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10月学習会 [2009年10月11日(Sun)]
学習会

きょうだい児のメンタルケア」学習会感想


「育児の術に答えは無し!」
S.S
 
今回は、臨床心理士でもある稲田正文教授にお越し頂きました。0才から小学6年生までのダウン症児を育てる13家族が参加し、きょうだい児達に対する日頃の悩みや、将来的な不安な思いを持ち寄りました。
 きょうだいの年齢が幼いほど、赤ちゃん返り・ケンカといったきょうだい間での悩みが多く、年齢が高くなるほど、きょうだい児と第三者(友人等)との付き合いの中での悩みが増えて来る様でした。でもやはり、全家族とも、「ダウン症と言う障がい、また、ダウン症のきょうだいの事をどう説明し、理解させたらよいか?話す時期の判断目安は?」と言う事が一番の悩みの様でした。
 私達は先生から具体的な指示が得られるものだと思い込んでいましたが、先生の回答は「答えは無い」と言うものでした。「こうすれば大丈夫!!」という方法は無く、10の家族がいれば、10のやり方がある。大事なのは、家族の思いを一つにし、揺るがない土台の上に立って、子ども達を見ていく事だと。障がいへの理解も、一度に理解させるのではなく、年齢に応じて、子どもが受け止められる範囲で、徐々に伝えていけばよいし、理解させようと難しく考えず、親が今どう思っているのかを伝えてやるだけでも、我が子は理解しようとしてくれるはず。そして、親も答えが分からない時は、分からないと正直に伝える事もよい事なのだと。色々失敗しながらも、恐れず・逃げず進もうとする家族の中で、子ども達も自分なりの答えを見つけて行ってくれるのだと話されました。
 親としては、どうしても頭で考えるきょうだいの理想に近付こうと背伸びをし、失敗してはいけないと間違いのない方法を必死で探し、柔軟性を失っていた様な気がします。育児の経験が少ない幼いきょうだいを持つ親ほど、すでに一般のきょうだい関係とは状況が違う訳で、とても神経質になる面もあったと思います。親が少しでも悩みや不安を減らす為に、誰か早く間違いのない答えを教えてくれ!!ともがいていたのかもしれません。
 我が家も3才の姉と2才のダウン症の弟がいますが、子どもが親へ何でも話せる環境に置いてやれる努力をしつつ、長い子育てなのだから、気持ちを大らかに、子ども達の様子を見守ってやろうと思い始めました。もしかすると、子ども達の方がずっと固定観念にとらわれず、素直に寛大に物事を受け入れて行こうとしているのかもしれません。
 とは思いつつ、育児は、毎日毎日の繰り返し・・・・、ストレスも溜まるし、悩みも考え出したら切りがありません!!育児の方法に答えは無くとも、先輩家族の経験は豊富にあります。それを聞き、自分達の育児に取り入れ、やってみる事はいくらでも出来ます。失敗したら、また別の方法を試していくうちに、我が家の答えが見つかっていくのではないでしょうか? また、そんな意見交換の場を作れればと思っています。