JDF熊本・活動日誌 2016年8月22日(月)
スタッフマネージャー:3名、
事務スタッフ:1名、支援スタッフ:9名、合計人数 13名
主な活動地域:被災地障害者センターくまもと、益城町総合体育館、
ワークセンターやまびこ
活動・巡回した場所:避難所(1ヶ所)、福祉事業所(1ヶ所)
7:45〜 朝のうちあわせ
8:00〜 随時、支援先へ出発
8:30〜 益城町総合体育館避難所打ち合わせ、マシコム会議
(支援スタッフ及び支援スタッフ参加)所長代行より避難所の話しを聞く。
8:40〜 被災地障害者センターくまもと:日報報告
13:00〜 在宅高齢者等支援に関する意見交換会・益城町役場ユニットハウス(現地関係者及びスタッフマネージャー参加)
16時頃より順次支援員帰着
19:00〜 全体ミーティング
事務局:スタッフマネージャー打合せ、明日の活動準備、日報作成
行き先と支援スタッフ | 取り組み内容 |
被災地障害者センターくまもと 《5名》 |
@旧宅から荷物の搬出及び新宅への荷物の搬入
本人及び家族ともに大きな不安は感じないが、仕事等のストレス、以前のように趣味活動ができていないことが、少しネックになっている様子。
A申請を受けていた助成金を渡しに行く。
基金を活用して洗濯機購入を予定。日々の買物や外出は、家族の力を借りながら行っている。体調は不安定で悪い時の方が多いがどうにかやっている。今回の件は本当に助かった。頼れるところができ、また何かあれば連絡したいとのこと。現状受け付けた課題に関しては終了。
B不用品処分の下見
自宅にある大型の家具等、不用なものを処分したいが、4階に住んでいるためとても運ぶことができないという相談に対し、状況確認のための下見に行く。エレベーターはなく、階段も狭いため今後の搬出作業には男性3人以上は必要と思われる。
C市役所への移送及びマイナンバーに関する書類の提出
罹災証明書の発行のため、半壊の家の写真を撮影。散らかっている家財の片付け及び廃棄。
D高齢親子世帯の罹災証明二次申請の手続き支援のため市役所へ同行
二次調査の日程が決まるまで、約3週間かかるとのこと。その頃に行政から連絡があったかどうか確認が必要。
E引越のための荷物の搬入、新居の清掃、ライフライン(水道、電気、ガス)開栓の手続き本人と確認しながらライフライン回線に向けた手続き申請を行う。後日、申込書類の書き方を支援する必要があるかもしれない。引越先に店があまり近くにないという不安感があるためか清掃中外へ出て通行の人たちに普段どこで買物しているかと聞いていた。 |
益城町総合体育館避難所 《2名》 |
活動:事務所へあいさつ回り、マシコム会議、MSWとの情報共有、JDF引継ぎノートの確認、所内ラウンド、ラウンド記録とデータシートの検討、全体ミーティング。
避難所の統合で引越は一段落したとの報告あり。MSWと今日までの状況の確認後、避難されている方の訪問をする。日中不在者が多いため、時間を見て再訪問、再々訪問をする。傾聴に努めつつ行政などの地域資源にもつなげていく必要がある。限られた時間の範囲で、どこまで本音で話し合えるか、また具体的に適切な支援につなげていけるかが課題。 |
ワークセンターやまびこ 《2名》 |
活動:行動に支援や見守りが必要な利用者への対応。
廃品回収の仕分け、朝鮮飴の箱折り、後片付け、掃除など。
今回の被災により非常に人手が足りていない状況だった。
職員全体で作業内容を共有する大事さを痛感した。利用者、職員とも明るく距離も近く和気あいあいで事業所は良い雰囲気だった。利用者の方に「和歌山から来てくれてありがとうね」と言われ、逆にこちらが励まされた。利用者の方に廃品回収の仕分けを丁寧に教えてもらった。朝鮮飴の箱づくりに関しても、ほぼ全員が作業をしており、担当もしっかり決まっておりチームワークが良かった。今日はJDFからだけではなく、専門学生や大学生、作業療法士と11人が支援に来ていた。利用者の方と力を合わせての作業で少しでも役に立てればと思った。 |
【引継ぎ・特記事項】
・第17クールに申し込みがあった支援員の一人は、本人の台頭を考慮し、益城町総合体育館もしくはワークセンターやまびこの支援に派遣すること。
・次回の在宅高齢者等支援に関する意見交換会 9月5日(月)13:00 益城町役場
明日の予定
<支援員>
・ワークセンターやまびこ(8:00出発)・・・・・・日中活動支援
・益城町総合体育館(8:00出発)・・・・・・・避難所での活動
・被災地障害者センターくまもと(8:40出発)・・・・・生活支援
・にしはらたんぽぽハウス(8:30出発)・・・・・・食事提供支援
<事務局>
・段ボール・新聞などのゴミ出し(火曜日のみ)
・被災地障害者センターくまもとに前日の日報報告・火の国がんばを届ける。
・にしはらたんぽぽハウスとの定例会議
・新支援センター物件の契約書提出
【事務局記入欄】
A連絡を待って対応
支援スタッフの通院に伴うJDFでの保険手続き。