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JDF熊本・活動日誌 2016年7月28日(木) [2016年07月28日(Thu)]

JDF熊本・活動日誌 2016年7月28日(木)

スタッフマネージャー:2名
事務スタッフ:1名、支援スタッフ:10名、合計人数 13名

主な活動地域:ワークセンターやまびこ、にしはらたんぽぽハウス、 被災地障害者センターくまもと、就労支援センターくまもと

活動・巡回した場所:避難所(2ヶ所)、福祉事業所(4ヶ所)

 

7:30〜 朝の打ち合わせ
7:40〜 支援チーム随時、支援先へ出発。
9:20〜 KDFと県・市との懇談会(ヨネザワビル4階)
10:10〜 来訪者:衆議院議員1名、参議院議員1名、東京区議会議員2名。県理学療法士協会理事ほか。
14:30〜 南阿蘇村役場白水庁舎を訪問し懇談、仮設住宅の取り組み等について状況把握。
16:30〜 順次、帰着した支援者からの支援状況の報告と聴き取りを行う。
19:00〜 活動日誌作成
事務局:スタッフマネージャー打合せ、明日の活動準備、日報作成

 

行き先と支援スタッフ 取り組み内容
ワークセンターやまびこ
《2名》
●新聞のチラシ折の作業を行う。支援者がチラシを渡して利用者にチラシを入れてもらうという流れをつくり、集中して作業を行ってもらった。12時より身体障害者福祉センター等へパウンドケーキの販売に同行。利用者が主体となって受付などにあいさつを済ませ、販売の際は商品説明やあいさつなどしっかり声かけができていた。ほぼ毎日、各地で訪問販売をしている様子。
●タオルの袋詰めを行う。他の利用者と流れ作業で組んだ。
●14時より自治会の話し合いがあった。余暇活動やイベントへの出店の参加や誕生月のお祝いなどを職員が読み上げ確認をしていく。「がんばったカード」を渡すコーナーではトイレ掃除やトイレの消灯確認、お茶係りなどをした人が表彰される。
就労支援センターくまもと
《2名》
●午前中にドリンクの箱入れを利用者といっしょに行った。グループの構成を変更するなど、利用者が落ち着いて作業に取り組むための工夫がされていた。
●午前中は納品作業を行う。出発時に気になる利用者に一声かけることで、スムーズな納品に努めていた。その後、農業班が日中に取り組んでいる除草作業を行う。
被災地障害者センターくまもと
《3名》
●炎天下、益城町の住宅で重機による資材仕分けを行う。重機で木材を運び、その他の資材の仕分けを行った。依頼者は嬉しそうな表情をされていた。
●益城町の全壊と判定された自宅を売るために、周辺の片づけを依頼される。被災ゴミと一般ゴミの仕分けをして、被災ゴミは災害ゴミ置き場へ。一般ゴミはクリーンセンターへ廃棄する。今後家屋内は危険な状態のため、専門業者が家具等を外に出しセンターが処分することになる。
にしはらたんぽぽハウス
《3名》
●昼食のメニューは、厚揚げ煮、ハンバーグ、野菜、ポテトサラダ、ひじき煮、すまし汁、スイカで50食分をつくる。夕食はカレー等。
●利用者の作業現場を見学し、少し話をすることができた。

 

【引継ぎ・特記事項】
@KDFの熊本県、市との懇談に同行
*KDFの「障害者の震災後の対応に関する統一要望書」にもとづいて懇談した。
*熊本県より
・避難所に残る人のニーズを把握し対応するよう市町村を支援している。
・仮設住宅で不便等がある場合は、必要であれば改修、増築、改築を検討する。
*熊本市より
・全手帳所持者に被災地障害者センターくまもとのSOSチラシを郵送した。
・9,000人の訪問調査の結果等についてまとめている。結果はJDFにも報告する。

 

A南阿蘇村役場白水庁舎を訪問
*村の仮設団地は8(400戸)で、うち2団地に設置済み。残りの6団地は8月下旬完成。
*熊本県の依頼で仮設住宅の個別訪問調査を実施中。玄関の段差やスロープがないことによる不便についての訴えが多い。
*SOSチラシを渡し、役場でも配布をしてほしいと依頼する。また、仮設住宅の入居説明会の際に配布できるかどうか、検討を依頼した。

 

B益城町仮設住宅集会所にSOSチラシを置いていただく件について
*集会所に置くのはスペースがないので難しいが、掲示板に掲示できるとのこと。

 

C助成金の申請
マーシーリリーフの助成希望事業所は6か所で確定。

 

D訪問者
前参議院議員 松田公太氏、参議院議員 山口和之氏、東京都北区会議員 斉藤りえ氏、東京都渋谷区議会議員 田中たくみ氏、県理学療法士協会理事など8名が来訪。JDF熊本支援センターについて聞かれる。