JDF熊本・活動日誌 2016年6月29日(水)
スタッフマネージャー:2名
メンバー名:事務スタッフ1名、支援スタッフ:12名 合計人数 15名
主な活動地域:熊本市、宇城市
活動・巡回した場所:避難所(18ヶ所)、福祉事業所(3ヶ所)、熊本県庁
・7:30〜たんぽぽハウス日中支援スタッフ出発
・8:30〜たんぽぽハウス食事提供支援スタッフ出発
・9:00〜避難所調査に出発。
・12:30 熊本県くらし支援室にあいさつ
・14:00 益城町の事業所 アントニオを訪問
・15:30〜順次、調査から戻ってまとめ記入
・17:45〜避難所訪問調査チームでミーティング
・18:45〜にしはらたんぽぽハウス日中活動支援チーム、まとめ記入と報告
・19:30〜にしはらたんぽぽハウス食事提供支援チーム、まとめ記入と報告
主な活動・避難所訪問調査 |
チーム | 訪問 |
対話 | 訪問のトピックス |
1 | 【宇城市】 2名 |
2カ所 | 2件 |
・前クールからの引継ぎで要支援者のいる宇城市の避難所へ訪問。
義援金・支援金等で、仮設入居に伴って必要な経費はまかなえる。
しかし、仮設を主治医と同行で視察に行ったところ、段差があり改装の必要性あり。
入浴も現在2回/週だが、移動支援が必要。7月中旬仮設入居の際に必要な車イスは探す事になった。
併せて、ケアマネが明日センターに連絡をくれる予定。障害福祉サービスや介護保険を使って、仮設の家屋改修や車イス調達ができないか相談する。
・助成金申請の希望のあった宇城市の事業所は、大家さんや自己資金で資金調達可能となり、支援は要らなくなった。 |
2 | 【熊本市東区】 2名 |
6カ所 | 6件 |
・ある避難所では車中泊をしている2組がいた。一組は、夫がパニック障害で妻がだんだん表情が固くなってきている。
もう一組は母娘、娘に障害があると思われるが、館長が何度誘っても避難所内には入れないでいる。
館長によると避難所の中には不登校の子どもが一人いる。
・ある小学校は夜10名いるが、生活困窮の方が多いようだった。 |
3 | 【熊本市中央区】 2名 |
4カ所 | 6件 |
・50〜60代の夫婦:家が半壊で、妻がショックで玄関まで入れない。疲れきった様子。精神的に苦しい様子だった。 |
☆ | 【熊本市南区】 2名 |
6カ所 | 5件 |
・260名の避難所では、看護師さんが積極的に話してくれた。
精神障害、発育の遅れのある児童、難病、色々な方を紹介してもらえた。
看護師さんがうまく踏み込めない方のところに我々が踏み込むことができたようだ。 |
| 合計 | 18カ所 | 19件 | |
〇避難所は閉鎖になりつつある時期、障害者、高齢者など災害弱者が多く残っている事が読み取れる。
〇明日はもう少し踏み込めると良いが、何度も聴かれて嫌な思いをしている方もいるだろう。
「調べに来ました」というより「何かお手伝いできる事はありませんか」と言ったほうが、こちらも避難されている方にとっても良いのではないか。
<西原村・にしはらたんぽぽハウス利用者支援・食事提供支援>
・7:30に利用者支援2名出発。
製品の食品づくりの作業支援。避難所をみてきたが、仕切りが無くフローリングに畳を敷いている。
・8:30に食事提供支援2名出発。
きょうされん長崎支部の4名とともに昼食・夕食の調理。食材を無駄にしないよう、調理の工夫を心がけた。
支援員は休憩場所がなく、疲労困憊した。
<事務局>
・本日より、益城町生活総合相談窓口からの、困難事例等対応の引き継ぎが始まった(センター事務局)→0件
・12:30に熊本県すまい対策室の篠田室長、応急仮設住宅担当の猿渡氏と面談。
仮設住宅の困り事アンケート雛形をJDFから提示したが、今は入居の準備で精一杯とのこと。9月に地域支え合いセンター(仮称)が各市町村に設置されていくが、それまでの困り事相談は、目途が立っていない状況。JDFで担っていくことの提案をした。
・14:00 益城町の相談支援事業所アントニオ(精神科病院の相談支援事業所)訪問
震災前から3名で300ケースを抱えていたため、震災後にケースがNSKから割り振られては来ていない。
仮設住宅への引越しが始まり、中長期のニーズも想定されるが対応は不明。
仮設入居者のメンタルケアは益城病院が対応することになっている。
県PSW協会からアントニオに応援が入っており、人的体制は今のところ何とかなっているとのこと。
・15:00 にしはらたんぽぽハウス訪問。AARおよびゆめ風基金からの補助金が確定とのことで訪問し、その旨を確認した。
■引継ぎ・特記事項
Bその他
益城町生活総合相談窓口からの、困難事例等対応について窓口からの引き継ぎに伴って、
JDF熊本支援センターの2台の携帯電話の用途を以下のようにしていく。
080-9421-3576 相談用(益城町生活総合相談窓口からの電話受付)
080-9427-3574 一般用
■明日の予定
・7:30〜たんぽぽハウス日中支援スタッフ出発
・8:30〜たんぽぽハウス食事提供支援スタッフ出発
・9:00〜避難所調査に出発。
・〜順次、調査から戻ってまとめ記入
・19:00〜にしはらたんぽぽハウスから戻ってまとめ記入、
スタッフマネージャーと振り返り。
@避難所調査チーム
チーム 地区 人数
1 南区3カ所・嘉島市】 2名
2 【西区5ヶ所】 2名
3 【北区5ヶ所】 2名
☆ 【熊本市中央区・阿蘇市・合志市・大津にある南阿蘇市】 2名
Aにしはらたんぽぽハウス日中支援 2名
7:20集合
7:30出発
8:00〜18:00 利用者支援
19:00 センターに戻り、まとめ記入と振り返り。
Cにしはらたんぽぽハウス食事提供支援 2名
8:20集合
8:30出発
9:00〜18:00過ぎ たんぽぽハウスの夕食仕込みまで食事作り、
避難所食事提供等
19:00 センターに戻り、まとめ記入と振り返り。
<事務局>
・熊本市内の相談支援事業所や甲佐町のかけはしへの訪問について検討。
・宇城市の車イス等の必要なケースについて、ケアマネとのやりとり。
・引越し準備のWiFi契約。
○引越しに伴うNTT電話回線工事は、7月中旬頃になりそう。
7月1日に工事下見。7月4or5日に工事日程が決まる。
電話が開通するまではFAXは使用できない。
インターネットはWiFi契約の予定。
事務局記入欄
A連絡を待って対応
引越しに伴う電話の転送可否
(固定電話から携帯電話へ)
Bその他
寄付された冷蔵庫が故障のため、処分方法検討。