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JDF熊本・活動日誌 2016年7月31日(日) [2016年07月31日(Sun)]

JDF熊本・活動日誌 2016年7月31日(日)

スタッフマネージャー:2名
事務スタッフ:2名、支援スタッフ:8名、合計人数 11名

主な活動地域:
活動・巡回した場所:避難所(ヶ所)、福祉事業所(ヶ所)

 

9:00〜事務局:オリエンテーションの準備
9:20〜被災地障害者センターくまもとを訪問
11:00〜事務スタッフ到着、事務引き継ぎ
14:00〜支援スタッフ8名集合 オリエンテーション
被災地報告など

 

16:00〜支援スタッフ8名、事務スタッフ、スタッフマネージャー被災地を視察
にしはらたんぽぽハウス、益城町総合体育館及び近隣住宅地、かなで館視察

 

18:30 当日業務終了、懇親
事務局:翌日以降のスケジュール調整・確認、日報作成

 

■引継ぎ・特記事項
@来局者

 

Aオリエンテーション 〜12クールの体制と活動〜

 

B被災地視察
にしはらたんぽぽハウス、益城町

 

C明日の予定
7:45:JDF熊本支援センター集合、ミーティング
<支援員>
・月曜日のため、にしはらたんぽぽハウス支援なし。
・ワークセンターやまびこ:8:00出発
・就労支援センターくまもと:7:40出発
・被災地障害者センターくまもと:8:40出発
・個人宅片づけ:9:30出発
<事務局>
・被災地障害者センターくまもとへ活動報告
・熊本県への確認事項(午前中)
在宅高齢者等支援に関する意見交換会(益城町)の有無
今後の茶話会の場所と日程
・16:00 益城町総合体育館避難所にて視察

JDF熊本・活動日誌 2016年7月30日(土) [2016年07月30日(Sat)]

JDF熊本・活動日誌 2016年7月30日(土)

スタッフマネージャー:1名
メンバー名:事務スタッフ1名、支援スタッフ:10名、合計人数 12名

7:00 宿舎・センター清掃
9:00 全体ミーティング
9:45〜14:30 津森仮設団地集会所での茶話会に参加
10:50 全体ミーティング終了 支援員帰路へ

 

■引継ぎ・特記事項
@津森仮設団地集会所での茶話会に参加
・10:30に集合
・熊本県災害派遣福祉チーム(DMAT)のメンバーが6〜7名おられ、運営していた。
JDFからの参加は今回が初めてだった。
・日程は以下の通り
10:30〜 運営スタッフが集合して、サンドイッチを作る。
12:00〜14:30 茶話会
その後、片づけと反省会の予定だが、次の予定があり14時過ぎに失礼した。
・住民が順次集会所に来て、軽食を食べながら交流する。15〜20名弱の住民が参加。
ほとんどが高齢者で一人暮らしの方が多かった。今日は障害のある方は来られていない。
・ある参加者は、普段の昼間は室内でテレビを見ていることが多いとのこと。
仮設団地も外は閑散としているので、茶話会に来てみて、こんなに人が住んでいるのだときづかされたとおっしゃっていた。
・必ずしも障害のある人と出会えるわけではないが、仮設団地や住民の状況を知るうえでよい機会ではないか。
・今後の茶話会の日程については月曜以降、熊本県に確認する必要がある。
・熊本県及び自治会長の了解を得たので、集会所入口の掲示板にSOSチラシを掲示した。

 

●その他
@明日の予定
・全体ミーティング 第13クール 14:00〜

JDF熊本・活動日誌 2016年7月29日(金) [2016年07月29日(Fri)]

JDF熊本・活動日誌 2016年7月29日(金)

スタッフマネージャー:2名 事務スタッフ:1名、支援スタッフ:10名、合計人数 13名

主な活動地域:ワークセンターやまびこ、にしはらたんぽぽハウス、 被災地障害者センターくまもと、就労支援センターくまもと

活動・巡回した場所:避難所(0ヶ所)、福祉事業所(4ヶ所)

 

7:30〜 朝の打ち合わせ
7:40〜 支援チーム随時、支援先へ出発。
10:30〜 ワークセンターやまびこより助成金申請書届く。
11:40〜 仮設住宅の掲示板にSOSチラシを貼ってよいとの連絡がある。(益城町)
16:30〜 まとめと引継ぎ会議
18:00〜 活動日誌作成
19:30〜 お疲れさん会

 

事務局:スタッフマネージャー打合せ、明日の活動準備、日報作成

 

行き先と支援スタッフ取り組み内容
ワークセンターやまびこ
《2名》
●タオル入れの支援を支援した。ケーキづくりはなかったが、廃品回収の件数が多かった。 午前中に除草作業もあった。今日が最終日だったので、帰りのミーティングでプレゼントとしてパウンドケーキをいただいた。 最後に全員で集合写真を撮った。 午前中廃品回収や除草などの外での作業に行った利用者に対し、ある利用者がかき氷を出したいと職員に提案していた。
就労支援センターくまもと
《2名》
●金曜日は職員のミーティングがあった。 午後からは数人の利用者が法人内の別の事業所に行って、皿洗いをしていた。 これらのみなさんは家でも家事の手伝いをしているとのこと。
●午前中は敷地内の除草作業やビニールシートの貼り付け作業を行う。 午後からはリサイクル品の仕分けや缶つぶし作業を行う。 終礼時には最終日のあいさつを行い、温かい拍手をいただいた。 この事業所では、利用者との関わりはもちろん、職員体制が少ないためにできないことを支援することが大切であると感じた。
被災地障害者センターくまもと
《3名》
●がれき廃棄や生活状況の聴き取り、ゴミ分別と廃棄等を行う。 事前に、依頼者は介護サービスを使っていないと聞いていたが、週1回、デイサービスに通っていた。自宅前にある燃えないゴミを処分してほしいとの依頼で、トラックに積み込み環境センターへ廃棄に行く。がれき撤去やゴミ廃棄のケースは非常に多い。まだ復興への道のりは遠いと感じた。
●家の片づけと震災ゴミ処分を行う。センターのチラシを見て依頼をしたとのこと。 福祉サービスは利用していないとのこと。本人は熊本での生活を希望している。 認知症の疑いも見られ、ひとりでは今後暮らすのが難しいのではないかと家族も判断している。 家族も片づけの手伝いに来ており、一日がかりで大方片づいた。 タンスやロッカーなどは、軽トラックで環境センターへ5往復搬送した。
にしはらたんぽぽハウス
《3名》
●今日は「きずな食堂」を開設。 いろんなメニュー(ラーメン5種、その他7〜8種類)を提供した。 客がたくさん見えて約80食でた。順番待ちの行列ができて、注文されたメニューをつくるのに必死だった。 利用者も食事づくりをしていた。客層を見ると行政関係や工事関係者が多く、地元の人が少ないように感じた。 最後には上村所長があいさつをして、利用者のみなさんとも手をふって別れた。

 

■引継ぎ・特記事項
@助成金の申請
マーシーリリーフ助成金:全事業所から申請書届く。見積書が届いていないところが1か所ある。
マーシーリリーフからは、現在の写真も送ってほしいとのリクエストがあったので、手配中。
A引継ぎ会議(16時から18時)
・前クールから引継いだ中で当面の中止を提案する事項
・第12クールの取り組み
・第13クールの取り組みの骨格と留意事項
・その他

JDF熊本・活動日誌 2016年7月28日(木) [2016年07月28日(Thu)]

JDF熊本・活動日誌 2016年7月28日(木)

スタッフマネージャー:2名
事務スタッフ:1名、支援スタッフ:10名、合計人数 13名

主な活動地域:ワークセンターやまびこ、にしはらたんぽぽハウス、 被災地障害者センターくまもと、就労支援センターくまもと

活動・巡回した場所:避難所(2ヶ所)、福祉事業所(4ヶ所)

 

7:30〜 朝の打ち合わせ
7:40〜 支援チーム随時、支援先へ出発。
9:20〜 KDFと県・市との懇談会(ヨネザワビル4階)
10:10〜 来訪者:衆議院議員1名、参議院議員1名、東京区議会議員2名。県理学療法士協会理事ほか。
14:30〜 南阿蘇村役場白水庁舎を訪問し懇談、仮設住宅の取り組み等について状況把握。
16:30〜 順次、帰着した支援者からの支援状況の報告と聴き取りを行う。
19:00〜 活動日誌作成
事務局:スタッフマネージャー打合せ、明日の活動準備、日報作成

 

行き先と支援スタッフ 取り組み内容
ワークセンターやまびこ
《2名》
●新聞のチラシ折の作業を行う。支援者がチラシを渡して利用者にチラシを入れてもらうという流れをつくり、集中して作業を行ってもらった。12時より身体障害者福祉センター等へパウンドケーキの販売に同行。利用者が主体となって受付などにあいさつを済ませ、販売の際は商品説明やあいさつなどしっかり声かけができていた。ほぼ毎日、各地で訪問販売をしている様子。
●タオルの袋詰めを行う。他の利用者と流れ作業で組んだ。
●14時より自治会の話し合いがあった。余暇活動やイベントへの出店の参加や誕生月のお祝いなどを職員が読み上げ確認をしていく。「がんばったカード」を渡すコーナーではトイレ掃除やトイレの消灯確認、お茶係りなどをした人が表彰される。
就労支援センターくまもと
《2名》
●午前中にドリンクの箱入れを利用者といっしょに行った。グループの構成を変更するなど、利用者が落ち着いて作業に取り組むための工夫がされていた。
●午前中は納品作業を行う。出発時に気になる利用者に一声かけることで、スムーズな納品に努めていた。その後、農業班が日中に取り組んでいる除草作業を行う。
被災地障害者センターくまもと
《3名》
●炎天下、益城町の住宅で重機による資材仕分けを行う。重機で木材を運び、その他の資材の仕分けを行った。依頼者は嬉しそうな表情をされていた。
●益城町の全壊と判定された自宅を売るために、周辺の片づけを依頼される。被災ゴミと一般ゴミの仕分けをして、被災ゴミは災害ゴミ置き場へ。一般ゴミはクリーンセンターへ廃棄する。今後家屋内は危険な状態のため、専門業者が家具等を外に出しセンターが処分することになる。
にしはらたんぽぽハウス
《3名》
●昼食のメニューは、厚揚げ煮、ハンバーグ、野菜、ポテトサラダ、ひじき煮、すまし汁、スイカで50食分をつくる。夕食はカレー等。
●利用者の作業現場を見学し、少し話をすることができた。

 

【引継ぎ・特記事項】
@KDFの熊本県、市との懇談に同行
*KDFの「障害者の震災後の対応に関する統一要望書」にもとづいて懇談した。
*熊本県より
・避難所に残る人のニーズを把握し対応するよう市町村を支援している。
・仮設住宅で不便等がある場合は、必要であれば改修、増築、改築を検討する。
*熊本市より
・全手帳所持者に被災地障害者センターくまもとのSOSチラシを郵送した。
・9,000人の訪問調査の結果等についてまとめている。結果はJDFにも報告する。

 

A南阿蘇村役場白水庁舎を訪問
*村の仮設団地は8(400戸)で、うち2団地に設置済み。残りの6団地は8月下旬完成。
*熊本県の依頼で仮設住宅の個別訪問調査を実施中。玄関の段差やスロープがないことによる不便についての訴えが多い。
*SOSチラシを渡し、役場でも配布をしてほしいと依頼する。また、仮設住宅の入居説明会の際に配布できるかどうか、検討を依頼した。

 

B益城町仮設住宅集会所にSOSチラシを置いていただく件について
*集会所に置くのはスペースがないので難しいが、掲示板に掲示できるとのこと。

 

C助成金の申請
マーシーリリーフの助成希望事業所は6か所で確定。

 

D訪問者
前参議院議員 松田公太氏、参議院議員 山口和之氏、東京都北区会議員 斉藤りえ氏、東京都渋谷区議会議員 田中たくみ氏、県理学療法士協会理事など8名が来訪。JDF熊本支援センターについて聞かれる。

JDF熊本・活動日誌 2016年7月27日(水) [2016年07月27日(Wed)]

JDF熊本・活動日誌 2016年7月27日(水)

スタッフマネージャー:2名
事務スタッフ:1名、支援スタッフ:10名、合計人数 13名

主な活動地域:ワークセンターやまびこ、にしはらたんぽぽハウス、 被災地障害者センターくまもと、就労支援センターくまもと

活動・巡回した場所:避難所(4ヶ所)、福祉事業所(4ヶ所)

 

7:30〜 朝の打ち合わせ
7:40〜 支援チーム随時、支援先へ出発。
9:00〜 益城町役場において熊本大学准教授と調査活動について意見交換
10:00〜 益城町応急仮設住宅説明会参加
10:30〜 事務局:銀行及び買物
13:00〜 事務局打ち合わせ
18:30〜 全体ミーティング
20:30〜 日報、体制表、ミーティングメモ等作成

 

行き先と支援スタッフ 取り組み内容
ワークセンターやまびこ《2名》 ●タオルの袋詰めを行った。初めての作業だったので、職員と確認を行いながら作業を始めた。 昨日、一昨日と比べいつもの顔ぶれが通院などで休みだったが、その分初めて見る利用者が4人みえた。 午後から除草の活動を予定していたが、いつも除草に参加している利用者が休みのため中止となる。 暑い時期なので、活動を行うとなれば職員や利用者、支援員も熱中症には十分気をつける必要がある。 ある男性利用者が女性利用者を叩いたのかトラブルとなる。その後、男性職員が対応した。
●今週初めてきた女性利用者といっしょに活動を行う。昼休み中に通所し、私たちにとてもテンションが高く自己紹介を行う。職員より発作があるからちょっと落ち着こうと声をかけられていた。先週に大きな発作があり、今週は今日が初めての通所であった。作業中、落ち着かなくなるが、他の作業を終えた男性利用者が隣に座ると、その人は仲がいいようで少し落ち着きを取り戻す。
●広島から来た支援員に対して利用者が「広島に行ったことがある」など、広島についていろいろと興味をもって話をしてくれた。
●この事業所の給与体系は時給180円で、ケーキづくりをした人は+30円となる。
就労支援センターくまもと
《2名》
●午前中ドリンク箱詰め、下請け資材の詰め込み、納品。 午後から箱組み立て、納品作業今日は利用者といっしょにドリンクの箱詰めと土産品箱の組み立て作業を行った。初めて室内の作業を支援したが、とても混雑しており、そういった場所が苦手な利用者は、多弁になるなど落ち着けない様子。午後からは会議用の部屋が空き、パニックを起こした人は、自ら中に入って一人で作業をしていた。
●午前中びん類の納品作業を行う。納品リストをもとに、利用者も手伝う様子が見られた。 事業所から運び出し、業者への搬入作業は汗だくになる作業であり、スタッフ一人と利用者で行うには大変な作業だと感じた。午後は箱製品の納品を行った。当日になって納品数の追加があったが、対応できる在庫を持っていた。日頃から、急な追加に対応できるようにしておくことをスタッフと確認し合っていた。
被災地障害者センターくまもと
≪3名≫
●益城町で、震災により倒壊した倉庫にブルーシートを取り付けた。 周囲を瓦で固定しロープで結び、終了した。その後震災時の話を聞く。前震の揺れで古い建物のため全壊に近い状態になり車中泊をしていたとのこと。本震は車がひっくり返るくらいの大きな揺れだった。近所の人は本震で亡くなったとのこと。最後に「話を聞いてくれたありがとう」とお礼を言われる。
●仮設住宅へ引っ越しするための支援を行った。自宅は古い建物で震災の影響で生活用品が散乱している状態であった。家の中はカーテンも閉められ薄暗い状態で2階にある大きな衣装ケースや洗濯機、段ボール20個くらいを運ぶ。別の場所に洗濯機がもう1台あり、何に使うのかと聞くと母が使うとのこと。仮設住宅には本人自身しか入居できず、母は自宅で生活すると聞き、なぜなのか疑問に思った。
●避難所から自宅への引っ越し支援。ライフラインを確保するため電気、ガス会社に連絡する。 水道は通っている。荷物自体は段ボール2箱程度だったので、比較的スムーズに進めることができた。ライフラインの確保ができていなかったため、各会社に連絡し、電気は通してもらった。 ガスは後日、本人立会いのもと通すことになった。その後、友人と会う約束があるとのことで、市役所まで送迎し依頼を終えた。聾の方なので、コミュニケーションが筆談と手話であり、筆談でのコミュニケーションは時間がかかり、深く本人の様子や状況を知ることができなかった。
にしはらたんぽぽハウス
《3名》
●昼食メニューは鳥のみぞれあんかけ、切り干し大根、野菜サラダ、高菜漬け、豚汁。 夕食メニューは厚揚げのカレーあんかけ、野菜サラダ、高菜漬け、ひじき、豚汁。
●午前中はボランティア2名といっしょに食事づくりを行う。食数がはっきりせず提供に戸惑いが出た。
●衛生面に注意をしながら食事づくりを行った。

 

【引継ぎ・特記事項】
@助成金の申請
そよかぜ福祉作業所、にしはらたんぽぽハウス、 ゴースローより申請書や見積もりがあがってくる。

 

A熊本大学准教授と仮設住宅全戸訪問調査について懇談
●益城町役場もマンパワー不足で、熊本大学、JRATと連携して調査。
●聞き取りの主な目的は仮設住宅での生活の困りごとなどの把握ではなく、 町の復興計画づくりや、災害高江住宅の建設に向けての情報収集だった。
●しかし、自由記述欄では仮設受託での生活の困りごとや不便を感じることが多数書かれているとのこと。 その都度、町につなげているが、人手不足から対応は追いついていない。
●調査にかかる人員が不足しているとのこと。
●調査時間帯は様々で、日中に会えなかった人には夕方に再訪問するなどの工夫をしているとのこと。

 

B益城町による仮設住宅入居説明会の見学
●准教授の勧めで仮設住宅入居説明会を見学できた。
●全体で40分の説明は、以下の流れ。
*益城町担当者より入居にあたっての注意事項の説明
*准教授より全戸訪問調査への協力の依頼。
*保健師より健康訪問調査への協力と事前質問事項への記入の依頼や部屋のカビ対策等についての説明。
*益城町担当者より仮設住宅の改修についての説明。
・「段差がある」「スロープを付けたい」等生活上の不便や変えたいことがあったら、益城町復興課に申し出てほしい。
・復興課より熊本県リハビリテーションセンター(県医師会内)につなげる。
・リハビリテーションセンターが訪問し、本人にあった設備等を提案する。
・その後、改修となる。
*益城町担当者より仮設住宅への引越しボラについて、依頼先として以下の2団体を紹介した。
・災害ボランティアセンター(社協内)が生協と一緒に引っ越しボランティアを行う。
・一般社団法人チーム熊本という団体も引っ越しボランティアに取り組んでいる。
*益城町担当者より生活物資についての情報提供
・日用品や布団1組は全仮設住宅に置いた。
・8月5〜7日に各仮設住宅である企業が食器の配布と青空市を開催するとのこと。

JDF熊本・活動日誌 2016年7月26日(火) [2016年07月26日(Tue)]

JDF熊本・活動日誌 2016年7月26日(火)

スタッフマネージャー:2名、
事務スタッフ:1名、支援スタッフ:10名、合計人数 13名

主な活動地域:ワークセンターやまびこ、被災地障害者センターくまもと、 就労支援センターくまもと、にしはらたんぽぽハウス

活動・巡回した場所:避難所(1ヶ所)、福祉事業所(4ヶ所)

7:30〜 朝のうちあわせ
7:40〜 随時、支援先へ出発。
9:20〜 スタッフマネージャーが就労支援センターくまもとB型事業所訪問
11:40〜 被災地障害者センターくまもと訪問。22日(金)〜25日(月)までの日報を届ける。
12:30〜 にしはらたんぽぽハウスとの定期懇談のため訪問
15:00〜 事務スタッフが銀行と買物で外出
16:10〜 支援チーム順次帰着
18:30〜 帰着した各チームから順次、活動内容等の聴き取り。
19:00〜 事務局ミーティング
事務局:スタッフマネージャー打合せ、明日の活動準備、日報作成

 

行き先と支援スタッフ取り組み内容
ワークセンターやまびこ
《2名》
●内職箱づくり、廃品業務等。内職箱作りでは、二人の利用者と作業を行い、廃品業務は軽トラックのため、利用者同行はなく職員と二人で行った。通所者は17名程度だった。活動後は事業所の職員と話ができ、登録者33名のうち多くは精神障害のある人で、通常20名程の利用者しか通所していないことを受けて、通所していない利用者のフォローについて聞くと、「職員が電話連絡したり、病院のケースワーカーや相談支援事業所とつなぎ、フォローは行っているがまだまだ不十分」とのこと。被災以降まだまだ精神的に不安定な人も多く、トラックの揺れでも敏感になっている利用者もみられた。なお、事業所では今朝の神奈川の障害者施設での事件の話題が出た。
就労支援センターくまもと
《2名》
●午前中はドリンク、土産箱の納品。午後から教会へ行きテーブルなどを回収。 今日は男性職員がいなく女性職員とボランティアで納品を行う。 納品は重いのもが多く大変であり、女性職員では時間がかかるように感じた。 また、午後は熊本市内の教会に行き、不要になったテーブルを回収した。 冷蔵庫も回収する予定であったが、業務用の冷蔵庫で大型のため後日回収することになった。
●午前中ドリンクやフルーツゼリーの箱詰めの作業を手伝いながら、時折作業を中断している利用者に声かけを行った。 箱詰めの際、数が余ったり少なかったりする度にスタッフに聞く利用者に対して、 スタッフも業務に追われているので、代わってサポートをしていけるように心がけた。 午後の家電等の回収はスタッフとの情報交換や作業手順の確認が必要だと感じた。
被災地障害者センターくまもと
《3名》
●剥がれた外壁(瓦礫)の撤去と廃棄。大きな瓦礫をブルーシートと併用し、 雨漏り防止にしていたため、瓦礫部にブルーシートを貼り直す。 屋根や外壁修繕、地盤調査は業者に依頼済み。応急処置であったため、業者に工事日の目処を確認したほうがよいと促した。 罹災証明書、委任状を受け取り、廃棄し活動を終える。 ブルーシートによる補修等を隣家の住人が率先して行ってくれたとのことで、 地域のコミュニティにより不測の事態が起こった際に助け合うことができ、減災にもつながるのではないか。
●震災の影響で倒れたタンスと姿見の移動を行った。家族との関係が悪く、片づけが進まないとのことだった。 2階に自室があるため昇降が大変そうだった。
●ブロック塀の修理を依頼されていたが、センターのスタッフより事前に基金の案内がしてあった。 障害のある息子は以前は福祉事業所へ通っていたが、今はデイケアのみ。 両親は息子の将来が心配で、本人のつらそうな顔を見ると「がんばれ」とも言えない。 自分たちと同じ境遇にいる親はどうしているだろうかとの話も出た。今後福祉サービスの利用も必要と感じる。
にしはらたんぽぽハウス
《3名》
●メニューを自分たちで決め調理する。 昼食のメニューは豚肉の野菜炒め、ポテトサラダ、ひじき、煮卵、みそ汁。 夕食は厚揚げのあんかけ、キュウリとワカメの酢の物、豚肉の野菜炒め、ポテトサラダ、つくだ煮、みそ汁。

 

【引継ぎ・特記事項】
@センター移転候補地の選択・決定
Aにしはらたんぽぽハウス上村所長との定期懇談13:30〜14:30
○現状と今後の活動について
・現在、物資を届けながら仮設住宅等での安否確認をおこなっている。
その際に必要な情報が書かれたチラシ等も配布しているので、今後はSOSチラシも配布したい。
・懇談:今後も定期懇談を継続することを双方で確認する。次回は8月2日(火)13時30分より(当日の朝に要確認)

JDF熊本・活動日誌 2016年7月25日(月) [2016年07月25日(Mon)]

JDF熊本・活動日誌 2016年7月25日(月)

スタッフマネージャー:2名
事務スタッフ:1名、支援スタッフ:10名、合計人数 13名

主な活動地域:ワークセンターやまびこ、被災地障害者センターくまもと、 就労支援センターくまもと

活動・巡回した場所:避難所(0ヶ所)、福祉事業所(4ヶ所)

7:40〜朝のうちあわせ
7:40〜 随時、支援先へ出発。
9:00〜 森圭一郎氏(NHKストレッチマン出演中のシンガーソングライター)より、寄付の申し出を電話でいただく。コンサートで得た義援金を渡すために、本日14:00に来られるとのこと。
9:20〜 熊大の准教授と学生で行っている益城町仮設住宅全戸調査について意見交換をしたいとメールを入れていた件で、この准教授と連絡を取った。来週もしくは再来週から益城町のテクノ団地500戸を訪問する予定とのこと。
9:25〜 支援先事業所のお盆休み確認 就労支援センターくまもとは、8月13日(土)〜16日(火)が休業等。
9:50〜 スタッフマージャーが被災地障害者センターくまもと訪問。熊大調査活動の件で意見交換をした。熊本市では9,000人の重度障害者が、福祉サービスにつながっていないとのことだった。
11:00〜 そよかぜ福祉作業所へ助成金の申請の件で電話する。申請書のひな型をFAXで送信した。
13:00〜 在宅高齢者等支援に関する意見交換会に参加のため、益城町役場プレハブ庁舎2階会議室へ。
14:30〜 ワークセンターやまびこを訪問し、被災事業所に対する助成金申請の確認とJDFセンター物件候補の視察
14:40〜 車イスのシンガーソングライター森圭一郎氏来局。コンサートで集めた義援金を寄付していただく。CDもいただく。
18:30〜 ミーティング
事務局:スタッフマネージャー打合せ、明日の活動準備、日報作成

 

行き先と支援スタッフ取り組み内容
ワークセンターやまびこ
《3名》
前日イベントがあったこともあり、利用者の通所者数が少なかった。また、職員の急な休みもあり、朝はバタバタした状態だった。看護学生も2名来られていた。ある男性利用者が、利用者や支援者にいろいろと指示を出してくれた。また、作業準備や作業、片付けも利用者各々がされており、力があるということを感じた。利用者が各人でタイムカードを記入されていた。自ら時計を見て自ら記入することに驚かされた。1階の活動で10人弱の利用者がおられたが、職員は一人で、一人の利用者に付きっきりであった。
就労支援センターくまもと
《3名》
午前中は、ドリンク納品、土産箱納品、箱組み立て作業を行う。午後からは、ドリンク運搬、箱組み立て作業。朝からドリンク納品などの重労働がほとんど。今回は支援センターの職員とボランティア2名が運搬をしていたが、普段は職員一人でしているとのことだった。職員が一人でも多くの利用者と関わるためにも、このボランティアの必要性を感じた。
 利用者それぞれの役割分担(チーム)にわかれ、作業を行っている。一人ひとりが無駄なくスピーディーに作業に取り組む姿や、チームとして流れ作業が確立している光景は目を見張るものがあった。納期の近い商品や作業の流れ具合を見て、遅れがちな箇所にサポートとして支援を行った。A型事業所なので、最賃確保のために仲間や職員が懸命に頑張っていた利用者が中心になって進める作業が確立していることなど、見習うことが多いと感じた。
被災地障害者センターくまもと
《4名》
●60歳台の方の申請に市役所へ同行し、申請手続きを行う。その後、銀行(ATM)で家賃の振り込みを行う。調査の際に家賃証明の提出が必要とのことで、不動産へ契約のサインをもらいに行く。本人より「これで一安心」との言葉が聞かれる。また、買い物は近くのコンビニにはカートがなく不便なため、離れたスーパーまで行っているとのこと。冷蔵庫の電気代がかかるので、コンセントを抜いて生活しているとのこと。今回SOSチラシを見なかったら、今日にはつながらなかった。また、市役所の駐車場は、2階と4階が身障者の駐車場となっているが、エレベーターが設置されているにも関わらず、震災で故障したままで、らせん階段を使用しているとのことだ。
●午前は、避難所から自宅へ引越するために、いろいろ買物をしたいとの依頼を受け、買物に同行した。最初に百均へ行ったが、買い物リストにないものまで、買うかどうか迷ったため、かなりの時間がかかった。その後、ディスカウントストアに行った後、自宅へ荷物を置き避難所へ送り届けた。
●午後から、半壊の自宅より宿舎へ引越の手伝いの依頼を受け、荷物をまとめ宿舎へ向かった。しかし、宿舎はカビだらけで水道や電気が通っておらず、かなり段差があったので、ここに引っ越すこと自体に無理があるのではないかと判断し自宅へ戻った。28日にケアマネージャーと連携し、今後どのような支援ができるか相談することとなった。
●基金の申請支援(10時〜10時30分) 申請者本人たちは、基金のことを知らなかった。情報発信方法や連絡ができない方々のニーズの発掘が必要。

 

【引継ぎ・特記事項】
@助成金の申請
Aセンター候補地の選択・決定
B在宅高齢者等支援に関する意見交換会
・益城町生活支援総合窓口について
・仮設における当面の総合相談
・益城町生活総合相談窓口チーム主催の仮設団地集会所での茶話会にて、JDFが運営スタッフ及び出張相談窓口として人員を派遣することについて、熊本県より提案があり、この提案は会議出席者にも受け入れられた。7月30日(土)に津森仮設団地で開催される茶話会に参加。状況を把握したうえで、派遣について検討する。
Cマーシーリリーフの助成金について、助成対象事業所の調整の詰めを行う。

JDF熊本・活動日誌 2016年7月24日(日) [2016年07月24日(Sun)]

JDF熊本・活動日誌 2016年7月24日(日)

スタッフマネージャー:2名、
事務スタッフ:2名、支援スタッフ:10名、合計人数 14名

主な活動地域:
活動・巡回した場所:避難所(ヶ所)、福祉事業所(ヶ所)

 

9:00〜 オリエンテーションの準備
11:00〜 被災地障害者センターくまもと訪問
14:00〜 支援スタッフ10名集合 オリエンテーション
被災地報告
地震発生時から時系列的に被災地の状況を報告
全国大会への協力(参加者等)要請
事務スタッフ引継ぎ
16:00〜 支援スタッフ9名、スタッフマネージャー3名被災地を視察
      にしはらたんぽぽハウス、益城町総合体育館及び近隣住宅地、かなで館視
18:30〜 事務局:スタッフマネージャー打ち合わせ、翌日以降のスケジュール調整・確認、日報作成
19:15 当日業務終了

 

■引継ぎ・特記事項
@来局者
Aオリエンテーション 〜12クールの体制と活動〜
B被災地視察
にしはらたんぽぽハウス、益城町
C明日の予定
7:45 JDFク熊本支援センター集合、ミーティング
<支援員>
・月曜日のため、にしはらたんぽぽハウス支援なし。
・ワークセンターやまびこ:8:00出発
・就労支援センターくまもと:7:40出発
・被災地障害者センターくまもと:8:40出発
<事務局>
・被災地障害者センターくまもとに金、土、日の日報報告
・御船町相談支援センター「あすか」の訪問調整
・在宅高齢者等支援に関する意見交換会(益城町)
・寄付者来室予定

JDF熊本・活動日誌 2016年7月23日(土) [2016年07月23日(Sat)]

JDF熊本・活動日誌 2016年7月23日(土)

スタッフマネージャー:2名
事務スタッフ:1名、支援スタッフ:8名 合計人数 11名

主な活動地域:
活動・巡回した場所:避難所(0ヶ所)、福祉事業所(0ヶ所)

 

7:30〜 大掃除(部屋の片付け、ゴミ捨て、洗濯、風呂掃除等)
9:10〜 1週間の支援活動のまとめ(報告書記入)
10:00〜 ミーティング(活動を終えての感想、 次の支援チームに引き継ぐことやつなぎたいこと、被災地へのメッセージ)
11:00〜 記念写真撮影
11:30〜 解散
14:00〜 次のクールへの引継ぎ会議

 

【引継ぎ・特記事項】
@事務スタッフの引継ぎについては、次のクールの事務スタッフが明日の14時に来られるため、それ以降におこなう。

JDF熊本・活動日誌 2016年7月22日(金) [2016年07月22日(Fri)]

JDF熊本・活動日誌 2016年7月22日(金)

スタッフマネージャー:2名、
事務スタッフ:1名、支援スタッフ:8名、合計人数 11名

主な活動地域:相談支援事業所 IZUMI、ワークセンターやまびこ、にしはらたんぽぽハウス、 被災地障害者センターくまもと、 就労支援センターくまもと

活動・巡回した場所:避難所(0ヶ所)、福祉事業所(5ヶ所)

 

7:30〜 朝のうちあわせ
7:40〜 随時、支援先へ出発。
9:00〜 スタッフマージャー(多田)が被災地障害者センターくまもとを訪問。
11:00〜 相談支援事業所 IZUMIと定期協議をおこなう。(いずみ氏、多田・小林・篠原・伊藤)
17:15〜 個別に1日の取り組みの報告を受ける。

 

事務局:スタッフマネージャー打合せ、明日の活動準備、日報作成

 

行き先と支援スタッフ取り組み内容
相談支援事業所 IZUMI
《2名》
 午前は、そよ風福祉作業所(就労支援B型)にて作業支援(菓子の袋詰め)をおこない、11時からは、事業所とJDF支援スタッフ事務局との定期懇談に同席する。午後は、モニタリング管理表を完成させることができ、喜んでいただけた。
 もう1名は、阿蘇の近くにA型に働く男性のモニタリングに同行。訪問は半年ぶりで震災後であったが被害はほとんどなかったとのことで、本人も元気に自転車で通勤しているとのことである。もう1軒は気管切開の利用者さんで入院されて、冷蔵庫の食品の片付けを依頼されたが、すでに他の方がされており、運びだすお手伝いをした。熊本市内から相当離れた地域であったため、片道に1時間を要した。
ワークセンターやまびこ
《1名》
 午前は朝鮮飴の箱折り、午後は大学や病院への廃品回収に出かける。午後は暑い中での回収であったため、利用者の方が冷凍お絞りを用意してくれた。本日は支援の最終日ということで、来週から誰が来るか等たくさんの質問を受けた。全員で記念写真も撮っていただき、感動の最終日となった。
就労支援センターくまもと
《1名》
 午前・午後とも箱の組立作業・箱詰・納品をおこなう。日頃おとなしい利用者から「今日で終わりですね」と声をかけられた。重い荷物を運ぶので、怪我をしたり腰を痛めないように気をつけなければならない。
被災地障害者センターくまもと
《2名》
○午前は下肢障害の85歳女性宅の引越し支援を車2台3名でおこなった。住居は地盤が傾き雨漏りもあるため、建てなおすとの事で手続きをすすめている。
○家の周りのブロック弊が倒れており、状況を伺いに訪問。母と娘二人の生活。娘の妹の方は引きこもりで自宅にいる。母親は話し始めると止まらず、以前にも精神科の受診を進められたことがあるが、近所に知られたくないために行っていない。睡眠も1時間おきに目がさめ、十分に寝れないとのこと。娘の妹の方は大学に通っているが、その費用について知り合いから多額のお金を借りているとの事。家族誰もが福祉サービスに繋がっていない。地震により、初めて繋がる人も多いと感じた。
 本日は午前2軒、午後2軒の訪問であった。相談件数も増えており、昨日は27件であった。そのほとんどが身体障害の方である。また、「ゆめ風基金」の問い合わせも多く、私たちも知っておく必要があると感じた。
にしはらたんぽぽハウス食事提供
《2名》
 金曜日はラーメンデーということで、ラーメンと冷汁定食提供の支援をする。お客さんも多く、たくさんの種類のメニューを用意した。本日(金曜日)は昼・夜ともに弁当は無かった。
【引継ぎ・特記事項】◇相談支援事業IZUMI懇談
・相談支援事業所責任者より、当方の支援に対する状況と思いを伺った。それを踏まえて意見交換し、相談支援事業所 IZUMIへの支援はひとまず今週で終了することとした。今後は必要があれば申し出を受けて支援することを伝えた。
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