2011年8月31日(水)JDFみやぎ支援センター 活動報告書 No.153 [2011年08月31日(Wed)]
JDFみやぎ支援センター 活動報告書 No.1532011年8月31日(水) 記録者名:蝦名 麻美 確認責任者:鴨井 健二 ●支援員数と障害のある人の確認・対話数● 障害のある人の確認・対話数 集計日(毎週金曜日)、2011年8月25日、 支援員 本日 26、延べ人数 658、 障害のある人の確認・対話数 1482。 ●活動方針・計画● 【みやぎ支援センター】 今日の目標 今後の活動計画の策定・引き継ぎ資料の準備。 今週の目標 東部支援センターの活動を知ってもらう。 避難所から仮設住宅への移行をスムーズに。 【みやぎ北部支援センター】 今日の目標 キーパーソンとの関係を大切にしながら、継続支援の方々とのつながりを深めよう。 今週の目標 地域のニーズは日々変化します。主体性・流れを大切にしながら、個々のねがいや生活実態に即し、生活・活動の再建の立ち上がりを精一杯支援します。 最終日に、たくさんのつながりが作れるようにがんばりましょう。 ●活動報告● 【みやぎ支援センター】 第1グループ(清田・関灘) ・送迎支援 Kさをり ・活動支援 Kさをり 第2グループ(村上・鈴木) ・O町A丘GB仮設住宅訪問調査 Hさん ・Iバイパス仮設住宅訪問調査 Mさん ・女川町包括支援センター内でミーティング 第3グループ(松田・笹原) ・ニーズ調査 Yさんの母と面談 ・NS中学校避難所訪問 Iさん訪問(不在) ・石巻市社会福祉協議会訪問 ・チラシ配布 (I市民病院・I港病院・S病院・Iハローワーク他) 第4グループ(秋田谷・井戸) ・訪問調査 Oの郷 Aさん訪問ニーズ確認 Aさん訪問ニーズ確認 ・IC避難所訪問 Uさん訪問物品の確認 ・訪問調査 Oの郷 Oさん・KさんAさん訪問 ニーズ確認 【みやぎ北部支援センター】 第1グループ:移送支援・社会資源調査:遠藤、原田、旭 ・気仙沼視察 ・ワークショップHの視察。ボランティアを積極的に受け入れていきたいという話をおききする。気仙沼ボランティアセンターと連携しているとのことだが、職員の休日保障をしたいとお聞きしたため、JDFとしてお手伝いできることはないか、改めてお伺いすることにする。 ・Kさんより依頼のあった耐圧マットレスを難民を助ける会で手配していただき、商品が届いたため、支援センターKのAセンター長へ難民を助ける会の方と一緒にお届けし、Kさんのお母さまに手渡しする。 ・支援センターK職員より,視覚障害(全盲)の方が使用できるカセットレコーダーがあれば欲しいという依頼を受ける。 第2グループ:N福祉作業所:山田 ・大根収穫 ・旗のステンシル作業 ・キュウリの収穫 ・昨日まで仕事をしなかった利用者が今日は元気に作業されていた。 ・三陸新報の写真集を職員と一緒に観ながら、震災時の状況を話してくださる。 第3グループ:U地区:宇治山、高橋 ・石巻視察 ・Yさん 訪問 困っていることは特にない ・Kさん 訪問 夫婦で居られた。電話番号確認 ・Sさん 訪問 電話番号確認 ・Tさん 訪問するも不在 ・Mさん 電話番号確認 ○本日確認した件については、1日(木)に延期になったA保健師との打ち合わせ会議にて報告する。 第4グループ:支援センターU:加ヶ良 ・Nさん来所→仕事前に来所、時間まで話してから出勤される。 ・Sさん宅を訪問→定期訪問。アルコール依存症の方で、 震災直後はお酒が飲めなかったことが一番困ったと話される。 ・Sさん→Nサポートセンターにあるケアホームの入居手続き申請書を提出に行かれた。 ・Sさん宅訪問→定期訪問。知的障害、統合失調症の方で以前ケアホームに生活されていたが、現在ひとり暮らし。金銭管理の支援を受けられており、複数関係機関によるサポートを受けながら生活されている。 ・Oさん宅訪問→定期訪問。10年以上自宅にひきこもっている。母が末期がんで、母が亡くなった後が課題となっている。 ○今後、仮設住宅にお住まいの、重症心身障害で、胃ろうの方の施設入所への支援が予定されており、移行の際にはJDFへの依頼をするかもしれないとのこと。 第5グループ:Kの里:斉藤 (AM) Kの里常駐 ・Kの里職員1名 N作業所H所長来所 ・Oさん(男性)の母来所 (Oさんの就職の件について相談) ・M町保健福祉課 K保健師来所 挨拶・名刺交換行う。 ・Kの里M管理者とSさん親子の件、K会との福祉サービスの連携について打ち合わせ行う。 ・東京よりKの里のかごを祭りで販売するとのことで受け取りにこられる。 (PM) Kの里常駐 放課後支援 ・M管理者、K係長がともにK地区へ出かける ・JDF 松村局長・小林次長来所 ・14:30〜18:00 Eさん放課後支援 ○午前中来所されたN作業所H所長より、難民を助ける会の方に第4回南三陸福祉関係者懇談出席要請をJDFからお願いしたいとのこと。事務局長より連絡したところ、出席を快諾される。 ●事務局活動● 【みやぎ支援センター】 ・定例実務 ・活動計画の確認 ・木口ひょうご地域振興財団の支援金決定の通知(5か所の事業所) ・来客対応 【みやぎ北部支援センター】 ・N作業所H所長へごあいさつと今後のJDFの支援などについてのお話を伺う。 ・U地区打ち合わせ会議資料づくり。 ・継続支援事務所打ち合わせ会議資料づくり。 ・次クール体制作成。 ・第24クールオリエンテーション資料づくり。 ●電話における対応● 【みやぎ支援センター】 ・点字印刷のその後の状況についての問い合わせ。 ・Kさんより手すり取付の追加依頼。 【みやぎ北部支援センター】 ●今後の課題● 【みやぎ支援センター】 ・ニーズ把握を進める活動スタイルの確立。 【みやぎ北部支援センター】 震災からまもなく半年が経ち、被災者のみなさんや関係機関の方々が少しずつ震災前の日常を取り戻そうと力強く動かれています。今までは「してもらう」ばかりだったのが、「自分たちでゆっくりでもやっていきたい」という気持ちへと変化してきていることを感じます。一方で、「してもらう」ことに慣れてしまっている状況もあり、改めてこの地域が持っていた地域力を震災前より強い結びつきに創り上げていくことで、復興への力にしていきたいという強い願いを感じます。 こうした願いを受けて、JDFは行政や関係機関と連携しながらご本人にとってのよりよい支援活動にあたっていくことが求められています。 |