査(一般講習会)のご案内 [2008年02月13日(Wed)]

【見つけてみよう!漂着鳥(漂着鳥調査のご案内)】

渥美半島の大石海岸で漂着鳥調査を行います。
美しい赤羽の自然海岸を観察しながら、一緒に調査を体験してみませんか。

★参加者には「見つけてみよう!漂着鳥」の下敷きを差し上げます。
(イラスト 箕輪義隆氏 監修 桑原和之氏 鳥の骨格図と美しいイラストのA4版です)

漂着鳥調査とは?
余り聴きなれない言葉ですが、海岸に打ち上げられている鳥を見つけ、位置情報や鳥の種類、その状態などを記録します。

なぜ漂着鳥を調べるの?
タンカーや貨物船の衝突事故による油流出事故や原因不明の油により、海鳥などがダメージを受ける場合があります。その被害の程度を測る方法が国内ではまだ確立されていません。漂着鳥を調べることで、被害の程度が推定されれば、その被害補償へとつながる可能性があるのです。

日時:平成20年2月17日(日)午前10時半から12時頃
場所:愛知県渥美半島 大石海岸(田原市役所赤羽根支所の信号を南に降りた海岸です)


持ち物:飲み水 軍手
(動きやすい格好、防寒対策でお願いします)

お申し込み方法:お名前 あれば御所属さき、ご連絡先を記名の上、事務局までe-mailでお申し込みください。 jedic@nifty.com

参加費:無料

主催:日本環境災害情報センター
協力:あかばね塾、風の自然学校

問い合わせ:042−576−9544 jedic@nifty.com



小学生・未就学児は保護者同伴でお願いします。
傷害保険に加入しますが、ケガをなされないように十分注意してください。

この漂着鳥調査・下敷きの配布は平成19年度地球環境基金助成金を受けて実施されます。

JEDIC定例学習会 [2008年02月13日(Wed)]
JEDIC定例学習会  講師の事情により4月以降に改めてご案内を予定しております。

(55回油流出事故時の対応に関する学習会)のご案内

今回はタンカーの油濁事故を保障する制度である国際油濁補償基金について
長谷部正道氏を講師にお招きしました。

テーマ 「タンカーによる油濁事故の国際補償制度 −国際油濁補償基金−
環境汚染損害補償の可能性について」(仮題)

講師:国土交通省大臣官房参事官(国際業務担当)長谷部正道氏

日時:2008年3月6日(木)午後6時15分〜7時45分
場所:東京都体育館 第二会議室 03-5474-2112
JR総武線各駅停車千駄ヶ谷駅より徒歩1分 都営地下鉄大江戸線国立競技場より徒歩1分
(いつもと異なりますのでご注意ください)

国際油濁補償基金の一般論を具体例も交えながらお話頂く予定です。
このような機会はめったにございませんので、奮ってご参加をお待ちしております。

お申し込み 
お名前 御所属をご記名の上、 jedic@nifty.com 日本環境災害情報センター事務局まで
お申し込みください。

参加費:500円(当日頂戴します)
第5回赤羽根小学校漂着鳥調査 [2008年01月23日(Wed)]
1月21日(月)赤羽根小学校の児童と一緒に漂着鳥の調査を行いました。
前日までの天気予報が余り良くなかったので心配しましたが、雨や風も無く、楽しく浜を観察できました。

漂着鳥はなし

ないというと、つい、書き留める必要が無いと思ってしまいますが、調査しても見つからなかった、という事実はとても大事です。

「いつ、どこで、誰が、どんな方法で調査したか」

これをきちんと残しておく事に意味があります。


100を超えるセグロカモメやウミネコが浜辺で餌を取っていましたね。
私たちが少しずつ近づいても、一定の距離がくれば飛び上がって少しずつ離れていきました。
野生動物が人との距離を当然のごとく、とっている・・・・
そんな体験ができたのではないでしょうか。

最後にまとめの授業ができると良いと思っています。

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