支部長あいさつ [2014年09月29日(Mon)]
赤ちゃん お誕生おめでとう まず、この言葉をご両親と赤ちゃんに贈りたいと思います。 かわいい赤ちゃんが、ダウン症であると告げられ、今ご両親は、悲しみと不安でいっぱいかもしれません。そして、ご両親だけでなく、おじいちゃん、おばあちゃんや、ご家族の方々も同じ思いでしょう。はじめは、この事実に動揺して、赤ちゃんとどのようにつきあっていけばいいのか、どう声をかければいいのか分からなくなってしまうかも知れません。まわりの人たちの中には“おめでとう”といってくれない人もいるでしょう。 ですからまず、私たち経験者からご両親と赤ちゃんへ“おめでとう”を花束にして贈りたいと思います。 かつて、私たちもあなた方と同じような思いをし、不安な日々を通り過ぎてきました。でも、気がつくといつの間にか子どもの笑顔で、そんな悲しみや不安も忘れ去り、ゆっくりではあっても、日々成長する姿に大きな喜びを感じながら、子育てを楽しんでいます。そして、そんな姿を見てもらうことで、自然にまわりの人たちの理解も得られるようになりました。 まず、ご両親が少しでも早く事実を受け入れ、まっすぐ赤ちゃんと向き合い、しっかりと抱きしめてあげてください。ほら、あなた方のかけがえのない赤ちゃんですよ ![]() 〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜 あなたは一人じゃないよ 現在、岡山県内には、4つのダウン症児の親の会があります。 JDS岡山支部では、他の会とも連携をとりながら、地域の情報、全国の情報をもとに、活動を繰り広げています。私たちと一緒に子育てを楽しみませんか。 また、全国にもたくさんの仲間がいます。インターネット上にもダウン症関連のホームページもたくさんありますので、ぜひアクセスしてみてください。 一日も早く、赤ちゃんとの心穏やかな生活が始まりますように。 連絡、お待ちしています。 〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜 << 顧 問 >> 江草正彦(岡山大学病院スペシャルニーズ歯科センター) 眞田 敏(岡山大学教育学部) 多田克彦(国立岡山医療センター 楢原幸二(旭川児童院) 升野光雄(川崎医療福祉大学医療福祉学部) 〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜 支部長あいさつ ダウン症の子どもたちと、その家族が楽しい人生を歩めるよう、家族会としてできることを模索していきたいと思います。 障がいは特別なことではありません。 誰でも当事者になる可能性があるのです。 いろんなサポートを充実させて、誰もが住み良い社会になるよう、みなさまのご協力・ご支援を賜りたいと存じます。 私のダウン症の長女は、平成17年3月生まれです。長女には行動障がいもあり、日々の生活に大変苦労しておりますが、多くの方に支えていただきながら子育てを楽しんでいます。 仕事を続けるかどうか悩むときもありますが、ダウン症について多くの方に知ってもらえる機会を作れるのではないかと思い、ワーキングマザーとしてがんばっています。 障がいを持って生まれてくる赤ちゃんは、たくさんの「愛情」が必要です ![]() 我が子のすこやかな成長を願うからこそ、複雑な思いが併存しますが、いろんなことを含めて、人生をエンジョイしていけいたら良いですね。 ダウン症の子どもを授かり、子育てで悩んでいる方も多くおられるかと思いますが、私たちと一緒に楽しい子育てができるように、お互いに情報交換していきましょう ![]() 支部長 上 地 玲 子 |