JDF熊本・活動日誌 2016年11月15日(火)
スタッフマネージャー:2名、
事務スタッフ:1名、支援スタッフ:6名、合計人数 9名
主な活動地域:被災地障害者センターくまもと、木山地域支え合いセンター
※本日、にしはらたんぽぽハウスの支援は休み
7:45〜 朝のうちあわせ
8:15〜 木山地域支え合いセンターへ出発
8:40〜 被災地障害者センターくまもとへ出発
10:00〜 被災地障害者センターくまもとへ、日報、福祉仮設視察報告
13:00〜 木山地域支えあいセンター支援活動同行
18:00頃より順次支援スタッフ帰着、個別に報告
行き先と支援スタッフ |
取り組み内容 |
被災地障害者センターくまもと 《4名》 |
○78歳の高齢の方を訪問して、アセスメントと傾聴支援。
姉との関係、実家の片づけのことなど生活の不安をこもごもに語られる。
今後、家の片づけのことなどはセンターが対応する旨を伝えると安心された様子だった。 ○精神障害の方の聞き取りの立ち合い。
自宅が半壊しているが、みなし仮設が見つからないため自宅に両親と住まざるを得ず、
ストレスで摂食障害となる。入院を勧められているが、
両親のことが心配で入院できないとの訴え。入院を勧め、
センターとして両親の介護保険の申請をはじめとするサポートを伝える。
最初は不安そうな様子だったが、両親へのサポートが具体的に見えたことで、
表情も和らぎ、入院に前向きな様子を見せていた。
○家の片づけ、処分。取り壊す予定の自宅にご本人と一緒に行き、
「いるもの」「いらないもの」を聞きながら分別し処分する。
○午前中の続きの家の片づけ、ごみの処分。 |
木山地域支え合いセンター 《2名》 |
・益城町総合体育館避難所から継続した支援対象者への訪問
・世帯表(フェイスシート)作成のための聞き取り
・集会所で住民との交流
・個別訪問 |
にしはらたんぽぽハウス |
本日支援なし |
【引継ぎ・特記事項】
●福祉仮設住宅について、熊本日日新聞1面トップで報道
「個別の仮設住宅にバリアフリー型を取り入れたのは熊本が全国初」
「熊本モデルを全国に発信していきたい。入居後も細やかに対応していきたい。」
●被災地障害者センターくまもと担当との懇談
SOSチラシによる新規の電話は週に2〜3件くらいに落ち着いている。
電話の内容は、片付けやがれき撤去などから、
地域での孤立から生まれる精神的な不安や将来の展望が描けない不安など、
より複雑化している。
センターでできることには限りがあり、
地域の中でどう支えていくのかが大きな課題となっているとのこと。
直接の電話の申し出による支援だけではなく、
センター側から気になるケースへの安否確認等も行っている。
今後は地元の支援組織に繋げていくことを考慮しながら、
そのような訪問も少しずつ増えていくことが考えられるとのこと。
●木山地域支えあいセンター訪問活動同行
世帯表(フェイスシート)の作成にあたり、JDFとしての関わり方について確認した。
【明日の予定】
○7:30 スタッフマネージャー・事務スタッフ打合せ
○7:45 JDF熊本支援センター集合、朝の会
・木山地域支え合いセンター(支援スタッフ2名)8:10出発
・被災地障害者センターくまもと(支援スタッフ2名)8:40出発
・にしはらたんぽぽハウス(支援スタッフ2名)8:10出発
○9:00 にしはらたんぽぽハウス所長と定期懇談
○10:00 マーシーリリーフ助成金事業進捗状況確認
○17:00 にしはらたんぽぽハウスに対する今後の支援の方向性についての打ち合わせ
○18:00頃、順次支援終了後、報告書記入
○18:30〜19:30 全体ミーティング